にわとりトシ子の、君の瞳に恋してる!

『純情きらり』と『あまちゃん』が続けて見られる今年だよ!

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新春初梅・・・

2010-01-31 12:27:00 | 自然&いきもの+ゾウのはな子

私を置いて遊びにいくつもり?


 今年は連年に増して梅の開花が早く、谷保天神の梅林では早咲きの紅梅が早くも枝いっぱいに花を咲かせている。我が家の小さな庭では、冬場になると日照時間が二時間程度に減ってしまうのだが、それでも少しづつ梅が咲き始めた。
 この梅の花は十五年以上前に、父が犬を散歩させている最中、種から芽をふいたところを発見し、気の毒に思って(しめしめと思って)スコップですくい取り、自宅の庭に移し替えたものだ。大きく成長しても花を咲かせないので、10年前に家を建て替えたときに、危うく処分されるところだった。建て替え後は一番太陽が当たりそうな所に収まったのだが、依然として咲かないまま月日を重ねていった。
 三年後、たった一輪だけ花が咲いた。翌年は三十ほど咲いただろうか。年々花の数が増えていったが、去年はカイガラ虫にやられたせいか?激減してしまった。今年はまずまず蕾があり、日増しに膨らんできたのだが、「ヒヨドリがせっかく膨らんだ蕾を食べてしまい困ったものだ」と、こぼしている。相手がメジロだと可愛さのあまり許してしまうのだから勝手な話ではあるが、「それなら小鳥の餌を地面に撒いてみたら?」と提案してみた。これが功を奏して、蕾が食べられることはなくなったそうだ。


一輪、二輪と、咲き始めました!


 土曜日は『シャネル&ストラヴィンスキー』を見に行くついでに、前から気になっていた映像素子に付着してしまったゴミをクリーニングしてもらおうと思い、カメラを持ち出したところ、三週間かかると言われて断念した(まだやったことがないけれど、修正ツールで消すしかない・・・)。それにしても、時間かかり過ぎでは?
 そんなわけで、余計な荷物になってしまったが、たまたまやってきた201系の電車(中央特快だったのでラッシュ並みに混んでいたが喜び勇んで乗車)の写真を撮ったり、ハチ公広場に停まっている「アオガエル」の写真を撮ることができたので、ここまではプラマイゼロといったところだろうか?
 おそらく2月6日は仕事で来られないと思ったので、帰りに井の頭自然文化園に寄って、ゾウのはな子の顔を見てから帰宅した(カメラを取り出さなかったが、それはそれでいいものだ)。家に戻るとシフト表をもらいに職場までバイクをひと走りさせ、「みどりの窓口」に向かった。

 やはり先に予約をしておくべきだった。コ―ディネーターは平日の方が乗れる可能性が高いだろうと配慮してくれたが、すでに「北陸」が満席で乗れない。今週だけは空席があったが、今週の連休に関しては勤務が変わることもあり得るので予約をしないよう言われている。休みが確実になり次第予約するつもりだが、すでにふさがってしまっているかもしれない。それでも、当日キャンセルが出ないとも限らないので、出かける準備(特に持ってゆく物はないが)はしておこう。今週乗れなかった場合は、「能登」→「能登」、あるいは「能登」→「新幹線」で行って来ようか? 
 一方、「500系のぞみ」の方は問題なく乗れた。一泊半の電光石火の旅だが、「リレーつばめ」や現役の「アオガエル」にも乗れるので良しとしよう。予約してから気づいたのだが、500系に乗って東京に戻って来た日の晩に「パリ・オペラ座」のバレエ公演がある。いやはや何とも凄いスケジュールになってしまったが、致し方ない。
(と書いたが、これは勘違いで、オペラ座公演は3月20日)
 因みに、東京~熊本間の交通費だけで(往復割引を利用しても)45190円もかかってしまう。オペラ座の公演も入れれば、この二日間でトータル8万円ぐらい消える計算だ。どうやら今年も、キリギリスということらしい・・・。
 ところで、北陸旅行についてはフリーきっぷが利用でき、2万1400円とリーズナブルだ。風邪などひかないよう、気合入れて行こう~♪


    

(左)500系新幹線だけでなく、この下ぶくれ顔にも乗ってきま~す!
(右)こちらも、やや下ぶくれ顔に? 体の方はわりとスリムなのですが・・・。

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『シャネル&ストラヴィンスキー』 ~真打ち登場!

2010-01-30 23:55:10 | 映画&ドラマ



 去年の夏、秋そして今年の冬と、立て続けにココ・シャネルの伝記映画が日本で公開された。第一弾は、シャーリー・マクレーンが晩年のココを演じた『ココ・シャネル』。シャネル入門編とでも言うべき伝記映画で、生い立ちから成功を収めるまでと、15年ぶりにコレクションを発表して華々しく復帰するまでを丁寧に描いた。
 このような二部構成の語り口は、往年のハリウッド映画によく見かける。平板になりがちだが一番オーソドックスな手法でもある。往年のハリウッド女優の「成り切り」演技や、台詞が全て英語である点もまた、「ハリウッド」製伝記映画の伝統と言っても良い。でも、それほど観たいと思わなかったのでパス・・・。
 第二弾は、『アメリ』のオドレィ・トトゥが若き日のココを演じた『ココ・アヴァン・シャネル』。下積み時代から名声を確立するまで描いた作品で、おそらく青春映画だったのだろう。シャネルがちゃんとフランス語を話しており、それだけで『ココ・シャネル』よりリアリティを感じたが、ヒロインの子供っぽさがどうにも気になり、これもパス・・・。
 そして第三弾の『シャネル&ストラヴィンスキー』。さらに時代を限定している。ひと目で大人の映画だと思った。何しろココが素晴らしく魅力的だ。それから音楽。春の雷のように鳴り響く「春の祭典」はストラヴィンスキーの代表作というより、ディズニー映画『ファンタジア』で使われた音楽として、強烈な印象を残している(「魔法使いの弟子」も、「くるみ割り人形」も、「禿山の一夜」も)。前売券を買って帰宅した。

