Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

早速読んでみました「ユニクロの潜入取材」

2016年12月05日 | 社会
12月1日発売の『週刊文春』に「ユニクロ潜入一年」と題するユニクロ潜入取材記事が掲載され、
ネット上で話題となっているのだそうです。
その記事見たさに、人生初の文春買ったという声も。
そこまで面白いのならと早速、dマガジンで読んで見ました。
dマガジン、月々400円程で殆どの週刊誌をネットで読むことができ、中々便利です。

ジャーナリスト横田増生氏は、2011年に出版された「ユニクロ帝国の光と影」の著者。
ユニクロは名誉毀損で版元の文藝春秋を提訴したが、一審、二審、最高裁すべて文春勝利。
しかしその後、横田氏はユニクロに関する取材を拒否され、
更に柳井正社長の「悪口を言っているのは僕と会ったことがない人がほとんど。
うちの会社で働いてもらって、どういう企業なのかをぜひ体験してもらいたい」
という発言を受けて、アルバイトとして潜入取材をすることに決めたのだそうです。

この人の記者魂、半端じゃないですねえ。
法的に名前まで変えてアルバイトに応募、
千葉市内の大型店、豊洲の標準店、そしてこの10月から新宿のビックロで働いたのだそうです。
連載第一回の今週号では、そのバイトを始めたいきさつ、そして
毎年11月下旬に行われるユニクロ創業感謝祭の裏側の過酷な様子が、克明に書かれている。
レジに立てば、一人の客にかける時間は90秒が目安とされ、
開店から閉店までレジの列が途切れることは一瞬もないのですって。
「奴隷の仕事だよ!」「心が折れる」などの悲鳴が。

そして横田氏は
「以前と比べて改善されたとはいえ、ユニクロにおけるサービス残業はなくなっていない。
私は働いた3店舗すべてで、サービス残業が行われていることを確認している。
一度、退勤したことにして、働いている店長や社員、準社員がいるのだ。」
と言い切っている。

ユニクロ、個人的には好きな企業でした。
今ではもう、こちらのヒートテックなしの生活なんて考えられないし、
家の中ではフリースなども愛用しています。
安くて軽くて温かく、部屋着には十分。
海外に行けば、今ではNYでもパリでもロンドンでもユニクロの大型店を見かけるし、
店員のテキパキした接客態度を見て嬉しかったことも。
そのユニクロがブラック企業と噂されて久しい。
実態をどう暴いてくれるのか…今後の展開が楽しみです。


(三菱一号館美術館の中庭で)


ユニクロ潜入ルポに絶賛 「初めて文春買った」の声も
https://r25.jp/business/00054221/
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする