にわとりトシ子の、君の瞳に恋してる!

『純情きらり』と『あまちゃん』が続けて見られる今年だよ!

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10月の多摩動物公園(その2)

2008-10-31 00:22:00 | 自然&いきもの+ゾウのはな子


 光り輝くエノコログサ(イネ科)の草原を行くチーター。「エノコ」は子犬、「ロ」は尻尾。英国ではキツネの尻尾に例えられる。別名=猫じゃらし(日本の生きもの図鑑)


 「ユキヒョウの交代」を見ているとき、右斜め後方で歓声が上がりました。声のする方向へ振り向くと、人々が上空を見上げています。多摩動物公園の名物「オランウータンのスカイウォーク」が始まったところでした。いの一番にやってきたオランウータンをよく見ると、先月、恨めしげに雨空を見上げていたオランウータンの赤ちゃん(確か3才)ではありませんか! 足を振子のように振って勢いをつけ、「うんてい」で伝ってゆきます。まだ小さいのに、高さに怯むことなく・・・さすが、森の人!


(左)子供の後を追って母親もスカイウォーク。カメラが追いつかないほど速い。
(右)鉄塔についたら1分ほど休憩して、さらに奥へと進んでいった。ちょうどユキヒョウ舎の近くの通路に立っていると、オランウータンが真上を横切ってゆくのですが、このときポカーンと口を開けて見上げていると大変なことに・・・・(真下に見物客がいると、子供がいたずら半分に「爆弾」を落とすことがあるそうです。何が落ちてくるか、わかりますね?)


 インドサイ舎では・・・3頭のサイが別々に暮らしていますが、ビクラムとナラヤニの間に恋が芽生えた? アップで見ると、ナラヤニが「恋する乙女」の顔になっているような気が・・・。



   
 モウコノウマのフルールはお部屋に戻ってしまいましたが、そのまま坂を上って下りてアフリカ園にたどり着くと、最初はこんな感じ(左写真)だったのですが、あれよあれよという感じでキリンがこっちにやって来て、こんな感じ(右写真)に・・・。


     

 ユズは、広い運動場のちょうど真ん中あたりに一人で立っていました。今回も、怪しいカメラマンに気がつきました。「また来てる・・・何てヒマなヒトなんだろう?」




     

 チーターの子供たちは、こんなに大きくなりました。この日は、ガラスケージの手前の方でゴロゴロしているだけでなく、活発に走りまわっていました。


この先ずっと、この姿が野生でも見られますように・・・・

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10月の多摩動物公園(その1)

2008-10-30 04:00:00 | 自然&いきもの+ゾウのはな子

マユ(母)とミルチャ(娘)


 10月は仕事の合間を縫って出かけたため、2時間半ぐらいしか園内にいなかったこともあり、定点観察?しかできませんでした。
(長くいても、見学する動物は決まっちゃっているけどさ・・・)
 蛇足ながら、多摩動物公園までの新ルートを発見しました。今まではJRと多摩モノレールを使って、「国立→立川→南立川→多摩動物公園」というルートで出かけていたのですが、自転車を使っていきなり多摩モノレールの満願寺駅に乗り入れる(自転車は駅階段下の自転車置場か「いなげや」の駐輪場に置く)方法が一番安上がりで(往復400円)なおかつ速いことがわかりました。というのも、チャリを飛ばせば、行きに関しては(下り坂が多いので)何と自宅から15分足らずで駅に着いてしまったからです。高校時代、自宅から中央高速国立&府中 IC 近くの学校まで11分で通った脚力は今も健在だった? 向かい風の場合は多少体力を消耗しますが、運動不足も解消できますし、これからはこのルートで出かけることにしましょう!


 イの一番に、先月は雨で見られなかったユキヒョウ親子に会いに行きました。平日にもかかわらず、巨大な望遠レンズをつけたデジタル一眼レフを構え、カシャカシャカシャカシャカシャカシャと連写している人々が、かなり目障りというか、うるさかったけれど、親子共々運動場に出て、微笑ましい姿をたっぷり披露してくれました。
(いつでもカメラのシャッターを切れるようにしていますが、写真を撮るより自分の目で見ることが優先されるので、写真を撮る瞬間しかファインダーを覗きません。風景&鉄道写真など、構図を考える時間があるときはその限りではありませんが・・・それから連写も使わない)
 ユキヒョウ舎に着いたとき、ミルシャは浮き玉みたいなボールにかじりついて遊んでいました。ボールがお立ち台?から落ちて、斜面をコロコロ転がると、面白がって追いかけてきました。ガラスに遮られているけれど、手を伸ばせば届きそうな距離です(左写真。手前に見える半円は、人の頭)。


