たーさんの裏街道を行く フライト編 No.69

昔話

「たーさん、時間があるなら球海まで来てください。　歓待します。」

今では、水魚の交わりともいうべきWさんから誘われて、中山という場所の港から香港に出ようと思っていたのだが、珠海まで行って珠海から香港に戻ることに。

さて、どうやって行こうか？

ちょうどこの時は、中山の市街地に近いホテルに宿泊していたので、ホテルで聞いてみると、中山国際大酒店というホテル前から珠海までバスが出ているというので、行ってみた。

「珠海まで一枚おくれ。」
「豪華（デラックスバス）か？」
「それがよろしかろ。」
「はい。ゴンベイ一枚。」
「いや、珠海まで・・・なんだけど。」
「だから、ゴンベイまでだっぺ。」　おっさんは訛っていた。
「ゴンベイってどこ？」
「ゴンベイはゴンベイだ。」
「うーむ・・・」

バス乗り場に着いても、行き先は珠海となっているのに、横には洪北行きと書いてある・・・。

今度は運転手に聞いてみる。

「珠海に行きたいんだけどね。これで行く？」とチケットを見せる。
「ああ、行くよ。　珠海のどこ？」
「えーっと・・・、銀都飯店ってホテルだけど。」
「ああ、通るよ。」
「ゴンベイってなに？」
「ゴンベイは珠海の中の地名だよ。繁華街さ。」
「なーる。」

バスの行き先も今ほど丁寧に描いてあるバスが珍しかった当時の話。
今では笑い話だけれど、当時はこの運転手が一番親切だった。

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たーさんの裏街道を行く フライト編 No.68

何が気になってこの写真を撮ったのか・・・・、さっぱり思い出せない。

何も期待できなさそうなこの小さな街で、左手のピンクの建物に希望を見出そうとしたのか・・・。



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フルーツメール

たーさんの裏街道を行く フライト編 No.67

いい加減飽きてきている、珠広デルタ一人旅。

御同伴はいつも贔屓にしている、白タクのあんちゃん。大体の街なら「広東省の歩き方」
として使える便利な奴。　しかも夜の歩き方もカバーできるので、重宝している。

この日もボーッと助手席で音楽を聴きながら走っていると、見慣れた路線バスが前に。
「おお！相変わらず飛ばしてるなあ・・・」


で、まあほんの５分後にはこんな光景に。


最近とみにバスの運転が荒っぽくなっているので、巻き添えと言うよりも、バスが原因で
こんなことになるケースが結構多いのでは・・・・。

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フルーツメール

たーさんの裏街道を行く フライト編 Vol. 66

一時大人気だったパンダフライト。

中国はねえ・・・。
いろんなことを抱えて出入りしていて、結構シビアだったから、気負って出掛けるわけですが、このヒコーキ見ちゃうとねえ・・・。
なんか、どうでもよくなっちゃった記憶があります。
「ま、気楽に行っちゃうかァ・・・・。」なんて気分になっちゃう。

癒しのヒコーキ？



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たーさんの裏街道を行く フライト編 Vol. 65

中国国内で、遅れた飛行機を待つ間の重要なアイテム、携帯。

スケジュールが遅れることで連絡が必要な皆さんへの電話と、待ち時間をやり過ごすために、話し相手になっていただくためにも重要なんですが、いかんせん、電池は常に充電してあるものの、数時間の待ち時間ということになると、フル充電でももたなくなることが多々あります。

こんなときはPCをご開帳して、充電することになるのですが、最近は中国でも新兵器が登場しています。

こいつだ！

Mobile Phones Charging Station


主要な携帯メーカーのものはジャックが、そうでないものはバッテリーの端子に直接充電する仕組みだ。

とはいえ、物騒な中国のこと。
充電中は目を離せないので、近くに立って待っているか、となりのベンチ座って、フル充電になるのを待つというこのになる。中には勝手がわからず、聞いてくるお嬢さんもいたりして、数十分の間、携帯や行き先を話題にしてちょっとしたコミュニティというか、井戸端会議が展開できるのであります。

