たーさんの裏街道を行く!!

世界中の街角から数々の失敗談,ちょっとエッチな話,面白情報をお届けします。(ノンフィクション)

たーさんの裏街道を行く 中国編 Vol.104

2006-10-31 | 中国編


東莞市の某鎮。

某社のご一行と合流し、会議と相成ったが、話は難航し、終了したのが夜の12時。実はこのご一行の団長格の某氏とはこの日、早めに片付けてカラオケに繰り出そうじゃあないか!と打ち合わせていたのだが、心ない仕事熱心な現場の皆さんのお陰でお流れ。

「話も終わったことだし、飲みに行きましょうか?」
という現場の方々にはついていけない。 あんた達がもっと早く結論出せば、こんなことにはなっていないのに。
「もう、いいっす。寝るっす。」てなことで、ふて腐れて、部屋に戻ったものの、
一人ぽっつりと部屋に佇む寂寥感・・・・・。時間も時間だしなあ・・・・。
よし、今日はサウナの様子を見てみよう!と勝手に盛り上がり、まずはホテル内にある、なじみのカラオケのママに電話をかける。

「よう、ママ久しぶり。」
「あらあ、来てたの?何で来ないの?」
「行こうと思ってたんだけど、さっき仕事が終わったところさ。ところで、ママ。サウナのママさん知ってる?」
「うちの子でもいいわよ。」
「いやいや、今日はフルサービスで安いほうがいいのさ。どうせ、すぐ寝るから。」
「そう、じゃあ、今から連絡するから10分もしないうちに行くと思うわ。」
「悪いね。また今度。じゃあね。」

水を飲みながら待つことしばし、部屋のチャイムが静まり返った廊下にまで響き渡ります。

「はいはい。」
「こんばんはあ。○○ママから聞いたんだけど・・・、たーさん?」
「そう。」
「さ、選んでください。特別に6人連れてきたから。」
「おおっ!そいつあ、すごい。どれどれ。」
見た瞬間にパスなのが、3人、むっ!というのが一人、どちらにしようか悩んだのが2人。
結局美人顔の杭州出身のお嬢さんを選択。

サウナにしては、あまりにも美人なので、写真を撮ろうとしたんだけれども、どうしてもNGというので、腹いせに着衣の写真をば・・・・・。



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たーさんの裏街道を行く 台湾編 Vol. 10

2006-10-30 | 台湾編




もう随分前の話。

あまりにも面白い話だったので、しばらく、あちらこちらで笑いの取れた話だ。

プラスティック成型の金型を製作に来ていた、Iさん。今日も今日とて、現地の金型屋さんと、同行のデザイナーと一緒に食事のあとは、当時はまだまだ、普通にあった、屋形船に乗りに行ったそうであります。
屋形船といっても、ここで言う屋形船とは、時代劇に出てくるような、逢引き専用の屋形船なのです。
比較的大きな船で、3人で乗り込んでも、部屋があいていたんだそうな。

やがて、桟橋から女性達がやってきて、それぞれが選んだ後、船は出港、河の流れにまかせて、2時間ほどのナイトクルーズという寸法です。
しばらく、よろしくやっていたIさん。やがて、鋭いエンジン音がしたと思うと。
「警察だ!」という声にあわてて服を着たのはいいが、何を思ったか、障子を開けて、河に飛び込んだそうな。

“どっぼーん!“

運よく、船の横にたれていたロープにつかまり、待つことしばし。
実はこのとき、不審者がいたかどで、警察はただの御用改めのみに来たのであって、船のメインテーマを邪魔、あるいは摘発にきたのではなかったのでした。
警察が帰った後、デザイナーのK氏、“Iさんは大丈夫だろうか?”と心配し、部屋を訪ねてみると・・・・、
「大変よ。お客さん、河に飛び込んじゃったよ。」との女性からの訴え。
「ええーーーっ!!、大変だ。どこから?」障子をあけて、暗い水面を見ると、
「おおーーい、K、助けてくれ。」とIさんの声。一同あわててIさんを引き上げたということでした。

