ゾウのはな子と・・・

2009-02-28 22:33:00 | 自然&いきもの+ゾウのはな子



 渋谷に映画『ホルテンさんのはじめての冒険』(おススメです!)を観に行った帰りに吉祥寺で下車して、ゾウのはな子に会ってきました。
(国立から渋谷に行くには、吉祥寺で井の頭線に乗り換えると計400円。新宿経由で行くより10円お得! 井の頭公園駅か吉祥寺駅で途中下車も楽しめるし・・・)
 どんより曇った平日のせいでしょうか、お客さんは数えるほどでしたが、たっぷり、ゾウのはな子と遊べました。来て良かったワン~♪


 ゾウ舎に着いたとき、時刻は14時30分を回っていました。冬場だと、そろそろ(屋外よりは暖かくしてある)室内に入る時間ですが、今日はまだ運動場に出ていて、奥の方で足踏み(よくやるひとり遊び)をしていました(左写真)。誰もいなかったので、やや大きな声で「はな子~!」と声をかけると(見物客がいると、なかなか声が出せない)、こちらを見て、いそいそと(そのように見えた)近づいてきました(右写真)。
「やあ、久しぶり~!」



 いつものように鼻でご挨拶してから、はな子は堀のへりに前足を乗っけて身を乗り出してきました。この日はたまたまR6を持っていたので、およその見当でカメラを向けながら、もう片方の手を大きく振って、はな子の鼻に答えました。はな子が身を乗り出して、鼻をこちらに伸ばすと、はな子の鼻息を顔に感じました。手を延ばせば鼻に触れそう・・・!
 まさか、堀に落ちることはないと思うけど(昔、落ちたことがある)、「そんなに乗り出さなくていいんだよ」と、思わず声をかけてしまいました。


 ツシマヤマネコの様子を見に行ってゾウ舎に戻ると、はな子は朝食の残りを食べていました。いつもだったら、お昼にほぼ食べ終わり、飼育係が綺麗に履いてしまうのですが、今日はゆっくり食べていたのかな? 
 ニワトリさんに気づくと、はな子はまたまた前に出てきて、パフォーマンスを始めました。


      

 片膝を立ててお辞儀(っぽい)ポーズもよくやるのですが、小さい頃に覚えた芸なのかな~? それからまた鼻を延ばしてくれました。鼻息が「ブフォー」と飛んできます。何という幸福!
 ちょうどそのとき、若い女性が二人、ゾウ舎の前にやってきて、「今日はすごくサービスしてくれるね~」と、喜んでいました。常連さんでしょうか? 一人は、ゾウ舎の前の植え込みに沿ってかけられた緑の柵より自分が小さかった頃をよく覚えていて、その頃の思い出を友達に話していました。
(はな子が井の頭にやってきて半世紀が経過しています。聞き耳を立てていたわけじゃないけど、いい話だった・・・)

 明日はスキーの引率?です。一度ここで切りますね~♪


『ホルテンさんのはじめての冒険』 ~思い立ったが吉日!

2009-02-26 23:59:10 | 映画&ドラマ


 (例によって、映画のレビューとは関係ない?前おきから・・・)
 昨夜はブログを書いている最中に睡魔に襲われ、梯子を上ってロフト型のベッドに文字どおり転がりこんだ。
 4時37分に目が覚め、ブログの続きを書いてから朝食を取った。窓を開けて空を見上げれば、今にも降り出しそうな雲が覆いつくしているのに、天気予報は「日中は傘がいらない」と(昨日から)頑固に言い張っている。
 彼らの言葉は全く信用できなかったが、誰が予報しても同じ天気予報より、「晴れ男」である自分を信じることにした。何しろニワトリさんは、台風接近に伴い梅雨前線が大暴れしているときも、移動中の自分の半径500mには雨を降らせなかったし、100%雨と言われ直前まで雨が降っていても、必要な時間だけ雨を止めてしまう(『X-MEN』のストームにも似た)特殊能力の持ち主なのだ(単に運が良かっただけ)。
 最高気温が10度以下! 真冬の寒さに備えて、スキー用の肌着(ももしきですね)をズボンの下に履くなど、防寒対策を万全に施し、そのために早くも汗をかきながら、ヘルメットを片手に玄関に向かうと、父が「雨が降ってるよ」と、にやにや笑いながら(そう見えた)声をかけてきた。「えっ、うそ・・・?」
 サンダルをつっかけ玄関に出ると、強くはないにしても、しっかりと雨が降っていた。今日を逃すと当分乗れなくなってしまうが、ニューマシンを汚したくない。お出かけは中止だ。部屋に戻ってヘルメットをしまい、蛇が脱皮するように上下2枚を脱ぎ捨てた。

