Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

目に涙をためながら笑いかけてくれた

2011年04月04日 | 社会
昨日の日記で取り上げた平井憲夫氏の文章は、本人が書かれた訳ではなく、
平井氏の講演に反原発の人が誇張を加えたいんちきであると糾弾したサイトがあるのです。
”この文章を掲載している反原発の会ができたのは2000年、著者とされる平井は
1997年までに亡くなっているから、このウェブ文書を平井自身が執筆した可能性はない。”
に始まって、信用できないという理由を諸々と。
http://www.faireal.net/dat/d2/d20903.xml

ううう…
一体どっちを信じたらいいの?


閑話休題。
昨日の朝日の日曜版GLOVEで「海外救援隊と日本」という特集を
3ページに渡って組んでいました。



”東日本大震災では、海外から次々に支援の手が差し伸べられた。
20近い国から約1000人の救助隊が入った。生存者救出はならなかったが、
彼らが被災地に残したものはある。”
http://www.globe.asahi.com/feature/110403/index.html


記事のなかで胸に沁みた、各国隊員の言葉。

「入った家で遺体を見つけないとホッとするんだ。ここにいなければ、
どこかで生きているかもしれない。家族ならきっとそう思う。
マスコミは発見した遺体の数を成果のように言うけれど、見つからない日は
気持ちが安らぐよ」米国隊員

「日本の人達は丁寧で、一緒にいると温かかった。
立ち直ろうとする力強さに、感銘を受けた。」米国隊員

「被災地で出会った日本人は、何もかも失ったにかかわらず、
目に涙をためながら笑いかけてくれた。」スイス隊員

「争いもなく、秩序が保たれているのには驚き。トルコでは救援物資が届かない、
電気が復旧しないと人々が騒いで混乱状態のなった。」トルコ隊員

「災害地では治安が悪化することも多い。
ハイチでは銃撃事件まで起きた。
日本のように夜、宿営地から出歩いても何の問題もない場所は珍しい」英国隊員

「日本は中央政府も地方自治体もよく連携していて
こんな大災害の後でも市民が助け合い、とても穏やかだ。」中国隊員

以前、日記に取り上げたドイツ・チーム。
引き返したのは政府公認チームなのか、民間ボランティアなのか
確認できなかったのですが、この記事ではっきり分かりました。
”ドイツ連邦技術救援庁(THW)の救援隊は総勢41人救助犬3匹で来日したが、
原発事故による放射能汚染の影響を懸念し、現地に入らず引き返した”
のだそうです。

それでも千人もの人が駆けつけてくれたのか…
中でも一番多かったのは米国で、救援隊144人救助犬12匹。
しかも「史上最大のトモダチ作戦」に携わるのは3月末現在で米兵約2万人、
艦船19隻、航空機140機なのですと。
ただ感謝のみです。
コメント
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