たーさんの裏街道を行く!!

世界中の街角から数々の失敗談,ちょっとエッチな話,面白情報をお届けします。(ノンフィクション)

たーさんの裏街道を行く グルメ編 Vol. 186

2008-11-30 | グルメ編  




いか納豆。

外地での正しい、いか納豆の食べ方は?
こいつはたった一人で、長期間海外を彷徨うときに使う裏技です。
日本食とはいえ、日本人とはご一緒せず、早めに仕事を切り上げて一人で出掛けます。

① いか納豆を注文する。
② からしではなく、わさびをもらう。
③ ビールを飲みつつ、イカだけを刺身のようにわさびでいただく。
④ 納豆が残る。
⑤ ごはんと味噌汁、お新香を注文する。
⑥ 納豆ごはんにして食事を終える。



最近は、中国華南地区でも朝から納豆をおいてあるようなホテルが増えてきたけれど、毎日毎日、来る日も来る日も朝・昼・晩と中華料理を食べさせられると、なによりのごちそうです。

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たーさんの裏街道を行く 中国編 Vol. 234

2008-11-30 | 中国編




と、図書館・・・・?





裏街の床屋さんなんどが、そこいら一角の居住区の図書館・喫茶店がわりになっているところもありますが、これはこれですごい!
貸し出しの管理なんてのはどうなってるんだろうか?
一度借りたものを返す、という行為自体疑わしい・・・。

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たーさんの裏街道を行く グルメ編 Vol. 185

2008-11-29 | グルメ編  




とある日本食レストランの“野菜サラダ”。

だよなあ・・・・、注文したのは。



キャベツの千切りにキューピーの和風ドレッシングだわ、これ。
もっとこう・・・、レタスときゅうりの飾り切り、アスパラガスなんて乗っかってるのを期待してたんだけどなあ・・・・。

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たーさんの裏街道を行く 中国編 Vol. 233

2008-11-28 | 中国編



なんで四川省?

はじめは川が4つあるからだろう。と勝手に考えていたのだけれど。
実はそれだけではなかった!知ってるようで知らないもの。

北京に滞在していた時に、四川は成都から公用で来ていたお役人と食事をしたときに聞いてみた。

「四川というのは、四つの川からついたんですよね?」
「いいえ、それもそうなんですけどもね・・・。川峡四路というのは知ってますか?」
「川峡四路?川は眠江、陀江、潜江、嘉陵江ですよね。四路?」
「四路は益・利・梓・夔の四つを指します。」
「益州とか、関の名前にあるあれですか?」
「そうです。四つの川と四つの街道、それが簡略化されて四川省になったんですよ。」
「へええ・・・。」

という話は、実は四川省出身の人でもなかなか説明できないらしく、あちらこちらで、自慢してまわってます。
四川省出身の人でも意外と知らないんですね。

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たーさんの裏街道を行く 中国編 Vol. 232

2008-11-27 | 中国編




中国版チンドン屋か?

広東省某市を徘徊中にお目にかかった皆さん。
数えてみると、約15台ほどの編成であります。



新規開店のお店の広告を自転車に飾り付けて、ひたすら走るだけ。 鳴り物はなし!
日本のチンドン屋さんだと、鐘や太鼓に笛などで、景気をつけながら練り歩くところですが、そこはさすがに土地の広い中国のこと。このようなスタイルになるのでしょうか?

一度見たきりなので、このスタイルが一般的なのかどうかはわかりませんが・・・。

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たーさんの裏街道を行く 中国編 Vol. 231

2008-11-24 | 中国編



人民服。

さすがに最近は人民服を着て、街を闊歩している人はいなくなりましたが(田舎ではまだいますけどね、カーキ色のやつを着て)。
中国辛亥革命の孫中山が日本の学生服に惚れ込み、中国にもちこんだのが人民服の原型ですが、普通の素材で作ってもらって着ると、これがなかなか着やすい。
しゃきっとした気分にもなります。

オーダーが一番いいのですが、時にはこんな気合の入ったものが売ってたりして、結構悩むことになります。安いんだ!これが!



