『わ鐡』秋の旅 ~『わ鐡』アテンダント

2009-11-10 23:53:50 | 鉄道紀行&乗り物


 「わたらせ渓谷鐡道」は、沢入~原向にかけての峡谷が最も美しいと言われています。このあたりは勾配がかなり強く、この日は急な登りに差しかかった途端に車輪が空転してしまい、図らずも徐行運転になってしまったのですが、そうと説明されなければ、見ごろを迎えた紅葉を眺めてもらうためにわざと徐行運転をしてくれていると、誰もが思ったことでしょう。終点の間藤に着いたときは予定時刻より7分遅れてしまいましたが、文句を言う人は皆無でした。


 『わ鐡』に採用された8名の女性アテンダントが11月9日に出発式を迎え、正式デビューを飾ったことを各新聞が報じていました。私が聞いたところだと、彼女たちは9月18日に採用されたそうです。その日(7日)も一人か、二人一組で乗務(実習)についていました。切符販売と改札が主な業務ですが、乗降時の安全確認といった車掌業務や『わ鐡』グッズ』を販売するなど車内販売業務も行っています。ゆくゆくは観光ガイドや身の上相談?など幅広く活躍して、『わ鐡』の新しい顔になってくれたら最高ですね。今回採用されたアテンダント」の中には、「ローカル線ガールズ」として一躍有名になった『えちぜん鉄道』のアテンダントに憧れて応募してきた人もいるとのことです。
 ニワトリさんと同じように、大間々駅で間藤行きのディーゼルカーに乗り込んだアテンダントは、神戸に着くと列車から降り、線路を渡って反対側のホームへ向かいました。


 神戸駅で列車の交換が行われ、やってきた上り電車で大間々に引き返します。神戸駅のレストラン「清流」もこの日は大賑わいで、お昼に間藤から戻ってきたときは客席(ご覧のように東武鉄道の特急列車のコンパートメントを客席にしている)が殆ど埋まっていました。


    

(左)上り列車がホームに到着すると、下り列車が先に発車した。
(右)みるみる遠ざかる。写真に見える跨線橋はホームの中間にある。今でこそトロッコ列車を除けば1~2両編成で走っているが、昔は6両編成以上で走っていたのだろう。
な・さ・い・・・・・・