 朝寝(ふて寝)しようとベットに上がったとき、映画の前売券を1枚持っていることを思い出した。ノルウェー映画『ホルテンさんのはじめての冒険』(07)である。先月、エリック・ロメールの新作を見に行ったときに予告編が上映され、勤続40年の物静かで真面目な鉄道運転士が、こともあろうに定年退職を迎えた最後の乗車の日に初めて遅刻をして列車に乗り損なってしまう・・・という物語と、ホルテンさんの勤務する「ベルゲン急行」の走行シーンの素晴らしさに惹かれて前売券を買ったのだが、今の今までそのことをすっかり忘れてしまっていた。にもかかわらず、この作品が今月21日から上映されていることは知っていたのだから、不思議といえば不思議な話・・・。机の引出しから前売券を取り出すと、初回上映時刻=11時と記載されていた。予定を変更して、渋谷 Bunkamura ル・シネマに繰り出すことにした。

 監督&脚本は、『キッチン・ストーリー』(03)、『酔いどれ詩人になる前に』(05)のベント・ハーメル。前二作も高く評価されているけれど、自分にとっては『ホルテンさん~』が初めての作品になる。何と言っても、主役のホルテンさんの「目は口ほどにモノを言う」困り顔と、ホルテンさんの乗務する「ベルゲン急行」が雪原を走る光景の素晴らしいこと! 「今すぐにでもベルゲン急行に乗りに行きたい、それもホルテンさんが運転士の列車で!」と思い、サントラ(音楽を担当したのは、日本にも熱狂的なファンがいるという「コーダ」という若いミュージシャン)と、あまり関係ないけれど櫻井寛さんの新書『世界鉄道遺産』まで買ってしまった。
 今のニワトリさんは、サントラをBGMにこの文章を書きながら、すっかり「ホルテン」気分(ホルテンさんは愛用のパイプで煙草をふかし、行きつけのレストランでビールを傾ける)でくつろいでいる。それにしても、冬の静かさと寒さをより魅力的にしてくれる音楽だなあ~♪

 勤続40年、「晴れの日も雨の日も雪の日も」寡黙に真面目な生活を続けてきたホルテンさん。最後の乗務となる「人生の晴れの日」だろうと、いつもと同じようにこなしただろうが、不幸な偶然の積み重ねから、晴れの舞台に上がれなくなってしまう。ホルテンさんは泣き顔を見せないが、心の中は土砂降りだったに違いない。激しく動揺してしまい、普段とは違う領域に足を踏みいれてゆく。でも、無事に退職の日を迎えられたとしても、遅かれ早かれ喪失感がやってきて、アイデンティティを失い、その先の人生をどう生きたらいいかわからなくなってしまったかもしれない。
 ところでホルテンさんは、機械的に、盲目的に、仕事一筋の人生を歩んでいたわけではない。ホルテンさんは確かに規則正しい日常生活を送っているが、思いどおりにいかない人生と何とか折り合いをつけながら、これまで静かに自分の時間を守ってきたのだと思う。「手遅ればかりが人生だ」という言葉に深々とうなずき、「逆に考えれば、何時だって間に合うってことさ」という言葉にハッとするホルテンさん。そんなホルテンさんだから、初めての遅刻をしなくても、映画と同じラストシーン(というか、始まりだ)を迎えていたのではないかと思う。
 大変美しい、夜のスキージャンプ台の場面は、監督の母親がスキージャンプの選手だったことから用意されたが、これはほんの少しだけ日常から逸脱して飛んでみようという、誰の胸にも覚えがあって誰にも当てはまるメッセージだ。鉄道好きの監督は、来日した際に新幹線に乗って、京都の清水寺を訪ねている。そこで、ジャンプ台から飛ぶことに等しい「清水の舞台から飛び降りる」という言葉を教えてもらったかもしれない。劇中登場する「目隠しドライブ」も、誇張や冗談ばかりではなさそうだ。確かに人は、先の見えない人生という道を「普通に」歩んでいる!