でも、既製のものは大抵袖が短くて、駄目。残念。

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たーさんの裏街道を行く トルコ編 Vol. 25

2008-11-23 | トルコ編




「こんにちは。久しぶり。」
「たーさん、お久しぶり。いつまでイスタンブールにいるの?」
「明後日のフライトでミュンヘンに出る。」
「ねえ、この間面白いものがあったから、おみやげにしようと思って買っといたのに、Fったら、今朝“たーさんと会う”って言うのよ。」
「ほほう・・・。」 ちらとFのほうを見るとそっぽを向いている。
「で、今日は母のところに行く予定だったんだけど、子供を預けて一緒に来たのよ。」
「ふーん。」 どうやらFとしては、ワイフとベイビーがお母さんのところにいれば、今夜は羽目がはずせると思って
期待していたらしい。
「さ、挨拶も終わったことだし、めしを食いに行こう。F、運転を頼むよ。」
「OK」

4人で車に乗り込み、アジア側に向かって海峡にかかる橋をわたる。
トルコ人の親日のひとつの理由でもある橋だ。
(日本が施工を請け負った橋なのだが、工期を大幅に短縮して完成されたこの橋は、日本人の勤勉さを示すものとして、建築・土木業界のお手本になっているのだ。)

橋を渡ってから20分ものんびり走ると、そのレストランはある。
海に向かってぽっつり建っているので、知らなければ民家と間違える造りになっている。
幸い営業中。
電話に出なかった理由は? 買出しに行っていた。というなんとものどかな・・・・。

Dさんとしては、お約束のごとく、テーブルに着くなりラクを頼むが、こちらはこれ以上飲むと食事どころではなくなったしまうので、Fに頼んでワインをとってもらうことにした。 トルコの地ワインもなかなか捨てたもんじゃない。

伝統的トルコ料理のスタイルで、小皿に盛られてきたものを皆で取り分けて食べていく。
結局、一人では飲みきれないということで、ラクも飲む羽目になっているのだが、魚がなにせい新鮮だし、ここのところ不足していた野菜が採れるのは有難い限り。 ギリシャ仕立てのドレッシングも実にいい味を出している。

「やー、Dさん。 ここはおいしいねえ!」
「だろう。ちょっと遠いからあまり来れないんだが、時間があるときにはここでのんびりする。」
「とはいえ、一人では来れない?」
「そう!飲んじまうからなァ。今日みたいに誰か運転できる人間がいないとな。」
「Fは飲めないからちょうどいい?」
「そういうこと。」
「いつも運転手だよ。」とF。
「いや、F。運転手やるだけでこの料理が食べられるなた毎日やってもいいけどなァ・・・」
「毎日ではやりたいところだけどさ・・・おっと!」 横からワイフがつついている。
「だよなあ。ワイフが料理を作って待ってるのに、毎日はこれないわな。」
「なんて言いながら、結構Dさんと一緒に食べに行ってるのよ。まるで未亡人だわ。」
「まあ、可愛いベイビーが一緒なんだから、大きいほうはいいんじゃないの?」
「そうねえ・・・」

いじられやすいキャラのFはここでも散々だが、元々は大手会社のバイヤーをやっていたので、英語には全く不安がないし、物腰も堂々としているのだが、このメンバーで集まってしまうと、残念ながら、いいとこなしだ。
特にワイフには弱み(いつかご紹介)を握られているので、全く逆らえない。

「ところで、おみやげって?」 出掛けにFのワイフが言っていたのを思い出した。
「ああ、そうそう。 2週間位前に母と銀食器を買いに行ったんだけど。覚えてる?銀のマーケット?」
「覚えてるよ。いつもあそこで皆さんにブレスを買ってもらったりしてるからね。」
「そこで、いいのが見つかったのよ。たーさん、ナザルボンジュを欲しがってたでしょ?」
「ドアにかけるおっきいやつ!」
「そ、それが見つかったから買っといた!」
「有難う。いくらだった?結構したんじゃない?」
「いいの。母からのプレゼント。」
「ええーっ!それはまずいよ。 いくら?はらうから。」
「ほんとにいいのよ。母もたーさんのこと知ってるしね。よろしくって。」
「なんで?会ったことあったっけ?」
「ない!けど、前に家に来たとき、皆で写真とったでしょ?あれを引き伸ばして飾ってあるから、母がうちに来ると必ず話しがでるの。」
「ふーん、それでか。」
「そんなわけだから、気持ちよくもらって。」
「ありがたくもらいます。明日にでも探しに行こうと思ってたんだ。開けても?」
「どうぞ、どうぞ。」
マーケットのこととて、袋はスーパーの袋みたいな奴で、箱もボール紙みたいなものだったけれど、中のナザルはそれはそれは、あっし好みの洒落たセンスのものだった。 さすがフランス留学のせいか、センスは抜群だ。
「こりゃあ・・、ばっちりだ。本当に有難う。お母さんにも宜しく伝えてください。」

