Tさんの話。
もう20年からロスに在住しているTさん。
ひょんなことで、知り合いになって仕事を手伝ってもらってから、もう10年近くになる。
ロスに長く住んでいる人というのは、圧倒的に関西出身の方が多く、四国だとか、名古屋近辺の人が数多くいらっしゃる。Tさんもご他聞にもれず四国の出身。
彼の会社の事務所は、アナハイムスタディアムのすぐそば。野球を見に行くにはすこぶる便利な場所なのだが、野球よりも、彼の事務所のあるビジネスパークに隣接するフィットネスクラブのほうが魅力的だった。
なにせい、アナハイム界隈のきれいどころが、18時ともなれば、全員集合する。
中に入っているカフェで、見学しながらTさんと話しをしているほうが、よっぽど目の保養になる。
最近は辛ラーメンの調理方法に凝りまくっている、そんな、年齢の割りに気持ちの若いTさんに、ある日、なんでアメリカに来たのか聞いてみた。
どうしてアメリカに住むことに?
「前の会社が業績を伸ばしていて、アメリカかヨーロッパということで、現地に駐在したい人間を社内で募ったんだよ。そのときに自分で手を上げて来たけど、会社がなくなっちゃったもんだから、そのままいついちまった。結婚もして子供もいたからね。」
ふむふむ。
なんでアメリカだったのか?という問いに答えて、Tさん曰く・・・
「あれっ?たーさん知らないの?日本で一番アメリカに近いのは四国なんだぜ!どうせ来るならアメリカって感じだったな。」
う~ん。
では、一番最初に乗ったアメ車は?
「リンカーンコンチネンタル。あの無駄な大きさが好きでね。ありゃあ、良かった。」
Tさんの身長は162cm。前が見えたのかなあ?
Tさん若い女の子が好きだよね?
(Tさんは娘3人、普通、娘持ちは自分の娘がダブって若い子には手を出さないけど、Tさんはおかまいなし。)
「アメリカに来てる子は独立心旺盛だから、若い男の子だと、しつこく追いかけれたりするだろ?その点、俺はおじさんだし、家もあるから、遊びにきやすいんだよ。今は離婚して独身だしね。そこそこ金もある。太ってもいないし、禿げてもいないから、充分さ。」
どういうわけか、お付き合いする子は宗教をやっている子が多くて、いつも神様がライバルになっている。
どして、いつも昼はタコベル?
「よっ!よくぞ聞いてくれました。タコベルはよくキャンペーンやってるだろ。TACOBELLが揃うと云々の?あれを一度にいいから当てたいんだよ。」
毎回挑戦しているTさんですが、いつも“Aが出ないんだよ”と言っているうちに終了してしまう。
彼の自宅は、南仏風の造りのコンドミニアム。元々社長を長くやっていたので、当時からの調度品で自宅は、想像以上に素晴しい。
コーヒーには凝りまくっているので、いつもお邪魔するとおいしいコーヒーと、Tさん風辛ラーメンをごちそうしてくれます。ベトナム人やタイ人好きのTさんは、普段時間があると、いつもリトルサイゴン界隈に出没しています。
また、遊びに行きますね!
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