たーさんの裏街道を行く!!

世界中の街角から数々の失敗談,ちょっとエッチな話,面白情報をお届けします。(ノンフィクション)

裏街道の食卓

2006-01-31 | 裏街道TODAY
中国のお寺の縄張り内にある素菜のお店。

ビール・タバコ、肉・魚は一切ご法度のメニューの中に、

こんなのがあります。 (寺の坊主も飲んでました。)

北京のビール会社”燕京”が作っているアルコールフリービール。

アルコール度は0.4%以下。

てえと、気の利いた酒まんじゅうのほうが上か?

味はビールそのものだけれども、飲めども飲めども、

酔えません!


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おなかが空いてきた

2006-01-31 | グルメ編  
でっかい茄子をバターと、中国の醤油でもやしと一緒に焼いた料理です。
この時は、あまりにもおいしそうだったので、食べる前に写真撮るのを忘れてしまいました。

昼も近いし、食べたいなあ。こういうの。
ランチでやってるような気のきいたところはありませんか?



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たーさんの裏街道を行く フライト編 Vol. 23

2006-01-31 | フライト編


トルコで知り合った、ナイスガイD氏が日本に来ることになった。(トルコ編参照)

現地では世話になったので、日本に来たらあちこち案内してあげようということで、ホテルの予約やら何やら、準備万端整えていて、まあ、成田も迎えに行ってあげよう。などと考えていたのだけれど・・・
「たーさん、仕事が長引いて日本に着くのは、9時ごろになる。」と台湾からの電話。
「じゃあDさん、携帯の電話番号教えておくから、何か不都合あったら電話してよ。」
「OK、わかった。悪いな。」
その日の夜は、他に予定があったので、何かあったら電話がくるだろうと思っていた。

翌朝、ホテルに迎えに行く。
おお、Dさんだ。ちょっと疲れてるっぽいなあ・・・・
「アロー、たーさん。待ってたぜ。まずは、たばこをくれ。」
「はあ?」
「どうしたんです。たばこ売ってなかった?」
「いや、そうじゃないが。まあ、聞いてくれ。」

Dさんがコーヒーショップで語りだした、成田に到着してから今朝に至るまでのストーリーは語るほうは涙、聞くほうは大爆笑の物語。


昨夜、台湾から到着したフライトがそもそも遅れてしまい、成田に着いたのは10時を回っていたらしい。
当然、僕がこのルートで来るようにと指定した便は終わっていて、さて、どうしたものか?と思ったのだが、新宿まではバスを出してくれたらしいが、その先がわからないので、タクシーで行くことにしたと。
タクシーに乗るためには、日本円が必要なので、空港中探し回ったが、両替できる場所がない。
ままよ。ということで、US$200.00を運転手に見せて、宿泊ホテルまで行ってくれ。と頼んだところ、少し英語が
わかる運転手だったのでしょう。快く引き受けてくれたそうです。

やれやれ、これでホテルに着くと思ったDさん。残り少ないたばこを車中で消化してしまった。
ホテルにチェックインしたDさん、荷物を置いて、たばこを買うために両替をしにフロントに行ったのだそうな。
ところが!
このホテルはそこそこ有名ではあるものの、両替の対象はUS$,ユーロ、イギリスポンドの3種類しかなかった。
しかもUS$も100ドル以下は交換できないと言われてしまった。勿論台湾ドルも、香港ドルも駄目。
頭に来たDさん。それなら、銀行のキャッシュカードを使おうとATMの場所を聞いていってはみたものの、海外対応されておらず、現金の引き出しもできない。

そろそろ、我慢の限界も近づいて来たDさん。さすがです。
「たーさん、そこで俺は名案を思いついたんだ。バーに行こうと。」
「なるほど。」
バーに行けば、当然たばこはおいてあるだろう。酒を呑んで、たばこを買って、全て部屋にチャージしておけばよい。
そう考えて、バーに行き、ウオッカコリンズを注文し、やれやれと一呼吸おいてから、ウエイターを呼び、たばこを注文したところ・・・・