(左)母親のマユが、垂直の岩山を苦もなく登ると、ミルチャも母親を追って果敢に岩山にチャレンジしますが、惜しいかな、ズルズルと滑り落ちてしまいました。
(右)失敗してもメゲません。故郷に比べれば狭すぎる我が家だけれど、力いっぱい駆け回っていました。そんなミルチャに対して、マユの立ち位置はさすがでした。最高の教育係であり、最強のボディガード。「母は強し」の言葉どおり~♪


 続いて、やはり先月見られなかったレッサーパンダの赤ちゃん「まりも」を見に行きましたが、身体こそまだ小さいけれど、普通のレッサーパンダと殆ど変らない?
 6月24日に生まれたときは、その頭が阿寒湖のマリモに似ていたので、「まりも」と名付けられたそうですが、チーターの子供と比べると、成長の速さに驚くばかり。お母さんの「花花(はなはな)」が子育て名人(まりもが12頭目)だったことも、「まりも」の成長の速さにひと役買っているそうです。
 「まりも」があまりにも普通なので、外に目を向けると・・・好物の笹を食べながら、ポーズを取ってくれました。素敵な笹の襟巻(それともオーバーコート?)ですね!

【閑話休題】 ユキヒョウ舎に戻ると、もう一つある岩山の放飼場で「ユキヒョウが入れ替わる!」面白い光景を見ることができました。外に出ていたユキヒョウを飼育係が室内へ誘導し、それが完了すると、それまで室内にいたユキヒョウを外に出したのです。先月、ミルチャより先に生まれた3頭の子供が岩山にいなかった理由が、これでわかりました。


(左)斜面にいるのは怪しげなオバさんではありません。綺麗な飼育係のお姉さんです。今いる位置の対角線上の岩山の上からここまでユキヒョウを誘導してきました。
(右)何やらユキヒョウに呟いています。

                   

(右)お姉さんが走り出すと、ユキヒョウも並んで走っていきます。
(左)ここまで誘導した時点で部屋の扉を上げてあげると(操作盤が見えますね)、ユキヒョウは中に入っていきました。ユキヒョウは体重30~40kgだけれど、体重100kgの相手も襲える猛獣なので、このような間接飼育をしているそうです。ユキヒョウを誘導できるようになったら、一人前だとか・・・猛獣使いみたいに格好良いい~♪
(ムチで脅すわけじゃないし)


(左)代わって出てきたのがシンギズ。今年生まれた4頭の子供のお父さんです。外に出てくるや、前のユキヒョウの匂いを消すため、長い尻尾を振り上げてマーキング(お○っこ)かけまくり・・・。
(右)「カユイノ~」(古!)じゃなくて、これもマーキング。自分の匂いをこすりつけている。


 目の前に来たミルチャです。ユキヒョウだけで終わってしまいましたが、今夜はこの辺で・・・。

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「わ鐡」冬の旅 ~イルミネーション・イルージョン

2008-10-29 01:11:15 | 鉄道紀行&乗り物


 今頃になって、今年の1月19日に乗った「わたらせ渓谷鐡道」の記事を書いてるなんて、どうなんだろうと思いましたが、少し時間が経ってみると、すでに忘れてしまったことも結構あるのですが、お酒を熟成させるような感じとでもいうのか、その日一日を過ごした時間がよりピュアに感じられるような気もしました。とはいえ、搾りたての「うまさ」もあるので、旅の思い出はなるべく早く綴った方がいいかもしれませんね。上写真の、「トトロがいた駅」は原向(はらむこう)です。静かな雰囲気に包まれた駅で、付近の渓流を散策するなど、一度は降りてみようと思っています。


(右)夕暮れに佇む上神梅駅を渡良瀬川側から眺めた。
(左)17時15分。上神梅のホームで一人、下り列車を待つ。




(右)本宿駅ホームから国道へ上る階段。本宿駅は「わたらせ渓谷鐡道」になってから地域の人々の要請によって造られた新駅だったんですね~、知らなかった・・・。何とも使いにくい駅に見えたが、それまで上神梅か水沼を利用していた人々は、マイ駅が出来てさぞかし喜んだことでしょう!
(左)「わたらせイルミネーション」、光の旅が始まった!