食事もうまいし、お目当てのナザルは手に入ったし、美人の奥さんもいる。
急に酒がまわってきた感じだ。

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裏街道TODAY

2008-11-22 | 裏街道TODAY





こんばんは、たーさんです。

ここのところ、我ながら気にはなっているものの、なかなか更新ができない状況なのであります。と、言うのも、週のうち1-2日は大阪に行かなければならず、その準備やら、戻ってからの打合せ等々で時間がうまく調整できてません。

実際、事業分割する会社もある一方で、新規設立をしなければないない事業もあって、物理的に大阪に居なければできない仕事があるってえのは、しんどいもんです。

膨大な資料をサクサク片付けるには、時間的にやはり紙ベースのほうが早いし・・。

てなことで、最近はPCに載っているスケジュールをこなしつつ、今迄ひきずっている全てをしょいこんでいる今日この頃です。
当然、今のお仕事が片付かないと、裏街道にも出掛けられない始末。

年内にはケリをつけたいところです。

紅葉には遅いかもしれないけれど、帰り道に京都に泊まって、のんびりできるといいなあ・・・。(来週が最後の機会?)


先日やっと北新地なるところに連れてってもらいました。
全員が日本人というのは、今時感激ものです。

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たーさんの裏街道を行く トルコ編 Vol. 24

2008-11-17 | トルコ編




「アロー、Dさーん、入るよー。」

親父さんは軍の高官で、自身もイスタンブールの名門大学出身のエリートだが、ベビーフェイスに似合わぬ巨躯と、とぼけた話し方で愛嬌のあるFが汗を拭きながら入ってきた。

「やあ、たーさん。いらっしゃい。久しぶり。」
「よっ!久しぶり。ベイビーは元気か?」
「ベイビーは元気さ。ベイビーじゃなくてうちのワイフのことじゃあないの?」

Fはフランス語と英語がペラペラの奥さんがいるのだが、おいらがFのワイフと異常に親しいのを嫉妬していて、いつもこんな言い方をする。 確かに、奥さんとしては、いつもは言いにくいことを、おいらに同意を求める形でFを嗜めているのだが、そんなことはFの狭い了見には通用しない。

それを知ってるDさん、すぐにFに意見する。
「また、それか?おまえのワイフはスマートな男が好きなんだ。比べてみればすぐわかる。うん。」
「そりゃ、たーさんには・・・」
「敵うわけがないだろう。せいぜい寝取られないように気をつけるんだな。」
「またDさん、そんなこと言うと、ますます警戒しちゃうぜ。」 笑いながらその場を納めるあっし。
「なあ、F。 こういうところが大人の対応というもんだよ。なっ!」
「ちょっとした冗談だよ。そんなに突っ込まなくても・・・・。」 恐縮するFは体がでかいだけに滑稽でもある。
「Fさん、紅茶でも飲むか?イギリスで買ってきたお茶があるけど。」
「あっ!これかあ。Dさんがうまいから飲んでみろって持ってきてくれた紅茶だね?」
「そう。」
「いただきます。おいしくてさあ・・・。ワイフにこんな気の利いたものどうしたのって聞かれちゃってサア。たーさんの紅茶をDさん経由でもらったって言わざるを得なかったんだよ。」
「じゃあ、ちょっと持って帰って、また、たーさんの話題で盛り上がるといいさ。」 とDさんがまた茶化す。
「いや、これは貰っていく。 自慢できるから!」 
早速、いくつかのパッケージを取り上げて吟味するF。
チャイを常に飲んでいるこの国では、イギリス風味が人気なのだ。台湾で売っているアイスロイヤルミクティーなども、この国では当たり前に飲めるので重宝だ。
ちなみにあっしの持っている、正式なチャイのセットはDさんのスポンサードでFの奥さんが選んでくれたものだ。

