東京の橋 ~勝鬨橋(その2)【かちどき 橋の資料館】

2009-06-18 22:35:35 | 日常&時間の旅


歩道と車道を仕切るガードレール(手すり)に施された意匠


 ヘルメット姿で橋脚から出てきた人々の後をつけていく感じで?勝鬨橋を渡ると、左手に【かちどき 橋の資料館】という小さな建物が見えてきたので、中を見学することにしました。この建物は、橋を可動させるための変電所を隅田川に架かる橋の資料館として改造したものでした。そのため、当時のままの発電設備と電気設備を見学することができます。勝鬨橋のミニチュア模型もあり、橋が開閉する様子もわかります。開館日は「火・木・金」の三日間ですが、スーツ姿の人々も結構訪れたりして、都会のちょっとしたオアシスになっていました。


(左)橋の資料館(旧変電所)から見た勝鬨橋。ここだけ切り取るとヨーロッパ?
(右)資料館内部。電気設備のあるロフトから見おろす直流発電機。交流3300Vを直流に変えて(物理はパープリンなので交流と直流の違いも忘れた。乾電池を並べて実験したっけ)橋脚内のモーターに送電した。


勝鬨橋の模型。スイッチを押すと橋が眺開して船が通航してゆく。


船が通り過ぎると、橋が閉じて今度は都電が橋を渡ってゆく・・・。


別角度から。面白くて何度もスイッチを押してしまった・・・。


本物の眺開部。ここがハの字にせり上がってゆくところを見たい!


(左上)築地側から見た勝鬨橋。月島側は「かちどきばし」と、平仮名で書かれていたけど、こちらは「どき」以外は漢字で書かれていた。
(右中)この橋脚の下に橋を動かす巨大な機械(歯車とモーター)が仕込まれている。橋脚上の四つの小屋は管理棟で、運転室、見張室、宿直室などからなる。橋の重さは片側900トン+1100トンのカウンターウエイト(シーソーを思い浮かべました)。こんなに重いものを直流モーターと歯車で動かす。すごいギミックだね!
橋脚秘密基地の様子は、 ⇒ ここをクリック
(左下)築地市場でお昼を食べた。「井上」のラーメンをよく食べに来たが、今日は思い切って、マグロほほ肉ステーキ丼(1000円)を食べてみた(ステーキ丼にするか、海鮮丼にするか、すごく悩んだ)。