 『シャネル&ストラヴィンスキー』は、本当に大人の映画だった。説明的な描写が全くなく、台詞で説明してしまう愚も犯していない。あくまでも映画的に物語を語ろうという姿勢に好感を覚えた。
 ニワトリさんは、シャネルについてもストラヴィンスキーについても殆ど知らない。しかも『シャネル&ストラヴィンスキー』では、シャネルの生い立ちはもちろん、ストラヴィンスキーがなぜパリにいるのかも説明しない。
 だが冒頭の、暗がりの中で身につけたコルセットの紐を、「息ができない」と舌打ちして、くわえ煙草のままハサミでざっくり断つシーンだけで、ココ・シャネルがどういう人なのか輪郭がつかめたような気がした。
 映画は、彼女の着ている服や、身につけているアクセサリー、髪型、化粧、部屋の装飾や調度品、眼差し、喋り方、行動力(香水「N°5」を作りに行ったときや、好みの芸術家を見い出した後の行動も含めて)・・・そういったもの全てで、ココ・シャネルという人物を鮮やかに描いて見せる。監督は、モニカ・ベルッチが特に印象的だった『ドーベルマン』(97)以来のヤン・クーネン。いつの間にか巨匠になっていた?

 特筆すべきは、現シャネルの天才デザイナー、カール・ラガーフェルドとシャネル社が映画に全面協力していること。貴重なアーカイヴやコレクションの使用が可能になった。ルネ・ラリック製品を始め、素晴らしい美術品が登場する。さらに、ココ・シャネルに2002年からシャネルのミューズとして活躍しているアナ・ムグラリス(個人的には02年の『NOVO』以来)を起用。さすが、シャネルの広告塔だけあって、着こなしは完璧。他の誰よりもココ・シャネルらしく見えるのは当然と言うべきか。一人の女性としても、実にリアリティがある。また、シャネルとは直接関係ないけれど、「アレクサンドルⅢ世橋」が見られたのもGOO!
 というわけで、正に「真打ち登場!」といったところかな。見どころ聴きどころ満載の作品です。

 『シャネル&ストラヴィンスキー』の公式HPは、 → ここをクリック

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「上毛電鉄イベント」&「わたらせ各駅イルミネーション」

2010-01-29 23:55:05 | 鉄道紀行&乗り物

中央前橋駅に到着したデハ101。「寅」のヘッドマークが良く似合う。


 1月3日は、2010年新春企画の「上毛電鉄イベント」に行ってきました。会場となった大胡電車庫では、9時
30分から15時00分まで色んな催しや展示がされていましたが、ニワトリさんのお目当ては昭和3年生まれのデハ101。開業当時から走っていた車両です。さすがに定期運行はしていませんが、大事に動態保存されており、イベントなどでは一番人気の車両です。念願かなって、ついに乗ることができました。
 デハ101に乗った後は、すっかり気に入ってしまった桐生が丘動物園に立ち寄り、日没後は「わたらせ渓谷鐡道」の各駅イルミネーションを楽しんできました。非常に充実した、今思い返すと夢のような、正にお正月ならではの贅沢な一日でした。


(左上)デハ101が大胡駅を発車するのが9時51分なので、その時間に間に合えば良かったのだが、いつもどおり4時37分発の始発電車で出かけ、7時42分に「桐生」に着いた。この日は「わ鐡」に乗るのが「各駅イルミネーション」の一往復だけになりそうなので、朝の時間を利用して「大間々」まで往復して来ようという作戦。普通の人には理解しがたいかもしれないが、「時間がある限り乗る」のは当然? 『鉄子の旅』でも、「時間が余ったのでもう一往復!」は横見君の基本姿勢。菊池さんに却下されても、隙あらば・・・。
(右中)大間々止まりの「わたらせⅡ」(鹿)から「あかがねⅢ」(兎)に乗り換え、桐生に戻る。「何が楽しくてこんなことするのだろう?だからテツは・・・」と言われそうだが、ニワトリさんはテツではない(テツにしては他に趣味があり過ぎ)。せっかく出かけるのだから、時間をめいっぱい使ってやろうというケチな性格から来ているのだと思う。「わ鐡」は乗っているだけで楽しいし・・・相生駅で列車交換のため停まっていると、東武鉄道の特急「両毛」がやってきて、間藤行きの「あかがね」(兎)とすれ違った。ただ往復しているだけで、やっぱ楽しい!
(左下)というわけで、大間々まで往復してきた(似たような写真だけど、車両は「あかがねⅢ」に変わっている)。本人以外は面白くも何ともない?


