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彫刻展、餃子、一反木綿、駅弁!

2013-02-09 23:48:23 | 日常&時間の旅

(夕食を終えた筈の)クルミさん、興味津々覗き込み、不動の構えです。


 接点のない単語が並んでいますが、今日一日の間に強く印象に残ったものを並べるとこうなりました。点と点を結んだのは京王線かな? 
 スタートは国立駅バス停。京王バスで府中に向かいました。バスの運転手が女性だったのも印象的でした・・・。


 
 地下に潜った京王線調布駅に初めて降り、明地信之さんの彫刻展(【調布画廊】&【みるめ】の二か所で23日まで展示されてます)に行ってきました。作家と会えただけでも感激なのに、【みるめ】で珈琲を飲みながら話を伺うことができました。何て素晴らしい一日だったのでしょう、本当にありがとうございました~♪
 写真撮影の許可を頂いたので、明地さんの素敵な彫刻については改めて紹介させてください。私の下手な写真で作品の魅力を伝えられるのか?という疑問も湧きますが・・・。


 このクロヒョウは今回見ることができませんが、試作として造った彫刻が自宅にあるそうです。【府中郷土の森】で展示されたときの写真を見せて頂きましたが、日本の伝統的な田舎家の前を悠然と歩いている感じが全く違和感がなく実に似合っていました。ずっと郷土の森に置いてほしかったなあ~。


 調布に戻る途中で昼食。「肉汁たっぷり餃子」に胃袋が反応して飛びこんだら、本当に口の中にジュワ…と美味しい肉汁が広がりました(たれは必要ないくらい)。特に水餃子が絶品で、水×3&焼×4の定食=680円は大納得のプライス。お店の名前は忘れちゃいましたが、店の前に(このとおり)一反木綿がいたので、迷わずまた行かれそう。やったね!


 そうなんです、「調布=水木しげる」でした。付近を散策すると面白そう~♪


 山手線の(オール黄緑)ラッピング車両には会えなかったけど、新宿に出て中央線で帰ります。南口からホームに向かうと駅弁屋さんが・・・。「最近鉄道に乗ってないなあ~」、そう思ったら無性に駅弁が食べたくなり、まだ食べたことのない湘南の駅弁(しらす弁当)を買ってしまいました。HDDに録画していた鉄道番組で旅行気分を高め、駅弁を食べました。


帽子屋のネコ

2013-02-05 10:12:15 | 日常&時間の旅


 一ツ橋大学の裏通りにあるお洒落な帽子屋さんです。かなり前から知っていたのですが、ショーウィンドウに「きなこ」という名のネコがいることは知りませんでした。同じ名前のネコを飼っている同僚から教えてもらい、昨日のお昼過ぎに近くを通ったついでに寄ってみました。きなこさん、いるかな?



 いました~! 気持ちよさそうに寝ています。座布団が二つあるんですね。
 窓の貼り紙に、【「きなこ」、二歳になりました。ときどきふかふかのお腹を出して寝ちゃいますが、窓の外に見えるみんなの笑顔が大好きです。でも窓をドンドンとたたかれるのは嫌いなのでこれからもよろしくです。】と書かれていました。う~ん、何で今まで気づかなかっただろう?


(左)ガラス窓に景色が写りこんで、きなこさんを捉えられません。二重露出をかけたような写真になってしまいました。黄色のねこじゃらしがいいですね~。
(右)しばらく眺めていたら、気配を察したのか一瞬目を開きました。うちのクルミさんより二回りは大きい立派なサバトラです。まだ二歳なのに・・・。


    

 今朝の谷保天神梅園の梅。昨日の立春で、ところどころ花が咲き出してます。今晩から大雪とのことですが、明朝は雪の中を走る?


