KOMIのブログ

金井一薫の周辺に起こった出来事や、学会、FN看護研究所関連の記事を紹介します。そして私のつぶやきをお聞きください。

小南ゼミが無事終了

2009-02-10 22:51:13 | インポート

Photo_5Photo_4 2月10日(火)

10月から始まった「小南ゼミ」-「看護覚え書を読む」が、本日5ヶ月目を迎え、無事に終了しました。

今年の参加者は10名と少なく、そのお陰で、濃厚な講義が展開できたようです。毎年参加している受講生もおられましたが、毎回、自分の考えを確認する機会となるので、参加する価値があると語ってくれました。

私は初参加でしたが、味わい深い講義展開で、覚え書の真髄が構造的に理解でき、あらためて、深いところで納得ができました。

特に本日の講義のまとめによって、ナイチンゲール思想の中心に「患者論」があるということを確認しました。そして目下看護介護界では、“患者と看護師は対等である”とか、”人間の尊厳を守るケアが大事である”という発想を機軸に教えていますが、そうした視点は、実は抽象的すぎてわかりにくく、どちらかというと低レベルの視点であり、ナイチンゲールの患者論にそった本来の看護介護を実現すれば、人間を大事にするという発想はすべて包含されるものであると感じ入りました。

皆様、あらためて”第一級のKOMIケア”の実現を目指すべく、力を投入しましょう!

21年度も「小南ゼミ」が開催されるよう、そして一人でも多くの方々に参加していただけるよう、本部としても検討したいと思います。


2月のカレンダーの花

2009-02-02 20:58:47 | インポート

Photo_4 Photo_5 2月のカレンダーの花

今月の花は「山茶花(さざんか)」です。

目下、東京有明医療大学準備室がある渋谷まで通っていますが、通勤路に山茶花の小道があります。それは有名なホテル、セルリアンタワーホテル東急が持つ「散策路」として作られた、とてもおしゃれで素敵な小道です。

毎朝夕の往復の数分間ですが、この小道を愉しんでいます。山茶花の花は、ほぼ咲き終わってしまったのですが、これは最盛期に撮ったものです。ちょっとした変化が、生活の主軸になるってこと、あるんですね。

私はといえば、風邪にとりつかれ、咳と鼻水と微熱に悩まされていますが、「風邪を活かして」体調を整える・・・というのが、KOMI理論の真髄ですから、インフルエンザではないという診断に安心して、本日は療養中です。といっても静かに横になっているだけですが・・・。体内の自然治癒力の発動を感じつつ、忙しかった日々を反省しています。

皆様もどうぞお身お大切に!!