「お客様。たばこは現金になります。」と冷たく一言。

金もない。たばこもない。さすがに打ちのめされたDさん、「もう、寝よう。」 とあきらめたそうです。
僕からもらったたばこをおいしそうに吸いながら、Dさんが言った言葉は印象的だった。

「たーさん、俺はなあ、東京は世界に冠たる国際都市のひとつだと思ってた。つい昨日までな。だけど、実はそうじゃなかったんだなあ・・・」

彼も、ヨーロッパをはじめ、アジア、中国、中近東、アメリカと飛び歩いていて、殆どコスモポリタンになっている。
そんな彼の言葉に、なぜだか、日本人として非常に寂しい気がした。



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たーさんの裏街道を行く ヨーロッパ編(オランダ)

2006-01-31 | ヨーロッパ編  



季節営業の民家風レストランのテラスでマサを決める。

出てきた料理はいたってシンプル。
ホーローの鍋にマサと若干のにんにく、ミックスベジタブルを入れ、空蒸ししただけだ。
ホワイトチーズベース、タルタル、マヨネーズベースの3種類のドレッシングがカレーポットのような容器に盛られて出てきた。蓋を開けると、立ち上る湯気と、潮を香りが食欲をそそる。

「さあ、食べよう!極上のマサだ!」

Fの言うとおり、まさにマサだね!と思わず言いたくなるくらい、最高にうまい。
すぐ横には風車、テラスの前には運河、車も通らず、人も通らない、その民家レストランのテラス(軒先かな?)で食べるマサは本当においしい。
こんなにおいしいなら、毎年用事を作ってここに来たいくらいだ。

Fはホワイトチーズベースのドレッシングを好んで食べていたけれど、僕はやっぱり正統派タルタルでいただくのが、好きなんです。
ホーロー鍋はいつのまにか、2つ目に突入していて、ワインも上物、パンもどうやらここの女将が自分で焼いているらしく、「どんどん、食べて。今日はたくさん焼いたから。」と言いつつ、何かと世話を焼いてくれる。

「たーさん、ここの女将は美人だし、さっきの船頭には勿体ないと思わないか?」
「いや、なかなかいい感じのご夫婦じゃあないの。」
「そうかなあ?俺だったら絶対にBMWだ!」
「なんじゃい?そのBMWってのは?」
「知らないのか? BE MY WIFE。 奥さんにしたいってことさ。」
「へーーえ、うまいこというもんだ。」
「ハハハハハハハハ!」

お互いに満腹、満ち足りた気分で、最後のコーヒーまで、のんびりと運河と風車を見ながら過ごす。



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たーさんの裏街道を行く ヨーロッパ編(オランダ)

2006-01-31 | ヨーロッパ編  


毎年のことだけれど、オランダのアムス郊外に住んでいるFから誘いのメールが入る。

“たーさん、マサの季節になった。喰いに来ないか?”という内容だ。

マサというのは、ムール貝のこと。季節になると、丸々と太ったマサが出回り、どこのレストランでも出回り始める時期には食べられるのだが、Fと僕が行く場所はチョッと違っている。
途中までは、車で行くのだが、道端にちょっとした駐車スペースがあって、電話ボックスが建っている。
車を止め、この電話をとりあげると、レストランに直結する仕組みだ。

「たーさん、ここで5分位待つよ。」
「ああ、たばこでも吸ってるさ。」

待っていると、運河を船がのぼってくる。
「おお、来た来た。たーさん、これに乗っていくぜ。」
F氏と船頭は顔なじみらしく、笑顔で挨拶をかわしている。 道路で言うと4M道路みたいな、運河を駐車場から下っていく。緩やかな流れと風が心地よい。
しばしのプチ船旅。 5分もすると、意外と遠くに見えていた風車も目の前に。どうも風車のすぐ横に停めるらしい。確かに前庭のついている小さな家があって、表の生垣には、“レストラン”文字看板が掛けられている。

