センチメンタル・ジャーニー  ~剱崎

2009-06-06 23:23:23 | オートバイ春夏秋冬

 剱埼灯台の断崖絶壁から磯(浜)に降りる道もあるが、かなり危険そうだったので、公衆トイレ側の緩い道から下ることにした。


 明日(7日)は、城ヶ島をスタート地点にしてそれから先を走るか、はたまた休日のETC割引を利用して常磐道をひた走り、二年ぶりに「ひたちなか海浜鉄道」のキハに乗ってくるか、アオガエル君(Ninja250R)には留守番してもらい、鉄道オンリー(ひたちなか海浜鉄道)にするか、まだ決めかねています。城ヶ島方面に出かけるならゆっくりでもいいのだけど、朝食を三崎の市場で食べるプランも大変魅力的なので、そうなると早出は必至で、ひたちなか市に出かける場合も、6時台には家を出た方が良さそうです。鉄道だったら、いつもどおり4時37分の始発電車で出かけることになります。それを考えると、早く寝た方がいいのですが・・・。



(左)ここから降りてゆくと、安全に浜に出られる。
(右)坂の途中に遺跡が? 「矢根の井戸」には、保元の乱を起こし伊豆大島に流罪となった源為朝がうさばらしに毎日放った矢の1本がここに飛んできて、矢の刺さった地面からこんこんと水が湧き出てきて井戸になった、という伝承がある。訪れる人も少ない剱崎だが、歴史は江戸より深い。朝廷に謀反を起こした平将門が関東最大の英雄になったことから考えても、関東人の判官贔屓はこの時代から始まっていて、為朝に対する同情もかなり強かったと考えられる。革命児=源頼朝が育まれる土壌がすでに出来上がっていたのだろう。


     

(左)剱崎は、神奈川県の「景勝地50選」に選ばれている。
(右)剱崎の浜側から見上げる剱埼灯台。


(上右)風と波の打ち寄せる釼崎は、美しくも厳しい景色になる。
(中左)反対側は、穏やかな入江。対岸は房総半島だ。
(下右)海に向かって立つ神社。


(左)小さいながらも美しい浜辺。
(右)この貝殻が砂になるまで何年かかるのだろう?