「時間よ、止まって!」

2012-05-26 01:31:20 | 独り言&拾いもの

 ・・・と、叫びたくなるほど、時間の流れ方が加速しています。つい先日桜が咲いたと思ったのに、もうすぐ梅雨入りではありませんか! それほど忙しく働いているつもりはないのに、ブログ(やFB)の更新はおろか、お気に入りや友人たちのブログ(FB)を閲覧する時間もなかなか取れない始末。
 リニューアルしたシアターで、できる限り映画ソフトを観ているせいもあるのですが、最近は途中で居眠りしていることも多く、今日などは夜勤明けにもかかわらず応援支援研修に時間を取られ、先ほどやっと帰宅できたので、三日ぶりに映画を一本観たいけれど、途中で寝てしまうのは確実そうだし、明日は支援後に山中湖マラソンの一泊旅行が控えているから、寝た方が良いに決まっています。それでもやはり、プロジェクターに灯を入れてしまいそうで、業の深さをひしひしと感じます・・・。
 
 毎日を面白く過ごしているし(平清盛調)、現状に不満があるわけではないのですが、慢性的な人手不足が「忙しさ」の原因になっていることは間違いありません。まあ、時間外労働=収入UPにつながるから、ソフト購入代を稼いでいると思えば、いよいよ面白く仕事ができたりして?

 そうそう、先日映画館で観た『ダーク・シャドウ』は、私と同じように20世紀のティム・バートン(『スリーピー・ホロウ』まで)を好きな人に、特にお勧めします。良識ある家庭人の面目はかろうじて保っていますが、「僕らのバートンが帰ってきた?」感があり、嬉しくなりました。
 『キック・アス』で大ブレイク、『モーリス』『ヒューゴの不思議な発明』と大忙しのクロエちゃんが、ここでもいい味出してます。『ビートルジュース』『シザーハンズ』のウィノナ・ライダーを思い出せてくれる草食ヒロインと、『猿の惑星』のエステラ・ウォーレンがビッチな本性を現すとこうなる・・・といった感じの肉食ヒロインの対比も楽しめました。『バットマン・リターンズ』の狂った演技が最高だったミシェル・ファイファーの、今も変わらぬ美しさには大いに驚き、「もしかして、この人こそヴァンパイアかも?」なんて思ってしまいました。そして、クリストファー・リーへのリスペクト・・・素敵!

 アレクサンダー・ペインの7年ぶりの新作『ファミリー・ツリー』は、素晴らしい素晴らしい素晴らしい作品でした。是非ご覧ください。今年は映画の当たり年だけれど、その中でも頭一つ抜けてます。
 彼は、知られざる傑作『Election』(最低の邦題は確か『高校生白書~優等生ギャルには気をつけろ』)で、人生の悲喜交々をハイスクールの生徒会長選出選挙という笑いのオブラートに包んで描き出す離れ技を見せてくれました。『ファミリー・ツリー』では癒しの音楽=ハワイアンの調べに乗せて、決して癒えない「痛み」について真摯に誠実に静かに語ってくれました。正しく奇蹟の映画です。

 おっ、日付が変わって早くも一時間・・・。もうここまでにします。このあと映画を観てしまうかもしれませんが、皆様それでは行ってきます。クルミさん、いつもいなくて申し訳ない(ネコです。念のため)。日曜の夜まで留守番よろしく~♪


ジャガイモの花と・・・

2012-05-21 11:15:15 | 自然&いきもの+ゾウのはな子

イチゴとカタバミ


 昨日は、あれから自転車で蒲田まで行く予定だったのですが、植えたばかりのナスの水やりをしようと、(殆ど私物化している)GHの菜園へ寄ったら、先日の強風にやられたのでしょうか、スイカの苗が半分折れてました。
 応急手当を施したり(復活してくれるといいのですが・・・)、他の畑仕事をしていたらお昼を回ってしまい、蒲田行きは中止しました。名物「羽根餃子」は次回に持ち越しです。
 午後は昼寝をして、夜はブルーレイ・ソフトを最良の状態で観るべく、コントラストとブライトのさじ加減をしていたら、たちまち午前様を回ってしまいました。最初は「きれいきれい」で満足していたけれど、はまりだすとそれこそ底なしの迷宮です。集中力もなくなったところで、就寝・・・。
 
