今は「梅」と「桃」の季節で、殺風景な景色に彩りを添えてくれていますが、先日我が家の近くに「黄水仙」が咲いているのを見つけました。そろそろ見納めのようですが、かわいらしいので皆さまにもご披露します。
さて、昨日(20日)、青森県看護協会主催(青森市医師会共催)の研修会が青森市で開かれました。主に医師会関係の医院などで働くナースへ研修参加を呼びかけたところ、病院勤務のナースたちも交えて、約150名ほどの受講者が集まりました。テーマは「ナイチンゲールを通して、看護の本質と専門性と学ぶ」というものです。医師会副会長の成田祥耕先生も挨拶された後、私の講義にじっと耳を傾けてくださいました。
医師と看護師とは、共通の目的をもちながら患者さんに向き合う職種ですが、仕事の仕方、患者へのアプローチの仕方、さらには学問的な構造も異なるところがあるのです。看護の本質と専門性をよくよく理解していなければ、看護師は、特に医師会関係の職場で働くナースたちは、医師の助手や小間使いとして仕事を覚えてしまうでしょう。ここに気づいてくださるといいですね。
それには、医師たちにまずは本物の看護実践の姿を見せることだと思います。本来の看護が患者さんたちに届いたとき、看護師は「なんて、看護って面白いんだろう!」と思うものですし、周囲の方々にも、看護の仕事を応援してくださる人が増えてくるものと思います。
青森県では、今回の企画を皮切りに、県内キャラバンが始まるようです。次回は「八戸市」です。
八戸市のナースの皆さま、来年度、八戸でお目にかかります。よろしくお願いいたしま~す。