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1月15日(金)
東京における「ナイチンゲールKOMIケアセミナー」第2回目が終了しました。
カリキュラムは、今年度は3回クール(東京→大阪→東京)とも同様ですが、今回、ナイチンゲールKOMIケア理論の構造を改めて提示しましたので、皆さまにもお伝えします。
スライドに示しましたように、ナイチンゲールKOMIケア理論は、1.目的論、2.対象論、3.方法論という構造をもっていますが、今まで「からだのしくみ」や「疾病論」をどの部分に含ませるかで悩んできました。「疾病論」を独立させた形にして、4番目に挿入することも考えたのですが、それでは内容的に説明が難しくなりますので、今回、このように「からだのしくみ」と「疾病論」は、3つの要素のすべてに関係するという図式で示すことにしました。
ナイチンゲールが提示した「病気とは何か」というテーマが理解できてはじめて、「看護とは何か」「介護とは何か」がわかりますし、「からだのしくみ」をケアの視点で見ていくことによって、人間のいのちのかたちや、生命の法則が見えてきて、対象をどうとらえればケアに活かせるかという視点が定まってきます。
また、疾病論が導き出す生活の処方箋にそって実践が展開されていきますので、方法論と疾病論も緊密につながりあっています。
いかがですか?
今後はこの図式にそってナイチンゲールKOMIケア理論の全体像を描いてみてください。
28年度のセミナーは、すべてこの図式にしたがって、カリキュラムを組み直していきますので、リニューアルしますKOMIケア理論に再度接してみてください!!