ナイチンゲール没後100年の今年、命日の8月13日にお墓参りに行ってきました。
今回は13日の命日に合わせて、KOMI理論研究会のメンバー20名が集まり、ナイチンゲールのゆかりの地を訪ねる旅を企画しました。
私は1996年に訪ねた時から数えて、14年ぶりの渡英です。北の館リハスト荘は、すでにプライベートの建物となり、南の館エムブリー荘は、
カレッジ・スクールとして大きく発展していました。ロンドンのゆかりの地は観光地の真ん中に埋もれ、聖トマス病院も現代に合わせてその質を変化させつつあります。
近代看護の発祥地としての英国の発展と変化は、これからの看護のあり方を示唆していましたが、ナイチンゲールの思想は看護の原点として、これからも私たちの行方を照らし続けてくれるでしょう。
20名のメンバーと寝食を共にしながら、ナイチンゲールを語り、日本の看護を語り、英国の今を共有し、和気藹々とした流れの中で、楽しい研修旅行を創れたと思います。
通訳兼ガイド役を引き受けてくださった小川和子さんのリードがなければ、これほど質の高い研修はできなかったと思います。心から感謝します。
また、今回の研修旅行で感じた内容は、メンバーの声として次号の『KOMIケア通信』でお伝えします。
どうぞ、お楽しみに・・・!