武蔵国分寺

2013-02-02 10:23:27 | 日常&時間の旅


 武蔵国分寺跡です。ここに九重塔も建っていたと言われています。復元してほしいのですが、国分寺市はお金がないので無理でしょうね。模型なら、かつて市役所に飾られていたのですが・・・。

 予告どおり? 足を伸ばして武蔵国分寺跡まで走りました。写真撮影などで5分休憩したとして、正味45分の変化に富んだコースです。
 6時20分に家の外に出ると、すでにひと雨あったのか、土の濡れた独特の香りに包まれました。雨風も吹いていて今にも雨が降りそうな雰囲気。昨日までの凛とした寒さは感じられません。今日は南風が吹いて、20℃くらいに気温が上がるそうです。春一番と言いたいところですが、立春前なので使えないんだとか・・・。
 国分寺崖線の雑木林をアップダウンして、JR武蔵野線と府中街道を横切り、武蔵国分寺跡に着いたときには、雲が大きく動いて晴れてきました。


国分寺楼門。江戸時代の作品ですが、佇まいがいいんだなあ~。

その先には万葉植物園と呼ばれているお寺があります。天正時代を思わす屋根がいいですね~。
万葉集に詠まれた植物が和歌を添えて植えられています。のんびり時間を過ごすには最適かなあ。


   

お鷹の道を歩き「真姿の池」脇の湧水を汲みました。後で淹れたコーヒーは普通の味でしたが・・・。


現在歩道として残されている幅12mの東山道武蔵路(奈良時代)横では発掘調査が続いています。
16日(土)11~15時まで、この中を見学できるそうです。貼り紙を見て興奮するニワトリさんでした~♪

 お昼からシネマシティで、アン・リー監督の『ライフ・オブ・パイ~トラと漂流した227日』と、トムクルの『アウトロー』を観てきます~♪


瞬く間に1ヶ月が過ぎました・・・

2013-02-01 23:15:00 | 日常&時間の旅


 午後6時半、クルミさんの視線の先には何がある?
 早くも、1/12年が過ぎてしまいました。アメフトも、スーパーボウルを残すだけ! 2月は28日しかないので、もっと速く過ぎ去ってしまうかも?
 
 今日はお休みでしたが、家事と生き物の世話をしてる間に午前中が終わってしまいました。困ったものです。でも、仕方ないか・・・(来週早々コオロギを頼まないと)。
 1月の唯一の収穫は、ひょんなことから始まった朝活(ランニング)が続いていることでしょうか。今日は、クロスカントリー・コースを走りました。明日は、国分寺跡からお鷹の道まで足を伸ばして、コーヒーを淹れる水でも汲んでこようかなあ?

 ちょっと昼寝をしたら夕方になってしまいました。尻を叩いて、調理をしました。冒頭のクルミさんが見つめているのが、下の写真です。鰤を焼いている間に、ちくわを二切れほど食べられちゃいました・・・。


 ひじき煮はまずまずでしたが、鰤の照り焼きは照りが足りず、汚い感じ・・・。かなり前に冷凍した鶏肉を見つけたので、青梗菜、白菜、椎茸と一緒にクリーム煮にしてみました。ブイヨンで炒めた具材に牛乳を入れ塩コショウを適当に振ったら、いい感じの味になったのですが、とろみをつけ過ぎたのと(片栗粉の加減が難しい!)、冷凍し過ぎの鶏肉はクリームでごまかさなければ、正直不味い! まだまだ修行が足りません。


クロスカントリー?

2013-01-27 09:20:55 | 日常&時間の旅

 

 ニワトリさんの住んでいる坂の上は「フジモト」と呼ばれるだけあって、昔はどの坂からも(家の二階からも)富士山が見られたのですが、駅前にマンションが幾つも建つようになった今は、富士山の見られる坂はわずかになってしまいました。久しぶりに富士山が見たくなったので、クロスカントリー?の帰りに寄ってみました。午前7時の富士山です。


 コースに変化をつけながら走っています。昨朝走った国分寺崖線を行くクロスカントリー風のコース(30分弱)が変化に富んで楽しかったので、今朝はTG1を持って走りました。中央線の陸橋を渡り、多摩欄坂上から坂を下ってしばらく行くと山道?に入ります。同僚たちはよく知っている道ですよね。枯葉を踏みながら走るも良し、霜柱をさくさく踏んでも楽しい~♪


小径を駆け上がると、ご来光が眩しい~!

