たーさんの裏街道を行く!!

世界中の街角から数々の失敗談,ちょっとエッチな話,面白情報をお届けします。(ノンフィクション)

裏街道への旅

2006-11-29 | 中国編

こんばんは。たーさんです。

ついさっき帰ってきて、今はパッキングが一段落したところ。

これと言って荷物もありませんが、明日からの裏街道に必要な書類なんどを揃えつつ・・・・。すっかり寒くなってしまって、行き帰りの服装と現地の服装が違うので、6種類ある旅行カバンの中から、普段の日数分よりも少し大きめの、しかし機内持ち込みギリギリのサイズを選択。

こんな際には、現地の日本人のために、ちょっとした食品(あくまでもかさばらないもの)を詰め込んで、帰りはスッカスカというのがいいんです。

現地駐在員に意外と喜んでもらえるもの。

1.ふりかけ”瀬戸風味”

2.スープ感覚のミニチキンラーメン

3.インスタント味噌汁

4.創味のつゆ

どうです?いずれも買いにいくほどのもんでもないけど、あれば嬉しい。かつ、ずぼらな野郎共でも、お湯さえあれば何とかなるものばかり。

あっしも12月はいろいろとあるので、今回が今年最後の裏街道行き。

月曜までには帰って来なければならないので、相当なハードスケジュールになること必至、今回ばかりは、裏の細道に寄り道できるかどうか・・・・・。

風邪が流行っているようですので、皆様もお体にはお気をつけて。

では、しばし御免なすって。

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たーさんの裏街道を行く 上海回顧録 Vol. 52

2006-11-28 | 上海回顧録


道中は、最初の頃こそ仕事の話やら、駐在関連の話題なんどで盛り上がるが。

郊外に出て、紹興に向かう段には、そこは中国、日本では北海道位でしかお目にかかれない、雄大かつ全くの田舎の風景になって、おじ様達はZ嬢のこともすっかり忘れて、写真を撮ったり、景色を眺めたり。
僕ら二人は一つ後ろのシートに座っていたので、会話位なら前のほうには聞こえないのをいいことに、Z嬢は、

「たーさん、日本ではこんな景色ないんですか?」
「んん?いやあ北海道に行けば、こんな風景はざらにあるさ。岩山はないけどね。」
「たーさんは北海道には行ったことあるんですか?」
「行ったことも何も、一族は皆北海道にいるから、小さい頃から行ってるさ。北海道で行ってないところはないよ。」
「スキーもできるんですよね?」
「勿論さあ。日本の信州や、上越あたりの雪とは全然ちがうんだよ。さらさらーってね。」
「雪が沢山積もっているのを見てみたいなあ。」
「中国でも見れるだろ?」
「見れますけど、そんな時期に泊まりに行ったら凍えちゃいますよ。」
「そら、確かに。」
「それはそうと、ホテルはどこに予約を入れたの?」
「Yue Du Hotelですけど、高かったですか?」
「いや、先方持ちだから、それくらいでいいんじゃないか?Zは?」
「夜は実家に帰ってもいいですか?」
「そりゃ、そうだね。」
「夜の食事は、紹興の地元で有名な紹興料理のお店にしましたから。」
「紹興酒が飲める、と。」
「甕から出してくれます。ひしゃくでね。」
「そりゃあ、いい。ホテルに着く頃に、皆さんにも知らせてあげてください。」

地元の事情に明るいZ嬢のおかげで、楽しい週末旅行になりそうだ。

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たーさんの裏街道を行く 上海回顧録 Vol. 51

2006-11-27 | 上海回顧録



当日Z嬢がホテルにやって来た。

会社の女の子とはいえ、美人のZ嬢。部屋に電話をもらうというのはなかなかいいもんだ。
支度をして、ロビーに降りるとまだ、7時。気合の入ったおめかしをして来たZ嬢と一緒にコーヒーを飲んでいるところへ、くだんの総経理がやってきた。

