KOMIのブログ

金井一薫の周辺に起こった出来事や、学会、FN看護研究所関連の記事を紹介します。そして私のつぶやきをお聞きください。

ナイチンゲールKOMIケア理論の構造

2016-01-18 16:32:12 | 日記


1月15日(金)

東京における「ナイチンゲールKOMIケアセミナー」第2回目が終了しました。
カリキュラムは、今年度は3回クール(東京→大阪→東京)とも同様ですが、今回、ナイチンゲールKOMIケア理論の構造を改めて提示しましたので、皆さまにもお伝えします。

スライドに示しましたように、ナイチンゲールKOMIケア理論は、1.目的論、2.対象論、3.方法論という構造をもっていますが、今まで「からだのしくみ」や「疾病論」をどの部分に含ませるかで悩んできました。「疾病論」を独立させた形にして、4番目に挿入することも考えたのですが、それでは内容的に説明が難しくなりますので、今回、このように「からだのしくみ」と「疾病論」は、3つの要素のすべてに関係するという図式で示すことにしました。
ナイチンゲールが提示した「病気とは何か」というテーマが理解できてはじめて、「看護とは何か」「介護とは何か」がわかりますし、「からだのしくみ」をケアの視点で見ていくことによって、人間のいのちのかたちや、生命の法則が見えてきて、対象をどうとらえればケアに活かせるかという視点が定まってきます。
また、疾病論が導き出す生活の処方箋にそって実践が展開されていきますので、方法論と疾病論も緊密につながりあっています。

いかがですか?
今後はこの図式にそってナイチンゲールKOMIケア理論の全体像を描いてみてください。

28年度のセミナーは、すべてこの図式にしたがって、カリキュラムを組み直していきますので、リニューアルしますKOMIケア理論に再度接してみてください!!

明けましておめでとうございます

2016-01-03 10:38:42 | 日記




1月3日(日)

明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

関東地方は、毎日素晴らしい青空で、富士山も青い空にくっきりと浮かんでいます。
気持ちの良い年明けです。

今、毎年恒例の箱根駅伝、復路の応援をしています。
今年も青山学院大学の走りは素晴らしいですね。
チームでの走り、個人の能力の開発、目標の実現、箱根駅伝を見ていると日本人の気質が良く見えてきて、元気と感動をもらえます。
若いエネルギーの発露の姿、毎年見応えがあります。

さて、今年はナイチンゲールKOMIケア学会・学術集会は通算20回目を迎えます。
時代は急性期ケアから在宅・地域ケアに移りつつあり、また多彩な問題を抱える人々へのケアが問われる時代となりました。

まさにKOMIケアの時代です!
様々な臨床で、第一級のケアが提供できるよう、力いっぱい応援します。