 西桐生駅に歩いて移動、イベント会場(大胡駅)へ赴く。時刻は8時45分。地元の小中学生が集まり始めた。三脚持った「鉄」の姿もチラホラ見かける(上毛電鉄もわたらせ渓谷鐡道も、一日フリー乗車券を購入)。

 ようやく二月のシフトが出ました。明日「みどりの窓口」へ行ってきます~♪

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文化園でお正月! ~文化園に初詣

2010-01-28 23:54:00 | 自然&いきもの+ゾウのはな子



 一月が早くも終わろうとしているのに、記事の方はようやく1月2日・・・先を急がなければなりません。
 さてさて、今年も1月2日の開園初日に井の頭自然文化園を訪ねました。この日に行くのは今年で3回目ですが、感覚的には「初詣」と同じように「欠かすことのできない」年中行事になってしまいました。
 去年の「丑」年は、牧場からホルスタインとジャージーの仔牛を招いて「文化園十七か所牛巡り」のスタンプラリーを開催しましたが、今年は・・・?
 残念ながら、文化園には虎がいませんが、その代わりにツシマヤマネコの「寅」ジロウがいます。そこで今年も、「トラジロウめぐり」のスタンプラリーが開催されました。ラリー完走者には「ゾウのはな子鉛筆」などのお年玉が配られます。鉛筆欲しさに、大の大人が子供に混じって園内をくまなく歩きました。いざゆかん、「トラジロウめぐり」へ!


(左)去年と同じ場所から「トラジロウめぐり」の始まり始まり~♪
(右)はな子は今年も元気そう。挨拶にも来てくれました!


今年の顔(トラジロウ)は、笹の葉食べたり、水を飲んだり、活発に動き回っていました・・・


(左)ちょっと精悍な感じのトラジロウ。
(右)これは珍しいリスの正面顔。「に~らめっこしましょ!」


 

 いたずらっ子たちが挨拶に来てくれました(可愛いけど、指を出さないように・・・噛まれます!)


 熱帯鳥温室(左)には、新メンバーのアカショウビン(右)が加わりました。都内で事故に遭い、保護されました。どこにいるのかさっぱりわからなかったけれど、そのうち会えるかもしれません。また、沖縄からオオコウモリがやって来ました。すごく大きいのに、意外と愛嬌があって可愛いです。温室の別部屋で会えますよ~。


(左)彫刻園はいつも以上に静かで、おごそかな空気に包まれていた。北村西望の長崎平和祈念像は、このアトリエ(文化園に移設)で制作された。
(右)こちらは特設展示の「鳥々色々」。身近な鳥から意外な鳥まで、井の頭で暮らしているんですね~。


 去年も今年もスタンプラリーに登場した北村西望の彫刻。牛と虎は二頭ずついたが、兎の彫刻は残念ながら見当たらず・・・来年どうする?


(左)10時にスタートして、1時間50分後に分園内のゴールにたどり着いた。お姉さんから記念品をもらって、にんまり!
(右)井の頭公園を半周して帰途につく。たった今、この日バイクで行ったことを思い出した。なんだ、2日に「初乗り」していたんですね・・・。


    

(左)分園の「水生物館」で暮らすヤマセミ。カイツブリと人気を二分している。この日は確認できなかったけれど、大磯で保護されたアオバトがここで暮らすことになったそうで、次回は会えるかな~♪
(右)着ぐるみのトラジロウ。今年が良い年になりますように・・・。

 2月6日(土)午後1時から、ゾウのはな子の63歳のお祝い会が開かれます。私も休みだったら行くつもり!

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『キャピタリズム マネーは踊る』 ~惜しむなく奪う愛の物語

2010-01-27 23:55:55 | 映画&ドラマ

「市民逮捕します。抵抗をやめて出て来なさい~」

 
 日本航空が経営破綻して会社更生法の適応を受けることが決まったとき、テレビカメラにマイクを向けられ「マイレージはどうなるの?」「マイレージをなくさないで欲しい」と答えている人がいて、彼らの底抜けの楽天主義というか、一億総白痴化と言われて久しいけれど、とうとうここまで到達したんだねと、笑ってしまった。
 もちろん、オンエアされた映像は、あくまでも放送局側が(ときには恣意的に)選んだものだから、全ての人がマイレージのことを気にしているとは到底考えられないのだが、自分だったら、「日本航空には乗りたくない」と答えただろう。リストラや賃金カットが断行され「利益を上げろ」と尻を叩かれる状況で安全性が確保できるのか、甚だ疑問を感じてしまうからだ。現に、JR西日本が起こした悲惨な事故の原因は、過度の競争と利益追求によるところが大ではなかったか?
 ところが、マイケル・ムーア監督の『キャピタリズム マネーは踊る』を見て驚愕した。アメリカのパイロットの初任給は大手ハンバーガーチェーン店の店員より安かったのである(一方、店員たちは「過労死するほど働いて報酬を得ているのだ」と反論するだろう)。年収にすると200万円以下・・・ハドソン川に不時着水して一躍ヒーローとなったベテラン機長は、議会に招かれた際にパイロットの給料を上げてほしいと窮状を訴え、議員たちからそっぽを向かれてしまう。
 命を預かるパイロットのような職にはそれなりの報酬を払って欲しい・・・同感である。「資本主義」の最先進国たるアメリカの航空業界の真実・・・日本航空がこうならないことを心から願うし、アメリカの航空会社の飛行機に乗るよりJALに乗ろうと思った。