彼女はこれから重慶まで

（どこかで会ったことがある？と言われたけれど、まったく覚えなし！）


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たーさんの裏街道を行く フライト編 Vol. 64

中国の航空会社

実に腹立たしいのであります！
普通だと、出発便に遅れが出ているときには、チェックインロビーで確認ができますよね。

ところがっ！　彼の国（中国）ではそのへんがちと違います。
チェックインは何らの問題もなくできてしまい、ゲートＮｏ．は印刷され、時刻もそのまま。
入場のチェックを終えて、ゲートに向かうところの発着案内でやっと、全貌が明らかになるという仕組みです。

この日も大雨の影響で、空港に遅れて到着したあっしは、足早にチェックインを済ませ、ゲートに向かおうとしていたのですが、んっ？何か、ボードが赤いぞやけに。
よくよく見てみると、ええっ！９：３０の飛行機がまだ飛んでないっ！あっしのフライトは１４：００なのに。９：３０が飛んでいないということは・・・・。
この日に限って、空港に迎えに来てもらうことになっているので、今日泊まるホテルも確認できていない。しかも今日は土曜日で先方の会社もやっていない。

さて・・・。

運よく、迎えに来てくれるはずのお嬢さんの携帯番号がフリーメールに届いていたことを思い出し、どこかでチェックをしようとあちこち探すが、どこにもサービスを受けられそうな場所はない。
と、ボードの横で、インターネットのプロモーションをしているのを発見し、早速チェックしようとしたが、これが一向にco.jpに接続できない。その場に立ってるお嬢さんはPCの操作はできないらしく、久しぶりに中国語ベースのPCと格闘したあげくに、やっとこさ接続。
「ああ、あった、あった。えっと、電話番号はっと。」

あちらこちらに電話をかけて、宿を確認し、迎えは何時になるかわからないから、いらないと連絡しておく。
やれやれ、これで一安心。

中国国内のフライトでは、ライターの持ち込みは一切禁止されているので、たばこも吸えない・・・、と思っていたら、日頃の行いのよさか、バッグにホテルのマッチが一箱。　貴重なマッチでたばこを吸い始めると、わらわらと火を借りにやってくる、皆さん。　

結局、５時間も過ぎた頃、やっとこさ飛行機は飛んだものの、ゲートはお約束でめちゃくちゃになっていて、タラップで乗り込むということで、ビニールの雨がっぱが支給される始末。


この状態では、飛んだだけまし・・・、なのか？

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たーさんの裏街道を行く フライト編 Vol. 6３

中国国内のフライトも、そりゃあ、いろいろあることはあるんですが・・・・。

ここのところ、飛んでいる機体はオリンピックに向けてのこともあるんでしょうが、格段によろしくなっています。
が、最近とみに向上しているのは、スッチーの質ではないかと思うんです。
以前は、ズルズルのストッキングに、いまや名門女子私学でしか履いていないような靴でもって、しかも制服はなんとなくだらしない着こなしだったのが、変われば変わります。

氷を入れてくれと言わないと、生暖かいコーラやスプライトが出るのはそのまま。
でも、氷は入れますか？と聞かれたときには、死ぬほどびっくりした。


客に笑顔を振りまくなんてえのは、隔世の感があります。


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たーさんの裏街道を行く フライト編 Vol. 6２

山東省済南空港。

霧くらいで済んでいればまだしも、

記録的な大雨で市内は水浸し、さすがの空港もこのありさま。
確かにこの空港はあたり一面の平野で、しかも両側を河にはされまれていたはず。

皆さんが一生懸命移動しているのは山東航空の機体（SDA）

しかし、トーイングトラクターというものは設備としておいてないんだろうか？

人力て・・・。





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たーさんの裏街道を行く フライト編 Vol. 6１

中国南方航空

思いもよらぬ大幅な遅れに、さすがの係員もうんざりのご様子。



どうやら、普段は数人いるところも新人さんなのか、一人でお留守番です。
それとも、他のスタッフは昼のサンドイッチと飲み物を取りに行っているのかもしれません。ちょうど昼時だったりすると、中国民航ではこういったサービスをしています。（ま、機内食をそのまま持ってくるというスタイルですけどね。）