 晴れ男の面目躍如といったところでしょうか、今朝の金環日食を見ることができました。完全ではないけれど、薄暗くなると神秘的ですね~。ハイビジョンカメラが捉えた「何とかリング」(すいません、何と呼んでいたか忘れました)が綺麗でした。
 個人的には長時間楽しめる月食の方が好きですが、次は皆既日食を一度でいいから見たいなあ~♪


(左上)ジャガイモの花が咲きました。二度目の土寄せの合図です。実は、ニンニクの花もとても綺麗なのですが、収穫のために花芽のうちに摘んでしまいました。一本ぐらい残しておいてもよかったかなあ?
(右中)イチゴも鈴なりに実っています。思ったより甘くて、摘みたては実に美味しくて、最上級のイチゴも新鮮さでは敵いません。
(左下)ヒメジオンたちも太陽に向かって背伸びをしている感じでした。小さな虫たちが花に集まっていて、命の営みをひしひし感じます。 


迷宮映画館へのご招待(第一号?)

2012-05-20 14:37:40 | 映画&ドラマ

 先週木曜日に、シアターをリニューアルする気持ちにさせてくれた若き友人二人が遊びに来ました。飲食の用意をしている間、プロ野球の交流戦をオンエアしたのですが、実は私もプロジェクターで野球を見るのはその日が初めてで、臨場感溢れる音に驚かされました(鳴り物の応援はあまり好きではないけど、凄いネ!)。
 これでF1見たら、たまらないだろうなあ~。白鵬関に少し似たT君は「サッカー大好き同僚がこれ見たら泣いて喜ぶ」と言いました。「WC開催時は毎晩ここで宴会しましょう!」だって・・・。確かに、皆で観たら応援にも熱が入るよね~♪

 メインの『七人の侍』を観る前に、ブルース・リーを(パロディぽいのしか見たことがないので)よく知らないという二人のために、『燃えよドラゴン』から有名な試合のシーンと、クライマックスの鏡の部屋のシーンをかけてみました。今までは画面が大きいだけでしたが(それでも、他のブルース・リー作品と比べれば『燃えよドラゴン』が一番マシでした)、さすがブルーレイ! 遠い日に映画館で観た何とも言えない感動と高揚感が蘇りました。その後自分は『色即ぜねれいしょん』のじゅんと同じように、かなりいかがわしい空手の「通信講座」に(当時の中学生には)大枚はたいて「入門」したのです。いかがわしいと言うのは、修行の一つに「成長が早い草の種を蒔いて、その上を飛び蹴りで越える」章があったからです。マンガじゃあるまいし・・・。
 話が飛びましたが、やっぱりブルース・リーは凄い! そしてオーソン・ウエルズの『上海から来た女』のパクリと言われたラストシーンの凄いこと! カメラワークに酔いしれました。カメラマンのT君は、この部屋のどこにカメラを設置して撮影したのか、プロの眼でスクリーンを見つめていました。

 ブルース・リーを師と仰ぐ人と言えば、チャウ・シンチーとドニー・イェンが共に譲らないところでしょうが、二人とも『少林サッカー』は見たと言うので、『イップマン』のさわりを見せてあげたところ、ものすごく盛り上がり、いよいよ『七人の侍』の上映と相成りました。
 四時間近い長さの『七人の侍』を、二人が飽きずに見られるのか少し不安だったのですが、あっという間に上映時間が過ぎてしまいました。クライテリオン盤はDVDも国内盤を凌いでいましたが、ブレーレイ化されて、いよいよ凄いことになっていました。静も動も息を呑むシーンの連続です。何度も見ている自分ですら、ひたすら映画に没頭してしまいました。その日は夜勤明けで殆ど眠っていなかったのに・・・。
 
 この時点で真夜中近くになってしまったのですが、映画の生々しさをさらに体験してもらおうと(この後かけたのは全てDVDでした)、コーヒーを淹れている間に『プライベート・ライアン』の冒頭オマハビーチに行ってもらい、『七人の侍』や『プライベート・ライアン』の想像を絶する殺し合いから、ふと人類の進歩とは何だろうという高尚な話になり、猿が空高く放り投げた骨が一瞬で宇宙船に変わる『2001年宇宙の旅』の素晴らしいシーンを(「美しき青きドナウ」の音楽に合わせて宇宙ステーションがくるくる回る)を見る・・・といった具合にソフトを次々見ていき、午前3時になろうかというところでお開きにしました(自分は休みだけど、二人は仕事・・・)。