「へーえ・・・、こんなレストランがあるんだあ。」
「たーさん、ここのマサとドレッシングは最高にうまいんだ。だいいちこの時期しかレストランをやってないしな。」
「景色も雰囲気も最高だ!」
「だろう。ここに来た日本人はたーさんが初めてだ。なっ!」 店の奥さんに話しかけると、大きく頷かれてしまった。以前ハウステンボスで見た、ミニチュアのオランダの牧歌風景そのままの、風車、家、そして運河。
マサは勿論魅力的だが、このまま珈琲だけ飲んで帰るといわれても、大満足間違いなし!
「さあ、どうしようか?」とF氏が尋ねるが、残念ながらマサの本当においしい食べ方はわからない。
「Fさんがいつも食べている、調理方法でいいよ。わからないから。」
「俺は、いつもシンプルかつ、一番おいしい食べ方だが。」
「それそれ、オランダ人が一番おいしいという料理で頼むよ。」
「よっしゃ。じゃあ、いつものあれだな。ドレッシングは全部持ってきてくれ。」
ニッコリ笑いながら女将さんが頷き、奥に入っていく。

さっきの船頭さんは旦那らしく、パンとワインを持ってきてくれた。

つづく。



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"裏街道を行く”の読み方

2006-01-30 | 裏街道TODAY


このマークがついている文章は、とはいいませんが、ちとエッチ系のお話です。良い子の皆さんは大人になってから読んでくださいね 

地域の特性から言っても、このへんのお話はアジアが圧倒的に多いので・・・・  

の中から選んで読むとよいよ



このマーク以外にも美人さんの画像イメージがついているものも、ちょっと楽しいお話です。




旅の綴りではあるので、使った航空会社のマークか、の写真が入っているものもあります。





あっ、それと文中に登場するお店はいったことのある人しかわからない仕組みになっているはず?なので、知りたい人はしてください。



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たーさんの裏街道を行く ヨーロッパ編(スウエーデン)

2006-01-29 | ヨーロッパ編  
CRYSTAL PLAZA、QUEEN’S、REX、RIVAL・・・・ ストックホルムのお気に入りホテルです。

とはいえ、シェラトンとか、有名どころは兎に角高いので、到底泊まれるはずもなく、SVERGE向け小さなベッドで我慢我慢。 
そこそこの値段で、ゆかりがあるところ、他にも面白いものがあるところ、アメニティが比較的充実しているところ、朝食がおいしいところということで、最終的に残ったのが、この4軒ですかね。

いずれも、旧市街に行くには、ちっと不便ではありますが、街並みを見ながら歩くのが好きなので、散歩がてら行くのがスタイルなんであります。途中の橋では大体暇なおっさんが釣りをしているので、サーモンが釣れたかどうか、
冷やかしつつ、土産物屋や冬用の帽子・セーターなんどを見ながら、昼食を旧市街でとるというのが、時間があるときの時間割。

スウエーデンといえば、バイキングゆかりの手彫りやら、その関係のものが多いのですが、僕がお薦めするのは、無骨なワイングラスや、キャンドル、それにキャンドルスタンドです。グラスは小さいガラス工房が沢山あるので、ストックホルム市内よりも、北に60km位行った街のほうが、いいものがあったなあ。
ちょっと探しただけでは、お気に入りは見つからないかも知れませんが、根気よく裏通りまで、探していくと、思わぬ掘り出し物があります。

アメリカからの観光客は心得ているようで、2-3気に入ったキャンドルショップがあるんだけれども、いつもアメリカ人で一杯です。そりゃあそうかも。いまや、スウエーデン人系の人口は本国を追い越して、アメリカの移民系社会の人口の方が大きくなっているからね。
モンタナ州あたりで、イエス、イエスと2回続けて答える連中は、大体スウエーデン系だ。

グスタフ国王の縄張りはいつも清潔で、しかも哀愁があります。
旧市街へ行ったら、是非教会でしばしの時間を過ごしてください。
きっと、いいことがあるでしょう。


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たーさんの裏街道を行く ヨーロッパ編(スウエーデン)