 一度下って公園に出てから鎌倉時代の古街道を上っていきます。ここも好きな道です。道なりに北上して西国分寺駅に出ると、あとは線路沿いを走って家に戻ります。


 朝日が綺麗だったので、足を少し伸ばしました。電線が邪魔だけど、家の近所で富士山の見られる坂はここだけになってしまいました・・・。


 話変わって昨晩、毛づくろい中のクルミさんです。このように首輪がすぐ伸びてしまいます。危ないので今朝外しました・・・。


2012.12.30 銀座~京橋&八重洲

2012-12-31 08:18:18 | 日常&時間の旅


 山野楽器から銀座通りを京橋に向かいます。上の写真は、この日一番気に入ったショーウィンドウです。名前は忘れてしまいましたが、婦人靴屋でした。本降りの雨が続いていますが、人通りのなかった午前中より遥かに多くの人々が繰り出していました。


銀座松屋のショーウィンドウ。ひと際目立っていました。


    

同じく松屋のショーウィンドウから。見てるだけで楽しい~♪

 

    

松屋の隣。ライバルが向かい合ってます。


    

有名ブランドが並び合う光景は、バブル時代より華やかです。


    

 バブル時代というか恋愛時代というか、80年代後半から90年代前半にかけて、(自分を含む)阿呆な人々がクリスマス前ここに殺到しました。相手がいないのに買う人まで・・・。クリスマスが終わると、質屋が大変繁盛したそうです。 


    

 実を言うと、一番好きな場所がここ、京橋跡です。今は派出所しかありませんが・・・。隣の写真のビルディングは、京橋1丁目のそろそろ竣工する再開発ビルディングです。ここにはかつて、昭和の名建築と謳われた片倉ビルが建っていて、自分も最後の十数年を片倉ビルの地下一階で過ごしました。十階建てのビルディングの6階まで建ち上がったときに関東大震災に見舞われたけれどびくともしなかった、と聞いています。自分がここを去った数年後に、片倉ビルを含む2ブロックに及ぶ建物が丸ごと取り壊され、跡地に巨大なビルが建ちました。余計な詮索だけど、テナント埋まるのかなあ?


 八重洲の福島館では、来年の大河ドラマ『八重の桜』のキャンペーン中。今年の『平清盛』は視聴率こそ最悪でしたが、内容的には見ごたえありました。来年も期待してます。


 最後に「幸運の仔豚像」(八重洲地下街にいます)の鼻を撫でて帰途に尽きました。毎年恒例になった箱根駅伝関連の展示のとばっちり?を受け、片隅に移動していました。無数の人に撫でられたところはピカピカに光っています。

 大晦日です。さあ、大掃除をしないと・・・。終わったら年越し蕎麦を食べに深大寺に。年賀状は・・・すみません、明日書きます。


2012.12.30 銀座

2012-12-31 02:09:09 | 日常&時間の旅


 麹町に半年、新富町10年そして京橋といった具合に、計24年間通いました。フィルムセンター、シネパトス、東劇、シャンテ、マリオン、シネスイッチ、有楽座、有楽町スバル、並木座、テアトルシネマ・・・映画館以外は殆ど縁がなかったけれど、銀座が好きです。
 25日から26日へと日付が変わった瞬間、ほぼ一斉にショーウィンドウのデコレーションがクリスマスから正月用に変わっていきます。朝までにはすべての作業が完了するのですが、「さあお買いなさい」から「ここでひと休み」といった感のする正月飾りの方を好みます。
 映画を観た後、雨の中を歩き回りました。映画館で『SUSHI GIRL』のTシャツを買ってしまったため、財布の中は105円しかありません。でもまあ、ウィンドウショッピングにはお金は必要ないですよね。TG-1はどんなに濡れても大丈夫だし、『雨に唄えば』のジーン・ケリーのように足取りが軽くなったりして・・・。
 写真の銀座4丁目交差点=ゴジラが壊した時計台(和光ビル)からスタートです。道路にせり出したバーが、都電が走っていたこと(私も記憶にありません)を思い出させてくれました。


何かの宣伝カーが目の前を通り過ぎました。ちんちん電車、それも花電車が来たみたいです。


和光ビルの2013巳年デコレーション。人波が途切れたコンマ数秒にシャッターを切れました。


 銀座四丁目と言えば、はす向かいに日産ギャラリーがあります。GTRがお立ち台の上でぐるぐる回転していました。丸いテールライトと四本マフラーが格好いい!