 『キャピタリズム』は、いつものように明快だ。明快でありながら、全てのことを白黒に振り分けず、ちゃんとグレーゾーンを設けている点も好ましい。
 (この言い方は「奴ら」の脅しだと最初から思っていたので使いたくないのだが)百年に一度の金融危機を引き起こした「サブプライム・ローン」についても、一刀両断に切って見せてくれた。今まで自分は、本来ローンを組むことが難しいと思える人々に、年収が上がっていくことを前提に最初の数年間は利子を払わず徐々に返済額が増える仕組みのローンを組むことが「サブプライムローン」で、リストラされたり賃金が上がらなかったためにローンを払えなくなった人が多数出たために破綻したのだと考えていたが、それだけではこんな事態には至らない。規制緩和により不動産を担保としてお金を借りられるシステムを作ったことが間違いだったのだ。
(「金融の神様」と言われたグリーンスパンがこの政策を行った)
 確かに、不適切な「サブプライムローン」を組んで家を買った人も中にはいただろうが、人々が土地&建物を担保にお金を借り、それを株式&債権&先物取引といった市場に投資し、また「サブプライムローン」を元手にさらに融資を受けるような複雑怪奇な金融商品に投資(「狂ったカジノ」と呼ばれる)したことから生じたバブル経済が恐慌を引き起こしたのだ。金融&証券会社は集めたお金で史上空前の利益を上げた。でも、ほころびはバブルが始まった頃から生じており、それでも委細構わず金を市場に集め、挙句の果てに「勝ち逃げ」に奔走したため、亀裂はどんどん大きくなっていき、あのとき一瞬にして底が抜けてしまったのである。ちょうどダムが決壊するみたいに・・・。
 問題はその後だ。人々は家や土地を失って放り出されたが、マネーゲームに興じていたウォール街の人々は公的資金(税金)を得て危機を乗り切り、再び巨額の報酬を受け取っている。投入された7000億ドルの行方を誰も知らない、という現実に怒りを覚えたマイケル・ムーアは、単身ウォール街に乗り込んだ。
 似たようなことが90年代の日本で起こった。バブル不動産会社にいた自分は、その頃の内情をかなり詳しく知っている。バブル崩壊の後始末のための超低金利政策(まだ続いている)に、多額な公的資金の投入・・・ムーアはそのことを知っていると思うが、あのとき我々は物分かりが良すぎたというか、寛容にも程があるというか、あまりにも無関心だった。そのツケを今も払わされていないだろうか?

 アメリカの医療制度については前作『シッコ』を見るのが一番だが、教育制度も同じようにおかしなことになっていた。実に多くの大学生が、卒業までに多大なローンを抱えてしまうのである。なぜ? これでは、借金して他国に出稼ぎに行く人と何ら変わらない。にわかには信じられない話だが・・・。
 規制緩和が進み、刑務所や少年院まで民間に委託するようになってから一体何が起きたか・・・まあ、日本でも数年前に、「福祉」が「サービス」という名でビジネス化された途端に、制度を悪用して同じようなことが起きたから、決して他人事といえない。
 マイケル・ムーアは、タガが外れて暴走する「資本主義」を、次から次へとセンスの良い音楽を映像に乗せて暴いてみせる。その代表格が、『貧困大国アメリカ』を執筆した堤未果さんも思わずのけぞったという「くたばった農民保険」(受取人を会社にした生命保険を社員に内緒でかけるビジネス。どういう理由か知らないが保険をかける側が「くたばった農民保険」と呼んでいる)。誰かが言った「資本主義は首吊り用のロープも売る」という言葉を思い出した。
 また、今のアメリカの基礎を作ってくれたロナルド・レーガン君(規制緩和を推進、大企業と富裕層に大減税)や、長年の宿敵(でも心底憎めないところがこの人物の長所というか、ますますタチが悪い部分?)お猿のジョージ・ブッシュ君に、早くも色褪せてしまったオバマ君(映画の中では「変革」の旗手でも、大統領就任から一年経った今は、大統領が変わっただけでは何も変わらないのか?という無力感を覚えた)といった面々を、非常に懐かしいコマーシャル映像や映画の一場面を交えて分かり易く説明してくれる。

 怒り半分笑い半分で観ていたけれど、「日本はアメリカのような国ではない」とマイケル・ムーアが言ったとき、「そうじゃない、すぐ後ろを追いかけているよ」と、思わずつぶやいてしまった。彼が称賛した日本の労働組合はすっかり牙を抜かれてしまっているし、今日の「クローズアップ現代」でも報じられていたが、リストラの波は非正規の派遣労働者から正規雇用者へと確実に押し寄せてきている。にもかかわらず、竹中某のように、「我々が豊かにならないのは、規制緩和が進まないからだ」とうそぶく恥知らずもいる。「我々」じゃなくて、「俺がこれ以上豊かにならないのは~」の間違えだろ! 
 だが、どんな話にも救いや希望があるように、マイケル・ムーアもあきらめてはいない。ただ、『ロジャー&ミー』の頃から一貫して「民主主義」の精神で「資本主義」と戦ってきた彼が相当疲れていることは確かだ。だから「手を貸してほしい」と映画の中でも訴えている。いや、それだけではない。1%の富裕層が95%の人々を搾取しているのなら、彼ら以外の99%の人々が声を上げれば1%の人々はひとたまりもない。富の公平な再分配も可能になる。だから「一緒に戦って欲しい」と訴えたのだ。

