KOMIのブログ

金井一薫の周辺に起こった出来事や、学会、FN看護研究所関連の記事を紹介します。そして私のつぶやきをお聞きください。

基礎理論編KOMIケアセミナー開催中

2014-07-27 10:22:07 | インポート

2477月26日(土)

2014年度・KOMIケアセミナー・基礎理論編が進行形で開催されています。

今年から会場を「タイム24ビル」に移しての開催です。

タイム24ビルはゆりかもめラインの「東京テレポート」駅近くにあり、会場の窓からは東京湾が見渡せます。ここは東京の新しい顔として開発中で、6年後には「オリンピック」で賑わう予定地です。

2014年度の基礎理論編は、4回シリーズで始まりました。1回目は「ナイチンゲールとナイチンゲール思想の真髄について」、2回目は「KOMIケア理論の全体像」。そして3回目は「ケアの疾病論ー病気を見つめるケアの視点」です。来月の4回目は「ケアの方法論としての「KOMIチャートシステム」」が語られます。

この4回の内容が、KOMIケアの理解と実践には不可欠の要素です。受講生は全国から集まっており、各職場でKOMIケアを展開するための要になる人たちです。暑さに負けず、最後まで頑張って学んでほしいと思います。今回から日帰りができるように、11時から17時までのコースとしました。

この基礎編が終了すると、次のセカンドステージが用意されています。

そろそろセカンドのスケジュールが発表されますので、皆さま、どうぞお見逃しなく!

 


久々に社大で講義

2014-07-19 16:30:51 | インポート

201477月19日(土)

今日は、久々に日本社会事業大学において講義を行いました。1年生対象の「社会福祉総合科目」の1コマです。選択科目ですが80名ほどの学生と、近隣の住民の方々が聴講に来ておりました。学生の数よりも年配の方々の姿の方が目立つほどです。皆さん、関心があるのですね。

テーマは、「介護の専門性と実践のエビデンス」です。

私が社大を退職して、有明大に移ってから7年が経過しています。 清瀬市にある社会事業大学は、厚労省の管轄にある福祉系大学ですが、緑豊かな土地にキャンパスを持っています。看護と介護の連携と協働の世界を築くには、今、何が必要なのか・・・? この20年来の私自身のテーマの原点は、このキャンパスから発しています。そしてここで「KOMIチャートシステム」が誕生したのです。

介護の専門性についての話は、学生のみならず、聴講してくださった市民の方々からも、多くの反応をいただきました。超高齢社会を安心で、豊かにものにするためには、まだまだ多くの知恵と実践が必要です。介護・福祉を担う若者たちが、自分の頭で考え、納得のいくケアの世界を創っていってほしいと思います。

古里に戻ったような気持ちで講義ができました!


7月27日・J-waveで放送

2014-07-17 15:08:48 | インポート

Photo7月9日(水)

この度、FM放送・J-waveの「the human」という番組で、ナイチンゲールが取りあげられます。

その収録のために、六本木ヒルズの中にあるスタジオに行って参りました。

放送は、7月27日(日)午後8時からの予定です。

ナビゲーターは、西尾由佳里さん。西尾さんが台本に合わせて約30分ほど語った後で、ゲストとして話してきました。

知られざるナイチンゲールの姿をお伝えしたところ、担当者の方々は皆さん、とても関心を持ってくださって、“目からうろこ”状態とか・・・。

放送は日曜日の夜8時ですから、この時間、ゆっくりとラジオに耳を傾けるというわけにはいかないかもしれませんが、お時間があり、興味がある方は、是非聞いてみてください。

私としてはドキドキです。上手くおしゃべりできていればいいのですが・・・。


英国への旅

2014-07-10 11:38:04 | インポート

PhotoPhoto_26月23日~7月2日

夫と二人で、長年希望していたナイチンゲールのお墓詣りに行ってきました。

私たちは人生の大半をナイチンゲール思想研究に費やしてきました。まだまだ研究は続けますが、これまで二人でナイチンゲールのお墓に詣でることはありませんでしたので、研究の一区切りの段階で、季節の良い時期を選んでの旅となりました。

ナイチンゲール病棟は、外観を残してすっかり変わってしまっています。北ウィングに「ナイチンゲール病棟」という表示の病棟ができていましたので行ってみると、これは急性期の病棟にナイチンゲールの名前を付けただけのものでした。

クレイドンハウスとエムブリースクールも訪ねました。それぞれ1日をかけてゆっくりと回りました。これまで見逃していたものや知らなかったことに、あらためて触れることができ、豊かな訪問でした。

聖マーガレット教会では、ナイチンゲールの生涯を描いたビデオを見せていただき、新しく赴任されてきた牧師様とお話ししました。「フロレンスのバラ」がきれいな花をつけていました。

2020年には、生誕200年祭が開催されます。

私たちも健康を保ち、生命ある限りナイチンゲール研究に携わっていきたいと思います。