    

 新興勢力のユニクロビル。建物は素晴らしいのですが、ショーウィンドウは不合格・・・。道路を挟んで撮影中、足元の電飾がまるで光の雪が空から落ちてくるかのように点滅しました。


    

 シックにまとめたシャネルに対して、工夫が見られないコーチ。昔の方が品があったような気がします。自分が最初に好きになったブランドですが・・・。



 カルティエとミキモト。空間と色使いが似てますね。ミキモトは和も取り入れてます。


    

 高級鉄道模型を扱う天賞堂の正月飾りは、ディーゼル機関車DE10と車両基地。天使クンは恋の矢を放とうと今日もチャンスを窺っています。 




三越のロイヤルカフェでお茶したかったけど、所持金105円ではどうしようもありません・・・。

 すみません、睡魔が・・・寝ます(続く)。


三原橋シネパトス

2012-10-28 23:36:24 | 日常&時間の旅

何度通っただろう・・・


 中途半端に浅草六区を後にしたので、八重洲ブックセンターに寄ったついでに銀座まで足を伸ばし、三原橋のシネパトスを訪ねました。ここも閉館が決定しています(2013年3月31日)。
 並木座がなくなってからかなりの時が過ぎましたが、とうとうシネパトスもなくなってしまうんですね。並木座が「キネマ旬報」だとすると、シネパトスは「映画秘宝」でしょうか。個人的には並木座よりも、浅草六区よりも、シネパトス閉館の方がショックかなあ?
 シネパトスが入っている三原橋地下街は、1952(昭和27)年12月にオープンした日本で二番目に古い地下街だそうで、埋め立てられた三十間堀川に架かっていた三原橋を利用して造られました。銀座最後のディープスポットと呼ばれてますが、その姿を見られるのも来年三月末まで・・・嗚呼。


ビルの間から顔を覗かせる昭和。この道はその昔、運河(三十間掘川)でした。


 (勝鬨橋に向かう)晴海通りをくぐり抜け反対側を撮りました。コロッセウム(バームクーヘンと言った方がいいかも?)を八分の一ほど切り取った感じの弧を描いてます。「昭和」を代表する建築物だと思います。
 明治&大正時代の建物と違って、昭和の建物はどんどん壊されています(最初の破壊がバブル時だった)。いずれ、写真やフィルムでしか見られなくなってしまうかもしれません。その意味では東京駅も、三角屋根だった昭和東京駅の方が好きでした・・・。


 シネパトスは三原橋の真下にあります。左側にシネパトス1。右側にシネパトス2&3。通路の天井は、1931(昭和4年)に架け直された三原橋の橋梁そのものです。この通路を通れば信号待ちをせずに反対側(この写真だと5丁目側)に渡れます。


(右)シネパトスは昔ながらの映画館で、途中入場も可。入替制じゃないので、気に入れば何度も見られます。ただし、真下に地下鉄(日比谷線。十字を切る形で都営浅草線も)が通っていて、日比谷線が通過するたびに走行音が館内に響き渡り、昔のセンサラウンド方式じゃないけど、座席ごと揺さぶられることも・・・(爆発シーンとかだったら怖いデス)。でも、このチープさが味があるというか、いいんだなあ~。次回上映『私の奴隷になりなさい』と『僕の中のオトコの娘』の前売券を購入しました。
(左)5丁目側の階段を下りたところにある食事処「三原」。一度も利用したことがないけど、閉館前に寄ってみようかと思います。天井部のアーチは橋梁で、三原橋が今も生きている証拠ですね。今回の取り壊しで、橋梁部の運命は? 道路を通行止めにしない限り、撤去不可能な気もしますが・・・。


