Zooey's Diary

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「リストランテ濱崎」

2009年12月19日 | グルメ
ミシュラン一つ星、予約が中々取れないことで有名な青山の隠れ家、
「リストランテ濱崎」でクリスマス・ランチをしてきました。

南青山の裏道の、更に奥の路地にあります。
表参道駅からも外苑前からも、歩いて10分くらいか。
しかし、何の目印もない住宅街の奥なので、非常に分かりにくい。
更にお店自体も、何の看板も出ていないので、その前に立っても見落とす可能性あり。
私一人だったら、永遠に辿り着かなかったことと思います。

一般の家のような小さなエントランスを入ると
濱崎シェフがニコニコと出迎えてくれました。
この人は食事中にも丁寧に挨拶に来て下さり、非常に感じがよい。
何処かの国の五つ星ホテルのメインレストランの、無礼極まる接客とは大違いです。
店内は思ったよりも小さく、これといった個性的なインテリアもなく、
淡い色のむき出しの壁、ナチュラルな木の床に、白いリネンで覆われたテーブルが無造作に配置された空間は、殆ど質素な印象を受けます。
しかし、座り心地のいいチェコッティのイスや、トイレの贅沢な作りなどから、
実は細部まで注意が行き届いていることが分かります。

パルジャミーノ・レッジーノ
前菜八品の盛り合わせ 
雑穀風リゾット 
ズワイガ二とドライポルチー二のトマト風味パスタ
ウズラのグリル ハチミツとバルサミコ風味 
デザート盛り合わせ
小菓子 飲み物

アペリティフは、このお季節お薦めの、シャンパンにベリー三種を入れたもの。
飲めない私にも口当たりよく、ラズベリー、カシスなどが丸ごとグラスに入っていて、甘酸っぱくて美味しい。。
ここの前菜の盛り合わせは有名であるらしく。
私はこの中では、ヒラメのカルパッチョが一番美味しく感じました。
ズワイガ二のパスタ(写真)も有名らしいのですが
もうちょっとコッテリしていてもよかったのでは、という感想。
ウズラのグリルはなんと甘酸っぱい味付けで驚きました。
デザートは、ごく小さな、プリン、シュークリーム、デコポンのゼリー、
バニラジェラートの盛り合わせ。
どれも美味しいのですが、もうちょっと独創性があってもいいのでは…?

全体に優しい味付けで、イタリアンというよりは
濱崎シェフの独創料理という印象です。
何より私が驚いたのは、なんといってもその不便な場所。
こんな立地条件に関わらず、しかもランチは木・金・土曜しかやっていないと
いうのにこれだけ流行っているって…
やはりお料理の味と、濱崎シェフの人柄からなのでしょう。

「リストランテ濱崎」
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