 世界中の鉄道を旅してきた櫻井寛さんは、ノルウェーのオスロとベルゲンを結ぶ全長489kmの「ベルゲン急行」を、世界のベストテンに数えられる鉄道だと断言している。この鉄道の素晴らしさについては、監督も全世界に知らしめたかったようで、トンネルを次から次へと抜けて雪原を走る様子や、最新鋭の美しい車体や運転席、心ときめく転車台、SLのトロフィー、オープンリールに録音された音など、様々な小物をさりげなく使って観客に伝えてくれる。だから、「今すぐにでも乗りたくなった」というのも嘘ではない。それに、ニワトリさんの法則によれば、朝のシーンから始まる映画、鉄道の出てくる映画、パイプをふかす映画、誰もいないプールで泳ぐ映画、シトロエンDSが登場する映画、老犬(モリーはカンヌ映画祭で「パルム・ドッグ」賞をもらったそうだ)の出てくる映画に、「ハズレなし」なのだ! また一つ、大好きな映画が増えました~♪

 『ホルテンさんのはじめての冒険』公式HPは、 →ここをクリック

 出かけるときは、濡れない程度の雨に代わっていて、行きの電車で傘を忘れる失態を演じたが、雨に濡れずに済んだ。「雨をよけるオトコ」の本領発揮か?


冬の日の動物園 ~コタツいらずのネコ、ユキヒョウと・・・

2009-02-25 23:33:30 | 自然&いきもの+ゾウのはな子


09年2月17日。ユキヒョウのミルチャも、かなり大きくなりました~♪


 今日(25日)も、仕事帰りに自転車で「プロショップ西郷」さんを訪ね、ライディンググローブと靴を受け取るついでに、雑談を交わしてきました(帰りに「はけの道」でカワセミを目撃。ザリガニを捕える瞬間を見た!)。明日はお休みなので、「アオガエル」君と遊びに行ってきます。
 さてさて、ニワトリさんが初めて動いているコアラを目撃した日ですが、この日の帰りに「西郷」さんを訪ねなければ、今も私は悶々とした日々を過ごしていたに違いありません。「レバやタラ」を言い出したら切りがないし、「コアラが眠っていても」販売店を訪ねた可能性が高いのですが、訪問から成約に至るまで3%ぐらいはコアラが背中を押してくれたかもしれません(「チビッコさんのブログ」が、半分ぐらい占めてるかな?)。


 建物がちょっと邪魔だけど、石田大橋から富士山と多摩モノレールが見える(ここは東京都です~。冬の日は特に綺麗!)ちょうど、多摩動物園用のラッピングが施されたモノレールが万願寺駅から発車した。多摩動物園は、ここから自転車で約15分。意外と近い。


       

動物園駅前。モノレールが立川方面に向かう。抜けるような冬の空を背景に走る姿が美しい。


 飛びっきりの「美人オシドリ」(左)だと思ったけど、よく考えればオトコノコだった。メスは(右)。やっぱり可愛い。今回初めて去年の6月頃に新設されたバードケージに入ってみた。これから野鳥の写真を撮ろうという人は、ここで写真力を鍛えるべし?