この話は、デザイナーのK氏から聞いていたので、機会があって、I氏と食事をしたときに、事の顛末を、もう一度聞いて、大笑いしてしまったのだけれど・・・・、
「しかし、Iさん。何でまた飛び込んだんです?」
「いや、もう、出張できているのに、官憲に踏み込まれて、逮捕なんてことになったら、もう終わりだ。と思ったら、
もう、飛び込んでたんだよ。」
「その頃はまだ、置屋もあったころでしょう?問題ないはずですよね?」
「そうなんだよ。相当あわててたんだよなあ。服を着てから飛び込んだんだからさあ。でも、靴は履いてなかったぜ。」
「靴なんか履いたまんまで、河に飛び込んだら、助かるもんも助からなくなりますよ。」
「そうなんだよなあ。まいったよ。とにかく、反射的に後先考えずに飛び込んじゃってさあ・・・。もう、こりごりだよ。」

この言葉の通り、その後のIさんは改心し、お茶のおいしい飲み方を作法から現地に行った際に習い、毎回お茶に関する道具を買い込んできていて、今では、近所でも評判の中国茶ジジになっています。

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閑話休題 (ハロウイン)

2006-10-29 | 閑話休題


今年も西洋のお盆がやってくる。

万聖節(11月1日)ですが、死んじゃった人も、この日にはよみがえると考えられているわけなんであります。
前夜祭の10月31日がハロウイン(All hallow's Eveが正式名称ですから、ここからハロウインになったんでしょうね、きっと)ということですね。古代ケルトが起源と聞いたことがあるので、2000年近くも続いてるんだなあ。 
で、秋の収穫を祝い、悪霊を追い出すお祭り。
アメリカでは、カボチャをくり抜き、目鼻口をつけた提灯を飾り、夜には怪物などに仮装した子供たちが

「Trick or treat !(いたずらかお菓子か)」

と言いながら、近所を回り菓子を貰ったりしますが、実際にはどこでもOKというわけではありません。

この日ばかりは、街のレストランでも悪乗りの嵐で、店員はスプラッターのドラキュラとか、ミイラ男、狼男などの店員であふれ、ねーちゃんは高い鼻をさらに盛り上げて、魔女になっている美女多数。
ご丁寧に、SFX風にばっくり肉が割れてるような、メイクをしている人も。

満月の夜に集会があって、
ぞろぞろ広場に集まってくる。
お気づきでしょうけれど、
あなた、あの人、私も、
みんな、みんな 魔女&モンスター

彼らの気合の入った扮装にはこんなサイトも一役買っています。
http://www.halloweenmonsterlist.info/


この時期にアメリカにいると、わけもなくCOSTCOでキャンディを沢山買い込み、ホテルの外に立ってます。

来たぞ、来たぞ!キッズの群れが!なかなか気合の入ったメイクだ!

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閑話休題

2006-10-29 | 閑話休題



今でも探し続けている、使えそうな夜遊びの小道具。

どなたか、売っているところをご存知ありませんか?



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裏街道の読み方 完全保存版

2006-10-28 | 裏街道TODAY





”たーさんの裏街道を行く”
いつも読んでいただき、有難うございます。


もうじき、このブログを始めてから1年がたとうとしています。
今でも続いている海外との繋がりもさることながら、長いこと海外を仕事とはいえふらふらと歩いていると、1年ではとても書ききれないほどのエピソードがあるもんです。
60ヶ国以上といいながら、まだまだ書いていない国が沢山あって、ボー然としている今日この頃です。
日本にいる方よりも、海外にお住まいになってらっしゃる方、頻繁に海外に行っていらっしゃる方からのメール、コメントが多いのは、本当に嬉しいことです。
これからもよろしくお願いします。

で、


このマークがついている文章は、とはいいませんが、ちょいとエッチ系のお話です。
地域の特性から言っても、このへんのお話はアジアが圧倒的に多いので・・・・ 
 の中から選んでお読みください。


