子猫その後・・・ 生後60日(♀)900g

2009-06-20 23:55:30 | 自然&いきもの+ゾウのはな子


昨夜は床で添寝したが、どうやら座布団より快適な布団を見つけた模様・・・


 17時半に帰宅すると、子猫は体がやっと通るぐらいの狭いスペースに入りこんで、奥の方でゴソゴソ遊んでいました。自分が帰ってくると、レターケースの間から顔を覗かせ、膝の上に乗ってきました。
 かなりの甘えん坊ですが、こうしてくつろいでいるわけにもいきません。ときどき「クシュ!」と、くしゃみをするのも気になります。「善は急げ」というわけで、子猫にはかごに入ってもらい、長年お世話になった動物病院に連れて行きました(目と鼻の先に動物病院があるのですが・・・)。

「思ったより大きいですね~、生後二か月ぐらいかな? 良くなついてますね」
 診察台の上の子猫は、正しく「借りてきた猫のように」おとなしくしています。鼻風邪は、野良猫の多くが罹っている「何とか鼻炎」らしく、しばらく抗生剤を呑むことになりました。体温も若干高め・・・。
「風邪は大したことはないと思いますが(ずっと喉をゴロゴロ言わせているので聴診器の音が聞き取れない・・・)、予防接種は一週間ぐらい様子を見てからにしましょう」
 体重は900g。念のために性別を訊くと、やはり女の子でした。目やにも出ているので、目薬も処方してもらいました。そのあと、血液検査をするために採血をしたのですが、子猫は声一つ上げず、じっと我慢していました。偉い偉い!

「お名前は?」
「まだ決めていないんです。里親を探すよう言われているのですが・・・}
「うちの病院でも里親探しをしていますが、とても可愛くて人に慣れてますね。この猫だったら、すぐに見つかりますよ~!」
 褒められて満更でもなかったのですが、「じゃあ、探してください」とは言えませんでした。

 待つこと20分・・・血液検査(猫HIVと白血病)の結果は陰性でした。
「陽性でも、悲観することはないのですが、よかったですね。できたら次回に便を持ってきてください。ノラの場合、寄生虫がいることが多いので・・・もうウンチしましたか?」
「ええ、昨日の晩、ちゃんとトイレでしました」
「ほう~、それは偉いですね。では、お大事に」
「どうも、ありがとうございました」


昨晩は「借りてきた子猫」だったが、今日は所狭しと駆け回った。


    

(左)階段も矢のように駆け上がり、降りてきた。飛び跳ねる様子を見ていると、部屋に閉じこめておくのは、何とも気の毒・・・外にも連れ出したい。
(右)狭いところも大好き! この奥で、ゴソゴソ大立ち回り。


 23時過ぎまで、ニワトリさんの腹の上で寝ていたので、ブログを書くことができませんでした。自分も猫と一緒にひと眠り・・・その後はお気に入りの?「枕」に移り、もうひと寝入りしています。二回目の点眼をして、ご褒美にご飯(夜食だね)を食べ、今度は椅子を占領しました(やっぱり、ブログが書けません)
 おもむろに遊び出したので、ブログを書き始めたら(23時55分)、膝の上に乗ってきました。ちょっと前まで寝ていたのですが、今は目を開けて、太ももの上でくつろいでいます。
 

 その後・・・早くもベッドにも進出しましたが、ポテトチップの匂いで目が覚め、パソコンの上に飛び降りて、書きかけのブログを飛ばしてくれ(おねだりしてもお菓子はあげられない)、今は携帯の充電器で遊んでいます。もう2時を回っているんだけど・・・おっ、枕に戻りましたね。外ではヒキガエルが鳴いています。こっちも、そろそろ寝ないと・・・お休みなさい。