KOMIのブログ

金井一薫の周辺に起こった出来事や、学会、FN看護研究所関連の記事を紹介します。そして私のつぶやきをお聞きください。

ドイツの看護教育視察

2012-03-23 15:08:36 | インポート

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3月23日(金)

3月13日~22日まで、科研費(挑戦的萌芽研究)の調査で、ドイツの看護教育の現状を視察してきました。

全部で11か所を訪問し、看護学校、看護大学、高齢者看護連盟、看護協会、文科省、社会労働省、訪問看護ステーション・・・と、看護実践と看護教育に関連する施設のほとんどを訪ねました。革新的なノルトラインベストファーレン州と、保守的なバイエルン州の2州を廻りましたが、ドイツは連邦国家で、州によって法律が異なり、看護教育に対する法律や施行状況が異なります。どこを訪ねたかを明記しなければ、アメリカもそうですが1か所の事実ですべてを語ることはできません。

写真の左は、ノルトラインベストファーレン州にあるケルン大聖堂です。荘厳な内部の装飾に圧倒されます。右の写真はバイエルン州・ミュンヘンの市庁舎です。ちょうど17時に塔の中の等身大のからくり人形が廻るのを見ました。土曜日とあってたいへんな人ごみでした。

ドイツの看護と介護に関する報告は、過去にも何回かなされていますが、ドイツの看護師には3種類あって、病院看護師・高齢者看護師・病児看護師たちはそれぞれ異なる看護学校で資格をとります。日本の介護福祉士のモデルとされた高齢者看護師は、今や完全に看護師の資格に昇格しています。

少子高齢化の波は、日本と同様に押し寄せており、そのための在宅医療・看護の体制が整えられつつあります。

詳しい報告と日本の看護・介護界への提言は、今年の第3回ナイチンゲールKOMIケア学会で行いますので、楽しみにしていてください。


千葉療護センターにKOMIの花が・・・!

2012-03-06 23:51:20 | インポート

PhotoPhoto_22月28日(火)

千葉療護センター看護部では、長年の夢が叶って、24年度から記録システムが一新します。

KOMIの記録が導入されることが決定し、それに向けての理論学習が開始されました。この3月で定年を迎えられる小嶋さんの長年の想いが実った1日となりました。

次期看護部長には、若手の岸部さんが就任することが決定しており、KOMIの想いと理念が受け継がれていくことになっています。講演会の後の夕食会では、和気藹々とした雰囲気の中で管理者やKOMIリーダーたちの声を聞くことができました。

頑張ってほしいです。心からの声援を送ります。