このマーク以外にもお嬢さんの画像イメージがついているものも、ちと楽しいお話。



旅の綴りではあるので、航空会社のマークか、の写真のものもあります。行った国の国旗のこともあるよ。





グルメ編はこいつがご案内します。



ホテル編にはこのイメージが、


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たーさんの裏街道を行く グルメ編 Vol. 49

2006-10-28 | グルメ編  



中国版さつま揚げ。

日本のものよりはしっとりしている。台湾版ともちと違いますなあ。もちもち感はないけれど、別盛で生姜のきざみを持ってこさせて食べると、なかなかの雰囲気が出せるのであります。



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たーさんの裏街道を行く フライト編 Vol.40

2006-10-27 | フライト編




台湾の台北から高雄に行く。

電車で行くか、バスで行くか、はたまた飛行機でいくか?
前の日には結構悩んでいたけど、結局時間の問題があるので、飛行機でいくことにした。
旅行社に行ってから空港に行くのも面倒くさいので、空港で、当日のディスカウントを買おうということになり、空港についてから探してみると、どこの航空会社もバナナの叩き売り状態だ。

同行がチケットを買ってくるというので、まあ、ここは波音だろう(ボーイング)と考えてたのが、運のつき。
「たーさん、いっちゃん安い奴を手にいれてきましたよ。」
「んん?一番安い?で、いくら?」
「XXXXNT$でしたよ。」
「えっ?!」
「何か?」
「そりゃあ、もしかして飛行機はMDなんじゃあないの?」
「何でも一緒でしょ?」
「・・・・・・」

これだけ、飛行機に乗っていると、どの機種が落ちやすいのかとか、直近で落ちた機体機種はどういうわけか、たてつづけに落ちるということもあって、ジンクスだろうがなんだろうが、こういった縁起をかつぐことも、安全な出張をするためのエッセンスなのであります。

よりにもよって、ついこないだ、ぶち落ちたばかりのMDを選ぶなんて・・・・。

前にも書いたように、過去もちあるいている、水晶玉が割れた、身代わり地蔵や、お守り札が真っ二つになるといった経験をしているので、なおさらだ。

飛行機としては、けっして嫌いなほうではないけれど、台湾のような山が多いところを飛ぶには、ちと。

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たーさんの裏街道を行く グルメ編 Vol. 48

2006-10-26 | グルメ編  


本日の宴に供される白酒は、湖北省のお酒。

その名の通り、香りのよい酒ですが、俗物の僕らは、酒そのものよりも、この酒の入っている箱に時々(全部?)入っている米国1ドル札が目当てであります。



最初は北朝鮮の輸出品かと、思いましたが、携帯用偽札鑑別LEDでチェックした結果、本物と判明しています。

 こいつでチェック!

この1ドルは、部屋を担当してくれる小姐にチップとしてあげます。サービス変わるから。



本当に現金だね。


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裏街道

2006-10-25 | 裏街道TODAY

こんなことって・・・・、あるんですねえ。

ここのところ、時間があることをいいことに、

友人と一緒にパチスロとパチンコなどにうつつを

抜かした結果、

なーんと、大勝利 

1日目 投資¥10,000. 回収¥85,000.

2日目 投資¥2,000.  回収¥42,000.

3日目 投資¥6,000.  回収¥39,000.

4日目 投資¥13,000. 回収¥0. てへっ。

5日目 投資¥8,000.  回収¥106,500.

6日目 投資¥7,000.  回収¥78,000.

戦績: 6勝1敗

総収入: ¥304,500. ぷぷっ

この他にも買って放っておいた宝くじが¥6,800.になって戻ったりで、

笑いが止まらないというのは、こういうんでしょうか?

ご一緒させていただいた方々には、ちゃーんと徳を施しておきましたが・・・。

今日のところは、ご免なすっておくんなさい。

 

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たーさんの裏街道を行く グルメ編 Vol. 47

2006-10-25 | グルメ編  



だ、誰だあ!こんなの頼んだの?