 上から「花輪」。花輪小学校(旧木造校舎がいい!)の子供たちが作ったのだろうか? 続いて「神戸」。跨線橋のある古い駅は月明かりだけでも美しい! 最後に「沢入(そうり)」。1700株の紫陽花以外にも季節の花が植えられている美しい駅。「わ鐡」の駅は殆ど無人駅だが、こうして地域の人々に支えられていることがわかる。


 

 終点の「間藤」に着いた。折り返すまでの停車時間が10分以上あったので、長時間露光で遊んでみた。列車の中は、満員御礼とはいかないけれど、土曜の夜ということもあるのか、半分以上の座席が埋まっていた。乗客の大半は地元の方で、ご夫婦で乗車されているケースが多かった。デートを楽しんでいる若者が一組しかいなかったのは意外? 考えようによっては、某テーマパークの電飾パレードよりもロマンチックだと思うのだが・・・。 
 起動車は、駅に近づくといつも以上に徐行し、車内の照明も消して、外の景色を見やすいようにしてくれる。気のきいた演出だけど、暖かい車内と外気温との差があり過ぎて、ガラス窓が結露して曇ってしまう点が惜しまれる。ハンカチなどで窓を拭いてあげれば何の問題もないのだが、ニワトリさんは、他人の迷惑にならない範囲で、窓を開けてしまうことも・・・。寒いけれど、その方がずっと綺麗だ。


(左)長い一日のように思えたけれど、楽しい時間は刻一刻と過ぎていき、後はもう桐生に戻るだけ・・・起動車と一緒に、光のネコ?も走る!走る!
(右)暗闇に浮かびあがる「わ鐡」三態。ディーゼルカーの形がわかるかな?

 

 車両基地のある大間々駅で、下り列車とすれ違うために数分間停車した。ホームに降りて、やってきた下り列車の写真を撮って、列車に飛び乗った。


 20時04分、桐生に着いた。運転士さんが乗客を見送ってくれた。最後に乗ったのは「こうしん」だった。働き者の「あかがね」は今ごろどこを走っているのだろう?
 旅愁に浸る間もない2分後、同じホームの2番線にやってきた両毛線で小山に向かい、湘南新宿ライナー(快速なので「18きっぷ」で乗れる)で帰宅した。

 最後に乗った「こうしん」は2両編成だった。では、光るヘッドマークをつけていたもう1両は? 当倍表示で調べてみると、ヘッドマークが「あかがね」と同じ台形なのに車体番号が違う・・・。どうにも気になるので詳しく調べてみたら、今まで1羽の兎だと思っていたが実は、89-300形の「あかがね」(車体番号301)、89-310形の「あかがねⅡ」(車体番号312)&「あかがねⅢ」(車体番号314)と、3両の「兎」がいたことが判明! 撮った写真と照合したところ、最初に間藤まで乗った「兎」が「あかがねⅡ」(312)で、ランチ&温泉タイムにかけて「あかがねⅢ」(314)に、最後のイルミネーションは「あかがね」(301)に乗っていた事実が明らかになった(当倍表示で車体番号が読めた)。どうでもいいことだけど、「あかがね」に影武者!がいたことと、最後も「あかがね」に乗っていたことがわかって、胸のつかえが取れました~♪

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「わ鐡」冬の旅 ~水沼&上神梅

2008-10-28 12:27:10 | 鉄道紀行&乗り物


 14時15分、早くも陽が傾いてきた水沼駅に到着した。乗車したのは、この日三度目になる「あかがねⅢ」号(エンブレム&ヘッドマークがウサギ)。冬には降りることができなかったが、隣駅(間藤寄り)の「花輪」は、童謡『ウサギとカメ』『金太郎』などを作詞した石原和三郎氏のゆかりの地で、ホームに兎と亀の石像がある。童話の兎と違って、「あかがねⅢ」号は大変な働き者だ。


                   

 水沼温泉センターは、上りホームにある。国鉄民営化から二年後の1989年、JR東日本「足尾線」から第三セクター「わたらせ渓谷鐡道」へ委譲された年にオープンした。JRは赤字路線と縁が切れてほっとしたかもしれないけれど、「がんばれ、わ鐡!」だよね~♪
 温泉センターには、「せせらぎの湯」(右写真)や露天風呂「かっぱの湯」に、大人数を収容できる休憩場も備えていて、温泉に浸かった後は昼寝も楽しめる。食堂でセンターお勧めの「やまと豚のロースカツ&生姜焼」を食べる、売店で地産のお土産も買うなど、のんびり過ごすことができる。