2006-01-29 | ヨーロッパ編  


スウエーデンの良さはひとつは、なんと言っても、食べ物でしょう。
とはいえ、北海道に馴染みが深い方しかわからないかも知れませんが・・・

スウエーデンでは、まず北海道で食べられるもので、ないものはありません。同じ厳寒地で取れる魚も牧畜がさかんなのも似ているからでしょう。

ホテルの朝食が楽しみなのは、ストックホルム位なもんじゃあないか?
牛乳といっても、少なくとも11種類はあるし、なんつっても、好物のにしんの酢漬けが1種類にとどまらず、いろんなバリエーションで梅干が入っているような壷に8種類くらいはあるんですよ。パンも何故だか知らねど、おいしい。
チーズ・バターに至ってはもう、非のうちどころがありません。 ヨーグルトも素晴らしい。
日本で便秘に苦しんでいるお嬢さん達はストックホルムに行くべきであります。2日で解消すること間違いない。

時には日本食が食べたくなるのですが、通常の日本食はさすがに高い。
では、どうするかというと、スウエーデン人は寿司が大好き!寿司屋は日本人から、韓国人から、はてはローカルの連中も経営していて、特にローカルは日本のことを良く研究していて、中にはそこそこの味で現地価格でサーブしているところが結構あります。
だけど、残念ながら“マグロ”は入っていません。代わりにメインとなるのは、お国柄か、やはりサーモンになります。
ま、僕はサーモン好きだから、全く問題なし。3食サーモンでもいいね。
朝は塩焼き、昼はサーモン寿司、夜はサーモンステーキてな、献立ですかな。
(これ、アメリカならできるけど、さすがにストックホルムでは朝は卵ほかのメニューになりますね)

韓国料理もあまり店の数は多くないものの、やっているところは殆どが韓国人なので、おいしいキムチと韓国料理を食べることができます。


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たーさんの裏街道を行く フライト編 Vol. 22

2006-01-29 | フライト編




成田ってえのは、夜遅い時間の対応がなってませんよね。

提案ですが、東京湾をもう少し埋め立てして、成田は潰してしまうのが正解だと思うんですよ。
香港だって、中国国内のフライトと世界中のあれだけのフライトをこなせているんですから、羽田周辺で全部終われば、それはそれでOKでしょう。

成田の悪いところ、この際、大発表!

● 建物の天井が低くて圧迫感ありません?どうして高く作らないんだろう?
● 床に無駄にカーペットタイルが張ってあるので、汚れがついて汚らしい。
● イミグレの人数が少なすぎて、いらいらする。 特に外国人はかわいそうだ。
● 安全上の問題もあるんだろうけど、道が狭すぎる。
● 9時過ぎに成田に着くと両替はどこでやるんだ?
● 24時間営業にしたほうがいいよなあ。
● 都内までのアクセスが悪すぎる。香港を見習え。
● 空港内の案内表示が少なすぎ。
● 壁にべたべた紙を貼って表示するのは、文明国家じゃあないね。マジックはいかん、マジックは。
● 通路が狭すぎて、身体障害者には不親切。私鉄ですら、低層エレベーターついてるのに。
● いまさら階段のほうが広いなんて・・・・
● 滑走路のくの字はどういう意味?百里の自衛隊基地の真似かな?くだらない。どーんと行け。
● できれば、リムジンも11時から2時の便を増やして欲しいなあ。昼休みだから少ないのかあ?

まだまだ、言いたいことはたくさんあるけれど、空港職員の皆さんは他国の空港を見に行くという研修とか、やってるのかね?多分、おらが日本国の成田空港は素晴らしいなんて思ってんだろうなあ。でなきゃ、あんなにサービスが悪いわけがない。