 自分でも驚いたのが『マトリックス』のDVD。リファレンスソフトとして過去何十回も見て来ましたが、「必要十分というかこれ以上何が必要なの?」というレベルにまで達していました。これがブルーレイになったらどういうことになるのか、にわかに興味を覚えてしまいました(実はその答えを知ってしまったのですが・・・)。『ジュラシックパーク』も相変わらず凄かったし、見たいと言ってくれたので久しぶりに取り出した『マグノリア』のクライマックス(あの音)も実に強烈!でした。
 カメラマンのT君が(ニワトリさんと同じように)エイミー・マンのサウンドトラックを気に入ってくれたので、彼女のライブDVDもかけてみました。一時期、毎晩のように視聴していたソフトですが、やはり素晴らしいクオリティです。曲も良ければルックスもいい! エイミー、そろそろ来日してくれないかなあ?
 ホラー系も何枚か映したのですが、『チャッキーの花嫁』が思った以上のクオリティで、ジェニファー・ティリーの極悪ぶりが実にチャーミング! ホラーであることを忘れてしまいました。総じて立体感が素晴らしく、DVDプレーヤーで再生したときにソフトによっては目立ってしまう輪郭の縁取りが全く見られません。「これなら3D要らないよね」と、両T君・・・。
 締めは『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』。スタンダードに近いヨーロッパビスタ(1.66対1)でも素晴らしい絵が出てくれました。二人を見送った後も、HAPPYな気持ちのまま後片付けをさっとして、(短い)眠りにつきました。翌金曜日は、ネコと畳の上で長い昼寝をしたのは、言うまでもない?

 さあ、今日はこれから自転車に乗るぞ~♪ 
・・・と思ったのですが、まずGHの農場に水やりに行ったところ、先日の強風にやられたのか、スイカの苗が半分折れていました。応急処置を施したり、ついでに畑仕事をしていたら、お昼を回ってしまったので家に引き返しました。ネコと昼寝しようと思ったのですが、逃げられてしまい仕方なく、UPしたこの記事の「滅茶苦茶な文章」を添削しました。ちゃんと読み返してから公開している筈なのに・・・。


迷宮映画館へのご招待(序)

2012-05-19 11:11:11 | 映画&ドラマ


 「とシアター」前面。画面を引き締めるため、シネスコ用のラシャ布で上下を覆っています。
 上側は、シネスコ用と1.66&1.78のビスタサイズ用の目隠し布を作り、上映するたびにマジックテープで枠に貼り換えていました。下側は床から立ち上げたバーにスクリーンのサイズに合わせてフックをつけ、ラシャ布をのれん状に渡したものをフックにかけてマスクをします。十年前に手芸専門店で布を買い、工作を施しました。バーなどは見えないように黒い塗料を塗っています。技術家庭の苦手な自分がここまでやったのだから、今思うと凄い情熱ですね・・・。余ったラシャ布は、反射した光が床に映り込まないよう吸音材代わりの絨毯の上に敷きました。ネコの抜け毛だらけになるので(どういうわけかこの上が好きで、久しぶりに敷いたら早速ゴロゴロしてました)、普段はたたんでいます。
 スピーカーのサランネットも、久しぶりに外してみました。以前紹介したように、フレディの爪跡のようなひっかき傷をネコにつけられ、時すでに遅しだったのですが、天井裏からネットをひっぱりだしました。今やネットはボロボロになってしまい、予備が必要かもしれません。悲惨というかユニークというか・・・。このスピーカーは一生モノだから良しとましょう。ウーハーの高さが綺麗に揃っているのがわかりますか? 左右の重量級スピーカースタンド(部屋ができたとき、友人と中空部に砂を入れたのも良い思い出です)を設計したのは、名高いオーディオビジュアル評論家のO氏。スタンドの空間には、吸音材の代わりに座布団を敷きました。センタースピーカーと昇降式(手前と横のハンドルを回す)のセンタースタンドは同氏から譲り受けたものです。
 左右に作ったラックは、淘汰されながら八年ぐらいでほぼ満杯に達しました。数えたことはないのすが、CDが50枚×10枠=500枚、DVDが35本×70枠=2450本ぐらいかなあ? ブルーレイ作品はまだ18本です。こちらのお師匠さんは「映画番長」とも呼ばれているH氏。淀川さん以上に見ているでしょう。O&Hがタッグを組んだ視聴会には行列ができたものです(今もできますが、思い出として・・・)。その他、シアター部屋に携わってくれた凄い人々については、折を見て綴っていこうと思います。