こいつは火鍋料理にもよく出てくる、豚の血を固めたやつを調理したもの。食べれる人はレバーの味と変わらないと言って、好んで食べるが、どうしてもこれだけは・・・・。
旨いのかもしれないけれど、見た目でアウトです。見た目で。



食えるもんなら、食ってみい、と思って放っておいたが、宴が終わる頃にはすっかりなくなっていました。

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たーさんの裏街道を行く シンガポール編 Vol.11

2006-10-24 | シンガポール編




久々のシンガポール。

到着は最終便なので、自前でタクシーに乗り込み本日のお宿へ。
今回はオーチャードのホテル。あまり面白みはないけれど、今回は契約の更改だけなので、我慢我慢。
とは、いえここの朝食はなかなか具沢山で食えるので、今日は何も食べずに寝てしまおう。

のんびりと眠ったせいか、朝早くに目が覚める。
これだけ通っていると、オーチャードに来る気もしないので、朝食前にのんびりと散歩をしてみる。
さすがに車も少なくて、そんなに長くもない通りをのこのこと端まで歩くが、ただの散歩で何も感動がないなあ。
あまりにも整備されすぎている印象。

なんとなく釈然としないまま、無言で(一人だから当たり前だが)朝食。そとは段々と暑さを増していく。
張り出した日除けの外側には、自動霧吹きみたいなのがついていて、そこはかとなく、涼しい気分が味わえる。

契約のサインだけでお仕事は終了。
先方のアジア担当取締役が、僕も以前お会いしている風水師と政府のお役人と食事をするから、一緒に行こうと誘われ、断る理由もないので、ご一緒することに。

某ホテルの上階のレストランで合流し、食事をしつつ、風水の話やら、シンガポールの先行き、投資環境等について、おべっかまじりの会話をしていく。曰く、

「シンガポールの街並みはいつ来ても、きれいですね。」

意外な答えが返ってくる。

「いやいや、たーさん。何をおっしゃる。シンガポールの街づくりのお手本は日本ですよ。」
「はあっ?」
「随分昔の話になります。日本軍が来ていた頃ですから。うっそうと茂ったジャングルを開墾し、街路樹を植えて、道路を整備する。下水道の考え方も当時学んだものばかりですよ。シンガポールはこれをお手本にしてきただけなんです。」
「ほんとですか?」
「ええ、日本は街の緑化については、相当進んだ考え方でした。今はそうでもないようですが。シンガポールの街は日本の理想の姿なのかも知れません。」
「ふーん。」
「たーさん、風水的に見ても、街づくりの仕方も当時のほうが理にかなっているんだよ。最も最近はそこまでは気を遣っていないようだが。」
お役人は頭を掻いている。
「全てが、中国スタイルというわけには行かないのですよ。」
「が、しかし、あそこはいかんぞ、あそこは。ちょっと方位をふったほうがいいな。」
場所は言わないが、二人とも承知しているようで、ちと理解できない中国語で会話をつづけている。

あれほど、きれいに整備されているシンガポールのお手本が日本だったとは・・・・・。

日本の議員さんたちも、もう一度アジアにしっかりと目を向けてみてはどうでしょう?

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たーさんの裏街道を行く  ホテル編 No. 20

2006-10-23 | ホテル編


台湾企業にホテルの予約をお願い・・・・。

急な話だったし、老板に会わなくとも、営業担当のお嬢さんで充分間に合う話なので、かるーい気持ちで、
翌日は清渓から常平に行く、という話を営業担当のお嬢さんに電話しておいたのだが、昼食といい、会議といい、老板が張り付いている。
「おいおい、忙しいだろうからいいよ。」と言うと、直接電話を入れなかったことを根にもっているらしく、
「いやあ、今日香港に出て、明日は台湾なんですよ。」とか言いながら、
「昨日だったらなあ・・・」とか、「今日は約束があったんですか?」などと、ねちねち。
結局、次回サンプルベースで話をするときには夜も付き合うという約束をすると、にっこり笑って、
「じゃあ、ごゆっくり。ホテルは○○がご一緒しますから。」と元気に香港へ。
やっと、解放されて、話が終わったのは3時過ぎになっていた。

