KOMIのブログ

金井一薫の周辺に起こった出来事や、学会、FN看護研究所関連の記事を紹介します。そして私のつぶやきをお聞きください。

静岡県看護管理者会主催の研修会が開かれました!

2019-02-27 10:00:22 | 日記
2月22日(金)

暖かな日差しの中、静岡県看護管理者会主催の研修会が、コンベンションアーツセンター(グランシップ)で開催されました。
東海道線の東静岡駅の目の前にあり、素晴らしい建物でした。


テーマは「『看護覚え書』ーそこから見える看護の課題ー」です。
三島中央病院看護部長の菊池真貴子さんが役員でいらして、菊池さんを通してご依頼をいただきました。菊池さんもKOMIケアの会員で、ずっとナイチンゲール看護論とKOMIケア理論を実践の現場で育ててくださっています。
当日は看護管理者の方々はもちろんのこと、若いスタッフも大勢参加してくださいました。日本の看護界、まだまだ本質を求めてくださる方がこんなにいるんですね。


当日お寄せいただいた感想の一部です。

「大変良いお話が聴けて良かった」
「心が洗われた」
「看護管理者が経営のことばかり考えなくてはならない時代なので、久しぶりに看護のお話で良かった」

ナイチンゲールの看護管理観と看護の本質を、末永く大事にしてください。そしてほんものの看護の姿を実現してください!




奈良東大寺療育病院の講演会

2019-02-23 10:36:30 | 日記
2月19日(火)

東大寺が所有する療育病院に行って参りました。キリスト教教会が所有する療育病院(重心施設)は、これまで国内外で広く見てきましたが、仏教、それも東大寺が運営してきた福祉施設である療育病院があることは知りませんでした。日本の医療・看護の原点を見た思いです。看護の歴史教科書には記載がなかったですね。
看護部長さんの交替があり、市村部長さんからのご依頼に応えて講義しました。
皆さま、初めてKOMIケア理論に触れたようで、ナイチンゲール思想ともども深く心に届いたようでした。これから本格的にKOMIケア理論を採用したケアが展開されようとしています。重心施設とナイチンゲールKOMIケア理論は、長い長いお付き合いの歴史がありますから、先輩施設の素晴らしいケアに倣って、第一級のケアを提供していただきたいと思います。

夕食会の席で、関係者の方々と楽しい語らいの時間を持ちました。


翌日は、めったにないフリーの1日。
宿の近くにある「奈良公園」を散歩しました。梅の花が開き始め、そこに鹿の群れが草を食んでいます。まさに奈良の風景がそこにありました。


公園を通って、まずは「東大寺」に・・・。
東大寺は、8世紀の聖武天皇によって建立されました。これまでに内乱によって2回焼失したようです。大仏殿として歴史に刻まれている建物です。


その日は外国からのお客様も、修学旅行生たちの数も少なく、静かにたたずむ大仏様にお会いしました。
高さ15メートル、頭部だけでも5.33メートルもある巨大な仏像です。人々の安寧と厄災のない世界を願って創建されました。


東大寺から近い「興福寺」を訪ねました。道路沿いに「5重の塔」がたたずんでいます。

興福寺国宝館が完成しており、ここに入館して、ゆっくりと国宝の仏様たちにお会いしました。豊かな、静かなひと時でした。