「やあ、おはよう、たーさん。悪いなあ、休日に。あら、これは可愛らしいお嬢さんだね。」
「Z嬢です。」
「初めまして。今日はよろしくお願いします。」
「おお、日本語もきれいだね。早速お客様を紹介する。」
日本からのお客さんは、某大企業のおじ様達で、週末に向けてわざわざ出張に来たものの、帰りのフライトが土曜日だと勘違いした駐在組が、上海ベースで予定を入れてしまっていて、カンカンになっているところを、くだんの総経理にヘルプの要請が来たらしい。 
それなら、ゴルフさせときゃいいもんだろうけど、酒とお嬢さんが良いタイプだったようで、
まあ、僕にとっては、退屈な週末の暇つぶしができて、しかもZ嬢に有難がってもらえるなら、仕事にもプラスになるし、S総経理にも貸しが作れるとなれば、言うことはありません。
今日・明日とたっぷり紹興を堪能することにいたしましょう。

上海駅から特急電車で4時間ほど。
ちと、時間はかかるが、確実です。

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たーさんの裏街道を行く 上海回顧録 Vol. 50

2006-11-26 | 上海回顧録


たーさん、週末は空いてるかい?

親しくさせていただいている、某会社の総経理からお電話をいただいた。マニアというほど、ゴルフが好きな人だけに週末ときては、ゴルフの誘いか?

「ゴルフでしたら、残念ですが・・・・」
「ははは、今回はゴルフじゃないんだよ。週末ゴルフができないのは残念だけどね。」
「ほう、では、他のことで・・・?」
「うん、日本から客が来るんだけど、寧波か紹興に行ってみたいというんだよ。ということは夜の噂を聞いていると思うので、何とかならないかと思ってね。うちの連中は上海はともかく、他の土地ではさっぱりだから。」
「そうですか?週末はいつも暇にしてるので、お供しましょうか?」
「車はこちらで出すから。ホテルとか他のことはお願いしていいかな?」
「人数は?」
「私とたーさんを入れて、4人だ。GMのワゴンを回す。」
「じゃあ、僕の私設ガイドを連れて行きましょうか。紹興出身ですから、現地の段取りをさせて宿は実家にさせましょう。」 営業補助のZ嬢は紹興出身なので、ちょうどいいや。
「ちょっと確認してみますので、折り返してよろしいですか?」
「すまんね。よろしく。」

一旦電話を切って、

早速内線でZ嬢に打診してみる。
「Zさん、週末に実家に帰らない?」
「時間はありますけど、お金がないので行けませんよ。」
「ちょっとしたアルバイトをしてくれれば、こちらで持つよ。」
「えっ?本当ですか?行きたいです。」
「お客様が3人いるんだけれど、紹興の観光案内を簡単にしてくれればいいよ。」
「構いません。ご一緒しまーす。」
「よかった。あっ!それから、日本人の常だけど、友達にどこのカラオケがいいか聞いておいて。」
「わかりました。当日は何時ですか?」
「多分、朝早いと思う。待ち合わせは泊まってるホテルのロビーにするつもりだけど・・。」
「事務所よりホテルのほうが近いですから。何時でもいいです。」

Z嬢の快諾を受けて、S総経理にお電話。

「Sさん、OKですよ。全部で5人になります。」
「それでは、よろしくお願いする。当日は7時に迎えに行っていいかな?いつものホテルかい?」
「そうです。ロビーでお待ちしています。」
「じゃあ、明日。」

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たーさんの裏街道を行く カナダ編 Vol. 5

2006-11-25 | アメリカ編



戦いすんで日が暮れて、さすがのアイリッシュも午前1時くらいにはやっと眠るのだが。

普通であれば、着いたばかりの客をもてなすとあらば、ちょいと遅くまで寝かせておいてやろう。などと考えるものだが、Dは違っている。とにかく、一緒に多くの時間を過ごすことがもてなしだと考えているのではないかしら?

コンコンコン。ノックはしたらしいが・・・・、未だ夢の中のあっし。

バーン!勢いよくドアをあけるD。

「たーさん、起きろ!朝だぞ。めしを食いに行こう。」
この家では、世話好きのDが仕切っている。嫁さんは朝が弱いので、いつも朝食は彼の役目なのだ。
「んあ?おはようございます。寝坊した?」
「いつもの店にめしを食いにいく時間だ。」
「朝飯はいいから寝てていいかな?」
「駄目だ。いつもの店の親父にたーさんが来ることは言ってあるからな。さあ、起きたり、起きたり。」