「じゃあ、たーさん。私達がホテルまでお送りしますから。」
「いや、いいよ。車だけ貸してくれれば。」
「いいえ、あのあたりは周りに何もないので、お食事をご一緒するようにと言われてますから。」
「はあ?」
うーん、有難いけど、嫁入り前のお嬢さんを引き連れてレストランに行く身にもなってくれ。

随分と車で走るので、どこまで行くのかと思ったら。
ありゃ?ここはもう清渓じゃあないですか?しかも、香港空港からもシャトルが出ているホテルでした。
「たーさん、今夜はこちらです。チェックインしていただいたら、食事に行きましょ。」


チェックインしたときのベッド。明るい雰囲気です。


ふむふむ、ここなら近いので、メールをチェックしてから、昼からでも充分終わるな。




食事が終わって戻ったときのベッド。 いと悲し。

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たーさんの裏街道を行く ヨーロッパ編 (ハンガリー)

2006-10-22 | ヨーロッパ編  


コーヒーを飲み終えて、心の準備を整えると、振り分けのもう一つの部屋へ。

「どんなふうに、なってるかなあ・・・・」
心はずむ瞬間です。
とりあえず、扉をノックすると、“どうぞ”の声。ゆっくりとドアを開けると・・・、

ありゃ?まるで普通の寝室。
それどころか、そこここにぬいぐるみが飾ってあって、まるで、小さな女の子の部屋のよう。
スヌーピー、ミッキーマウス、クッキーモンスター・・・・、、こりゃあ、ワーナーのキャラクターは全部あるぞ。

「・・・・・」
「シャワーは浴びて来たんでしょ。こっちに来て。」
「すごいね。ぬいぐるみだらけだ。」
「大人になっても、ぬいぐるみだけは手放せないのよ。変かしら?」
「いやいや、ワーナーのキャラクター達は僕も大好きだから、楽しいよ。」
「でしょ?私バズが大好きなの。」
「へええ。」
「さあ、感心してないで、服をぬいで。」

てな、調子で、照明を絞ると、それなりに雰囲気のある部屋になるけれど、どうもぬいぐるみ達に見られているようで、おちつかないなあ。出るところは出ているけれど、全てが小振りな造りのNIKOLEと楽しい時間を過ごすこと2時間近く。
どう考えても、時間がオーバーしているような気がしたけれど、追い出される様子もなく、終わったあともベッドの中で、彼女がドイツに居た頃の話などをしつつ、のんびり。
コーヒーのおかわりまで飲ませてもらって・・・・。

彼女の家を出たのは、深夜3時近く。

「バイバイ、またね。」という声。
振り仰ぐと、部屋の窓から、NIKOLEが手を振っている。

彼女に教えられたホテルまでの近道に向かいながら、手を振り返す。ここからでもニコニコ笑っているのがわかる。
また、会えるといいなあ。
今度はこういうことじゃあなくて、一緒にピクニックでも。

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たーさんの裏街道を行く ヨーロッパ編 (ハンガリー)

2006-10-21 | ヨーロッパ編  


車で走ること5分ほど。

なんだ。こんなに近いんなら歩いてきてもよかった。などと考えつつ、目当てのアパートメントの前にたち、部屋番号を探す。ふむ、確かにNIKOLEの名前。

プチッと。

「ハーイ、NIKOLE」
「えーっと、さっきボーイから電話行ったと思うけど・・・。」
「ああ、はい。どうぞ、上がってきて。」
ブーッ、ガチャッという音とともに、入り口のロックが解除される。
螺旋階段で振り分けになっている部屋を探して、とことこと登っていくと、木の板にNIKOLEの表札。

