KOMIのブログ

金井一薫の周辺に起こった出来事や、学会、FN看護研究所関連の記事を紹介します。そして私のつぶやきをお聞きください。

有明大の看護の日

2010-05-22 23:45:03 | インポート

Photo 5月22日(土)

5月12日は、ナイチンゲールの誕生日です。この日を記念して、日本国中、そして世界中でナイチンゲールの生誕を祝い、この日を「看護の日」と定めて、様々なイベントを催しています。

東京有明医療大学・看護学部では、本日の午後、学生主催による「看護の日」の催しが行なわれました。

2年生が最上級生の有明大ですが、彼女たちが1年生のときに体験した様々な学校行事や授業から、グループに分かれて発表が行なわれました。

絵が上手な学生がいて、彼女はナイチンゲールの横顔を画いてくれました。このポスターは学内のあちらこちらに貼られ、行事の存在を知らせるのに大いに役立ちました。

はじめに、世界看護師協会(ICN)の理事をなさっている学科長の金井Pak先生が、5月7日からジュネーブで開かれたICNの理事会の様子を語ってくれました。正にホットニュースです。皆、真剣に聴いていました。

その後は、8グループ分かれて、テーマ別の2年生からの報告がありました。2年生から1年生に伝えたいこと、ナイチンゲールについての学習内容、導入基礎実習の学び、全学融合科目の内容、学祭の内容などが語られ、学生たちの声が大教室に響きました。

1年生からも「具体的な話は大いに参考になった」という感想が聞かれました。こういう交流って、いいですね。

教師では伝え切れないことが、こうして上級生から下級生に伝えられる・・・、この感化力はとても大事です。

最後に私から「ナイチンゲールからのメッセージ」と題して、今の時期だからこそ伝えたい学生へのメッセージを、ナイチンゲールの言葉に託して投げかけました。学生1人ひとりの持つ力を、学生生活の中で充分に活かして成長して欲しいと、心から願っています。

6月からは、一人ひとりの学生と、学部長面接をしていきたいと計画しています。

去年も楽しかったけど、今年も一人ひとりの学生の顔を見て語ることができる日を、とても楽しみにしています。

緊張しないで学部長室に入ってきてほしいな!!


NPO法人化を承認

2010-05-09 18:01:27 | インポート

Npo Npo_2                       5月8日(土)

KOMI理論研究会の総会が開かれました。500名以上の参加をもって、総会開催の運びとなり、議事の進行のなかで、ついに「ナイチンゲールKOMIケア学会」という新しい名称を持つNPO法人が誕生しました。ロゴマークも披露され、ほぼ全員の挙手で採択されました。

その後、10名の理事と2名の監事が選出され、満場一致で承認されました。

KOMI理論研究会は、足かけ15年という長い歳月をかけて、ナイチンゲール思想を継承する活動を展開してきましたが、本日をもって、新たな活動を始めることになります。といっても、内容はこれまでと大きく変わることはありません。しかし法人格がとれれば、社会に向けて責任ある団体としてアピールすることができますし、ナイチンゲールという名前を付けた団体として、より鮮明にナイチンゲール思想とKOMIの実践を明らかにし、活動を深めていかなければなりません。

ナイチンゲール没後100年という記念すべき年に、ナイチンゲールKOMIケア学会を設立できたことに、大きな喜びを感じ、ここまでの歩みを支えてくださった多くの方々に感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。

誠に有難うございました!