     

(左)温泉センター入口。漫画家の牧野圭一さんがデザインした河童と、ゆるキャラ「カッピー」君がお出迎え。入浴料は500円(安い!)。一日乗車券で400円に割引してくれる。貴重品が心配な人は、別途100円のロッカー代が必要。(地元の人は殆ど使用していない感じだった)。
(右)休憩場というより大宴会場。ニワトリさんも、ここで約1時間昼寝した。


      

 「せせらぎの湯」の広い内風呂(左)。狭いながらも露天風呂(右)&乾式サウナも備えている。冬と夏の二回、この湯に浸かって大満足したニワトリさんだったが、実は「せせらぎの湯」の奥に「かっぱの湯」と呼ばれる露天風呂があったことに全く気づかなかった・・・。
 「かっぱの湯」には、温泉センター入口にいた牧野氏デザインの河童も浸かっている? 写真を見る限り、オマケ程度だった「せせらぎの湯」の露天風呂とは比べものにならない本格的な露天風呂だ。現在「かっぱの湯」は重油高騰のあおりを受けて営業休止しているとのことだが、その「お知らせ」で初めて存在に気づいたニワトリさんもどうかしている? 次回は是非とも「かっぱの湯」に入らせて~♪


                   

 ニワトリさんがウサギ(温泉&昼寝)している間に、働き者のウサギ(あかがねⅢ号)が間藤から折り返してきた。四たび「あかがねⅢ」号に乗って、この日の最終下車駅になる「上神梅」に向かう・・・。
 大正元年開業時の駅=上神梅。昭和初期に増築されて現在の姿になったが、このような木造駅舎が残っているのは全国的にも珍しく、映画やドラマのロケでも重宝されているらしい。素朴で温かみのある駅舎にいると、時間の経つのを忘れてしまう。この駅に関しては、イルミネーションのための電飾が邪魔に思えた。今年になって、駅舎とプラットホームが登録有形文化財に指定された。 


     

 ホームに張り出している庇と建物と一体化したベンチ(左)。窓枠も改札(右)も全て木造の駅舎。

 待合室。向って左側がホーム。切符売場や手荷物預かり所は、おそらく駅の無人化と同時に、このように目張りされてしまったのだろう。奥にある駅事務所はカラオケスタジオに変わっていた。
(文化材に指定されてからもカラオケスタジオなのかは不明。それ以前に、使う人がいたのだろうか?)

     

 駅前の広場から構内を覗く。側面全体に備え付けられた木製ベンチは正面まで回りこんでいる。人気のない待合室でも木のぬくもりが温かい。床はコンクリート製。


     

 下り電車がやってくるまで、50分ほど時間があったので、川まで歩いてみた。駅周辺には貴船神社など見どころも多い。隣の本宿駅まで歩いてもいいかもしれない。
 時刻は16時55分。日が暮れて東の空に半月が昇った。西の空はまだ明るい。


 駅へ引き返す途中、「サロン・ド・わたさせ」号が間藤に向かって通り過ぎて行った。
お弁当付きのお座敷列車で、イルミネーションを楽しむのもいいかもね~♪
(別途料金と事前予約が必要だけど)

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「わ鐡」冬の旅 ~神戸&本宿

2008-10-27 04:04:20 | 鉄道紀行&乗り物


 お腹が空いてきたので? 上り列車で神戸駅のレストラン「清流」に向かった。神戸駅では列車交換が行われたり、交換がなくても時間調整の停車時間があるため、数分~10分ほどの待ち時間の間に駅舎を見学したり、うまく運べば「清流」でお茶することもできそうだ。春には桜や桃の花に彩られる美しい駅である。
 「山なのになんで神戸(こうべ)なの~?」と言われないように? 漢字より大きなひらがなで駅名が書かれていた。「神戸」の文字の方がルビみたい~♪


     

(左)神戸駅より線路目線で?間藤方面を振り返る。
(右)紫煙を吐いて桐生方面に向う「あかがねⅢ」を跨線橋から見送る。このときは約10分停車していた。


     

(左)元東武の特急列車で、きのこカレーを食べる。「清流」はメニューが少ないけれど、普通においしい。「鉄」四人組が「一杯」やりながら談笑していた。
(左)食べ終わる頃、間藤行の「こうしん」(ヘッドマークは山)が神戸駅に着いた。「こうしん」は約5分間停車した。




                   

 「清流」(左)と、「こうしん」(右)。下りホーム上にあるのが本来の駅舎で、列車レストラン「清流」は上りホーム上にある。「わたらせイルミネーション」の電飾が見えるかしら?