      

(左)絶滅が危惧されているクロツラヘラサギ。コウノトリ目トキ科。
(右)ニホンコウノトリ。「コウノトリの郷」をいつか訪ねてみたい・・・。


タンチョウヅルやコウノトリ、シギの仲間などを間近に見られるバードケージは、なかなか良いアイデアだと思う。自分も彼らの仲間になったような気持ちにもなれる。クロツラヘラサギの食事時間だったのも良かった・・・。


 コタツノのいらないネコ=ユキヒョウ。ミルチャとお母さんのマユが出ている時間帯だった。この間まで赤ちゃんだったミルチャだけど、こんなに大きくなった。ミルチャは人を全く怖がらないので、このように一番前まで出てきてくれる。


 岩山の上のユキヒョウ親子。じっとしていられないミルチャは、お母さんの隣にいる間も立ったり寝っ転がったりして、ギャラリーを楽しませてくれた。


      

 大きくなったといえば、ユズも・・・。放牧場は結構広いのに、立ち位置がいつも同じで遠くなのが残念!


なぜか皆、同じポーズをしてる!


まだ少し幼さの残るチーター。この日も親子兄弟5頭皆揃って日向ぼっこをしていました。

 途中で力尽きてしまい、ベッドへ・・・。もう一眠りしてから出かけます~♪ 


動いているコアラ!

2009-02-23 23:55:55 | 自然&いきもの+ゾウのはな子



 平均すると、ニワトリさんは一日19時間は起きていますが、コアラはその逆で、一日20時間は眠っているそうです。ですから、コアラが睡眠&起床を何度も繰り返して一日24時間を過ごしているとしても(夜行性だったら永遠に見られない?)、多摩動物公園の「コアラ館」を訪ねたときに、コアラが起きている確率は非常に低く、事実、何度チャレンジしてもユーカリの木に体をに丸めて「寝ている」コアラしか見ることができないため、いつの間にか「ど~せ今日も寝ているだろう」と、「コアラ館」まで行かなくなり(「コアラ館」が一番奥にあるのもネックになっている?)、起きているコアラを目撃する機会は限りなくゼロに近づいていきます。
 その日も、どうせ寝ているだろうが、せっかく近く(「ユキヒョウ」舎からだと、もうひと踏ん張り)まで来たのだからと、ここで引き返さないで、先月に引き続き「コアラ館」まで足を運びました。そしたら・・・


      

やっぱり、丸まって寝ている・・・と思ったら、おや?動いた?起きてる~~~!


      

もう一頭は寝ている・・・と思ったら、冒頭写真に! こっちも起きたぞ~~~♪


展示室にいる3頭全てが目を覚ましました。こんなことは初めてです!


      

(左)てっぺんまで登って「出初め式」みたいだけど・・・何かを待ってる様子
(右)飼育係が食事を持ってきてくれました。ブランチ?それともディナー?


いつも寝ているといえば、アカカンガルーも・・・


「何よ~あたしもなの?」と、シズカちゃん。


新しいオモチャ! ~Ninja 250R

2009-02-22 23:52:35 | オートバイ春夏秋冬

 ひとしきり講習?を受けて自宅前に戻った。お向かいさんのミモザが綺麗に咲いていたので、「まい・アオガエル」と一緒に写ってもらった。


 6時32分に家を出て、立川に向かって歩き出しました。販売店の「プロショップ西郷」さんは、甲州街道の日野橋交差点から新奥多摩街道に入って、多摩モノレールと交差する立日橋北を越え、中央線の陸橋をくぐり抜けた先にあるのですが、国立からはるばる歩いて受取りに行った人は、もしかしたらニワトリさんが初めてかもしれません。
 自宅から立川まで万歩計で約5000歩(3km)だから、1時間少々で着くと踏んだのですが、本当にそのとおり、1時間5分(約8700歩)で到着しました。朝の冷気が気持ちよく、途中でおにぎりを頬張りながら、歩き続けました。立川から多摩モノレールに沿って南下し、柴崎体育館駅から府中崖線の「はけの道」を少し歩いてみたのですが、カルガモ、シロサギ、ハクセキレイといった鳥たちが思い思いの朝を迎えていて、なかなかいい感じでした。この「歩く」という行為は、自分の中では乗り物に乗るよりも重要な位置にあることを再確認しました。
 じゃあ、オートバイなんて必要ないじゃん!と言われると、全くそのとおりなのですが、引出しがたくさんあると楽しいでしょ~的な発想というか、立派な年男だというのに、節操のなさは12歳の子供と同じレベルだね!