 「アメリカは資本主義の国なのか?」 疑問を感じたマイケル・ムーアはワシントンを訪れ、憲法を読んでみた。しかしそこには資本主義の「し」の字もなく、すべての国民が「平等の権利を有する」と謳われていた。日本国憲法第25条にも同じことが謳われている。「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない」
 「資本主義」の対義語は「社会主義」ではないのに、「資本主義が嫌なら、社会主義がいいのか」と言うのはもうやめよう。世の中は、ドストエフスキーが『虐げられた人びと』を書いた頃から基本的に変わっていない。苦しむのはいつの時代も弱い人々である。それこそ、キリストの時代から「それは間違っている」と言われてきた。そろそろ「強欲」(資本主義の原動力でもある)から脱却したい。温暖化の問題も、元を正せばニンゲンの「強欲」が原因なのだから、多くの生きものを道連れに滅びる前に、新しい価値観を見出したい。個人的には「共生」に尽きると思うのだが・・・。

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いかにして乗るか? 「能登」&「北陸」そして「500系のぞみ」

2010-01-26 23:55:20 | 鉄道紀行&乗り物


 春は別れの季節ともいいますが、今年も鉄道ファンにとって「魔の三月」がやってきます。今年の春は、夜行急行「能登」&寝台特急「北陸」の定期運行終了、「500系のぞみ」の運行終了、「銚子電鉄」の「デハ701&702」「デハ801」の引退が、三大悪夢といったところです。夢なら覚めてほしい!
 鉄道を好きになってから丸四年になろうとしているのですが、その間にも多くの鉄道や車両が消えていきました。『鉄子の旅』(2001年~)を読み返すと、もう乗れない鉄道が結構出てきます。「十年ひと昔」とは言うけれど、たった十年の間にこれほど多くの路線が消滅してしまうとは、誰一人として予測できなかったのではないでしょうか。
 消えてなくなる前にせめて一度は乗っておこうと、時間の許す限りニワトリさんも後を追いかけていきましたが、ローカル線の東の横綱と言われているJR岩泉線などを走っていた旧型気動車(キハ48でしたっけ?)には乗れなかったし、寝台特急「富士」&「はやぶさ」にも乗れませんでした。「三木鉄道」も乗れずじまい、もう一度「島原鉄道」の南線に乗りたかったのですが、それも叶いませんでした。
 今年は、去年のカタキじゃないけれど、前述した3つの車両には何が何でも乗ってお別れしようと思い、遅まきながらダイヤ改正前の時刻表(2月号)を買ってきました。

 上野~金沢間を一晩かけて走る「能登」&「北陸」に乗るのはわりと簡単で、一日だけ休みがあれば、二泊(車中)一日とややハードな行程になるけれど、クリアできます。ニワトリさんが考えたのは以下のとおり・・・往きは23時33分発の夜間急行(最後のボンネット型特急車)「能登」に乗り、冨山(翌朝5時34分)で下車して、一昨年に乗り切れなかった冨山電気鉄道の路面電車や、万葉線、JR氷見線、富山ライトレールなどを回り、金沢を出て23時09分に富山に着く「北陸」に乗って帰って来る(翌々朝6時19分上野着)という「二泊一日」プランです。夜勤明けでも出かけられるし、夜勤入りでも帰って来られる優れた?計画だけれど、雪が降った場合は運休になる可能性が非常に高い、という大問題を抱えています。でもまあ、運を天に任せて行くしかない!

 「500系のぞみ」に乗るのは、「能登」&「北陸」よりも簡単だと思っていましたが、時刻表を調べてびっくり仰天? 何と「500系」は、一日一本しか東京~博多間を往復していませんでした。すなわち、博多を7時に出発して12時13分に東京到着。12時30分に東京を折り返して17時44分に博多へ戻ってくる・・・これだけです。
 単に乗るだけなら、12時30分東京発の「のぞみ29号」に乗って名古屋で下車すればよく、各駅停車で戻って来れば交通費も節約できますが、せっかくだから、もう少し「旅」ぽくしたいところ。
 一番過激なのは、熊本電鉄の「元東急5000系アオガエル」に再会するプラン(6時始発のN700系に乗車し、博多で「リレーつばめ」号に乗り継ぎ、12時24分熊本着)。その日のうちに博多に戻り(可能な限りアオガエルに乗る)、翌朝7時発の「500系のぞみ」で東京に戻ります。これなら、一日半休みがあれば可能です。
 次案は、同じく一日半休みをもらいますが、6時16分発の新幹線(N700系)に乗って、新大阪で特急「オーシャンアロー」に乗り換え(和歌山より少し先の)御坊まで行き、全長2.7kmの日本一短い「紀州鉄道」に乗ってから、タマ駅長のいる「貴志川線」を乗るなどして新大阪か京都に戻り、翌朝の「500系のぞみ」に乗車して東京へ帰って来るプラン。最初は「貴志川線」だけで遊ぼうと考えたのですが、HPを久しぶりに訪ねてみたら、貴志駅の改修工事に伴い「タマ」に会えない可能性が高く、「イチゴ」「オモチャ」「タマ」の3電車のうち、2月は「イチゴ」に乗れないみたいなので、「紀州鉄道」まで足を伸ばすことにしました。
 第三案は、二日休みをもらって、12時30分東京発の「500系のぞみ」に乗って京都か奈良へ行き、翌日最終の新幹線で帰って来るという案。観光する代わりに、まだ乗ったことのない路線を訪ねてみてもいいですね!

 泣いても笑っても、「能登」&「北陸」は3月12日、「500系のぞみ」は2月末日、「デハ701&801」は3月某日にラストランを迎えます。席を確保できなければ「絵に描いた餅」になってしまう・・・話が現実味を帯びてきたら、そちらの方が心配になってきました。まだ間に合うかしら?