                   

 「食事のあとは温泉~♪」だけれど、その前に本宿駅で途中下車。この駅には、列車レストランもなければ温泉もない。それどころか、トイレすらない(駅を降りて国道に出たところにある)。でも、個人的には「わ鐡」の中でも一押しの駅だ。その理由は、ご覧のとおり、目の前が渓流だから。
 屋根がかかっているところに木製のベンチが置いてある。ここに座って(寝ころんでもいい)渓流の流れる音を聴いているだけで満たされてゆくので、「わ鐡」にお乗りの際は、「だまされた」と思って下車することをお勧めする。


     

 本宿駅から出るには、鉄道と並行して崖上を走っている国道まで、この急階段を登らなければならない。ホームから眼下の川に降りる道はない。
 この写真だと、ホームと川までの距離は幾らもないように見えるが、高低差があるため河原に降りることは不可能だ。駅のホームや階段まわりだけでなく、ホームの向かい側の木々にも電飾がセットされていた。今年も見に行こうかな~♪


     

 最後にクイズを一問。上の写真は、本宿駅から桐生方面の隣駅になる上神梅駅側の「七曲の渓」をFZ18の望遠ズームで撮影したものだけど、この起動車は本宿駅に向ってきているのか、それとも駅から遠ざかっているのか、わかります?

 答えは、左写真=遠ざかっている。右写真=向ってきている。鉄道では、前照灯=白、尾灯=赤と決められている。良く考えれば当たり前のことだけど、実はつい先日、そのことを知ったもので・・・。

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「わ鐡」冬の旅 ~一日いても飽きない?足尾駅

2008-10-26 05:52:52 | 鉄道紀行&乗り物

 蒸気が普通に走っていた頃の由緒正しい上りホームの木造駅舎。郵便ポストがいい~♪ (駅舎がいびつに見えますが、そうでなくて、右肩上がりの癖が・・・)


 反対側の下りホームの側線にうち捨てられた車両。貨物が盛んな頃は、これらの留置線でC12が待機していた。現在、留置線はこの1本しか残されていない。


 数分後にやってきた間藤行下り列車で、一駅戻って「足尾」で降りた。現在は二面二線の駅だが、かつては複数の留置線と貨物専用駅を持ち、銅山から運び出された鉱石を運ぶC12蒸気機関車の待機所になっていた。駅構内が広いせいか、空の青さがとても印象的だった。
 足尾駅と呼ばれてはいるけれど、「足尾」は足尾銅山そのものとは関係がない。一つ手前の通洞駅には、(先日ブログで書いたように)足尾銅山の通洞坑があり、町としても、そちらの方が賑やかだっただろう。また、足尾銅山の本山は間藤より一駅先にある貨物専用の「足尾銅山」駅なので、勘違いしないように。
(勘違いしていたのは自分だけど・・・間藤の先に今も残っている線路を伝っていけば、足尾銅山の遺構にたどり着く。内部見学はできないが、訪ねてみるつもり)




                   

 下り線用ホームと側線。一瞬、煙を吐きながら待機中のC12の姿が見えた。

                   

 上り線ホームの先にある貨物専用駅のホームと駅舎。こちらにも車両が放置?されているが(キハ3050と3570)、かなり前に線路も剥がされた感じ・・・。


                   

 広々とした駅構内を気ままにブラブラしていたら、人々が下りホームを駈けてゆくではないか・・・。何ごとかと思ったら、先ほど大間々駅の引込線に停まっていた「サロン・ド・わたらせ」号が、上りホームに入線してきた。お座敷列車は左右のペイントが異なっていて、特に右側面の黄色がド派手。牽引するのはDE10-1678号車。「わたらせ渓谷鐡道」はDE10形ディーゼル機関車を2両保有していて、もう1両の機関車がトロッコ列車「わたらせ渓谷」号を牽引している。


      

 海抜640mの足尾駅で過ごした40分の至福の時間・・・上り列車がゆっくりホームに滑りこんできた。これに乗って、お昼を食べにゆく~♪

 後から調べてわかったことだが、足尾駅からJR日光駅行きのバスが出ていて、日光東照宮や東武日光駅に行くために当駅を利用する人が多いらしい。午前中にトロッコ列車やお座敷列車に乗って、午後は日光観光して帰るツアーも組まれているとか。現在、北海道で試験走行中のDMV(線路も走れるバス)を走らせて、JR日光駅と連絡する計画もあるそうだが、実現すれば素晴らしいと思う。