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たーさんの裏街道を行く フライト編 Vol. 60

今日も今日とて、スターアライアンス。

ここのところ、相当混んでいることが多く、予約が取れないこともあって、キャセイや他のフライトを使っていたのだけれど、たまには乗らねば、スターアライアンス。
朝のフライトのときには、結構早い時間に到着して、ラウンジでぐでーっとのんびりするのが、たーさん流です。
2人での道行だと、ラウンジに入れられるのですが、3人以上だと、外で皆さんと一緒ということになってしまうので、そんな時はいつもゲートでの集合です。

今日のヒコーキ


こちらはラウンジでも普通のほう。


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たーさんの裏街道を行く フライト編 Vol. 59

中国に出張で来ているのに、香港で打合せ？

明日の朝も早いので、香港には泊まれない。
ホテルだけで考えると、殆ど内容は同じなのに、香港はバカ高いので・・・、中国にその日のうちに戻るパターン。
フェリーボートから、夕陽を眺めながら、帰途につく。　いと悲し・・・。

橙色に染まる海面


日本ではなかなかお目にかかれない光景ではある。


入出国カードの“フライト”の欄には、“BOAT”と記載します。
このフェリーも国際線なんだなあ・・・。

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たーさんの裏街道を行く フライト編 Vol. 58

結構話題にはなっているものの、まだまだすぐには乗る機会がない、BOEING 787
とAIRBUS 380。

飛行機好きの方ならば、雑誌などを手に入れて研究するのでしょうが、乗客の身分ではやはり気になるのはシートだとか、配置。　

７８７はどうなのかなあ・・・？

受領先はどこかな？（７８７）


新華社NETから（３８０）





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たーさんの裏街道を行く フライト編 Vol. 57

チャイナエアラインよ、お前もか？

よりにもよって、フルーツフライトとは・・・・。
キャラクター契約せずに安上がりにしたのかもしれないけど。　
いやはや、なんとも。



お約束の”桃”がなかったような気がするけど・・・。

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たーさんの裏街道を行く フライト編 Vol. 56

今年もベストエアラインの選定が。

いや、ちょっと意外なメンバーでびっくり！！

☆エアライン・オブ・ザ・イヤー2007　ブリティッシュエアウエイズ
アエロメヒコ航空
コンチネンタル航空
CSAチェコ航空　
エミレーツ航空
カンタス航空
サウスアフリカンエアウェイズ

☆ベストエアライン大賞　アジア部門　；　シンガポール航空
キャセイパシフィック航空、
日本航空
大韓航空
タイ国際航空

☆ベストエアライン大賞　オーストラリア／太平洋地域部門　：　カンタス航空
エアーニュージーランド
エアタヒチヌイ
ヴァージンブルー

☆ベストエアライン大賞　北米部門　：　コンチネンタル航空
エアーカナダ
アメリカン航空
デルタエアライン
ユナイテッド航空

☆ベストエアライン大賞　中央／南アメリカ＆カリブ諸島部門　：　アエロメヒコ航空
コパエアライン
LANエアライン
メキシカーナ航空
TAMブラジリアン航空

☆ベストエアライン大賞　中東／インド地域部門　：　エミレーツ航空
エルアル航空
Etihad
ジェット・エアウェイズ
カタール航空

☆ベストエアライン大賞　アフリカ部門　：　サウスアフリカンエアウェイズ
エア・モーリシャス航空
エジプト航空
ケニアエアウェイズ

☆ベストエアライン大賞　中央／東ヨーロッパ部門　：　CSAチェコ航空
アエロフロート
ロシア航空
LOTポーランド航空
MALEVハンガリア航空

☆ベストエアライン大賞　西ヨーロッパ部門　：　ブリティッシュ・エアウェイズ
エールフランス
KLMオランダ航空
ルフトハンザドイツ航空
ヴァージン・アトランティック航空