     

(左)7時40分、到着。ガラス越しに「リトル・ニンジャ」君とご対面。
(右)走行距離2.5km。この先、どこまで伸ばせるか? これから、どんな時間を過ごそうか?


 フルカウルの美しいマシンだけど、中身は至ってノーマル。血がたぎるという面では、兄貴分のZX-6RやCBR600に勝るものはないと思うけれど、ニワトリさんのような人には、半歩間違えただけで『最も危険な遊戯』になってしまう。Ninja 250Rは乗り手を選ばないし(・・・と信じたい)、通勤からサーキットまで、オールラウンドに使える点が素晴らしい。燃費も優秀なんだって!(まだ給油していないけど、どこまで走るか楽しみ)


 こちらは、本日の教官を務めてくれた西郷さんのZRX1200 DAEG。ニワトリさんより少し年上だと思うけど、若さと情熱&テクには驚かされる。一般道や細い露地での徹底した安全確認、コーナリングのライン取りに高速走行、不整地での超低速方向転換まで、長時間にわたっておさらいしてくれた。西郷さんがビッグバイクを手足のように操れるのに、自分のライテクは50CC!クラス・・・早く250CCを乗りこなせるようになりたい。お仲間には、60歳になってから大型二輪に挑戦し、ZX-10Rに乗っているスゴ~い方も! 今度ツーリングに連れて行ってください~♪

 西郷さんのお店「プロショップSAIGO」のHPは、 → ここをクリック



 11時過ぎに家に戻ってきました。今年は少ししか咲かなかった梅は早くも散り始め、サクラソウは去年の暮れから咲き始めました・・・。メジロやウグイスが来てほしくて果物を置いたら、今のところヒヨドリの独断場。スズメもここに来たいのですが、ヒヨドリは、自分が食べ終えたのにスズメが近寄ってくると、威嚇して追い払ってしまいます。仲良く食べて~♪


 午後は、「慣らし運転」を兼ねて、まず井の頭自然文化園に行ってきました。ツシマヤマネコの「寅次朗」は、丸太の上に立って、レッサーパンダのように笹をムシャムシャ食べていました。食べた後は戻していたので(猫や犬と同じだ・・・)、お腹の様子が良くないのかもしれません・・・。キツネの「テトゥ」はお昼寝中。はな子も元気でした。


 続いて、横浜まで「慣らし運転」。妹の家で、メジロの「ヒナ」と久し振りにご対面。


 家に戻ってきたとき、オドメーターは148kmでした。家の周りを回って150kmに乗せました。この先しばらく乗れそうもないのですが、末永くつきあっていきたいと思います(メジロの可愛い写真は別項で・・・)。
 去年の夏から欲しい欲しいと思っていた「プチ・忍者」君、速度計の200km/h表示は「はったり」だし(最高速=160km/h程度)、Ninjaといえばやっぱり、トム・クルーズが『トップガン』で乗り回していたGPZ900(初代)だと思う。個人的には、大好きな東急5000系から名前を拝借して「アオガエル」と呼びたいな~♪

 帰宅後、肩は凝る、お尻は痛い、クラッチ切ってた左腕がだるい・・・お風呂に入って疲れが取れたと思ったら、寝てしまいました。日付は後づけです。


納車一日前!

