KOMIのブログ

金井一薫の周辺に起こった出来事や、学会、FN看護研究所関連の記事を紹介します。そして私のつぶやきをお聞きください。

徳島文理大で公開セミナー

2016-11-28 10:38:34 | 日記
就任先の徳島文理大学において、下記のように「公開セミナー」が開かれます!
関心のある方、またお近くの方、大学の見学を兼ねてお立ち寄りください。



日 時:平成29年1月25日(水)17:00~19:00
会 場:徳島文理大学徳島キャンパス:2号館 アカンサスホール
テーマ:『看護覚え書』を読むーそこからみえる看護の真髄ー
参加費:無料
講 師:金井 一薫(大学院教授)
座 長:黒田 裕子(大学院研究科長)
後 援:徳島県看護協会
申込先:徳島文理大学地域連携センター・TEL:088-602-82618(平日8:30~17:00)
    E-Mail:renkei@tks.bunri-u.ac.jp


徳島文理大学大学院看護学研究科教授に就任しました!

2016-11-28 10:38:34 | 日記
私こと、この度10月1日付で、徳島文理大学大学院看護学研究科教授として就任いたしました。
よろしくお願い致します。

徳島は私にとっては馴染みの薄い土地でしたが、これまでどおり「ナイチンゲール看護研究所」および「NPO法人ナイチンゲールKOMIケア学会」の仕事と並行して、美しい街に拠点をおいて、新たな仕事ができるという人生の巡りに心から感謝しております。



大学は阿波おどり空港から車で30分ほどのところにあります。
市の中心地に「眉山」という小高い山があり、そこからの眺望は素晴らしく、徳島は海と川と山に囲まれた風光明媚な土地であることがわかります。
写真の真ん中に映っている建物群が大学の校舎です。



私は大学院(理論看護学領域)の教授として籍を置いていますので、関心のある方は是非、扉を開いてみてください。研究のお手伝いができれば喜んでいたします。
研究環境は整っています。



ナイチンゲール思想研究や看護学構築のテーマが、この大学を基点に深化、昇華していくことを願っています。

浜松市医師会看護高等専修学校で、卒後研修会開催

2016-11-10 11:08:05 | 日記
11月5日(土)13:30~15:00

浜松市医師会看護高等専修学校で「第11回卒後研修会」が開催されました。
テーマは「≪看護は何をすべきか?≫看護であること・看護でないこと」です。
当校は、62年の伝統を持つ准看護学校で、優秀な人材を輩出しています。
現在の学生の平均年齢は30歳とか……。看護師になりたい、自己の暮らしを支えたい、という熱い思いを持っている人たちが学んでいます。
数年前から、教員一同、ナイチンゲールKOMIケア理論を学びはじめ、カリキュラムや教案にそれを盛り込んで展開しています。
2年間の教育のなかで、KOMIケアの精神を身につけた人たちが、看護界で活躍しているのです。

往路も復路も雲一つない青空で、新幹線からは富士山がきれいに見えました。スピードのある車窓から一瞬にして撮るのは難しいですね。


講演会には、卒業生たちだけでなく、在校生も加わり、皆さん、首を真っ直ぐ前に向けて、真剣に聞いてくださいました。
食い入るような姿勢に、私の話にも、つい熱が籠ります。


ここで当日参加された卒業生の方の感想文をご披露します。
「大好きな本の1つが看護覚え書です。今すぐ帰って再度読みたくなりました。読んでもう一度看護とは何か考えたいと思いました。明日につなげたいと思います。KOMIケア理論も勉強したいと思っています。今日がんばって研修会に来てよかったです。ありがとうございます。」
「金井先生の本を以前より拝読させていただいてました。改めて講義を受け、患者さんの環境を整えることの重要性、観察、配慮の大切さを感じました。また、明日からがんばります。」
「日々の業務に追われて、看護とは何かわからないままおいてきぼりになっていたようなところがあった。しかし、具体的にわかりやすく看護とは、その人の持てる力、見つけること、良い所を見つけること、どんな気づかいケアが必要か考えること、と今後自分がやっていく方向性が明らかになってとてもよかった。」
「先ず、もっと早くにこの本質を身につけたかったと思いましたが、実践できている事もあると自負した部分もあります。改めて看護の仕事に身を置いている現実に幸せを感じさせていただき感謝です。初めて眠くならずに終始できた事に驚きです。」

"コミュニティナース"がNHKの番組で放映予定、是非ご覧ください!

2016-11-03 11:21:40 | 日記
11月2日(水)

来る11月13日(日)、朝8:25~8:55の「サキどり」という番組で、日本発信のコミュニティナースの活躍ぶりが放映されます。
昨日、NHKのスタジオにて収録が行われました。
「サキどり」は毎週見ていますが、日本全国で行われているとても画期的な取り組みが多面的に紹介されていて、面白い番組です。
司会は、片山千恵子さんとジョン・カビラさん。
今回の主役は雲南市に住むコミュニティナースの矢田明子さん。私はゲストとして出演しました。



打ち合わせの時から、矢田さんと息が合い、話しが盛り上がりましたので、本番も台本を無視しての4人のトークとなりました。
たくさん話しましたが、さて、実際はどこまでこのトークが盛り込まれるのでしょう・・・?!

コミュニティナースという単語は、日本ではまだ新しく、矢田さんが活動を始められたころ、同じくして文科省の科研費で私も研究したテーマです。
この報告書がNHKの担当者の眼に入ったことから、今回のシナリオになったようです。ご縁とは本当にわからないものですね。びっくりぽんでしたが、心から嬉しく思いました。
コミュニティナースという日本版の新たな看護専門職が、これから全国レベルで育っていくことを心から望みます。

皆さま、是非ご覧ください。そして全国で頑張っているコミュニティナースたちを応援してください。

1Dayセミナー・in三島が終了

2016-11-01 16:14:27 | 日記
10月29日(土)

静岡県三島市において1Dayセミナーが開催されました。
中部地方の会員の方々が縁の下の力を発揮してくださいました。
90名を超える参加希望があり、大いに盛り上がりました。
まず初めに、金井一薫による講義、「『看護覚え書』を読む」がありました。このテーマはめずらしくないのですが、今回はパワーポイントだけで講義するため、かなり内容とスライドの表現に工夫を凝らしました。その意味で、私にとっても新鮮なものとなりました。



今回のセミナーには、テルモ代表取締役副社長の松村啓史氏をお招きしました。松村氏は日本の看護界の大応援団のお一人で、幅広くご活躍の方です。
松村先生の講義は、たいへんユニークで面白く、会場中が笑いと“うなづき”で満ちていました。視点が新鮮で、考えさせられっ放しでした。



松村氏はナイチンゲールファンです。それも半端でなく・・・。その松村氏が「今、またナイチンゲールに回帰していますね~」とおっしゃっておられました。
またいつの日か、ご一緒にコラボできることを願っています。