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『龍馬伝』と『咲くやこの花』

2010-01-25 12:15:00 | 映画&ドラマ


 実をいうと前回の記事は、今年の大河ドラマ『龍馬伝』と、土曜時代劇『咲くやこの花』について書くつもりだったのですが、低迷する『朝ドラ』についてもひと言付け加えておこうと書き出したら、結構長くなってしまったので、改めて綴ることにしました。
(テレビドラマも映画も本も音楽も、基本的には好みの問題なので悪口はあまり言いたくない)

 大河ドラマ『龍馬伝』は、司馬遼太郎の『竜馬がゆく』が骨まで沁みこんでいるニワトリさんにとって、それまでの龍馬像が仇となってしまうのでないかと懸念する部分もあったのですが、いざドラマが始まると思った以上に新鮮で、毎回楽しませてもらっています。『竜馬がゆく』でも特異な人物として登場した岩崎弥太郎を、もう一人の主役として取り上げ、語りを任せている点も面白いと思います。演じる香川照之さんは、初めて画面に登場したときこそ、同じNHKのドラマ『坂の上の雲』の正岡子規とかぶってしまいましたが、岩崎弥太郎としてドラマを生きており、適役だと思いました。
 このドラマは、主演の福山雅治さん(実に美しい龍馬です!)を始め配役が良く、乙女姉さんは「坂本のお仁王様」だから長身の天海祐希さんも似合ったかと思いますが、寺島しのぶさんなら文句のないところだし、児玉清&蟹江敬三、倍賞美津子&松原千恵子さんらベテランのさりげない芝居が見られるのも嬉しい限りで、武市半平太に大森南朋さんを起用したのも大正解だと思います。
(このドラマは事前に情報を集めず、まっさらな状態で観るようにしています)

 第四回には、『竜馬がゆく』でも好きだった千葉道場の人々がいよいよ登場してくるので、誰が誰を演じるのか楽しみにしてたのですが、千葉定吉&重太郎親子に里見浩太郎&渡辺いっけいさんを充てたあたりなど、原作は『竜馬がゆく』でないにしても、スタッフは『竜馬がゆく』をとことん読んでいるのではないかと思うほど、違和感がありません。
 そして、『竜馬がゆく』に登場した女性の中で、ニワトリさんが一番好きな千葉さな子を一体誰が演じるのだろうと、その登場を今か今と待っていたら、何とまあ貫地谷しほりさん! 『ちりとてちん』の喜代美が、凛として美しいさな子に大変身です。実力派の彼女のことだから、これぐらいは当たり前でしょうが、今後の展開が大いに期待されます。最初は、『鹿男あをによし』の剣道のイメージが残っていたのか「柴本幸さんあたりはどうだろう?」と思いましたが、実際の千葉佐那(龍馬伝では「佐那」と表記)さんは小柄な方だったらしく、貫地谷しほりさん、ぴったりではないですか~♪
 第四回には、維新の志士の一人である桂小五郎が、意外なところで登場しました。かなりのハンサムガイだったので、谷原章介さんの起用は「ドンピシャ」ですね(小五郎と言えば、芸者の「幾松」は誰が演じる?)。来週は黒船が浦賀に襲来し、勝海舟あたりも登場するのかな? 『篤姫』では小松帯刀を瑛太が好演していましたが、『龍馬伝』では誰が演じることになるのか? なかなか好調な滑り出しを見せている大河ドラマですが、この調子で年末まで楽しませてもらいたいものです。

 一方、『オトコマエ 2』の後を受けて始まった土曜時代劇『咲くやこの花』は、主役の「こい」を演じているのが成海瑠子さんだから、まあそれだけで充分見ごたえがあります。脚本が少し物足りない感じもするけれど、『ガラスの仮面』の北島マヤのように、役を生きることのできる女優を見ているだけで良しとしていいでしょう。ライバルの「しの」がちょっと弱いかな? ここは姫川亜弓クラスを持ってきたかったけれど、そんな人思いつきませんね。百人一首に代表される和歌の世界の物語が語られるのも嬉しく、ここは「あきざくら」さんの一句も頂きたい? 
 『龍馬伝』と『咲くやこの花』。これまで「18きっぷ」で飛び回っていたのですが、ここしばらくはリアルタイムで楽しめそう?
(「能登&北陸」、「500系新幹線」の「のぞみ」としての運転終了 、「銚子電鉄」のデハ701&801のラストランなど、お金と時間が許す限り、追いかけたいものが目白押しなので、やっぱり録画かな?)

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連続テレビ小説の行く末?

2010-01-24 23:45:00 | 連続テレビ小説

 NHK連続テレビ小説の放送時間が、次回作の『ゲゲゲの女房』から今までの8時15分~8時30分という枠をやめて、8時ちょうどに放送されることになった。放送時間が中途半端という指摘を受けての繰り上げとのことだが、かつての『紅白~』と同じように国民番組と言われた『朝ドラ』の人気凋落を、NHKが深刻な事態と受け止めていることは間違いないだろう。ならば、放送時間変更以外にやるべきこともわかっている筈!