「で、Fさん。今日はアジア側で食事するんだって?」
「おお、そうそう。 それなんだけど・・・。」
「どうした?」
「電話しても全然出ないからね。休みかも知れないんだ。」
「まあ、いいさ。あそこが駄目なら、アパレル街のところのレストランにしよう。」
「そっちでもいいですか?」
「いいさ。景色はあそこのほうがいいけどな。」
「じゃあ、とにかく行って見ますか?」
「そうしよう。じゃ、たーさん。そろそろ出掛けるとしよう。」

階下に下りると、Fの乗ってきたDさんが何台か持っているBMWのうちでもお客の移動用に使っているものが置いてあった。

「あれっ?誰か乗ってる?」
「誰だ?女性っぽいけど?」
「実はワイフを連れてきた。」 Fが恥ずかしそうに言う。
「なーんだ。」

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たーさんの裏街道を行く トルコ編 Vol. 23

2008-11-16 | トルコ編




最高のラクの作り方と言っても・・・

① ラクをよく冷えたグラスにシングルの量プラスαを入れる
② カチカチの氷(汗をかいていないもの)を3ヶ入れる
③ 鉱泉のミネラルウオーターを入れる

と、まあこんな様子で、ラクを飲むたびに誰彼であっても、この方法がラクの最高の飲み方という能書きとともに作ってくれる訳であるが。
個人のオフィスと住居の両方が同居しているDさんの家はマンション形式であるので、トルコの建物には珍しいと言える、テラスがあって、海峡が一望できる斜面に建っている。
海峡から吹き付けるひんやりと冷えた潮風にあたりながら、陽のあたるテラスで飲む“最高のラク”は確かにうまい。フランス語が母国語となるDさんのつまみはクラッカーとチーズと言うのがいつものスタイルだ。
チーズについては、一家言あるDさんの説明を聞きながら(チーズの話しだけで30分は時間が潰れる)、勝手に2杯目を作ってチビチビと飲んでいるあっし。

デスクや、ソファのサイドテーブルにはベルリッツのENGLISH/CHINESEや、FRENCH/TURKISH、ENGLISH/TURKISHなどの本があって、その横にはこれまた、各国のコインや紙幣が山と散らばっている。
「Dさん、こんなところにお金置いとくと、なくなっちゃうよ。」
「ん?ああ、いいんだ。賄いのおばちゃんはトルコの金しか持って行かないから。他の国のはどんなに高額でも持ち出さない。律儀なもんだ。」
「てことは、トルコの金は殆どやられるわけだ。」
「わけだ。ハッハッハッ!とはいえ、あんまり大きな額はおいてないけどな。トルコの奴は。」
「これは?どこの札?」
「ああ、それはイランのやつだ。」
「こっちは?」
「イラクだな。俺がフランスから出て10年くらいバクダッドにいた話はしたろ?」
「こいつは今使えるのかねえ?」
「多分な。小さい額だから、当時の記念みたいなもんだ。たーさんはどうなんだ?貯まらないか?」
「いつの間にか、大変なことになってた・・・」
「だろう?特に硬貨はいつの間にか・・・な。」
「こないだ整理して、封筒に入れてみたら、各国とも結構な額になってた。ドイツはもう換えそこなったし、ユーロ関連の硬貨はコインショップあたりに売るしかないよ。あと、10年くらいしてからね。」
「そうだな。」
「やっぱ、律儀にホテルでこまめにコインは全部だしてスプリットテンダーで処理しないと駄目ですね。」
「なあ、いつもそう思うんだが、結局朝はギリギリまで寝ていたいから、カードでホイだ。」
「そうなんですよねえ・・・・。貧乏人のくせにそういうとこは大雑把になっちゃう。荷物が重いとか言いながら、カバンのどこかのポケットにはコインがガッサリ入ってる。」
「まったくだ。香港やイギリスなんか始末に負えないぞ。」
「意味も無く重いからねえ・・・。」
「中国や香港のはどうしているんだ?」
「中国も香港もオフィスのデスクに、ほら、昔のお金の形した貯金箱をおいてあってね。そいつにザラザラ入れておくわけさ。すると、あーら不思議5-6回も通ってると、パンパンに貯まってるから、皆を連れて食事に行くことになる。」
「なーるほど。その貯金箱はどこに売ってるんだ?」
「香港?」
「そう。」
「香港なら、Dさんのマンションの前の道を降りていくと、線香とかお札売ってる店あるでしょ?」
「店中、真っ赤のところか?」
「そう、あそこでも売ってると思うよ。あっしも事務所近くのマーケットの中にあるああいう店で買ったからね。香港人はあんまりああいう貯金箱っていうのは、感覚がないんだねえ。」
「そうなのか?」
「うーん、香港人の家に遊びに行っても、貯金箱にはお目にかかったことがないからね。ああいうのを置いとくと、盗まれると思ってるんじゃあないかな?」
「かもな。うちの事務所のAなんてのは、金は人が払うもんだと思ってるしな。」(中国編アモイを参照)
「ハハハ。 アモイの時のAにはまいったねえ。マイタンの時には必ず寝てるんだもんねえ。」
[次回、たーさんが香港に行った時には必ず奴に連絡して払わせてくれよ。]
「まあ、あの時の発票(領収書)はBさんに置いてきたからね。律儀に口座に入ってたよ。」
「そうか。」 クスリと笑う、Dさん。
「Bとも長い付き合いだ。あの何て店だったっけな?アモイの?」
「アルコール・タバコ禁止のレストラン?」
「そうそう!あの時は、Bがいて、Mがいて、たーさんがいて4人だったんだな。最高の夜だったが、まったく・・・」
「リラックスできない!!」二人で言って、大笑いする。
「Dさんと知り合えたのも、Mさんと言う共通の知人がいたからでしたね。」
「そうだなあ・・・。 MもBも酒を飲まないからなあ・・・。結局、たーさんとの回数が増えるわけだ。」
「まあねえ・・。まったく、増えるにも程ってもんがあるけど。ハハハ。」
「そう言うな。 SAMURAIと戦士の子孫なんだから、仕方がない。思考回路は似てて当たり前だ。」
いつの間にか、酒の量も追い越されている。
「もう一杯どうだ?」
「夜になる前に酔いつぶれちゃうよ。長いんでしょ?今日の夜も?」
「おお!長いぞ!今日は特にな。今日はアジア側に行くからな。」
「下のイタリアンじゃあないの?」
「何を言う!Fが迎えに来るからな。奴は美人のカミさんに怒られるから、今日は送り迎えだけだ。」
「へええ。Fが運転手?」