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「わ鐡」冬の旅 ~足尾銅山跡

2008-10-25 01:38:30 | 鉄道紀行&乗り物


 終点「間藤」から二駅前の「通洞」を下車して10分ほど歩いたところに、足尾銅山坑内を見学できる「足尾銅山観光」がある。閉山(1973)を機に、銅山内部を開放し、そこで働いた人々の姿を通して銅山の歴史や仕組みを知ってもらえたら・・・という思いから造られ、1980年(昭和55年)4月にオープンした。実際の坑道(通洞坑の坑内)に人形を置いて、江戸時代から昭和までの採掘現場をリアルに再現するなど、全長700mの足尾銅山坑内博物館である。

 

                   



 適当に歩いていたら「足尾銅山観光」に到着したが、いきなり入場券売り場に出てしまった。その手前に門と入口がある。トロッコ電車待合室には、鉱石標本や工具、装備具などが展示されていた。鉱石標本といえば・・・小学校の頃、夏休みの自由研究で作ったっけ。C12-46号車のナンバープレートが物悲しい。遺影のように思えた。


                  

 坑内(博物館内)へは、通洞坑出入口からトロッコ電車に乗って入場する(乗客は自分一人だった)。実際に走る距離はわずかだが、雰囲気たっぷり!  
 四百年間のトンネル掘りが積もり積もって・・・足尾銅山の総延長距離は、驚くなかれ1200km! 新幹線の東京~博多間に相当する。本山坑(間藤から先が本山)、小滝坑、通洞坑の三つに分かれていた(T字形につながっている)。


      

 人形以外は全部本物の坑内。厳粛な気持ちに包まれる。誤解される物言いかもしれないが、自分の仕事に不満のある人は、一度ここを訪ねてみるといいだろう。



      

(左)公開されているのは、ほんの一部に過ぎない。足尾銅山は幾重にもトンネルが入り組んだラビリンスだ。もう少しでいいから、先を覗いてみたい。
(右)坑道の壁に浮き出る鉱石。閉山したが、採掘し尽くしたわけではなさそうだ。


                   

(左)銅資料館。ジオラマや模型で解説してくれる。鉱石もたくさん飾られている。
(右)鉱石運搬車=足尾A型。現存する貴重な車両だそうだ。1貨車あたり鉱石1tを積む。これに乗って「山」に入り、鉱石と一緒に真っ黒になって出てきたのだろう。


     

 見学を終えて通洞駅に戻る。列車の時間に遅れそうになり、例によって走る羽目になった。そのため汗をかいたのだが、かいた傍から冷えてゆき、体を冷たく濡らす。それもそのはず、桐生駅の標高116mに対して、終点の間藤駅の標高は661mもあった。木道駅舎の木造改札が凄くいい。昔はここに駅員さんが立ったのだろうか?
(貴志川線の貴志駅では、「たま」がこのタイプの改札に座るけど・・・)

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「わ鐡」冬の旅 ~間藤まで

2008-10-24 00:56:30 | 鉄道紀行&乗り物


 間藤駅の駅舎の壁に貼られていたパネル。残念ながら、カモシカの姿を見ることはできなかったけれど、冬枯れのわたらせ渓谷はなんともいえない風情があった。
 桐生から車両基地のある大間々までは、高校生が多数乗っていることもあって、車窓の風景こそ違えども、日本全国どこでも見られる光景ではないだろうか? 列車が大間々に着くと、殆どの高校生が下車していったが、入れ替わりに10人ぐらいの高校生が乗車してきた。


     

(左)木造の大間々駅。太陽が低い分、光と影が美しいコントラストを描く。
(右)朝日の中に光り輝く駅舎を見送る。ここで列車交換が行われることが多い。引込線に、赤いディーゼル機関車と黄色ベースの派手な客車が止まっていた。冬季に運行される「サロン・ド・わたらせ」号だ。わたらせ渓谷鐡道では、4~11月まではトロッコ列車「わたらせ渓谷」号を、12~3月まではお座敷列車「サロン・ド・わたらせ」を定期的に走らせている。


     