2009-02-21 23:59:30 | オートバイ春夏秋冬


 久し振りに、午前様(1時30分!)の帰宅になりました。明日はお休みなのですが、午前6時前には起きなければなりません。オートバイを引取りにいくからです。
 去年の夏に、オートバイ熱が蘇ったことをブログに書きましたが、それが現実になるとは、今週の火曜日まで思いもしませんでした。実は最近、以前にオートバイを買ったことのある販売店を二回ほど訪ねたのですが、全然ピンと来なかったのです。最初に訪ねたときに、欲しいと思うオートバイが展示されていなかったこともあったのですが、結婚したくてお見合いしてみたけれど、相手がそれほど乗り気でないし、自分もそこを敢えて押す気にならない、といった感じに近いかな?
 ところが、縁とは不思議なもので、17日の火曜日に多摩動物公園まで自転車で行った帰りに訪ねたお店がとてもいい感じで、ここで買えば(同じオートバイなのに)より良い関係が築けそうで、販売店とも末長い付き合いができそうな気がしました。トントン拍子に話が進んで、日曜日に納車してもらうことになりました。バイクを運転するのが10年ぶりだと話したら、それなら(勘を取り戻すまで)一緒に走りましょう、と声をかけてくれ、朝7時台にお店を訪ねることになったのです。
 急な話なので、まだ気持ちが追いついてこないのですが(現実味がまだ湧かない)、ひと眠りして出かけます。詳細は後ほど・・・。

 半分眠りながら?書いたせいか、意味の通らない部分が・・・。さあ、それでは、行って参ります~♪(6時20分)
 


川原湯温泉(その4) ~笹湯

2009-02-20 22:23:24 | 鉄道紀行&乗り物


 川原湯温泉の共同湯の中でも、一番のお気に入りがこの「笹湯」。吾妻線に乗る前に,必ず「笹湯」に入っている。川原湯温泉駅17時39分発の高崎行で帰途につけば、21時には国立に戻れる(高崎から湘南新宿ライナー使用)。夏など日が高くなれば、次発の19時10分の列車を利用した方がいいかもしれない。それでも、午前様にならずに帰宅可能(23時36分国立着)。


 「王湯」を出て、カメの歩みで火照った体を冷ましながら(あっという間に冷える。夏なら、Tシャツに素足が気持ちいいだろうな~) 坂道を少し下って「聖天の湯」で20分ほど(記事とは順番が異なっています)過ごしたのち、最後の「笹湯」に向かった。まだ16時なのに、日がこんなに傾いた(湯あがりなので、コートの下はTシャツというすごい格好をしている・・・)。


(左)「笹湯」は「王湯」と「聖天の湯」の間にあるのだけれど、案内表示がないので、ちょっとわかりにくい(この日も坂道を行ったり来たり・・・)。温泉街に入って斜面を下る小道があったら、とりあえず下ってみよう。左手に、灯りとりのある小さな山小屋みたいな家が見えたら「ビンゴ!」です(この写真で、わかるかなあ~、20mほど坂を下ったところにある小屋が「笹湯」)。
(右)一年前からこんな感じだった。立退きがかなり進んで更地になっている。夕日が周囲の山々の頂を橙色に染めて、すこぶる美しかった。


「ここがお風呂?」と思う人もいるかも。入浴料300円。
運がいいのか?いつも貸切状態。それを考えると安すぎ!

      

脱衣所と浴槽しかないシンプルなお風呂。モザイク・タイルがいいんだよね~♪
灯りとりから月の光が差しこむ中、「ムサの入浴」を楽しむのもいいかもね!

時計を気にしつつも、時間ぎりぎりまで出たくない「笹湯」の魅力・・・。


(左)「笹湯」を出ると、マジックアワーの時間帯に入ってきた。やっぱり、一泊したい!
(右)温泉マークの下、「またおこし下さい」の呼びかけに、「また来ます!」と答えた。


     

 温泉街入口付近の樹には、去年と同じイルミネーションが施されていた。あと何年、この景色を見られるのだろう? でも、自分だって、先のことは決してわからない。充実した二日間を振り返りながら、一日一日を大事にしようと思った。
 川原湯温泉駅で十分ほど列車を待っている間に、マジックアワーも終わって、ただの夜がやってきた。おしまいに、吾妻線で最後まで残った木造駅舎の川原湯温泉駅の写真を数枚UPして・・・。