 白い二階建てバスみたいな部分だけがタイムスリップしたようにまわりから浮いているけれど、道路にアーチ状の勾配が認められることから、ここがかつて橋だったとわかります。
 戦後、第二次大戦の空襲により生じた大量の瓦礫を処分するため、多くの川や運河が埋め立てられました。三原橋の下を流れていたのは三十間堀川ですが、1948年に埋め立てられました。
 三原橋地下街の上には道路(晴海通り)が、下には地下鉄日比谷線が走っているため、地下街全体を取り壊すのは非常に難しい工事になるのでは? 技術的には興味津々だけど・・・。


 


 そのまま、ゴジラが破壊した和光ビルのある銀座四丁目交差点に! 埋め立てられたと言えば、この先の外濠に架かっていた数寄屋橋も・・・。現在走っている高速道路建設のため、1958(昭和33)年に埋め立てられましたが、初代ゴジラ上陸は1954年だから、このときは旧数寄屋橋の優雅な二連アーチがまだ見られた筈。そして数寄屋橋と言えば、映画『君の名は』も有名ですね!


 

 銀座四丁目の路地に佇む、知る人ぞ知る【天賞堂】の天使クン。ハロウィン仕様に仮装していました。連続写真にすると、天使と言うより怪しいヒトに!(ショートパンツの女性はたまたま通りすがっただけ。撮影者は人が途切れる瞬間に神経を集中してました・・・と言い訳。FBには視聴制限のかけられるカスタム機能を使って、素敵な天使クンの写真をUPしちゃおうかな?)


浅草六区の最後の映画館

2012-10-26 23:22:00 | 日常&時間の旅

大正モダンな浅草。凌雲閣(浅草十二階)が素敵!


 久しぶりにブログを(FBも)更新します。このところイベント続きだったのと、体調を保つようオフタイムは極力寝ていたのと(「春眠暁を覚えず」と言うけれど、秋も眠い!)、欲しい病が再発(十度目ぐらい?)したのが、ほったらかしの原因でしょうか? そうそう、毎週HDDにたまっていくアメフトの試合(三試合分)を観るのに9時間必要だし、『相棒・シーズン11』は欠かさず見てるし、同日同時刻にぶつかってる米倉涼子(女ブラックジャック?)と仲里依紗(研修医)の医療ドラマをそれぞれ見てたりして、とにかく時間が足りません。
 ここにきて、病気の方は一段落しましたが(お金を使い切った)、先を考えるとコワい・・・。誰か、私を止めてちょ~だい!

 20日の土曜日に、浅草六区に残った最後の映画館三館を訪ねました。浅草六区は、国内における映画館の発祥地(電気館)でした。当時は今の新宿や渋谷以上に栄えていましたが、関東大震災により名物だった浅草十二階こと凌雲閣(今でいえばスカイツリーですね)が半倒壊してしまうと、しだいに衰退していきます。
 今の浅草は、逆襲というか活気に溢れていますが、最後に残った三館が翌日21日に閉館してしまうことを知り、せっかくだから映画でも見てこようと、買い物がてら足を伸ばすと・・・。

 

 布団の中に潜る・・・、食が進む・・・、金木犀が香る・・・秋です。武蔵境で途中下車して、油そばを食べました。熱いのを一気にかきこむのが美味しく食べるコツだけど、11時開店に訪れた最初の客7人中、ダントツの一位通過。早食い競争じゃないのに、自然と箸が進んでしまう食べ物です。いや~、何十回何百回食べても美味しい!

 

 最後に残った映画館は、1927年築の新劇会館(写真)と、その並びにある1933年築の中劇会館でした。アールデコ調の建物は外壁が煉瓦で、館内にもアーチが見られるモダンな映画館でした。これは入口に貼られていた写真ですが、70年代かと思われます。話は逸れるけど、大空襲で焼け野原となったこの土地に、かつての凌雲閣をイメージした仁丹塔が建てられ、80年代半ばまで残っていました。ニワトリさんもおぼろげながら仁丹塔を覚えています。どういうわけか、怪人二十面相の秘密基地だと思ってました。


    

