KOMIのブログ

金井一薫の周辺に起こった出来事や、学会、FN看護研究所関連の記事を紹介します。そして私のつぶやきをお聞きください。

KOMIケア学会最後の教育実践者研究会

2019-03-13 09:30:12 | 日記
3月3日(日)

早咲きの桜が早稲田大学の図書館わきに咲き誇っています。春一番の花の便りです。いよいよ日本列島に桜の便りが届く頃となりました。


次の写真は、徳島文理大学に通う飛行機の中から撮りました。夕方の便で飛ぶと、こんな夕焼けの中に映える富士山と出会えます。心休まるひと時です。


さて、国家試験も終了し、卒業式を迎えるばかりになったこの時期、KOMIケア学会としては最後の研修会である「教育実践者研究会」がお茶の水にある中央大学駿河台記念館で開催されました。北海道から九州まで、全国各地でKOMIを展開してくださっている施設から20名ほどの関係者や臨床の方々がご参集くださいました。



今回のテーマは「教育に“いのちのしくみと疾病論”をどう反映させる?」というものです。
KOMIケア理論は、ようやくその中心核になる“いのちのしくみと疾病論”を、ケアの視点で解くことができるようになりました。私の30年来のテーマです。
このテーマは、基礎教育の中に反映されてこそ、実のある実践者が育つと思います。概要は次回の「総会における講演会」の中でお話ししますから、皆さま、是非いらしてください。
実践事例として、KOMIケア理論展開の先駆的モデル校として活動してくださっている「四日市医師会看護専門学校」の青木先生と山口先生に、現状をお話ししただきました。
これぞKOMIケアをベースにした展開! わかりやすく実態を説明してくださったお二人に感謝します。当校では看護を展開できる頭を持った学生さんが育っています。同じ3年間の教育で、ここまでやれるんだという感動をいただきました。お二人にも長い、長いKOMIケアにお付き合いいただいた歴史があります。
 
最後に、福祉教育で介護福祉士を育てている先生から、「介護にも同じストーリーが使える」というご意見をいただきました。「ケア」を展開する職種どうし、もっともっと連携を強めていきたいと思います。