Zooey's Diary

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断たれたつながり

2023年05月06日 | 社会

昨日の読売新聞、「コロナの先へ」という特集記事。
21年度の小中学生の不登校は24万4940人、22年の小中高生の自殺は514人に上り、いずれも過去最高を更新したのですって。コロナ禍で距離を求められる生活が続き、人間関係が作りづらくなったことが要因に挙げられるのだと。それは高齢者も同じで、多くの自治会が高齢者のための活動規模を縮小し、外出制限で自宅に引きこもった人が多いのだそうです。


対面での接触が制限されたことで、付き合う人に対し、知識や経済力といった価値を求める傾向が強まったと、社会学の石田光規教授は指摘。その結果、社交性がある人はSNSやオンラインで次々と新たな仲間とつながっていった。一方、人付き合いが得意でない人は、学校や職場といった日常生活での「緩いつながり」が断たれて孤立した、と。


う~ん。
社会学的な分析はよく分かりませんが、コロナ禍において外出もままならなかった(これでも自粛していた)この3年半、私を救ってくれたのは、家族、近場の友人、SNSの友人、そして本や映画や英会話やダンスなどの趣味。
私はFBやmixiやブログといったSNSを長年続けていますが、くだらない冗談を交わしたり、本や映画の感想、あるいは日常生活についてリビングにいながらネットで語り合って、どれだけ救われたか分からない。
ありがたいなあと思います。



にしても、日本の小中高生の自殺者の多さよ。
15~34歳の若い世代で死因の第1位が自殺となっているのは、先進国(G7)では日本のみ、その死亡率も他の国に比べてうんと高いものなのだそうです。
これは悲しいなあ…


写真は3日の富士桜まつりで。猫もウサギもいました。


若い世代の「死因トップが自殺」はG7で日本だけ 

コメント (3)
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