これが仁丹塔です。凌雲閣の建っていた場所とは離れているのですが・・・。


 煉瓦が見られると思ったのに、外壁(煉瓦)の落下防止の目隠しが施されてしまい、かつてのモダンな姿を偲ぶことができません。同じようなパネルが貼られた中映(中劇会館)の向かいはJRAで、もちろん立派なビルに建て直されてます。


 新劇会館の斜め向かいは浅草花屋敷になります。ニワトリさんにはとても馴染みの深い遊園地で、最近もお化け屋敷の閉館に伴い訪ねています。ここのジェットコースターは大好き! また話が逸れましたが、最後に上映されていた映画が「健さん、寅さん、優作」などで、ニワトリさんは松田優作主演の『あばよダチ公』を観ようと思ったのですが、「館内撮影禁止」の貼り紙を見て気持ちが折れてしまいました。ここで映画を観たことはなく、その意味ではなんの思い入れもないせいか、そのまま立ち去りました。お隣の(知る人ぞ知る)浅草ロック座の向かいも巨大な更地になっていて、ぽっかり空いた空間の先にスカイツリーの姿が・・・。六区は再開発がたけなわで、ロック座もなくなってしまうかも?


浅草寺五重塔と東京スカイツリー
 

   

浅草寺の大銀杏とスカイツリー(左)。浅草寺境内から背比べ?(右)


 

東武東上線の起点でもある浅草松屋ビルも名建築です。このまま残ってくれますように・・・。


吾妻橋と筋斗雲そしてスカイツリー。モダンな浅草もいいね!


勝沼ぶどう祭り

2012-10-06 23:54:36 | 日常&時間の旅

先行部隊(約二名)が立川に着くと、絶滅寸前の183系が! 興奮のあまり、仕事を忘れるNさん・・・


 今日は、総勢16人で「勝沼ぶどう祭り」会場まで、電車でGO~~♪
 この期に及んで日焼けするほど暑かったけど、上天気な一日を過ごせました。解散後に突如にわか雨が降ってきて、濡れ鼠になるオマケが付きましたが、体が冷やされて逆に良かった?
 ぶどうは美味しく、ジュースやワインも試飲でき、甲州牛まで食べちゃいました(とどめは巨峰ソフト)。帰りの電車で、ニワトリからタヌキ(腹)に変身したところを見られてしまいました・・・。

 ニワトリさんは駅弁&席取り担当で、相棒と一緒に先行して高尾駅で皆を待ったのですが、日野の橋梁を渡った際に、サイクリングロードを埋め尽くすカメラの砲列にびっくり! こんなに撮り鉄が集まったのは、オレンジ色の中央線201系のラストラン以来ではないでしょうか?
 これには皆も驚いていましたが、実は「お召し列車」を撮影するため待っていたんですね~。天皇皇后両陛下が、リニューアル開業したばかりの東京駅から新型E655系「お召し列車」に乗って甲府に向かわれたそうです。目撃できたら、超ラッキーだったのですが・・・。


 

 乗り換えのため、立川駅で中央線のホームに降りると、臨時の河口湖行快速列車(冒頭の写真)が停まっていました。相棒&183系のツーショットを撮りつつ、単体写真を撮っていたら、向い合わせのホームに特急が入線してきたのですが、これが何と同じ183系! 「鉄博」に行けば、野外会場でそろい踏みを見ることができますが、現役の183系が同じホームで並んで見られるとは・・・。N氏は駅弁16個を置きっ放しにしたまま、特急を追いかけます。「そこの人、どいて~~~」(祈りは届かず)


 特急に続いて快速も発車しました。300㎜レンズ(PENだけど)で見送ります。この後、前述したカメラの砲列を目撃するのですが、最初は183系を撮りに来たのかと思いました。それにしては多すぎる・・・。何かのラストラン、SLが走る、など色々考えたのですが、まさか「お召し列車」だったとは!

 ところで肝心の写真だけど、往きの車内やお弁当タイムでこそ撮ったのですが、それ以外は「食べる」のに夢中ですっかり忘れていた? ぶどうガール(でいいのでしょうか?)も撮り逃がすとは・・・。おっと、そろそろ寝ないと・・・。明日はカヌーに挑戦です。