 題名の「迷宮映画館」は、名画座スタイルを踏襲して週替わりに家庭劇場「と・シアター」にて上映した映画についてのコラムです。筆者のこだわりのみで上映される映画ですので、(今までのレビューも似たようなものですが)「こだわり映画館」と呼ぶつもりでしたが、記念すべき最初の作品が『ラビリンス 魔王の迷宮』だったことと、半世紀近くも(それこそ)映画の迷宮から出られないというか、出ようとしないニワトリさんに相応しいのでは?との思いから、「迷宮映画館」と名付けることにしました。
 パッケージソフトのクオリティについて言及することもあると思われるので、使用機材について一応表記しておきましょう。
 
プロジェクター         SONY VPH-G90
スクリーン            Stewart スノーマット100/100インチ4対3(2032×1534mm)
BR/ SACDプレーヤー   OPPO BDP-93 XE
BRレコーダー         SONY  BDZ-AT950W
CD/DVDプレーヤー     AYRE D1(故障中)
アナログプレーヤー     DEON DPー300F
コントロールアンプ      ONKYO PR-SC5509
パワーアンプ         JEF ROWRAND M-102×3台(FR/FL.C.RR/RL) 
スピーカー           PMC MB1×5本

 今のところ、シネマスコープ作品ばかり見ています。『ザ・ディープ』で、ジャクリーン・ビセットが横長のスクリーンいっぱいに映しだされたとき(『素直な悪女』のブリジット・バルドーが先駆けたアングル)、シネマスコープ作品の「とりこ」になってしまいました。こりゃいいわ!
 今のスクリーンだと、4:3のスタンダード作品のDVDを上映した場合、画面いっぱいに映し出されるのは結構だけれどフィルム感が損なわれて「電子映像」ぽくなる一長一短があり、2.35:1 という横長シネマスコープ作品のDVDになると、いかんせん画面が小さいのと(面積だと半分以下)、ソフトによっては解像度が著しく低下してしまうため(滅多になくなったけれど、例えば大好きな『まぼろしの市街戦』や『スペースバンパイア』はシネマスコープのレターボックス収録なのです・・・)、スクイーズ収録されたビスタサイズのDVDソフトがもっとも「映画らしかった」のですが、ブルーレイ化によってシネマスコープ作品が映えるようになりました。ついでに、池玲子姐さん(米国盤高画質DVD)をシネスコで観たのですが、こりゃあたまらん!
 試しにリモコンで投影サイズを変えてみたところ、もう少し画面を大きくしても解像感は損なわれず、ビセット嬢がより魅力的にスクリーンに映し出されました。これを観てしまったら、もう後に戻れない? 横幅2350mm(までがスピーカーとかぶらないサイズかな?)のシネスコスクリーンを即入れたくなりました。
 シネスコスクリーンにした場合、ビスタ&スタンダード作品については今までよりも小さな画面で観ることになってしまうのですが、そうした方が統一感が出てくるし(固定画素プロジェクターを使っている方はズーム機能を使ってシネスコ対応させていますよね)、スクリーンが小さくなる反面スタンダードサイズのDVDの解像度が見かけ上は増すため、これらの作品をあえてブルーレイに買換えなくても(しかもこうした旧作は、極めて有名な作品を除いてなかなかブルーレイ化されない)いけそうな気がしてきたのです。