しかたなく、のろのろと起き出し着替える。
彼のオフィスは特に気を遣う必要もないので、コットンパンツにポロシャツといういでたちだ。

いつもの店というのは、家からほど近いバーガーショップなのだが、この店のメニューがまたすこぶる美味しいのだ。
店の親父とDは仕事の関係で、旧知の間柄なので、映画のワンシーンにあるような、やりとりで毎朝同じメニューが座っただけで出てくるという、大変有難いお店。

「よう、おはよう、たーさん。昨日着いたのか?」
「ああ、オーナー、おはようございます。昨日着いたんだけど、1時過ぎまで歓待されて・・・、眠いよ。」
「ははは、昨日は俺も行きたかったが、ちょっとした集まりがあって行けなかったんだ。」
「集まりってえと、ハンティングの?」
「そう。今度一緒に行くかい?」
「やめときますよ。ニュージャージーで鹿撃ちのライフルを撃ったけど、肩がはずれそうだったよ。」
「そうか?馴れればなんてことはないさ。」
「いやいや、普通のライフルなら歓迎だけど、鹿撃ちは遠慮する。」

なんてことのない会話をしながら、賑やかに朝食を食べる。こいつも彼流のおもてなし。

有難いやら、迷惑やら・・・・・、卵をパクついている僕の横で、彼は店の親父に今日の僕の料理レシピを説明している。

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たーさんの裏街道を行く カナダ編 Vol. 4

2006-11-24 | アメリカ編


お客ではあるものの、アイリッシュのD。

カナダではオールドマネーに属する奴の家はバンクーバー郊外にある。
家は部屋が15以上もあって、ミリオンの金がかかっている。アメリカ・カナダで生活している方はわかるでしょうが、家だけにミリオンをかけるというのは、通常とてつもないことなんであります。
従って、家とは言っても、広い前庭と玄関前のロータリー、広いリビング等々、ベッドルーム一つですら、日本でしこしこ買おうと頑張っている家の広さ(80㎡位)はゆうにあるという代物。

かみさんも娘も息子達も、よーく知っているので、大概はこの広大な自宅に泊められることになる。

大変有難い話だけれど、この家の人間はとにかくよく食べ、よく飲み、よく喋り、よく踊る?
飲んでいる間はいいのだけれど、興が乗ってくると、そこはもともとアイリッシュ、で、母ちゃんはプエルトリカン。これで踊らなければ、大変だ。
携帯のコマーシャルよろしく、リビングで父ちゃんも、母ちゃんも娘達も、輪になって踊ってしまう。
当然、巻き込まれる気の毒な日本人。

“疲れてるんだから、寝かせてくれえええええ!”

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1st Anniversary 裏街道

2006-11-23 | 裏街道TODAY
 

 

祝!1st Anniversary.

 

”たーさんの裏街道を行く”

日頃からご愛顧を戴き有難うございます。

”会社の金”であちらこちらの国を訪れ、現地の有名人、ご紹介をいただいた方、沢山の友人等、かけがえのない方々との出会い、遭遇した数々のエピソード、体験談、失敗談を形に残したいと思っていたところに、「たーさん、人間の脳みそなんて、毎日フロッピー一枚分忘れていくんだぜ。」と言われたのを契機に書き始めたノンフィクション ”たーさんの裏街道を行く”早いもので1年がたちました。

世界60ヶ国・・・、と言いながら、振り返ってみると、まだまだ半分も書けていないことにボー然としている今日この頃でもあります。特に、アメリカや中国などは、国というよりも、殆どの州・省に行っているので、相当書き残しています。

1周年を迎えられたのも、ひとえにコメントを下さった方々、書いているのがあっしということを嗅ぎつけた皆さんの応援の賜物でもあります。改めて感謝いたします。

1周年の総決算としては、

ご訪問者数 :  49,799名様

ご愛読回数 :  140,496裏街道

重ねて御礼申し上げます。

閑話休題(それはさておき)、

裏街道の海外出張は、その殆どが単独です。連れがいれば、話相手にもなり、何か不測の事態が起こったとしてもフォローが効きますが、単独ですと、全てが自己責任ということになります。特に初めて訪問するような国ではそうですが、1ヶ月近くも海外にいて、自分の負ったミッションを全うするのは、相当な緊張感とプレッシャーがあることは、今現在外地で駐在されている方々、自他ともにフリクエントトラベラーとして活躍されている方々も同様のこととて、大変なことなんであります。

