KOMIのブログ

金井一薫の周辺に起こった出来事や、学会、FN看護研究所関連の記事を紹介します。そして私のつぶやきをお聞きください。

第二回目の基礎理論編セミナーが終了しました!

2017-11-23 10:53:06 | 日記
11月18日(土)~19日(日)

11月のセミナーが終了しました。
今回はお天気に恵まれ、気持ちの良いセミナーになりました。

初日のプログラムは「対象の理解:人体の回復のメカニズム」です。そして2日目は「援助技術の根拠と病気のなりたちと病気を見つめるケアの視点」としました。
今回から、この2日間のプログラムを大幅に見直し、KOMIケア理論が大事にする「人体の回復のシステム=自然治癒力」が具体的に見えるように工夫しました。
そのため時間割も変更し、一連の内容が途切れないように編成しました。



会場は同じタイム24ビルですが、この回にはリピーターの受講者も多かったので、教室を変更しての開催となりました。
初回受講生には、以前のプログラムとの比較が難しいのでその点の感想はありませんでしたが、「映像を使っての講義はわかりやすい。」とか「日常の援助に活かせる。」などの声が多くありました。また、リピーターの方々からは「すごくわかりやすくなった。」「モヤモヤしていたところがすっきりした。」「これからの授業に使いたい。」などの感想をいただきました。平田美和さんによる「内部環境の恒常性維持」の講義は、今年で3回目ですが、内容が進化しています。好評でした!
「いのちのしくみと疾病論」の授業は、内容が毎回膨らんでいくばかりで、深みも増していきますので、プログラムに落としきれませんが、より、臨床や教育で活用できるように、さらに工夫を凝らし、充実を図っていきたいと思います。

13階の教室の窓からの景色です。すぐ目の前に海が広がっています。
2日目の夕方には、見事な夕日が見られ、すぐ横には富士山がそびえていました。




12月のセミナーは、方法論=看護介護過程の展開です。KOMIチャートシステムの活用までを一気に講義します。新たな事例を使っての新しい展開もあります。
ご期待ください!

紅葉と渓谷

2017-11-16 15:49:13 | 日記
11月6日~7日

平地にも紅葉が広がってきました。
街全体が紅葉で色づく季節ですね。

一度見てみたかった「吾妻渓谷の紅葉」を見に行きました。そろそろ終わりかけていましたが、薄日を通して美しい景色に出会いました。



翌日には、四万温泉の近くにある四万川ダム湖を訪れました。
ここではきれいな紅葉を見ることができました。
ススキが湖面に映ってもの悲しさを漂わせています。




帰宅途中で、榛名山に行き、榛名神社に参詣しました。
奇岩の山で、神社のご神体も岩の中にあります。こういう神社に初めて出会いました。澄んだ空気が心地よかったです。




秋の景色のおすそ分けでした!!

今週の土曜日、日曜日は、第2回目のセミナーです。お天気になりますように……!

茨木県看護連盟主催の若手会員のための研修会にて講演

2017-11-06 09:42:59 | 日記
11月4日(土)

今年度も昨年に引き続いて「茨城県看護連盟主催の研修会」で講演しました。
看護連盟は、看護協会の提言する看護政策実現のために、政策決定の場である国政・地方議会に代表を送る活動をしています。
先の衆議院選挙を経て、現在、看護界からは衆議院に2名、参議院に2名の代表を送っています。

私の講演の前に、山本かほる会長による「看護連盟を理解しよう」という説明会がありました。若手の看護師たち80名近くが参集しています。



私の講演テーマは、「看護って、面白い!-ナイチンゲールの名言の数々」です。ナイチンゲールには世に残した名言が数多く存在します。ネットの中には間違って伝えているものも見受けられますので、ご注意ください。彼女の名言をピックアップし、ひとつひとつの意味を解説することで、ナイチンゲール思想の真髄を伝えることができます。
ナイチンゲールの言葉は、今も昔もその本質は変わりません。人の心を奮い立たせる言葉って、素晴らしい!

会場は水戸市にある「フェリヴェールサンシャイン」という結婚式場でした。その日も3組の結婚式が行われていました。講師控室の窓からはチャペルが見えます。



会場が豪奢ですと、気持ちも豊かになりますね。
でも、講演が終了して外を見ると大雨が降っていました。受講生の帰りの足は乱れたことと思います。
一転して、翌日は暖かい快晴となりました。桜の木々が紅葉しています。



大阪滋慶学園のセミナーにて講演

2017-11-01 09:30:17 | 日記
10月28日(土)

学校法人滋慶学園の合同校舎(滋慶医療科学大学院大学)で、医療・福祉マネジメントセミナーが開かれました。
週末はまたまた台風22号の襲来で、当日は雨模様でしたが、多くの参加者がありました。



テーマは「ナイチンゲールに学ぶ看護管理のマネジメント―看護の本質を土台として」でした。
大学院大学では、修士号が取得できる夜間コースが開設されており、また、滋慶学園には看護学校の他に、たくさんの専門学校が敷設されています。
2時間にわたり、たっぷりとひとつのテーマでお話ができて満足でした。
講義終了後に受講者のお一人から、「これまでマネジメントというと経営の話になりがちだったが、講義を聞いて、実践を支える根本的な理念をしっかりと持つことの重要性に気づかされた。」という感想をいただきました。
そのとおりですね。どういう施設を創るのか、そこでどんな看護を提供していくのか、というテーマが根底に横たわっていないと、運営は空回りします。そのためには、管理者が自分の看護の理念をしっかりと持ち、その理念をかたちにするようにスタッフと共有していくことが先決です。



「初心に戻った!」「これからスタッフと一緒に話しあっていく」などという感想が多くきかれました。
日本の看護、頑張れ!!