 先日、解像度が明らかに劣るスタンダード作品(1953年以前の映画は全て)のDVDをリアスピーカーから外れるくらい離れた距離で観たところ、電子映像ではなく「フィルム」ぽく見えました。フィルムの粒状感を残しているクライテリオンのDVD(『恐怖の足跡』)だと、何ら遜色のない素晴らしい絵が出ているではありませんか!
 「とシアター」では部屋の最後部にベッドがあります。十年前に部屋ができたとき、ベッドの上から映画を見たこともあったのですが、久しぶりに「それも悪くないな」と思いました。スタンダード作品の大半がモノラル音声なので、コントロールアンプの「ピュア・オーディオ」ボタンを押してフロント2本だけで視聴すれば、最新のブルーレイにも劣らない感じで寝ながら?映画を観られます(試したのは、『三つ数えろ!』からハンフリー・ボガートとローレン・バコールが最初に出会うシーンと、『ローラ殺人事件』『天国は待っている』からジーン・ティアニーのモノクロ&テクニカラー映像)。視聴位置は、12畳と6畳を仕切るあたりがベストでしょうか。大量のソフトが映画館を凌駕するクオリティで観られるのならば、ブルーレイに対応した以上にリニューアルした甲斐があったというもの! いや~、映画ってほんとにいいですね!
 となれば、100インチのシネスコスクリーン(2337×991mm)に実質サイズダウンしないで、サイズダウンをスタンダードのみにとどめ(120インチの4:3は必要ないでしょう)、16対9の110インチスクリーン(2435×1370mm)にすれば、視聴位置を変えることで映画ソフトを同じ画角で楽しめそうです。価格の面ではどちらの方が安く収まるのでしょうか? 面積だけを考えると、シネスコスクリーンの方が安そうだけど・・・。スクリーンの張替えに伴いプロジェクターも吊り直さなければならないので二年ぐらい貯金しないと改装できないでしょうが、トライする価値はありそうです。
 というわけで、相変わらず「アリとキリギリス」のキリギリスから抜け出せそうもないのですが、働き甲斐もUPしたということで・・・?


(左)前モデル「1292」から吊り換わった最後の超弩級三管プロジェクター「G90」。十年前は夢のまた夢だった機械を手に入れてしまいました・・・。固定画素のデジタルプロジェクター時代になったとはいえ、「映画再生」となるとアナログ9インチ管に勝るものはないかも? 一見しただけでは変わったことがわからないので、父には内緒・・・。
(右)デジタル化されて一新された再生機器。OPPO は、ラックの右側中&下段に納まっている D1 の十分の一以下の値段なのに、同じクオリティの絵を出してくれています。十年間の歳月を感じました。コントロールアンプの性格もあるのかもしれませんが(エージングもまだまだだし)、CD再生の音色が D1 と若干異なるので、現在故障中の D1 も修理するつもり。こちらの期待としては、DVD再生時に「やっぱりエアーだよな~」となって欲しいのですが・・・。

 今日は午後から映画館の迷宮へ行ってきます。観るのはバートン&ジョニデの『ダークシャドウ』と、知る人ぞ知るアレクサンダー・ペインの『ファミリー・ツリー』。うっしし~♪


一日散歩その9 ~千鳥ケ淵の桜

2012-05-15 00:50:15 | 自然&いきもの+ゾウのはな子


 ずいぶん間延びして、賞味期限が過ぎてしまった感がありますが、一日散歩の最後に訪ねた千鳥ケ淵(と靖国神社)の写真をUPします・・・(サムネイルの写真をクリックすると、大きくなるよ!)


 ファインダーで切り取られた風景は、淵というより「春の小川」かなあ?

 画角を変えると、息を呑む美しさ! しばし時を忘れました。

 めまいを覚えそう・・・今年は寒緋桜と大島桜の共演が見られちゃった!


 千鳥ケ淵で先ほどの「春の小川」を眺めていたら、絶好の被写体が横切りました(左)。 靖国神社では、灰色の瞳のお母さんと幼い姉妹が・・・(右)。写真の彼女は、お姉さんの方です。妹と二人、そこにいるだけで癒されました。



 その日印象的だった花たち・・・。早いもので、もうそろそろ紫陽花の季節ですね。


 By the way、仕事の合間に、映画ソフトを見まくってます。現在、レンズ焼け防止のため「4:3」のスクリーンいっぱいにクライテリオンの『恐怖の足跡』を上映しています。ブルーレイのシネスコ作品ばかり見ていたので、DVDの「4:3」では見劣りすると思ったのですが、なかなかどうして・・・モノクロスタンダードもいいじゃん! 