(左)大間々を出発すると、「わたらせ渓谷鐡道」の本領発揮となる。「七曲の渓」と呼ばれる渓谷を右へ左へ、縫うように走る。短いトンネルも幾つか抜ける。
(右)渓流の目の前に駅が・・・「本宿」駅だ。「こいつは途中下車しないと!」


     

(左)線路の両脇に落ち葉が敷きつめられている。風圧で枯葉が舞い上がる様は、なかなか風情があった。FZ18は優秀な旅カメラで、1/30秒の低速シャッターを切っても、手ぶれしていない(逆光のフレアが出ているが、これは味というべき)。
(右)冬木立の渓谷もなかなか乙なものだ。渓流に寄り添う形でレールが敷かれている。

                   

(右)駅が温泉!の「水沼」駅。左側の駅舎が「水沼温泉センター」。河童のカッピー君が迎えてくれる。
(左)レストラン「清流」がある神戸(ゴウド)駅。構内の桃や桜が有名。「清流」は東武鉄道1720系ロマンスカー2両を改造したもの。なかなか良い塗装だと思ったのだが、「鉄」には不評らしい(その日も、たまたま斜めに座った4人組が東武時代のオリジナルカラーに戻すべきだと言っていた)。


     

 上り列車とすれ違うため、神戸駅で数分間停車する(左写真)。この先起動車は、全長5.242kmの草木トンネルを約10分かけて上ってゆく。第三セクター鉄道では最長のトンネルで、高低差も140mもある(ちょうど草木ダムと同じ高さ)。草木トンネルを抜けると、草木ダムにかかる鉄橋(右写真)を渡る(右写真)。
 足尾線は、昭和48年(1973)に草木ダム建設のため、神戸~沢入間が新線に付け替えられ、草木駅は廃止になった。旧線を利用した遊歩道があり、橋台やC12の重連が力走した跡(煤)などが見られるらしい。廃線歩き入門にちょうどいいかもしれない。いつか探索してみるつもり。なお、新線のトンネルが長かったために、蒸気機関車の走行が不可能になり、C12型蒸気機関車も同時に姿を消した。


      

 非常に味わいのある運転台。ここに立って流れてゆく景色を何とはなしに眺めるのは、この上ない贅沢のような気がした。


                  

(左)間藤に着いた。9時半だというのに、山の影になる駅や線路は陽が差しこんでくれない。日向と日陰の明暗差があり過ぎて、空や陽の当った部分が白飛びした。
(右)間藤付近の山は、冬枯れではなく未だに草木が回復していないせいで、ところどころ岩肌が露出している。


 間藤駅に置かれた看板を読むと、「旅客終着の間藤駅」と書かれていた。1987年までは、間藤~足尾銅山の貨物線が存在していた。線路は撤去されず、今も残っている(夏に確認した)。

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「わ鐡」冬の旅 ~始まりの始まり

2008-10-23 02:01:00 | 鉄道紀行&乗り物



 さて、この日のニワトリさんは、一日乗車券を買った際にもらった(のだと思う)時刻表を片手に、一日の動きをシュミレーションしていった。日中はダイヤが薄くなるので、その時間帯を温泉に当て、まずは終点の間藤まで行き、その道中で面白そうな駅をチェックして、時間の許す限り途中下車してゆくことにした。

 桐生(8:08) → 間藤(9:32/9:49) → 通洞(9:54/10:51) → 足尾(10:54/11:32) → 神戸(11:59/13:15) → 本宿(13:42/14:07) → 水沼(14:21/16:26) → 上神梅(16:34/17:14) → 間藤(18:16/18:29) → 桐生(20:01)

 時刻表とにらめっこしながら色々考えた結果、最初に乗った起動車でそのまま「間藤」を折り返し、「通洞」で下車して足尾銅山坑内を見学。一駅下って「足尾」で下車。降りた起動車が「間藤」から折り返してきたところを捕まえて「神戸」で下車、列車レストラン「清流」で昼食。「本宿」まで上り、この駅で下りに交換。一駅手前の「水沼」に引き返し、「温泉センター」で2時間休憩後、二駅先の「上神梅」まで上り、この駅で下りに交換。そろそろ日が暮れる頃なので、後はイルミネーションを見ながら間藤まで下り、そのまま折り返して桐生に戻る・・・という上記のプランが出来上がった(すらすらと決まったのは神戸までで、午後は本宿で下車するか、花輪で下車するか迷った)。


                   

 桐生駅で朝日に輝く湘南電車(両毛線)を見送り、改札口前の広場に飾られているイルミネーションを眺めながら(桐生駅は高架なので改札は一階)、朝蕎麦で温まる。至福の時間。


