たーさんの裏街道を行く!!

世界中の街角から数々の失敗談,ちょっとエッチな話,面白情報をお届けします。(ノンフィクション)

たーさんの裏街道を行く タイ編 Vol. 9

2005-12-05 | アジア編
うちの天然アシスタントEがらみでもう二つ、三つ。

この子は黙っていると色白だし、細いし、頭の良さが雰囲気に出ているので美人の部類に入る。従って、J達が勘違いしているようにEさんがらみの話が本当であれば、嬉しい限りだが、天然での振舞いなので、始末が悪い。

①朝のバイキングで一人で食事をしていると、当然同宿の皆さんが挨拶をして行くが、なにも考えていないEは平気な顔で(しかもスッピンで)隣に座ってしまう。あわてて、周りを見渡すが、やっぱり。という顔つきの皆さん。普通はお先にと声がかけていくのだが、その場に居合わせた誰もが、そーっと出て行ってしまった。

②ナイトマーケットの案内を頼まれた僕は、二人だけではまた皆さんに誤解されてしまうので、もう一人を誘いロビーで待っていたが、通りかかったのはJ一行。「おお!」と挨拶しようとしたが、僕らを見てわざと遠回り。ひらひらと手を振っている。「だから、誤解してるって!!」

③彼らだけではない。E達は男性陣にシルクのお土産をお世話になっているお礼ということで、買ってくれていたらしいが、エレベーターの中での1コマ。
登りのエレベーターに乗り込んだ瞬間。 
「たーさん、何号室でしたっけ。」
「んん。18XXだけど。」
「じゃあ、後で行きますね。」
おいおい、もう十二時だぜ。本人は意に介していないようだが、まわりの皆さんは絶句して僕を見ている。
実際に十二時半にやって来て(となりには開発の人間が泊まっています)
「たーさん、これ見て。可愛いパンツでしょう!と土産袋から象さんのついたパンツを取り出す。
「ちょちょっと、頼むから小さい声で頼むよ。隣に聞こえちまう。」
「いいじゃないですか、別に。このパンツ可愛くありません?」
「いや、可愛いからさ。」
「でしょう!早速試してみます。」 
「ああ、今日は疲れてるから明日にするよ。」
「だーめです。絶対今日じゃなきゃ。」

ああ、この会話って、現場見てなきゃ誤解されるよなあー。
案の定、翌朝となりの部屋の開発部長が言うには。

「たーさん、あの後結局パンツの中身はどうしたの?」
「・・・・・・・・・・・・」

だからね。土産のパンツの話だって!!

注)画像はイメージです。


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たーさんの裏街道を行く タイ編 Vol. 8

2005-12-05 | アジア編
今回のショーは、アジア地域なので、ミスクリスチャンのテリトリーだけれど、日本から彼女のアシスタントをしている、E嬢を連れてきている。
 
菊川玲似でしかも頭脳明晰な自慢のスタッフだ。今日から、香港の連中もジョインしてくるので気合が入る。

昼前には到着するので、飯を一緒に食べる約束が入っている。
紹介がてら、Eにも同席してもらい、会場に送ってもらうことにする。

Jは古くからの友人でもあり、取引先でもある。
「よう。たーさん、久しぶり。最近は香港に顔見せないと思ったら、タイをうろついてたのか?」相変わらずの憎まれ口をききながらJが到着。
ミスクリスチャンがE嬢を紹介し、荷物を部屋に持っていくようボーイに手配している。
「たーさん、たーさん。」Jがにやにやしながら近づいてきて言うには、
「いつの間にエクゼクティブアシスタント採用したんだ?」
「?????」
香港でえらい人たちの秘書として、エクゼクティブアシスタントの名刺を持っている女性は、時に昼だけでなく、夜も一緒ということがままある。優秀で美人のオメカケさんに会社の金で手当てを払うためだ。
「ミスクリスチャンは、もう歳だから、若いのにしたんだろ。それにしても美人だな。」とJ。
「おまえさー、いつもそうだけど、その早とちりはどうにかなんない?」
「いいって、いいって。皆には内緒にしとくからさ。」 全然信用してないJ。
まぁ、何にせよ、取引先に気に入ってもらえるのはいいことなので、それ以上否定もせずに、みんなで食事。
今回JはセールスのGMを一緒に連れてきている。
「おいJ、嫁は連れてこなかったのかい?」彼の奥さんは結婚する前から知っている。カナダの大学を出ている香港華僑の一族のお嬢さんだ。
「いや、たーさん。タイだろ、タイ。たーさんにも会いたいから行きたいと言ってたが、無理やり置いてきた。」
「今回は仕事オンリーよ。仕事。」
「そんなもんははやめに終わらせて飲みに行こうじゃない。」
結局押し切られて、早々に食事に行く羽目に。
このところ、二人とも仕事以外で飲むときは、随分と酔っ払ってしまう。お互い気を遣う必要もない間柄だからかも知れない。

一軒目のレストランで飲んだビールと紹興酒が効いて、到底二次会へ行く気力もないし、アシスタントのEも一緒なので、羽目もはずせない。香港の二人、マレーシアの二人、当方三人の合計7人で本場タイマッサージを受けに行くことに。

日本人にはおなじみのタイ舞踊を見ながら食事ができるレストランからほど近いところにうまいと評判の店があるというマレーシアの二人の引率で、車2台に分乗してタイマッサージ店へ。
何も知らないEは「私も一緒の部屋でいいです。」と一言。
「ほらな。違うって言ったって、Eは一緒で良いと言ってるぞ。」とJ。
「あのねEさん、ここは本場のだから、すっぽんぽんだよ。不用意なことを言っちゃあいけません。」
「そうなんですかあ?」と全く意に介していない様子。どうも疑っているらしい。
結局、女性だけ別室でマッサージすることで納得させ、フロントで待ち合わせることに。

オイルを使ったマッサージは実に気持ちよく、2時間はあっという間に過ぎてしまった。
Eもほどなく戻ってきたが、つやつやした顔をしながら言うには、「たーさん、聞いて聞いて。ほんとにすっぽんぽんでマッサージするのよ。あたしったらオイルが染み込み過ぎちゃって、途中2回も補充しに行ったのよ。人より多くオイル使っちゃって得した気分だわ。」

だって。 あーあ。


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