3月7日(月)~19日(土)
3月12日(土)~13日(日)の2日間、ロンドンにおいて「第3回・英連邦看護師・助産師学会」が開催されました。
UKはじめ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなど、英国の女王様が統治された二十数ヵ国の国々から、約180名の看護師・助産師が集まりました。
日本からは私が一人だけでした。私の発表テーマは「ナイチンゲールKOMIケア理論とシステム」です。
このコモンウェルズの大会は、2年ごとに開かれているそうで、2020年のナイチンゲール生誕200年を前にして、ナイチンゲールに戻ろう!というキャンペーンのもと、様々な報告がなされました。
詳しくは、6月25日(土)にお茶の水で開かれます「第7回・ナイチンゲールKOMIケア学会」の席でお伝えしますが、ここでは無事に発表を終えて帰国したことをご報告したいと思います。
コモンウェルスの国々でのナイチンゲール研究は、カナダのリン・マクドナルド博士を筆頭に進められており、その必要性が自覚され始めています。
今回の滞在中、20年ぶりでナイチンゲール家の北の館「リーハスト荘」を訪問しました。この館は現在では個人の所有になっており、一般公開はしていないのですが、リン先生とのご縁で、オーナーのピーター氏のご厚意に与かりました。最初に私が訪問した38年前と、ほとんどその美しさは変わっていませんでした。懐かしい佇まいがそこにはありました。館をくまなく見せていただき、さらにはリーの村人のためにナイチンゲールのお父さんが建てたという小学校にもお邪魔しました。現在でもかわいい子どもたちが学んでいます。
その他、滞在中にいくつかの貴重な情報を入手しましたが、このブログでは書ききれませんし、写真でもお伝えし切れません。
滞在中の体験談やメッセージは6月の学会でお話ししますのでお楽しみに!
滞在中、ほとんど雨には降られませんでした。もう春休みに入っているのでしょうか。著名な観光地は観光客でにぎわっていました。なぜか日本人の姿は少なかったですね。パリでの爆破事件以来、団体客が減っているとか。
写真はどれも、青空が写ってきれいに撮れました。