他愛のない、あちこちの国での出来事の報告と、新情報の交換などをしつつ時間が過ぎていく。

テラスで談笑しながら、ラクを飲む。
2時間も過ぎた頃だろうか。チャイムが鳴った。

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たーさんの裏街道を行く トルコ編 Vol. 22

2008-11-16 | トルコ編



今日はヨーロッパに入ってから久々のお休み。
ホテルの窓からの景色はけしていいものではないけれど、どうもいい天気らしい。

トルコで休みとることにしたのは訳がある。
師匠というか、兄貴というか・・・、ベルギー生まれのフランス育ち、若い頃にはイラクにも10年以上住んでいたという、正真正銘のコスモポリタン、Dさんの家に遊びに行くことになっているからだった。

普段は、ビジネスがらみの食事会や、飲み会なので、天然のエンターテイナーであるDさんの正体は果たして、あのままなのか?あるいは、やはり普段は物静かなインテリなのかを確かめようとの目論見なのだ。
えてして、普段からサービス精神旺盛な男の私生活は意外と質素で、かつすっきり清潔なことが多い。

遅い朝食をホテルで摂る。
フランスパンのトーストと、マーマレード、オイル&ビネガーでグリーンサラダ、チーズとソフトサラミ、オリーブ漬け数種類(常時10種はおいてある)と、トマトージュース、紅茶をホテルの食堂でのーんびりと。
仕上げのコーヒーはロビーまで持って行って、外を眺めながら飲むというのが、このホテルでの過ごし方。

ロビーをうろうろしている観光客と思しき、イタリア人や、フランス人が出て行ってしまうと、ロビーは驚くほど静かになってしまう。

「たーさん、今日は朝遅いですね?」 もう親しくなってしまっている従業員が話しかけてくる。
「うーん、今日は休み。もう少ししたら、出掛けるけどね。」
「どこか行く予定でもあるんですか?」
「いいや、海峡近くの友人の家に遊びに行くんだよ。」
「どのへんですか?」
「xxxxxxxxxxだって。」
「ああ、いいところですよ。結構外国人が住んでいる地域ですね。」
「そうなの?」
「坂道がきついので気をつけてくださいね。下りきると、おいしいイタリアンのお店がありますよ。」
「探してみるよ。有難う。」
「お気をつけて。」