 連続テレビ小説の低視聴率は、視聴者のライフスタイルが変わったことにより、朝の忙しい時間帯に毎日放送されるというドラマの形式が馴染まなくなったことが主な原因だと言われているが、視聴者のニーズに合うよう「朝ドラ」は総合テレビだけでなく、BSやハイビジョンでも放送されており、総合テレビの視聴率が低いからといって、全体的にはそれほど落ちこんでいない、という意見もある。
 ここで整理しておきたいのは、NHKは他局と違って公共放送なのだから、「視聴率」というよくわからない数字に踊らされる必要はないということだ。それに、「テレビの時代」はもう終わったと言ってもよい。自分の周りにも、テレビを見ないという人が多くなった。依然として、見たくもない番組がゴールデンタイムを賑わしているようだが、テレビを見る人の数は確実に減っている。関係者は、「視聴率」よりもそのことを気にするべきだろう。

 「視聴率」の一番いかがわしい点は、「民主主義は多数決」と同じで、「高視聴率だからそれが正しい」のではないかと思ってしまうところにある。「多数=正しい」とは限らない。ついでにいえば、「民主主義」は「多数決」ではなく、「少数意見を聞く耳を持つこと」だ。NHKは視聴率を気にすることなく、「公共放送」としての務めを果たして欲しい。結果は後からついてくる(「朝ドラ」関連だと、当時ワースト視聴率だった『ちりとてちん』のDVDの売上げは過去最高だそうだ)。
 視聴率は、あくまでもそのときの結果に過ぎない。現に、過去の「朝ドラ」と比べれても引けを取らないし、「朝ドラ」の趣旨からは外れてしまうかもしれないが「ホームドラマ」の傑作だった『芋たこなんきん』は、未だに完全版のDVDも発売されていない(『だんだん』や『瞳』ですら発売されているのに「なんでぇ?」と、波美のように叫びたくなる・・・)。『ちりとてちん』のように、低視聴率だろうと熱烈なファンがついた番組もある。傑作アニメ『未来少年コナン』だって、テレビ放送時には低視聴率に泣かされ、挙句の果てに他局に売られてしまった。視聴率とは、その程度の指標なのだ。
 
 でも、最近の『朝ドラ』のつまらなさは、「マンネリ」といった言葉からもかけ離れていて、とにかく酷い。視聴率が稼げないのも当然だと思う。『ウェルかめ』にしても、家にいるときは惰性でテレビがついているせいで音声だけは時折聞こえてくるが、ヒロインの「なんでぇ~」という台詞と共にテレビを消すようになった(省エネにはいいと思う)。『ウェルかめ』のヒロインは、満足な日本語を喋れなかった『瞳』のヒロインや、大袈裟な表情が興ざめだった『だんだん』の双子姉妹ほどではないにしても、脚本が酷過ぎて魅力が全く感じられない。「嘘」から出た「真」(恋愛成就)なんて、本当にお粗末でした。
 挽回不能なところまで落ちこんでしまった感もあるが、ヒロインではなくロケ地を生かせば再浮上できるかもしれないので、スタッフは最後の力を振り絞って欲しい? 次回作の『ゲゲゲの女房』は、『芋たこなんきん』以来の実話ベースのドラマだから、ひょっとすると『あぐり』の頃まで巻き返せるかもしれない。カギを握っているのがヒロインではなく、夫となる水木しげるを演じる男優なのも、実は「朝ドラ」の伝統なのだ。脚本家さん、頑張って!
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初乗り・・・

2010-01-23 23:55:55 | オートバイ春夏秋冬


明治38年生まれの橋(旧両国橋)の前にて


 今年初めて、アオガエル君(Ninja250R)に乗りました。寒いからバイクに乗らなかったわけではなくて、休日は「18きっぷ」を使い切るのに忙しく、平日は(通勤に使用できたけれど)歩くのに忙しかったから? 仕方なくシートを被って冬眠していたのです。
 金曜日は休みだったのですが、定例会議や社内研修や通所施設の新年会があったりして、予定していた誕生日会用の内職すらできませんでした。でもこの日は、(休みなんだから)歩くのをやめて、リトルNinja を発進させることにしました。久しぶりの二輪は実に気持ち良く、この日は市街地なのにかなり回してしまいました(普段は燃費走行を心がけている)。
 あまりにも気持ち良かったので、今日もアオガエル君に乗って(全くカテゴリーは違うのだけど、「緑のザク」を操縦しているような気分)職場に向かいました。気に入ったから購入したのだけれど、このバイク、相当気持ちいいです!

 乗っていないときは、やっぱり四気筒のメカニカルなサウンドを聴きたい・・・とか、やっぱり2ストの方が面白い・・・とか思ってしまうのですが、Ninja250Rに搭載されたスリムなパラレルツインエンジンは、アイドリング時や流して走っているときには(トルクこそ薄いけれど)ツインらしい鼓動と躍動感を感じさせてくれ、戦闘モードで回せば甲高いエグゾーストノートと共にレッドゾーンまで一気に吹け上がる(30馬力そこそこなので、車速が「音」についていかないが、それでも充分速い)二面性を持っており、Ninja250Rに跨ると、「パラレルツインで良かった」と本当に思います。
 操縦性については、ステアリングが鈍く、低速域ではフロントから倒れ込むような癖がありますが、やや前傾姿勢でマシンと一体となって寝かし込んでいくと、素直によく曲がることが実感できます。イメージどおりのラインをトレースできたときの快感といったら・・・日常域の扱い易さと高いスポーツ性を両立しているNinja250Rは、腕のないニワトリさんが人車一体の境地で自在に走れるその日まで、長~く付き合えるオートバイだと、改めて思いました。
(Ninja250Rを長く乗ることとは別の次元で、KR250やKH400も欲しい・・・なんて夢みたいなことを言い出したら、CB400F、CB350F、GT380、Z400GPなどの旧車に、TZR250(Ⅰ型)、RZV500、RG400γ、ロスマンズカラーのNS400R といった2ストレーサーレプリカも加わる。プラモデルでなら実現可能?)