日本ではなかなか報道されませんが、女性関係のもつれから射殺されてしまった方、仕事上の恨みで殺された方、大怪我をされた方、現地で騙されて全てを失ってしまった方、美人局に遭遇して所持品全てを取られた方など、多くの海外出張・現地駐在には危険が一杯です。

天使のように大胆に、かつ悪魔のように細心に、お過ごしください。

”たーさんの裏街道を行く”

2年目も宜しくご支援のほど、お願い申し上げます。

  いつも有難うございます。

       

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たーさんの裏街道を行く カナダ編 Vol. 3

2006-11-22 | アメリカ編


バンクーバー行かれた方はご存知でしょうねえ。

大橋巨泉さんのお店がある界隈からでも30分も車を走らせれば、とんでもない田舎になってしまうのがバンクーバーのいいところ。 なにしろ、まったくの市内から20分のところで、サーモンが釣れるんだから、香港から移住してきた皆さんにはたまらない環境ではあります。

今日お邪魔するのは、香港から移住したDの家。
Dは、香港一の悪友Jの元上司で、Jが最も尊敬している人物であり、生まれも育ちも悪かったJを躾けて、立派な営業マンに仕立てた大人の風格をもつ男だ。Jの兄貴分ということは、イコールあっしにとっても兄いということになるわけで、二人揃って、夜の面倒をよく見てもらいました。

そんなDが香港からカナダに移住することになったのは、やはり香港返還がきっかけ。
当時は、共産中国に蹂躙される、という被害妄想的な考えが香港中に蔓延して、香港の中の上クラスの連中まで、真剣にカナダや、オーストラリアへの移住に取り組んでいて、なかなか受け付けがしてもらえなかった時期でもある。

Dはたまたま、本当に偶然だったらしいのだが、すんなりと審査が通って、一番乗りで移住してしまった。当時は
香港を行ったり来たりしていたが、いつの間にか、香港は全て引き払って、バンクーバーに居を構えてしまっていた。
「毎日、何してるの?」
「うん、まず子供を学校に送っていくだろ。」
「ふんふん。で、」
「それから、のんびりと朝食だ。1時間半位かけて食べる。」
「なるほど。」
「食事が終わったら、今度は犬の散歩だ。」
「いいねえ。優雅で。」
「犬の散歩から戻ってくると、昼時だから、近所の奴らと飲茶しにいく。」
「China Townへかい?」
「そう。今日もそこへ行く。」
「おいしいかい?」
「俺が行くところで、まずいところがあったか?」
「ない。楽しみだ。で、食事が終わったら。」
「テラスでお茶か、ジャグジーに入るなあ。」
「大体2時半から3時位になるわけだ・・・。」
「そう、で、そのあとは子供を迎えにいく。」
「まったりと一日過ごすわけだ。」
「子供が帰ってきたら、家族の時間だから、テレビを見たり、一緒に遊んだりさ。」
「そうこうするうちに夕食かあ。」
「そ、俺は夜はあまり強くないから、10時には寝ちまう。これが俺の今の一日だな。」
「ふーむ。」

香港にいるときには、いつ休んでいるのかと思うほどのハードワーカーだったが、ここカナダでは、余裕のある生活を送っている。全く羨ましい限りだ。

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たーさんの裏街道を行く カナダ編 Vol. 2

2006-11-21 | アメリカ編


バンクーバーには長年付き合っているお客、Dがいる。

典型的なアイリッシュが多いこの街の中でも、1904年に移住して来たというから、古株の一家で、オールドマネーの代表格でもある。誠に愛すべき男ではありますが、女癖が悪いので仲間うちでは有名。
今日も今日とて、空港に到着して、車を借りようとしているところに電話がはいる。

「たーさん、どこだ?今空港に来てるんだけど。」
「えっ?空港?僕は今ハーツのカウンターにいるんだけど。」
「よし、チョッと待ってろ。すぐ行くから。」

毎度この調子で、段取りとか、スケジュールとかは一切お構いなし。 今回もホテルの予約をお願いしておいたけど、何の連絡もないので、マリオットに仮予約を入れたところなのだ。