こちらの入り口はピンポーンの音。
「こんばんは。いらっしゃい。」
「どうも。」 いやあ、こりゃあ、すごい美人だわ。見た目は若いイタリア美人という感じだ。
「さあ、入って。」
「はあ。じゃあ、まあ。」
「コーヒー飲む?」
「ああ、飲みたいね。」って、何かがおかしいよなあ・・・。何しに来たんだ?
まるっきり普通のソファーの置いてある部屋に通されて、コーヒーまでご馳走になってしまっている。
彼女の英語にはほんのりと、ドイツ訛りがあるので、もっと若い頃にはドイツに行っていたことがあるのかもしれない。
「今日はラッキーだわ。お客さんはなかったけど、日本人がこの部屋に入るのは初めてよ。」
「そりゃあ、光栄だね。ホテルのお兄さんに感謝しなきゃね。」
「彼が紹介してくれる人は、皆いい人ばかりだから助かってるの。」

うーん、一緒にコーヒーを飲んでいるのだけれど、本当にこの娘がそうなんだろうか?実はエスコートレディといっても何通りかが、あって、この娘はまともなほうなんじゃあ、ないか?などと考えつつ、コーヒーを飲んでいたら、
「じゃあ、ちょっと着替えてくるから。」といって、入り口のドアをはさんだ反対側の部屋のほうに向かっていく。
ポツンと残され、何を言っているかわからないテレビをボーッと見ていると、お待たせーとか言いながら、彼女の登場。

「わお!」
彼女のいでたちといったら、スカイブルーの下着(しかも下のほうは殆どヒモで、そのうえからスケスケのローブらしきものを羽織っている。
「コーヒーが飲み終わったら、こちらの部屋に来てね。」

どうやら、もう一つの部屋がプレイルームということらしい。ふーむ。

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たーさんの裏街道を行く ヨーロッパ編 (ハンガリー)

2006-10-20 | ヨーロッパ編  



地元でしか飲めないという、美味しいワインを飲みながらの食事を終えてホテルに戻ると、10時をチョッとまわったところ。 ワインは詳しくないが、実においしかった。

この辺はホテルがかたまっているし、トルコや、中近東からも国内の代理店会議にブダペストが真っ先に候補にあがる位だから、いろいろと夜の遊び場所があるのだろうと、嗅覚を働かせるが、なにせいどこに、どういうものがあるのかさっぱり分からない。
ホテルを出ると、そこいらにエスコートクラブのカードが置いてあるものの、どんなところかわからないしなあ・・・・。
はて?

と、困った時に頼りになるのはホテルのドアボーイなんであります。

一番のイケメンと思しき、金髪のドアボーイをとっ捕まえて、聞いてみることに。

「こんばんは。」
「あ、こんばんは。サー。」
「チョッと聞きたいことがあるんだけど。」
「へい、何でがしょう?」
「このへんは、どこかいい場所はあるのかい?」
「へ?いい場所と言いますと・・・・。」
「や、そりゃあ、ハンガリーの美人といったら。」
「ああ、わかりました。黒髪がいいですか?それとも金髪系が?」
「ハンガリーに来たら金髪だよなあ・・・。」
「じゃあ、NIKOLEがいいですよ。」 おいおい、いきなり名前かよ。
「NIKOLE?そりゃあ、若くて、美人で、スレンダーでナイスバディなんだろうな?」
「とびっきりですよ。」
「いくら位なんだい?」
「普通に行ったら100ユーロ位だろうね。僕が電話してあげますよ。5-60ユーロくらいでOKでしょう。」
「うん、確かに外のエスコートクラブのちらしにもそんなこと書いてあった。100は高いだろうよ。」
「チョッと待っててください。電話して地図も持ってきますから。」

いや、別に行くと決めたわけじゃあないんだけどなあ・・・。

「お待たせしました。サー、運がいいですよ。今日はお客がゼロなんだそうです。すぐ、行けますか?」
「えっ?うーん、じゃあ行ってみるかあ。気に入らなければ帰ってくるよ。」
「気に入らないなんてことは絶対にないと思いますよ。」

タクシーを捕まえてくれて、場所を説明してくれている。
こりゃあ、もう行くしかないなあ。

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