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初日の出を拝んで・・・ ~銚子電鉄2010

2010-01-22 23:58:58 | 鉄道紀行&乗り物


 いつもより1枚多く着込んでいたにもかかわらず、芯まで冷えた元日の朝でした。君が浜に着いて、初日の出を待っている間は手袋を外していたのですが、しばらくすると、指が冷たいを通り越して痛くなるほど・・・。
 それでも、太陽が水平線にかかっていた雲の上に顔を出して、薄日が斜めに差し込んできたら、ほんの僅かだけれど肌に感じる冷たさが和らぎ、日差しのぬくもりさえ感じるようになりました。太陽って凄い! 
 白亜の犬吠埼灯台(煉瓦造りの灯台です)が建つ岬の上に移動した頃には、大地を薄オレンジ色に染め、清々しい冬の朝に長い影を落としていました。人々もまた、思い思いの表情でご来光を浴びていました。このとき感じた気持ちの良さをうまく表現できないのですが、来て良かったと本当に思いました。


 灯台右手の海岸線。小さな灯台?が見える。巨大なキャンバスに描かれたターナーの絵を眺めてるような気分になった。


 7時35分、太陽はここまで昇った。光を浴びていると、「力」がじわじわ体内に充電されてゆくのがわかる。頭の先からつま先まで、ソーラーパネルになった感じ?


(左)再びリスボンにて(嘘)。灯台付近の食堂で海の幸を食べて、元日の朝を祝っても良かったのだが、犬房駅に着くまでにオニギリ2個、調理パン1個&菓子パン1個を食べていたため駅に戻る。終着駅の「外川」に行こうと思ったのだが、外川行きは9時過ぎまでなかった。おいしい「つくね汁」(300円)の屋台が出ていて、味噌汁代わりに食した。ついでにカレー(500円?400円だったかも)も食べてしまう。何のため「海の幸」をあきらめたのか・・・。
(右)車も電車も帰りは大渋滞するので(2両編成の電車がフル回転しているが、さすがにさばき切れないので、30分は待つ覚悟が必要。車は、ここから脱出するだけで1時間待ち?)、初日の出が現れると同時に帰途に着くか、食事をしたり散歩するなど9時過ぎまで時間をつぶしてから帰ることをお勧めします! 個人的にも、前日泊らずに朝一の時間帯の「犬房」にいられるのは元日だけなので、とんぼ帰りは勿体ない!(「~なのに~しないのは勿体ない」というのは「鉄」的発想だそうです)


    

 朝日を浴びて走る車両は非常に美しかった! ニワトリさんは「犬房」で二度電車を見送った。左の写真が「デハ801&1001」の編成で、右の写真が「デハ701&702」の編成。大変申し訳ないのだが、青字にゲームソフト「桃太郎電鉄」のキャラが描かれたラッピング車両(デハ1001)が嫌いで、最初にやってきた編成では二両目が写らないように撮影している。二度目にやってきたのはこの編成ではなく、「デハ701&702」だったのに、車体が青いという理由だけで、勝手にラッピング車両だと思いこんでいて、せっかく走行中の編成写真を撮りながらその場で消去してしまった。アホです・・・。


 満員の車内から撮らせてもらったスクープ写真?
(上)「笠上黒生」の風葬場に停まっていた銚子電鉄2000型新型車両。車両にも疎いので、資料から丸写しさせてもらうと、この新型車両は元京王2010系で、伊予鉄道の800系として使用されてきたもの。片側が京王
2020系の、もう片側が京王5000系の顔をしているそうだ。2編成計4両が海上輸送で「笠上黒生」へ運ばれた。ニワトリさんが目撃したこの編成は、伊予鉄道のカラーリングで改造を待つ。
(中)「あっ、デキ3号が!」。愛すべき凸型電気機関車「デキ3」号が、ツートンカラーにお色直し。黒時代よりも可愛いと言えないこともないが微妙な感じ・・・。
(下)往年のグリーンに塗られた元京王2050系の新型車両。「鉄子」カラーの「デハ1002」と並んでいる。アオガエルにもちょっと似たルックス。学生時代よく走っていたようだから(電車よりバイク通学の方が多かったかも?)、旧型車両が廃車になっても銚子電鉄に通えそうだ。「琴電」まで追いかけた京王5000顔については、緑一色はどうもピンと来ないので、オリジナルの「耳すま」カラーにしてくれると嬉しいのですが・・・。


 

 ニワトリさんは「デハ801」に乗って銚子に戻った。同じ旧型車両でも、稼働時間の短い「デハ701」に乗る方が「グレードが高い」ことを帰宅してから知ることになるのだが、このときは喜び勇んで「デハ801」の乗り心地を味わい、電車が銚子に着いたときの一瞬に写真を撮った。新型車両以前に、「デハ801」が遥か昔に伊予鉄道を走っていた車両だったことがわかった。


    

 床が木製の有形文化財を廃車にするなんて! 是正勧告をした国交省の役人ははっきりいってバカ野郎だ・・・気を取り直してクイズを一問。一か所だけニワトリさんの足が写っています。さて、どれでしょう?

 自宅に戻ったのが13時半、千葉まで半分以上寝ていたけれど、帰りの4時間は往きの5時間以上に長かった。それにしても、今日もエクスプローラーが停止しまくり・・・本当にヤバいかも?

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