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たーさんの裏街道を行く 中国編 Vol. 49

2006-01-29 | 中国編

長安のカラオケ。Lの段取りで宴もたけなわだ。

「ねえ。どうするの?」
「なーにが?」
僕の選んだ重慶の小姐が、聞いてくる。
二人ともサイコロゲームで相当呑んでしまっているので、メロメロだ。
彼女がDJを通じて、「あれ持ってきてー。」と頼んでいる。
「なに頼んだの?」
「いいもの!」
ほどなく、お兄ちゃんが黒いオルゴール箱みたいなのを持ってくると、ご一行さんが、うおーとか、あーとか声をあげている。
「たーさん、行きますか?」
「どこへ?」
「まあ、中を見てみて。」
箱を開けるとそこには、夜間遊泳に使用するシリコンのグッズが数点入っている。
面白いのは、はがき大の紙に挟まっているのがあったことだ。
「こいつは何だ?」
「たーさん、そいつは面白いぞ。開けてみろよ。」
「これ開けると金とられるんじゃあないの?」
「どうせ、10か20だろう。開けちゃえよ。」
「では。」
中を開けると、いたって普通・・そうなシリコンが入っていたが、よく見ると根元の所にまーるいボッチが付いている。
「???」
彼女が横から手を出して、そのボッチをつまむと、
「おーっ、LEDが点滅して、バイブレーションがああ。こいつぁ、面白い。」
「ね。これを使いに行きましょうよ。」
「って、どこへ?」
「たーさん、こいつはお誘いを受けたんだからいくしかないねえ。ここは上がホテルになっているから、時間貸しもしてるんだよ。確か180元位だったんじゃないか?」
「ちゃんとした部屋なら、以外と安いんじゃない?何時間?ん?2時間か。よし、それでは行ってきまーす。」
(ちなみに部屋代と小姐は別料金ですが、チップがいらなくなるから、安い安い。)

しばしの逢瀬を部屋で楽しんだあと部屋に戻るとやんやの喝采。
「たーさん、ベッド両方使っちゃった?」
「いや、片方だけだよ。」
「よーし、あと30分残ってるから、俺が使います。さあ、行こう。」 やっとLも調子がでてきたようだ。
なーるほど、このカラオケは流行るはず。台湾・香港の老板たちは少なくとも1人は小姐を持っているので、地元ではお持帰りができない。それで、ちょっと離れたこの街に来て、羽をのばすということね。

「たーさん、うまいことやりましたね。たーさんの彼女はこの店でもベスト10ランキングの人気者らしいですよ。」
てえことは、兄弟分が一気に増えてしまったってことかな?

*安田美沙子似でした。



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たーさんの裏街道を行く 中国編 Vol. 48

2006-01-29 | 中国編

7時を10分少々回った頃にLの予約した部屋に到着。

Lはふてくされて、すでに手酌で飲んでいました。
「遅いよー。やっぱり早く来て良かった。表見たろ。キャンセル待ちが4組もいた。」
「ごめん、ごめん。蛙おいしくてさぁ。」
「まあ、いいや。さあ、たーさん、今呼んでますから選んでください。」
こういう席では、主賓になってしまうので、最初に選ぶのだが、店側も接待と分かっているときには、最初に連れてくる女の子達が一番気合が入っているし、美人も多い。一方、8時を過ぎようもんなら、残りかすだけになってしまうので、なるべく早く行くのがコツ。

ママさんが連れてきた小姐達。どの子も個性的で美人なので、迷うほどだ。これは1クール目で決まりそうだ。
「じゃあ、僕は右から3番目を」
「たーさん、もう一人。」
「いや、部屋も大きくないから一人でいいよ。」
「では」ってんで、皆さんも珍しく、1回目のところから選ぶ。
僕らは、1回目で選んでおいて、2,3回目まで連れてこさせ、チェンジをすることも多いが、今回は念のために連れてこさせた2,3回目を見ても、1回目の小姐たちのほうが美人だ。ラッキー!

何故このカラオケがこれほど流行るのか??後ほどその理由がわかる。

つづく。


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たーさんの裏街道を行く 中国編 Vol. 47

2006-01-29 | 中国編

東莞市長安鎮。

松岡・沙井の隣町といってもいい街ですが。
もともとはこの街。広州とシンセンの空港に続いて、3番目の空港が出来る予定の街だったのであります。
しかし、広州もシンセンも相次いで増便・増設をしたもんですから、街中を貫く4Kmからの滑走路予定地?は全くおじゃんになってしまったんですねえ。

