KOMIのブログ

金井一薫の周辺に起こった出来事や、学会、FN看護研究所関連の記事を紹介します。そして私のつぶやきをお聞きください。

徳島文理大で公開セミナーが開かれました!

2017-01-29 14:59:57 | 日記
1月25日(水)

この日の17:00から、徳島文理大にて公開セミナーが開催されました。
金井一薫の徳島文理大・大学院就任に伴う公開講座です。
会場は2号館の地域連携センターにあるアカンサスホールです。
写真左の建物が2号館で、その後ろに映っているのは看護学科が入っている3号館です。





講演テーマは、『看護覚え書』を読むーそこからみえる看護の真髄ーでした。
院生はもちろんのこと、学部学生や、近隣の病院や事業所に所属する看護師さんたち、または看護学校の先生たちが、大勢参集してくださいました。
2時間、たっぷりとお話しできました。
徳島の皆さま、これを機会に、どうぞよろしくお付き合いくださいませ。

翌日の帰路の飛行機からは、富士山がくっきりときれいに見えました。
こういう景色に会うと、なにか得した気持ちになりますね。


日本社会事業大学で「コミュニティ・ナーシング」の科目を担当

2017-01-20 16:01:54 | 日記
1月20日(金)

今日は大寒、1年中で最も寒い日とされています。
文字通り、全国各地では厳しい冷え込みと嵐模様が見られています。

でも、梅の木々はすでにかわいらしい蕾をつけています。これは先日、梅園公園を歩いた時に写しました。まもなく「梅の季節」がやってきます。



さて、日本社会事業大学における今年度の授業科目「地域看護(コミュニティ・ナーシング)」が終了しました。
全学3年生の選択必修科目のひとつですが、社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士、保育士などの資格を取得したい学生たちが選択します。
地域看護の科目においては、福祉系大学ではほとんど触れない「医療」「医学」「看護」などの内容が盛り込まれます。

本科目においては、在宅看護を中心とした「地域包括ケア」について、医療・看護を主体にした内容を語っています。
まずは、福祉系の学生たちに、「看護とは何か」を説き、看護は病院や施設だけのものではないということを理解してもらいます。
そして、「いのちのしくみ」や「病気の見方」を教授します。
学生たちの反応は、一様に「このような視点で人間をとらえたことがなかった。」「福祉系の科目には全くない内容で面白かった。」「もっと深く勉強したい。」というものでした。福祉と医療が連携する際には、こうした医療・看護の視点を共有することが求められると思います。

また、この科目の展開には、「訪問看護ステーション」の所長さんや、「公衆衛生看護」のエキスパートさん、さらに「医療・介護連携支援センター」の職員の方々にも授業をお願いし、実際の現場で、今、何が行なわれているのかを知ってもらいます。学生たちは、コミュニティでどんなケアが、何を目指して具体的に展開されているのかを知ることによって、自分たちが目指す福祉事業とのかかわり合いを学んでいきます。
先日、NHKで放映された「コミュニティナース」(サキどり)をビデオで見せたところ、「これはコミュニティソーシャルワーカーがする仕事ではないか?」「看護がここまで地域に出て仕事をするとは考えてもいなかった。」「これからは共通性を共有しつつ、それぞれの特性を活かした仕事の仕方を考えていかなければならない。」などの感想が寄せられました。
このような授業を通して、福祉と医療と看護の真の連携が可能になるのだと思います。
今年の授業、楽しかったですよ!!

駿河台にてKOMIケアセミナー最終回が終了!

2017-01-16 14:20:07 | 日記
1月14日(土)~15日(日)

今年度最後のKOMIケアセミナー・基礎理論編が終了しました!
最後のセミナーは、これまで使ったことのない会場(中央大学駿河台記念館)で行われました。
御茶ノ水駅から、徒歩5分ほどのところにあり、周囲はとても落ち着いた環境でした。



すぐ近くに正教会の大聖堂「ニコライ堂」がそびえています。お昼休みにブラッと歩いてみました。
歴史的な建物で、国の重要文化財に指定されており、御茶ノ水の地の名物館となっています。
全国的に寒波が押し寄せ、雪に見舞われている地方がある中で、東京は良く晴れた2日間となりました。
北海道、富山など、遠方からの参加もありましたが、皆さま、ご無事に来られて、ご無事に帰宅の途につかれました。ホッといたしました。



今年度は、6日間コースの基礎理論編を、大阪と東京で組みましたが、やはり、6日間すべてを受講していただけると有難いですね。
6日間で、一貫した理論の学びができるようになっているからです。
受講するには、それなりにコストがかかりますが、私はそれに見合うだけの内容があると自負しております。一生の宝を自分の内に積むことになりますので、参加された方は、この学びをこれからのご自分の実践の中で、花開かせていかれることでしょう。

私も、さらに精進して次のセミナーに備えたいと思います。
ご参加いただきました皆様、有難うございました!
このご縁を大切に、互いに実のある、本物のケアのかたちを追求していきましょう……。

謹賀新年・2017年

2017-01-03 10:51:17 | 日記
明けましておめでとうございます。
新しい年の初めに、ご挨拶申し上げます。
今年の関東のお正月は、三が日とも良く晴れ渡り、清々しい新年の幕開けとなりました。

今年は富士山を仰ぎに「山中湖」までドライブしました。
真っ青な空にそびえる大きな富士山に出逢えました。


その左手には「南アルプス」もくっきりと姿を現していました。北岳も見えます。


昼食後には太陽が山の真上にきて、逆光となりましたが、面白い写真が撮れました。


さすがに富士山が間近に大きく見えます。
この1年が平和で、豊かな年になりますように……!

富士を見ながら、平成29年のナイチンゲールKOMIケア学会の活動方針を考えていました。
昨年を乗り越えるような、豊かな企画を表出できたらと思います。
理事の方々と議論しながら進めていきますので、どうぞ今年もご支援くださいませ。