Zooey's Diary

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秘密のメモ

2009年11月17日 | 社会
今朝のニュース番組で小耳に挟んだ話題。
米国で6歳の少女がガンで亡くなった後、家中のあちこちから
彼女が家族に宛てたメモが見つかったのだそうです。
それは数百通にも及び、今なお思わぬところから見つかることもあるのだそうです。
 
エレナ・デッセリッチという少女にガンが見つかったのは
6歳になる少し前。
両親は悩んだ末に病気のことは彼女に隠し、精一杯明るく楽しい時を過ごすように努めたが
結局彼女は9ヵ月後の2007年8月に短い命を閉じた。
最初のメモを見つけたのは、彼女が亡くなって数日後の事だったそうです。
タンスの中、食器棚、引き出し、カバン、衣服のポケット、家中の色々な所に
"I love you,mom dad"といったメモをエレナちゃんは残していたのだそうです。
2年経った今でも見つかることがあるのだとか…

どうもこういった話には弱い。
朝から涙腺がゆるんでしまった。
息子たちが幼い頃、その腕白ぶりに手を焼きながらも
あまりにもの無垢さに息を呑んだことが何度もありました。
腹を立てて邪険に扱っても、追い払っても、ひたむきにすがって来る。
子どもは天使だ!と何度思ったことか。
逆に言えば、そう思える瞬間があるからこそ、あの面倒でわずわらしい育児に耐えることが
できたのでしょうが。

ひるがえって、自分が例えば不慮の事故にあって万が一のことがあったら
何が見つかるのだろう?と思ってしまいます。
どうも私は書くという習慣がやめられなくて、
若い頃から色々なことを書き散らしている。
ブログを始めてから随分その量は減りましたが
それでも、時々の思いをチョコチョコと書かずにはいられない。
当然それは美しい言葉ばかりではなくて、不満であったり腹立ちであったり、
およそ人には知られたくない思いであることも多い。
書くことによって自分を宥め、発散しているようなところもあるのですが
あれを見つけた家族は驚くだろうなあ…

普段は、私の書いたものなどに家族はおよそ興味を示さないので
助かっているのですが(ブログでさえ誰も見てくれない)
死んだりしたらさすがに見るかもしれない。
なんとかしなくちゃ…

6-year-old girl’s notes to family
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