最近、岐阜・滋賀・京都を巡る3日間のツアーに行ったという友人から、岐阜では鵜飼ミュージアムと鵜飼船に乗っただけだったという話を聞いて驚きました。
鵜飼舟乗り場の目と鼻の先に、岐阜の小京都と呼ばれる川原町があるのです。
この地図で言うと、長良川の真ん中の左下に鵜飼船乗り場があり、そこから左に続く街並が、川原町なのです。
川原町が始まるすぐの所に大きな旅館十八楼があり、その向いに我家の親戚玉井屋が。
そして友人は、川のすぐ向こう側の都ホテルに泊まり、時間的にも余裕があったというのに、川原町に寄らなかったとは。
例えて言うなら、原宿駅の竹下口を出て、竹下通りに行かなかったようなものです。
グリーン車を使うプレミアムツアーというので、余裕を持たせたプランだったのでしょうが、あまりにも残念で主催者に一言いいたくなります。
川原町には古くからの町屋が建ち並び、景観条例がとても厳しい。
写真の左上は、看板も入口もありませんが、裏に廻ると入口があるという、カフェを併設したベーカリーです。
その下は銀行のATM、右は鮎料理の店。
玉井屋が15年ほど前に建て替えた際にも、条件がそれは厳しかったそうです。
この古い街並が私は好きなのですが、いかんせん活かし切れていないような気もします。
イタリアン、豆腐懐石、鮎料理など飲食店もあるのですが、少々値段が高目で、若い人がふらりと立ち寄るという感じではない。
もう少しカフェなど増やせばと思うのですが、今のまま静かであって欲しい、川越のようにあまりにも観光化されたくないという気持ちも。
(玉井屋本舗)の前で
ウスノロ台風10号が、全国で猛威を振るっているようです。
被害が最小限でありますように。
鵜飼も経験ないんです。
川原町情緒があってステキですね。
あんまり観光化しちゃうのも…ね。
とは言え色んな人に良さを知ってもらいたい
気もしますよね。
鵜の殿さま内容は⤵
夏の盛り。暑さ凌ぎに腰元たちと舞に興じる大名は太郎冠者を呼び寄せると故郷の鵜飼の様子を語らせます。それを聞いた大名が自らも鵜飼ができるかと尋ねると容易いことだと太郎冠者。
しかし太郎冠者は日頃の憂さ晴らしに鵜飼をよく知らない大名に鵜の役を指南して…
大名を市川染五郎さん・太郎冠者を松本幸四郎さん
親子共演でした。
鵜の役の染五郎さん若いので紐(架空の)で引っ張られ引きずられたりこけたり…身体をはってました。流石親子息もぴったりで楽しい演目でした。
そのまま観光PRポスターに使えそうなお写真ですね!素敵です❤️
川原町良いですよね。
去年の夏、帰省した友人と川原町で食事してブラブラ歩き、岐阜ってよいところよね〜と話していました。日曜日でしたが観光客はほとんどいなくて静かでした。
岐阜市内では外国人観光客も見かけません。
岐阜市も中々、味がありますよ。
そのうち是非一度どうぞ。
人には来て欲しいが、あんまり観光地化されたくもないし…
微妙なところです。
「鵜の殿様」の解説ありがとうございます。
染五郎と幸四郎でしたか。
それは楽しかったことでしょうねえ!
川原町にはやはり着物が合いますよねえ。
わざわざ東京から岐阜まで来て鵜飼船に乗って
川原町に寄らないツアーって信じられないでしょう?
時間は余っていたそうなのに。
インバウンドがまだ少なくて、ホッとするようなガッカリするような💦
あの界隈のたたずまいを見ると掟のことも納得できます。
昨日書き忘れましたが、半帯もきれいに結べましたね。
さすが。
川原町には、電線も看板もないのです。
着物に比べれば浴衣は遥かに楽です。