     

朝日に輝くディーゼルカー。ヘッドマークが可愛い。


     
       
                  

 外はかなり寒かったけれど、車内はぬくぬく暖かかった。この時間帯は高校生を中心に大間々までは満員、その後もまずまず乗っていたが(左写真)、間藤に着く頃にはこのとおり(右写真)・・・終点まで行ったのは、自分も入れてたった三名。しかも二人は「鉄」だった。

 すいません、今日はここまでで・・・

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「わ鐡」冬の旅 ~各駅イルミネーション

2008-10-22 00:20:30 | 鉄道紀行&乗り物



 「わたらせ渓谷鐡道」の愛称は「わ鐡」。毎年12月初旬から2月末にかけて、「わ鐡」の駅が手作りイルミネーションで縁取られる。社員だけでなく、ボランティアや地元の子供たちも飾り付けを手伝う。冬場は観光客が減少するため、少しでもお客さんに来てもらおうと考えられた企画だけれど、いつも利用してくれるお客さんへの感謝の気持ちも込めて、沿線の主要駅を電飾で飾り、ライトアップされた駅を眺めようと、夕方からお座敷列車などを走らせている。今年で4回目だという。弁当付きのお座敷列車は予約制だけれど、普通に乗る分には余分な料金は発生しないので、冬の期間中は誰もが、ちょっぴり幻想的な時間を過ごすことができる。
 夜のイルミネーションはなかなかいいアイデアだと思ったが、日中の風景も素晴らしかった。冬の渓谷なんて面白くないと思っていたニワトりさんは、本当にアホだった。
 たった1両のディーゼルカーの先頭か後尾に立つと、線路に積もった落ち葉を舞い上げながら冬木立の中を走ってゆく様子がよく見えるのだが、これが実に詩的で素晴らしい。一瞬ごとに変わる光はいくら眺めていても飽きることがなかった。駅に降り立ったときの静けさと、身を引き締めてくれる寒さがまたいい。一日乗車券で、自然光もイルミネーションも好きなだけ楽しめる。今度の冬も、また出かけるつもり! 雪が降ってくれれば、いよいよ嬉しいなあ~♪


                   

(右)4時37分の下り始発電車。この頃は、ときどきオレンジ色に乗れた。
(左)立川駅の青梅線もまだこちらが主流だった。拝島で八高線に乗換える。


 JR桐生駅では、7時43分発の大間々行下りディーゼルカーが暖気運転をしながら乗客を待っていた。「わたらせ渓谷鐡道」の起点駅になるJR桐生駅に行くには、国立からだと4時37分の下り始発電車に乗って隣の立川で青梅線に乗り換え、拝島から八高線を乗り継いで(高麗川でディーゼルカーに乗り換える)高崎まで行くのが一番速い。乗り換えもスムーズで、7時38分に桐生に到着する。
 八高線を使うメリットはそれだけではない。高麗川~高崎間の非電化区間はクロスシートに座ってひと眠りできるし、高崎~桐生(両毛線)に至っては、緑とオレンジの懐かしい湘南電車に乗れる確率が極めて高いのだ!
 帰りは、快速電車やライナーを利用して時間を大幅に短縮することができる。この日は高崎に戻らず、逆に小山まで行って湘南新宿ライナーに乗り換え、大宮&新宿経由で帰宅した(20時06分まで桐生にいたのに、22時40分には国立へ戻ってこられた)。都内に住んでいる人は、浅草から東武線で一気に相生駅に乗り入れるのもいいかもしれない。


                   

 7時43分発の起動車で車両基地のある大間々へ行くこともできたが、まずは桐生駅の改札前に飾られたイルミネーションを見に行った。たくさんの手作りイルミネーションが飾られていたけど、個人的には「エルマーと竜」かなあ~♪
 元をただせば同じ会社だったのだけれど、「わたらせ渓谷鐡道」の桐生駅=JR桐生駅で、発車ホームもJR両毛線の小山行と向かい合わせになっている。桐生を発車すると、前橋に戻る感じでしばらく両毛線の線路を走り、渡良瀬川の鉄橋を渡ってから自身の線路(非電化の単線)へと別れてゆく。ニワトリさんはイルミネーションを見たのち、朝食の駅ソバ(山菜そばが体を暖めてくれた)を5分で平らげ、次発8時08分の間藤行に乗って、一気に終点の間藤に向かった。

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