KOMIのブログ

金井一薫の周辺に起こった出来事や、学会、FN看護研究所関連の記事を紹介します。そして私のつぶやきをお聞きください。

富士市・湖山病院にて講演会

2008-10-26 08:33:05 | インポート

Photo Photo_2 Photo_4 10月25日(土)

富士市にある288床の病院・湖山病院で開催された講演会に行ってきました。

湖山病院は、地域密着型の慢性期対応病院で、「診療技術部」「看護介護部」「リハビリテーション部」「地域交流センター」それに「グループホーム」を持ってます。その理念は“自らが受けたいと思う医療と福祉の創造”です。あいにく曇り空で富士山を見ることはできませんでしたが、看護介護部長太田さんの部屋からは、天気が良ければ富士山を間近に見ることができるのだそうです。

看護介護部という名前からもわかるように、ここでは看護と介護が協働して同じ理念のもと、KOMI理論を使って仕事が展開されています。

リハビリテーションに力を入れており、講演会にはPTの方々も参加してくださいました。

街の住民の評判もたいへんよく、職員のマナーも行く届いていて、気持ちのよい1日でした。


近畿支部主催:KOMIケア研修会開催

2008-10-13 22:16:55 | インポート

Photo Photo_2 10月11日(土)・12日(日)の2日間、神戸女子短期大学を会場として、KOMIケア研修会が開催されました。

近畿支部主催のセミナーで、役員の方々を含めると140名を超える参加者がありました。

神戸女子短期大学は、ポートライナーで「市民広場」が最寄り駅。広い会場が一杯にあふれ、熱心な学習会が展開されました。

近畿支部の会員はもちろん、遠くは鹿児島からも参加者がおられ、西日本のセミナーという位置づけがぴったりでした。今年は四国・高知県からも多くの参加者がありました。きっと、高知で何かが動き出そうとしているのでしょう。

セミナーの内容は、夏の東京セミナーとほぼ同様です。ナイチンゲール看護論とKOMI理論が、有機的に織り成していくストーリーとなっています。

近畿支部の皆様、そして会場を貸してくださった女子大の先生たちにご尽力いただきました。近畿支部の結束力と行動力には感服です。有難うございました。

KOMI理論研究会が、こうして全国各地で支部の方々の手によって形づくられていくのを見ることは、私にとってはこの上ない喜びです。


小南ゼミ開始

2008-10-09 00:15:00 | インポート

Img_0003_4 10月7日(火)小南ゼミ「看護覚え書を読む」が始まりました。

これから毎月第一火曜日の13時から16時まで、5ヶ月に渡って開催されます。

本ゼミは、KOMI理論研究会本部主催で、毎年定員をオーバーするほどの申し込みがありましたが、今年は10名と少なく、こじんまりと始まりました。正に「少人数のゼミ」です。今年は私も参加しました。

『看護覚え書』とじっくり向き合うのは、実は久しぶりです。

『看護覚え書』は、1860年1月~1861年4月にかけて、初版本・改定版・労働者版と、立て続けに3版の異なる版が出版されています。ナイチンゲールがどのような思いで版を重ねたのか? この日の私は久々にナイチンゲールに思いを馳せました。

何と言っても、「改定版」が決定版で、これを読まずしてはナイチンゲールの真意は汲み取れないのですが、世界のナースたちは、まだこの改定版が存在することすら知らないでいます。日本においては、1968年には改定版が翻訳され、多くの学生たちやナースたちのバイブルとなっています。しかしこの日本においても、本書の真の価値がわかる人はそう多くはないでしょう。

小南ゼミの価値は、『看護覚え書』に書かれている内容を、その本質レベルで解いていくところにあります。小南吉彦の40年にわたる研究の成果が、教室中にみなぎります。

これぞ歴史的な時間と空間の共有です。ここからどんな発展を期待できるのか。楽しみです。


10月のカレンダーの花

2008-10-01 23:53:26 | インポート

Photo10月のカレンダーの花は、「オヤマリンドウ」です。

リンドウは花屋さんの店先でよく見かけますが、それは「エゾリンドウ」の栽培品のようです。

「オヤマリンドウ」は、亜高山の草地に咲き、花はリンドウほど広く開かず、全開しても先が少しつぼんでいるのが特徴のようです。

リンドウの花は、日が当たっているときだけ開き、夜間や雨の日には閉じています。花粉や蜜を無駄にしないためだそうです。

初秋の花として、凛とした風情があっていいですね。この写真も今年の志賀高原で撮ったものです。