(左)昔ながらの駅の待合室から切符売場と改札を撮影(一年前)。アルミサッシが無粋・・・。
(右)ホームから見た駅舎。こちらにはサッシが入っていない。やはりこの方がよろしい。


 世界一の撮影監督ジャック・カーディフが名付けた「マジックアワー」(日没から30分までの時間)に佇む川原湯温泉駅。何もかもが美しかった。


雲ひとつなかった去年の同じ時間帯・・・跨線橋から。


 光芒を放ちながら近づいてくる列車のヘッドライト。嬉しいのに寂しい。短くて長かった二日間が事実上終わった。ここまでつきあってくださり、ありがとうございました。


 川原湯温泉協会のHPは、  → ここをクリック
   何でも今年は大変雪が少なく、このままだと、水不足が心配だとか・・・。


川原湯温泉(その3) ~頼朝ゆかりの「王湯」

2009-02-19 22:55:08 | 鉄道紀行&乗り物


 川原湯温泉は、1193年(「いいくに作ろう鎌倉幕府」の翌年ですね!)に源頼朝が狩りをしていたときに見つけた、と言われています。この共同浴場の「王湯」では、それに因んで、源氏の家紋の「笹竜胆」を入口に掲げています。今どき珍しい公衆電話ボックスと、昔ながらの郵便ポスト(しかも綺麗に塗り直されている)も素敵! 
 先ほど川原湯温泉のHPを訪ねてみたら、「王湯」は室内やトイレなど、二週間ほど改装工事に入るので、場合によっては内湯を利用できなくなるようです(露天風呂は入れる)。これって、まだまだ営業してくれる、ということでしょうね。嬉しいなあ。また入りに行きますから~♪


 「王湯」から川原湯温泉神社に向かう坂道の途中に、新源泉がある(左上)。去年までは単なる「足湯」だと思っていたが、今までの源泉がダムに沈んでしまうため、新たに掘削して源泉を作ったことを、つい先ほど知った。ということは、ここは水の上になる! 高台にできる新しい川原湯温泉には、ここからお湯が供給される。
 源泉の温度は70~80度と高温なので、温泉卵も簡単に作れる(右上)。たった今、ひと籠分の温泉卵ができたところ(左上)。


 矢倉の上流は温泉卵用、下流が足湯になっている(左上)。早速ニワトリさんもズボンをまくって、疲れたを覚え始めた足をお湯に浸した(この日は「足湯」から入った)。
 ところで、ここが新源泉ということは源泉もどこかにある筈・・・源泉は「王湯」直下にあって(だから「王湯」が頼朝ゆかりの湯だったんだ~)、温泉の各旅館に運ばれている。大寒の日に行われる「湯かけ祭り」も王湯&川原湯温泉神社(右上)を舞台に、褌一本で繰り広げられる。


      

(左)川原湯神社境内に続く階段。新源泉より高い。ということは、神社も沈まないし、涎かけをした道祖神も沈まない!(でも、このときは皆沈むと思っていた)
(右)「王湯」の斜め向かいにある松尾芭蕉の句碑。風雪にさらされて何も読み取れないが、芭蕉はここを訪れて、「山路来て 何やらゆかし すみれ草」と詠んだ。「王湯」にも浸かったのだろう。残念ながら、ここは水の中に・・・。


     

 ロフト式?になっている「王湯」の内風呂。左写真の階段を下りたところに脱衣所がある。写真は貸切状態だった一年前に撮影した。クアハウスじゃなくて、これぞ温泉!


(左)露天風呂は渡り廊下を渡った別棟にあるので、内風呂から裸で移動することはできない。不便といえば不便だが、それもいとをかし!
(右)素朴&単純な露天風呂。広くもない。目の前に広がる景色も「聖天の湯」の方が上かもしれない。でも、この隠れ家的な雰囲気は最高。新緑の頃や紅葉の季節にも訪ねてみたい(「王湯」の入浴料は300円)。

 一泊二日の旅をここまで引っ張ったけど(まあ、それだけ濃縮されていたとも言える)、明日が最後になります。それでは、また・・・。


川原湯温泉(その2) ~聖天の湯&聖天神社

2009-02-18 09:39:00 | 鉄道紀行&乗り物

一年前、山木旅館の前で遊び相手になってくれた犬。この子も引っ越したのだろうか?