半袖のシャツにコットンパンツのスタイルで歩いていくと、夏も終わりに近づいているとはいえ、じんわりと汗ばむ。 ホテルを出るときから、歩いていくと決めていたのだが、途中でさすがにきつくなって、アイスティーで一休み。
イスタンブールの街並みは意外と綺麗だ。
ブエノスアイレス同様、店の親父や従業員が自分の店の前をいつも綺麗に清掃していて気持ちがいい。

携帯が鳴る。Dさんからだ。

「アロー」 今では、フランス語と英語の両方で会話することが多い。
「アロー、たーさん、今どこだ?」
「今向かってるところですよ。歩いてきてるから、探しながらだけどね。細い下り坂に入ったところだけど、近い?」
「角にたばこと水を売ってる店があったか?」
「ああ、あった、あった。」
「じゃあ、合ってる。ずーっと下って4本目の路地を右にはいったら、左に下りていく細い道を入ってくれ。突き当たりのアパートがそうだ。」
「わかりました。なんか、この下り坂降りきったところにイタリアンの店がある?」
「おお、よく知ってるな。あるぞ。しかもうまい。」
「ホテルのにーちゃんが教えてくれた。」
「よっしゃ、あとで行こう。まず、こっちでラクを飲もう。」
「ほーい。じゃ。」

昼真っから酒でもないもんだが、またぞろ背中の痛みが出てるのかもしれない。
背骨にとんでもないハンディを持っているDさんは、万一のときのためにレントゲン写真をいつも持ち歩いている激痛のために気絶して運び込まれたときのための用心なのだ。
ま、そんなこともあろうかと、今回は彼のために相当強力な痛み止めを日本が持ってきている。アモイで落ち合ったときに渡したのと同じもので、一発で効いたらしく、それ以来たまに送ってあげているものだ。

やっと、Dさんのアパートに到着。ドアには例の魔よけの目玉がぶら下がっている。

例によって、S.O.S.のモールスでノック。
「よう!よく来てくれた。結構時間がかかったな。」
「こんにちは。寝起きの悪いDさんに合わせたつもりだったけど、起きてたんですね。」
「なあ、久しぶりだものなあ。 香港で会って以来か?」
「そうですね。お久しぶりでした。」
「ま、入れ、入れ!もう用意してある。」
「ラク?」
「そうだ。久しぶりだろう?飲もう!」
手にしたラクはご当地トルコでも高級と言われているボトルだ。これはあまり飲んだことがない。
「いただきましょうか。ああ、そうだDさん、イギリスで手に入れてきた紅茶、ここに置いておくよ。」
「ありがとうな。この間もらったやつと同じか?あれはうまかった。」
「と思って、同じものを手に入れてきたよ。」

「よし!最高のラクを作ってやる!」

出た!ドイツ的お国自慢のフレーズ。
このへんがコスモポリタン一流のところ。

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閑話休題

2008-11-13 | 閑話休題




広西チワン自治区

多くの女性は黒くて、小さくて、広東省の女の子とは五十歩百歩の感はありますが、どこにもそれはそれで、嬉しい例外というものがあるもんです。

モデルのお仕事中。凛とした表情です。


こちらは別の表情。 プライベートのせいかいい顔してます。




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閑話休題 中国の下着事情 その14

2008-11-11 | 中国の下着事情



アメリカのディスカウンター“TARGET”のCM。

アメリカで服を調達するとなると、あっしの場合はTARGETかMACY(勿論セールのときに)が定番なんですが、オフィスでつまむキャンディや、ジェリービーンズときては、TARGETに軍配が上がります。ハロウインの時期になると、そこいらじゅう大騒ぎ。
ここでは、ちょっとしたハンドクリームやお世話になっている家で使う、芳香剤などなど、TARGETは会員カードまで作ってあって、便利に使っています。

確かにTARGETの下着コーナーは結構充実していて、しかも安い。
中国に比べると、やはり並んでいるサイズが雄大なのであります。



イメージが膨らんで欲しくなるんでしょうねえ。

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