さあて、困った村長さん。仕方がないので工場誘致をしましたら、これがまた大当たり。今の長安はこうしてできあがったんです。しかもこの村長さん。大変に先見の明のある方でして、工場を建てるときには必ず寮を作ること。を義務付けた結果、バスで家出同然に出てきた工員志望も寮と食事がどの工場にもついているので、着いたその日に就職できれば、3食と寝床が保証される結果となり、田舎のほうでは結構な話題なのだそうです。
最近、福永あたりで人が集まらないのはこの辺にも原因がありそうですね。
あんまり大きな声では言えませんが、主だった工場には村長さん一族の方が、必ず働いているのであります。
(台湾系の会社が多いですけどね)

だからというわけではないでしょうけれども、想像できます?4Kmにわたって工場がならんでいる景色。
この街では、外を歩いている人間は圧倒的に10代、20代の男女が多くて、それはもう工場版原宿のようです。
シンセンあたりの夜総会の老板も、最近はこの辺からスカウトすることが多いと言っていました。

て、ことは・・・・
期待できそうでしょう。何がって?
カラオケですよ、カラオケ。

手入れが入るといけませんので、長安では一番ビジネスがいいカラオケ、とだけ言っておきます。

この日はちょっとした仕事を回したお礼ということで、成型屋のLが段取り。仲間2名の計4名で行くことに。
Lがさかんに恐縮しているので、理由を聞いてみると7時からしか予約が取れなかったという。別にどってことないので、じゃあ、1Fのレストランで食事ということになった。

泊まっているホテルからは車で30分位。
6時チョッと過ぎにに全員集合し、江西、四川料理のレストランで食事をしながら、7時になるのを待つ。
皆さん、注文ごとに“急いでくれよ”と付け足す。

まずは、ビールで乾杯。
食事もどんどん出てくる。Lは珍しく梅蝦で白飯を食べている。どうしたんだろ?
「いや、たーさん。今日のことがあるんで、仕事を絶対片付けなきゃあと思っていたら昼飯食べれなくなってね・・」
有難いこってす。ゆっくり食べてくださいね。

6時45分を回る頃になって、Lがまたそわそわしだした。どうしたの?
「いや、7時までに行かないと、満室なのでキャンセルされるんですよ。もしそうなったら私の面子はありません。」
「まあ、大丈夫だろう。下のレストランにいるから必ず行くって、電話しとけば?」と言ってはあげたのだけど・・
他の2名は全然違う反応。
「おい、それあ大変だ。L、お前が先に行って部屋を確保すべきだ。キャンセルされたらどうする?」
「そうだ、そうだ。」
さすがに、心配になったL。
「じゃあ、すいません。こちらのマイタンはよろしく。先に行ってます。」
いつも、余裕のあるL総経理も、彼ら先輩社長達に言われちゃあ、行くしかないねえ。

つづく。


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たーさんの裏街道を行く 中国編 Vol. 46

2006-01-28 | 中国編

シンセン特級とまではいかないけれど、まあまあA級の下といったところ。

早速、白酒で乾杯し、小姐を選択しがんがん呑みまくる。
H氏同行のL小姐はサイコロゲームがやたらに強いお嬢さんで、台湾以来の歴戦の勇士である僕も、さすがに彼女とやると、勝率は50%位。いい腕だ。

老板とは、酒の合間にいろんな相談事やら、どうしたら一番いいものか、などと言った厄介ごとの話を済ませている。L小姐にも聞かせない会話なので、横に座りきりで暫くはお仕事の話をば。いろいろ大変らしい。

しかし、さすがに疲れが出たのか?あるいは、彼の話がなかなか深刻だったせいか、いま一つ乗り切れない。
不完全燃焼のまま、酒が終わらせてお開きに。

「たーさん、女の子が気に入らなかったのかな?」
「いや、そんなんじゃないんだけどね。申し訳ない。どうも、いま一つ宴の雰囲気が出せなくて・・・」
「今日は、たーさんだけがロンリーボーイじゃあ、問題あるなあ・・」
「いいよ、いいよ。気にしなくて。ベッドも寝心地よさそうだし、ゆっくり寝させてもらう。」
「しかし・・・」
「いいってば。明日は一緒に宝安に帰りましょう。朝食は9時でいいかな?」
「それはOK。本当に一人で寝るの?」
「今日に限ってどうしたの?よくあることじゃあない。」
「じゃあ、仕方ないね。ゆっくり休んでください。」
しぶしぶ、分かれて自分のホテルに帰っていく。

