KOMIのブログ

金井一薫の周辺に起こった出来事や、学会、FN看護研究所関連の記事を紹介します。そして私のつぶやきをお聞きください。

東京医科大学看護専門学校において特別講演

2011-10-26 13:31:06 | インポート

Photo Photo_2 10月14日(金)

すでに2週間が過ぎてしまいましたが、この日、新宿の真ん中に位置する「東京医科大学病院」の臨床講堂において、専門学校の学生さん(3学年:253名)に向けて、特別講演会が開かれました。

テーマは「実像としてのナイチンゲールと、ナイチンゲール看護論の真髄」です。

学生さんたちは皆、黒系のスーツに身を包んで、静かに、熱心に私の話に耳を傾けてくれました。ナイチンゲールの足跡を訪ねた時のスライドは、かなり興味を惹いたようでした。

東京医科大学専門学校の基礎看護学の先生は、『看護覚え書』をきちんと伝えてくださっており、とても話が進めやすかったと思います。

大卒の学生の比率が高いと伺いました。目的をもって入学し、目的達成のために学習に励むというスタイルは、とても共感が持てます。いいナースに育ってほしいと祈ります。

終了後の先生たちとの会話も楽しく、エネルギーをいただいた1日でした!


第4回・KOMIケアセミナー開催

2011-10-02 17:00:38 | インポート

Photo Photo_2 10月1日(土)

東京有明医療大学において、23年度の第4回KOMIケアセミナーが行われました。

今回のテーマは「KOMIチャートシステム・有明」版の詳細な説明と活用法についてです。さらに有明大の川上嘉明先生による「自然の看取りを創る」と内容の講義がありました。

加えて「KOMI記録システム最前線」というテーマで、パスカリアさんが開発しているWEB版のKOMIチャートシステムの一部が披露されました。

今回は、韓国から5名の参加者がありました。韓国でも10年前からKOMIチャートシステムを活用している施設がありますし、“KOMIケア理論”とシステムをきちんと教えている2名の仲間がいます。このたび韓国においてもKOMIチャートシステムが、WEB上で活用できるようにと、システムを開発してくださった若いエンジニアがおり、この方も来日されて新しいバージョンを学んで帰られました。

大学の大講義室での同時通訳付きの学習では、学習環境として適切ではないので、大講義室と普通教室をインターネットでつないで、5名の韓国の方々が自由にディスカッションできる環境を用意しました。こういうことができるのも、大学という環境のお蔭ですね。

大きな成果があった1日でした。

有明バージョンは、KOMIレーダーチャートとKOMIチャートが新しくなり、チャート作成に本質を見失うことなく時間短縮ができますので、是非使ってみて欲しいと思います。これまで10年使ってくださっているメンバーの感想は、「すごくすっきりした」「KOMIらしさを表現している」というものでした。私もこれを聞いて安心です。

“KOMIケア理論”を土台として、この実践理論が現場で活用されていくのを見ることは、本当に嬉しいものです。

日本でも、また韓国においても、これからもっともっと現場を活性化させるべく、新たなシステムを使って頑張っていきましょう!!