「よう、たーさん。よく来た。ロスにばかりいても、仕方がないだろ。」
「いや、わざわざ空港まで。」 と、少しはいやみも言っておかないと。
「気にすんな。宿は俺んちにいいだろ?かみさんにも話してあるからな。」
「ええ?今予約したところだよ。マリオット。」
「キャンセルだ、キャンセル。俺が電話しておいてやる。さあ、行こう。」

正直なところ、彼の運転ではすごく心配。
なにせい、アイリッシュ特有だろうと思うけれど、相手の目を見て話さないと気がすまないらしく、車に乗っていようが、道をあるいていようが、こっちしか見ていない。 車の運転中は前を見てくれ、前を!
ニューヨークなら間違いなく、追突してるぜ。

「バンクーバーは久しぶりだろう?今夜は家でゆっくり飯を食って、ゆっくり飲もうじゃないか。娘達も喜んでるぜ。」
「娘は可愛いけど、本当にDの娘なんだろうね?」
「何をいう。長女と長男は俺の子だぜ。」
「あとは?」
「うーん、連れ子だなあ。結局俺が引き取ってるけど。」
この会話は、僕らの決まり文句みたいなもんで、子供達とも奥さんともうまくいっているときには、これで会話は終わる。

彼は男2人、女3人、計5人の父親だが、無類の子供好きで(女好きでもあるが)前妻二人と離婚したあとも、子供達は連れ子も含めて、全部引き取ってしまっている。おかげで子供達は、金髪、オリエンタル、ラテン系となんでも揃っているが、みんないい子達で羨ましい限り。
こういうのを反面教師っていうのかね。

彼の運転する大排気量のチェロキーは、街中をはずれてどんどん田舎にむかっていく。

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閑話休題

2006-11-20 | 中国の贋物事情



中国の偽札。

渡すあなたが悪いのか?受取る私が悪いのか?あとを絶たない、偽札。一番多いのは20元と50元のように思います。ホテルの両替カウンターも信用できるもんじゃあありませんから、私はいつも、アメリカのショーでもらったUVのLEDランプが一個仕込んである、BILL CHECKERを持ち歩いています。

カウンターで汚れた札などがあったときには、相手に置かせて、上からピカピカーッと光らせてあげると、本物なら数字かホログラムが浮かび上がり、銀色の帯の部分が光る仕組みです。



例外なく、目にした現地の人は自分たちの使っている、偽札鑑別機よりも性能のよい、アメリカでもらったCHECKERの値段を知りたがるのであります。(中国製だよ、どうせ。)

偽札をめぐる中国国内のババ抜きに引っ掛からないようにする秘訣は・・・・・、

1. タクシー等の交通機関では極力お釣りをもらわないように小銭を用意しておく。
2. マックなどの、ファーストフードや、ショッピングモールのフードコートでも100元札は使わない。
3. 銀行といえども、受取った時のチェックは徹底的に。 汚いお札、くたくたのお札はその場で交換させる。
4. ホテルでも、煮しめたようなお札は受取らない。絶対にね。

これだけの用心をしても、それなりの額の偽札を掴まされて来てますが、最近はCHECKERのお陰で殆どババを引くことはなくなりました。


アメリカのギブアウエイ。すっごい重宝しています。

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たーさんの裏街道を行く 上海回顧録 Vol. 49

2006-11-19 | 上海回顧録



今日も今日とて、忙しい一日。

河南省から役人が来ていて、ご当地の代理店も一緒に総勢10名が上海にやって来ている。
目的は

“視察”

まあ、要は代理店の金で遊びに来ているわけでありまして、上海にオフィスを構えていると、地方からこういう口実でやって来ること多数なのであります。話は聞いていたけど、何も僕が来ている時に・・・、と思っていたら、
「たーさん、折角ですから挨拶をお願いします。」と営業の連中。
「や、来ていることは知らないだろうから、遠慮しとくよ。そちらでうまくやっといて。」
「でも、今日いらしていることは代理店が知っていますから、まずいですよ。」
「何で知ってんの?」
「担当のTが、この日ならたーさんが来ています。と言ってましたから。このあいだ。」
「ええっ!じゃあ、この部屋にいることしってるわけ?」
「そうです。」
「はああ・・・、今日の夜はM社と約束があったのになあ・・・。」
「すいません。これから食事に出ますから、挨拶をお願いします。」
「へいへい。よござんすよ。ばれてちゃあ仕方ないね。」
てなことで、営業スマイルに切り替え役人と代理店がわいわいやっている会議室へ。