問題発生はそのあと。
着替えてシャワーを浴び、さあて、寝るかというところへ電話が。おかしい?このホテルに泊まっているのを知ってる人間はいないはずなのに・・・ 恐る恐る出てみると、
「はーい、たーさん。シャワー浴びた?」と先ほどのL小姐。
「ああ、今あがったところだよ。」
「今、二人行くからね。」
「えっ?何?」
その瞬間ドアチャイムが鳴った。
「着いたようね。たーさん、いまHさんと私でたーさんの好みを2人選んで行かせたから、選んで。」
「えーっ?」
「電話はこのままで、早くドアを開けて見て。駄目だったら次を行かせるから。」
ドアを開けてみると、果たして!二人のお嬢さんがにっこり笑って立っている。
えーい!もうどうでもいいや!これを断っても、どうせ次が送り込まれてくるのだから、なるべく早く全てを終わらせることが、早く寝られる条件みたいなもんだ。
「じゃあ、あなた残ってくれる?」
「あのう、二人でもいいんですけど・・・」
「!!!」
「いいよ、一人で。はい、お疲れさん。」
繋がったままの受話器を取り上げる。
「ああー、もし、L小姐、一人選んだから、もういいよ。」
「絶対に350以上払わないでね。それで話をつけてあるから。」
「タクシー代は?」
「それは、たーさん次第だからお任せします。じゃあ、お休みなさい。明日の朝ね。」
そういえば彼女、前にも社長と一緒に泊まりに行ったときに、下着姿で部屋に乱入してきて、サービスしなきゃ駄目よ、なーんてカラオケの女の子を叱咤してたなあ・・・

ま、よく見りゃあ、確かにお見立て通り、私のタイプの女の子です。いただきまーす。


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たーさんの裏街道を行く 中国編 Vol. 45

2006-01-28 | 中国編


宝安の台湾人老板H氏と食事。

彼の本性は、宝安で約3千人を使っている大社長。
工場は樹脂成型と組み立てをやっていて、日本でも有名なメーカーの製品をがんがん生産している。
毎度おなじみではあるものの、社長の孤独、というんですかねえ。おいそれと従業員とは呑みに行くわけにはいかないし、かと言ってカラオケで毎晩うさを晴らすわけにもいかないので、僕はいつも彼らの悩みや、どうしたらいいかというオプションの聞き役です。
カッコ良くいえば、心の支え、ですかねえ。 へへへ。

冗談はさておき、いつもながら僕が行くと、殆ど何が起きようとも(日本から客が来ていようと)最優先で相手をしてくれ、かつ最大限の便宜をはかってくれます。大変に有難いことです。
この日も、既にお客さんと食事を済ませたということでしたが、気にしない、気にしないといいつつ僕の夕食にビールで付き合ってくれました。

夕食は四川料理の一般大衆食堂。好物の鳥と辛子の揚げた奴と、麻婆豆腐、白菜のスープで満腹、満腹。
途中、何事か小声で話をしていたと思ったら、L小姐は中座。さすがにおなかが一杯で買い物のつづきかな?
程なく彼女も戻ってきて、こちらも食事がすっかり終わり、ビールも飲んでご機嫌。
残念ながら、こんな食事ですら勘定は払わせてもらえず・・・・

「さあ、たーさん食事も終わったし、カラオケに行って騒ぎましょう!」
「ええ?だけど今日はLさんもいるし・・・・」
「私なら平気。この間もご一緒したじゃあない。」
「それも、そうか。じゃあ、行きますか?」
彼らの宿泊しているホテルではなく、僕のホテルのカラオケに行こうという。ここは高いんじゃないか?と聞いたのだが、先ほど彼女が中座したときに、すでにカラオケ側と話をつけてあって、オールイン280元で話がついているという。

さすがは現地の女性がいると、交渉も全然違うもんだ。

つづく。


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