 時刻は14時半頃、「聖天の湯」入口(左上)にさしかかった。石垣の横に刻まれた急階段を上がってゆく。「聖天の湯」(右中)は、脱衣所&湯船(屋根付き)だけのシンプルな露天風呂だ。川原湯温泉は源泉の温度が70~80度と非常に高いので、常時水を差してお湯の温度を下げる必要がある。景色はなかなかよろしく(右下)、紅葉の頃など最高かもね。入浴料は100円!(写真は去年のもの)。無人の湯だけど、左手にある料金箱にちゃんと入れるように・・・。


     

(左)「聖天の湯」に続く坂道。今年はかなり雪が残っていた(数日前の雪だと思う)。
(右)温泉の右斜め上方に、聖天神社の小さな鳥居がある。古道を上ってゆくと・・・。


 聖天神社は、陰と陽を司る神社だった。今年も正月の飾り付けが施されていた。生々しいけれど非常に健康的で、ユーモアが感じられる。いいよね、こういうの!


    

(左)聖天神社をお参りし、聖天の湯に浸かってから旅館街を先に進んで、源泉へ向かう。「ムササビの宿」=山木館の、可愛らしい提灯とミニサイズの水車が出迎えてくれた。一度宿泊してみたい。
(右)桶からあふれ出た水がそのまま凍って、つららになった! この寒さが旅人には嬉しい。


川原湯温泉へ ~吾妻線のハイライト!

2009-02-17 23:57:30 | 鉄道紀行&乗り物


 見どころ満載の川原湯温泉観光案内図ですが、住民の立退きが進んでいて、帰りに駅の待合室で小耳にはさんだ話だと、営業している旅館も5件まで減ってしまったそうです。一年ぶりに訪ねてみると、周辺工事は思った以上に進んでいて、日本一短いトンネルや、吾妻渓谷の遊歩道や(2時間コースに次回挑戦!)、川原湯温泉駅の木造駅舎や、時間が停止したかのような温泉街が水の中に没することは、もはや避けられないのではないかと思いました。その日がいつになるのか、まだわかりませんが、それまでにできるだけ多くの事柄を記憶にとどめておくつもりです。


 

(左)駅に戻る途中、先ほどの特急が(長野原草津口から)折り返してきた。線路沿いの道を歩くのは楽しい。
(右)駅近くの小さな鉄橋。この橋も水中に没する・・・なくなることが確定しなければ目がいかないのでは駄目だと思った(無関心よりいいかもしれないが)。


(右)川原湯温泉街入口。ここから坂道を上ってゆく。ゆっくり歩いても駅から15分ほど。
(左)川原湯湯かけ音頭。1月20日の朝5時、年中行事の「湯かけ祭り」が開催される。今年も行われたのだろうか?


 温泉に向かって歩いてゆくと、このような光景が現れる。道路や鉄道の付け替え工事だけでなく、本体工事(ダム水際の土留めになるのだろうか?)も着々と進んでいるような・・・。


 ふと眼にとまったつらら。嫌な光景ばかり見せられた後だったので、ひときわ美しく感じられた。共同湯「聖天の湯」は、もうすぐそこだ。足の運びが速くなった。


 3月14日のダイヤ改正で姿を消すブルートレイン「富士&はやぶさ」。去年の3月14日に東京~大阪間を走る「銀河」と京都~熊本&長崎を走る「なは&あかつき」が姿を消し、「富士&はやぶさ」も時間の問題と言われていたが、とうとうその日がやってきた。最終日の切符はわずか10秒で売切れたらしいが、それを聞いて空しさが増した。17時間かけて東京から九州まで列車で移動する・・・一度体験してみたかったけど・・・。