☆ベストエアライン大賞　太平洋部門　：　キャセイパシフィック航空
ニュージーランド航空，
アメリカン航空
カンタス航空
ユナイテッド航空

☆ベストエアライン大賞　大西洋部門　：　ブリティッシュ・エアウェイズ
アメリカン航空
コンチネンタル航空
ルフトハンザドイツ航空
ヴァージン・アトランティック

☆ベストエアライン大賞　ヨーロッパ－アジア＆オーストラリア部門　：　ブリティッシュ・エアウェイズ
エールフランス
エミレーツ航空
ルフトハンザドイツ航空
カンタス航空

☆ベストエアライン大賞　ローコスト部門　：　ジェット・ブルー
エア・アジア
bmi
easyJet
サウスウェスト航空
ヴァージンブルー

☆ベストエコノミークラス大賞　：　大韓航空
アメリカン航空
ブリティッシュ・エアウェイズ
コンチネンタル航空
シンガポール航空

☆ベストビジネスクラス大賞　：　コンチネンタル航空
アメリカン航空
ブリティッシュ・エアウェイズ
シンガポール航空
ヴァージン・アトランティック

☆ベストファーストクラス大賞　：　シンガポール航空
ブリティッシュ・エアウェイズ
キャセイパシフィック航空
エミレーツ航空
大韓航空

☆ベストエアポート大賞　：　ソウル仁川国際空港
アムステルダム・スキポール国際空港
ドバイ国際空港
ニューヨークJFK空港
サンフランシスコ国際空港
シンガポール・チャンギ国際空港

ご贔屓のエアラインは？？

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たーさんの裏街道を行く フライト編 Vol. 55

ああ、これでまた日本とも暫くおさらば、かあ・・・。

今回は飛行機が落ちるかもしれない・・・。いつもそう覚悟して、飛行機に乗り込む。
ニューヨークの９．１１以降は特にその想いが強くなっている。

勿論、２ヶ月近く日本にいない時には、たらふく日本食を楽しんでから、出張に出掛けるわけで、このたびも、寿司から始まって、納豆だの、カツ丼だの、日本そばなんどを出発前から食べ納め？して成田に到着。心残りは時期があまりよくなかったので、筋子を食べていなかったことぐらいか・・・・。

今回のフライトは長丁場なので、本屋でいくつか文庫本を買い込む。
普段なら、現地の言葉を必死に覚えているところだが、なにせい、あちらこちらの日程なので、まあ、本が邪魔になったら現地から送ればいいやあ、てなことで、６冊くらいをタイトルだけ見てがさごそ買い込んだ。

飛行機に乗り込み、食事が出る時間までは読書でもしようと、数冊を手元において残りをしまいこみ、座席に座る。

いつもの手順で飛行機は無事に飛び立ち、さてそろそろ本格的に本でも読もうか。

一冊目は黄色い表紙にイラストが書いてある嵐山光三郎さんの書物。さあて、第１ページ目をば・・・。

そこで、目に飛び込んできたのは！

「炊きたてのあつあつの白いご飯にすじ子を乗せて食べる。この贅沢な瞬間！」

といった内容の文章。

ぐわあああっ！！な、何いっ！
(￣ェ￣;)　こ、こいつ・・・。

これから出張に出掛ける、その瞬間に食べ損ねた大好物のスジコの実況とは・・・。
なんて残酷な本を買ってしまったんだ・・・・？

結局、もんもんと約２ヶ月の出張を過ごし、日本に帰ってくるなりスーパーにすじ子を買いにいったのは言うまでもありません。

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