5月12日は、ナイチンゲールの誕生日です。この日を記念して、日本国中、そして世界中でナイチンゲールの生誕を祝い、この日を「看護の日」と定めて、様々なイベントを催しています。
東京有明医療大学・看護学部では、本日の午後、学生主催による「看護の日」の催しが行なわれました。
2年生が最上級生の有明大ですが、彼女たちが1年生のときに体験した様々な学校行事や授業から、グループに分かれて発表が行なわれました。
絵が上手な学生がいて、彼女はナイチンゲールの横顔を画いてくれました。このポスターは学内のあちらこちらに貼られ、行事の存在を知らせるのに大いに役立ちました。
はじめに、世界看護師協会(ICN)の理事をなさっている学科長の金井Pak先生が、5月7日からジュネーブで開かれたICNの理事会の様子を語ってくれました。正にホットニュースです。皆、真剣に聴いていました。
その後は、8グループ分かれて、テーマ別の2年生からの報告がありました。2年生から1年生に伝えたいこと、ナイチンゲールについての学習内容、導入基礎実習の学び、全学融合科目の内容、学祭の内容などが語られ、学生たちの声が大教室に響きました。
1年生からも「具体的な話は大いに参考になった」という感想が聞かれました。こういう交流って、いいですね。
教師では伝え切れないことが、こうして上級生から下級生に伝えられる・・・、この感化力はとても大事です。
最後に私から「ナイチンゲールからのメッセージ」と題して、今の時期だからこそ伝えたい学生へのメッセージを、ナイチンゲールの言葉に託して投げかけました。学生1人ひとりの持つ力を、学生生活の中で充分に活かして成長して欲しいと、心から願っています。
6月からは、一人ひとりの学生と、学部長面接をしていきたいと計画しています。
去年も楽しかったけど、今年も一人ひとりの学生の顔を見て語ることができる日を、とても楽しみにしています。
緊張しないで学部長室に入ってきてほしいな!!