浦賀 叶神社

2012-05-09 11:50:10 | オートバイ春夏秋冬

 
 上の写真は浦賀にある西叶神社の可愛い狛犬です。今回はジェントルセピアで撮影してみました。
 何度も登場している叶神社ですが、城ヶ島ツーリングの際は大抵寄ってお参りしています。
 (最初に紹介した過去記事は、 → ここをクリック )
 
 ペリーの黒船が入港した浦賀・・・狭い湾を挟んで東叶神社と西叶神社が(はす向かいだけど)向き合ってます。西叶神社で勾玉(瑪瑙・翡翠・水晶の三種類)を、東叶神社で勾玉を納めるお守り袋をそれぞれ購入、互いの神社を渡し舟で行き来するスタンプラリー的な参拝の仕方が気に入ってます。夏場など、この渡し舟が涼風を運んでくれて、実に心地良いのです~♪ 一昨年でしたか、東叶神社の目の前にマンションが建ってから、若干景観が損なわれてしまいましたが、願は叶っても(無病息災だし、きっと叶っている!)通い続ける素敵な神社です・・・。

 対岸から渡し舟と東叶神社を眺める(クリックすると、大きくなるよ)。


 西叶神社の駐車場にバイクを停め、参拝しました。西叶神社は社殿の装飾が見事です。

今回は、渡し舟ではなくバイクで東叶神社に移動しました。勝海舟がここで咸臨丸のアメリカ渡航の無事を祈願し、断食修行をしました。船に滅法弱かったそうなので、その心中お察し致します・・・。


GWの城ヶ島(その2)

2012-05-07 23:47:27 | オートバイ春夏秋冬


 城ヶ島は過去に何度も取り上げていますが、ピクニック(ハイキングでもいいけど)をするなら、城ヶ島灯台から写真の「馬の背洞門」まで磯伝いを歩き、洞門に着いたら来た道を引き返すのではなく、急斜面を登って崖伝い戻るコースをお勧めします。海あり山ありの気分を気軽に味わえるからです。ゆっくり歩いて約一時間の散歩・・・気持ちいですよ~♪
 下のサムネイルの写真をクリックすると、大きく表示されますが、島の南側はダイナミックな自然に満ちていて、ここが神奈川県だとはにわかに信じられなくなるでしょう。風が強い日は怖いほど・・・。

 
 人を阻む断崖絶壁は、ウミウの絶好の繁殖地です。

 南海の孤島に見えるけど、日帰りで行かれます。


 断崖絶壁を眺めていると、キングコングが突然現われても不思議じゃない気分になりますが、城ヶ島に棲んでいるのはコングではなくネコ! 以前と比べればかなり減りましたが、城ヶ島公園内で十匹ほど見かけました。いつもと違う時間帯だからでしょうか、顔馴染みは2匹だけ。写真の新顔ネコたちはあどけなさが残っていて、まだ幼い感じがします。人にも慣れていました。彼らが生を全うできることを祈ります。頑張って!
 最後の写真は、城ヶ島YHの跡地。建物は長らく放置されていたのですが、(ついに)きれいさっぱり解体されてしまいました。また思い出が消滅した・・・。 


GWの城ヶ島(その1)

2012-05-06 22:53:54 | オートバイ春夏秋冬

 
 桜の写真がまだ山ほど残っていますが、早くもGWが終わってしまいました。ニワトリさんの連休は、29&30日が引越しとシアターのリニューアル、1&2日が通常業務、3&4日が鴨川旅行、5&6日がお休みでした。今日はネコと一緒に終日ゴロゴロしていましたが、昨日はGHの菜園で2時間作業したのち半年ぶりに城ヶ島までバイクを走らせました。
 写真は城ヶ島灯台です。GWとあって、多くの観光客で賑わっていました。人が映り込まない位置を探していたら、意外と近くにあるじゃない? カラー写真(青い空と白い灯台)も悪くなかったけれど、ラフモノクロームで撮ってみました。PENは多彩なアートフィルターを搭載していますが、ラフモノクロームは70年代のスナップ写真にも似た仕上がりがいいんだなあ~♪


 いつもと違って遅い出発(13時近かった)だったけれど、それが幸いして有料道路を使えば早く着くと踏んだのですが、考えが甘かった・・・渋滞渋滞また渋滞。横横でも一部の区間で渋滞に捕まったけれど、これがほんの序の口で、高速を降りてから三崎まで延々と車が数珠つなぎになっていました。いつもは使わない134号線を走ったのが間違いの素だったのですが、車につきあっていたら夕方になっても着かない可能性が高いので、危険なすり抜け運転を敢行、15時に到着しました。
 灯台側にバイクを停め、まずは「めしだ~」。貝殻細工がレトロでチャーミングな小さな商店街を抜け(写真左)、本日割引き=840円のマグロ漬け丼(写真右)を食べました。実は、写真を撮る前に食べ始めてしまい、マグロが二切れと、添えのニンジン二切れはすでに胃袋の中です。三崎のマグロは赤身から中トロまで色々混ざっていて、とても美味しかったです。ここは安かったけれど全体的には鴨川の「池田」より二割増し・・・。香ばしい匂いに誘われ、イカのげそ焼き(100円)も合わせて頂きました。