「こんにちは。ようこそいらっしゃいました。たーさんです。」
お定まりの名刺交換をしながら、お愛想を振りまく。我ながら名演技だ。
数人と名刺交換を終えて、真打組に近づくと、
「あれえ?」
「たーさん、ご無沙汰していましたね。」
「Rさんじゃあありませんか?どうして?北京じゃないの?」
「昨年、河南省に転出したんですよ。」
「へええ、いやあご無沙汰しました。ということは、北京にもここしばらくお邪魔してないってことだ。」
「Hが寂しがってましたよ。たーさんは来ないのかってね。」
Rさんは、北京のお役所関係で随分と横の連絡を買って出てもらっていたので、随分と親しい。役人の中にも賄賂組と党の中での地位をあげるために、清廉潔白かつエリート街道を突っ走っているタイプと2つがあるが、彼は後者であり、役人になる前は自分で会社をやっていて、政府から請われて今の地位についている。

「Rさんがいるんじゃあ、逃れられませんね。代理店の皆さんは酒が強いので、今日は失礼させてもらおうと思ってましたが、とことんお付き合いしますよ。」
「そうこなくちゃあ。御社の代理店とは知らずに今回はお世話になっていますが。」
「彼らはいろんなことしていますからね。うちの仕事はアルバイト程度じゃあ?」
「たーさん。それはないよ。ここんところ沢山売ってるでしょ。」やっと、代理店の社長が口をはさむ。
「たーさんとRさんがお知り合いだったとは知りませんでしたな。」
「中国も意外と狭いね。」
「まったく。ははは。」

ローカルスタッフの案内に身をまかせて、Rさんと代理店社長と3人で深夜まで飲み倒す。
Rさんも気が緩んだのか、今日ばかりはカラオケのお嬢さんをお持ち帰りです。

やれやれ、政府関連のホテルに泊まっているのに、いいのかねえ。

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帰ってきました

2006-11-18 | 裏街道TODAY

こんばんは、たーさんです。

予定通り16日に帰国しました。昨日は久々に現地の話を聞きたいとおっしゃる方のお誘いで深夜まで、日本食と酒を堪能しておりました。

今回も危うくそのまま延長というところを、メールが見れなかったことにして・・、無理矢理帰ってきたので、また月末頃には行くことになりそうです。

この時期、広東省界隈は温度の具合も良いので、苦にはなりませんが、日本に戻ってきたら、すっかり寒くなってしまっていて、暑いのも寒いのも苦手なあっしとしては、辛い季節になります。

ibusaさん、まーらいおんさん、不在中のコメント有難うございます。これからもよろしくお願いします。

さて、それでは裏街道、再開です。 

  いつも有難うございます。

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裏街道への旅

2006-11-06 | 中国編

 

 

こんばんは。たーさんです。

3連休はいかがお過ごしでしたでしょうか?

あっしは、命の洗濯とばかり、先日パチンコ・パチスロで儲けたあぶく銭を握り締めて、紅葉と温泉へ。 桜の次は紅葉と決めていたので、真っ赤に染まったもみじと青い空を見ながら、露天でひんやり冷たい空気と、風呂上りの和食を楽しんでまいりました。

と、いうのも

明日から11日間の日程で、裏街道に向けてわらじを履くことになっておりましたので。

どうしても不在となるとご訪問が少なくなるので、今回は・・・

 

 ”一挙12話掲載!!!”

です

その明細は、

中国編 Vol.108

グルメ編 Vol.50-59

閑話休題 1編

こちらは初めてお越しになった方のために。

 

皆様のコメントを読むのが楽しみです。お気軽に書き込みお願いします。戻ってきてからが楽しみです。

 ご訪問の節には、クリックをしていただきますと、ランクもあがり大喜びです。

 

それでは、皆々様お体にお気をつけて。 ごきげんよう。

アメリカのM様、折角のお誘いでしたが、今回は日程があわず申し訳ありませんでした。年内には中国で一度、年明けにはL.A.でお会いしましょう。

  いつも有難うございます。

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