『わ鐡』秋の旅 ~足尾砂防堰堤

2009-11-28 23:58:00 | 鉄道紀行&乗り物

七段の滝と巨大壁画で知られる足尾砂防ダム(堰堤)


 グズグズしている間に、今年も『わたらせ渓谷鐡道』の15駅をイルミネーションが飾る季節になりました。第6回を迎えた「各駅イルミネーション」の点灯式は12月6日です。今年はアテンダントも参加するのでしょうね。その日までには記事が書き終わると思うのですが・・・。
 足尾砂防堰堤まで3時間15分も時間を取っておいたのですが、道草している間に残り1時間を切ってしまい、ようやく七段の滝と堰堤に描かれた巨大壁画が見えてきました。旧松木村は、堰堤の向こうに見えるはげ山の麓あたりになるのでしょうか? 工事車両以外の車はここで行き止まりですが、人は旧松木村まで歩くことができると、帰ってから知りました。12月~3月までの冬季期間は立入禁止なので、来年春以降にでも訪れようかと思います。


 堰堤内を望む。足尾本山から先に鉄道はない筈だが、鉄道用とも思える鉄橋が見えた。この時期だからか、川の水量も少ない。


 鉱毒の煙害により地肌がむき出しになった山。荒涼とした景色は、日本のグランドキャニオンとも呼ばれている。旧松木村はこの方角にある。


(左)カモシカを模ったレリーフ。銅親水公園内の手すりや足尾環境学習センターに向かう銅橋の欄干に描かれている。
(右)幅25m高さ15mの壁画。足尾焼のタイル2000枚を使用。


 砂防ダム(堰堤)全景。七段の滝と壁画の位置関係はこんな感じ。銅橋が傾いているが、これはニワトリさんの癖が出たのではなくて最初から斜めに傾いている。斜橋を渡った先の公園内に学習センターがある。時間がなかったので見学しなかったが、あっても有料なので行かなかったかも?


    

(左)砂防ダムから振り返った足尾製錬所。大煙突は高さ48m、上部直径3.8m、下部直径5.7m。大正8
(1919)年に建てられた。
(右)自分もまた、後ろ髪を引かれたネコ。帰り道で見かけたときはパンを食べていた。間藤の冬は厳しいけれど頑張って生きておくれ!


 植林が進んだところはこのように綺麗に紅葉していた。時間に押されて走る走る! 0時45分の発車時刻寸前に間藤駅に着いた。

 長いようで、過ぎてみればあっという間の一週間でした。来週はマラソンが・・・。