灯台へ続く階段はエーゲ海風。和様折衷景色が広がる・・・。城ヶ島大橋もここから見えます(右上隅)。


 冒頭写真とほぼ同じ位置から灯台(じゃなくて、子供を撮影中のお母さんの後姿)を激写? 約十羽のトンビが強い向かい風を利用して空中で静止していました。城ヶ島は風の島です。灯台右横の樹木の傾きからも風の強さが伺えるでしょ?


ジオラマモードで撮影すると、平凡な景色もアートになる?


千葉は穴場? GWの一泊旅行

2012-05-04 23:55:10 | 自然&いきもの+ゾウのはな子


 21時に帰宅しました。GHの一泊旅行で、鴨川に行ってたのです。3日はものすごい雨でしたが、久留里線と一緒に走ることができ、個人的には大満足! 夕食はおいしいと評判の食事処「池田」で食べました(閉店直前に滑り込みセーフ)。「これだけで来た甲斐があった」と、感動の嵐!
 翌4日は、ご覧のとおりの上天気。「鴨川シーワールド」のショーに大興奮! Tシャツ1枚でうろついていたら、かなり日焼けしました。


 去年のGWは草津に行ったのですが、当然ながら大渋滞に巻き込まれ、二日で15時間も車に乗っていました。千葉に出かけるのは二度目ですが、合流やアクアラインなど一部の区間で渋滞しただけで、スムーズに走れました。遊び場はたくさんあるのに比較的空いている・・・こちら方面は穴場かも?


イルカの四頭同時ジャンプ! 凄い跳躍力でした!


 金目鯛の煮つけ定食(1600円)。絶品!でした。「池田」は安くて美味い! ニワトリさんは、鯵のたたき定食(1000円)を食べましたが、滅茶苦茶美味しかったです。金目鯛は煮汁をご飯にかけて食べてしまいました。刺身定食(1300円)も豪華でした。特にホウボウがおいしい~♪


 3日は雨、雨、雨・・・高速を降りた頃から雨足が弱まって、里山風景に癒されながら鴨川に向かいました。最初は海沿いルートを通る予定でしたが(2号車は計画通り九十九里経由で鴨川へ・・・)、田んぼも悪くない? 奥に見えるのは久留里線ではありませんか! イベントでしょうか、旧型気動車との二両編成で走っていました。こうした旅行のときは、自分が全運転になるパターンが多いのですが、心優しい女性が運転を変わってくれた直後の、思いがけないプレゼントに狂喜乱舞!のニワトリでした・・・。


 しばらくランデヴーを楽しみました。以前、久留里線に乗りに行ったときも雨でしたが、久留里線には雨が良く似合う・・・と改めて思いました。植え付けが終わったばかりの田んぼがまたいいんだなあ~♪


4月29日の国立の桜

2012-05-02 09:54:54 | 自然&いきもの+ゾウのはな子


 部屋の記事が続いたので、その後の大学通りの写真を2枚UPします。29日の朝7時に散歩したときのものです。気温は早くも20℃を超えていて、少し暑いくらいの陽気でした。若葉の緑が、眩しいくらいの勢いで瞳に飛びこんできました。


 一か月前は丸坊主だった銀杏も、あっという間に緑緑緑! 以前の写真と比べてみると・・・ → ここをクリック


 5月1日の朝、定位置(夏バージョン)に戻って安眠中のクルミさん。30日はとばっちりを受けて睡眠不足に? 隣の部屋に緊急避難したのですが、目を白黒させながら押し入れや部屋の隅っこで固まっていました。人間はもちろん、動物や虫ともコンタクトのできる友人のお医者さんからマッサージしてもらえたのが、不幸中の幸いだった? 
 今日から二泊三日で家を留守にします。悲惨な交通事故が多発しているので、気を引き締めて行ってきます。帰宅後は映画ソフト三昧??楽しみだなあ~♪