たーさんの裏街道を行く!!

世界中の街角から数々の失敗談,ちょっとエッチな話,面白情報をお届けします。(ノンフィクション)

たーさんの裏街道を行く 閑話休題

2012-09-22 | 閑話休題


小平氏の有名な外交方針。
「韜光養晦」(才能を隠して姿勢を低く保ち、力を蓄える)
日本語で言うなら、
「能ある鷹は爪を隠す」という意味だ。

が、現中国共産党指導者である胡錦濤氏は、
「積極有所作為」(より積極的に、為すべきことは為す)
に方針を転換していくとしています。(09年7月、胡錦濤国家主席訓示)

能ある鷹は爪を隠していたわけで、だからこそ、実力をつけた今、積極攻勢に出ることができる。 
祖国日本は、戦後能ある鷹を演じ続けたものの、折角鷹だったかもしれないけれども、いつの間にか
この世代は老いさらばえて自分のことしか考えない雀の群れと化してしまった。
五十歩百歩の雀たちがが数にまかせて(団塊の世代)居座っているので、新陳代謝の悪いこと、悪いこと。

団塊ど真ん中の昭和22年生まれは来年目出度く65歳。
220万人もいて、この年代が人口の1/4が高齢者の立役者となる。

多様性や個性を失ってしまったら、あとは滅ぶしかないのかも。

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たーさんの裏街道を行く 閑話休題

2011-06-16 | 閑話休題




経済産業省所管の日本エネルギー経済研究所は13日、すべての原子力発電所が運転停止し、火力発電所で発電を代行した場合、液化天然ガス(LNG)や石炭など燃料調達費が増えるため、2012年度の毎月の標準家庭の電気料金が平均で1049円上昇し、6812円になるとの試算を発表した。

今日掲載されていた記事。

原発を止めるのもいいでしょう。
原発に反対するのもいいでしょう。

けれど、代替エネルギーを考えることなく、この期に及んでまだ化石燃料を消費する前提で安易な発表はしないことだ。
以前から話題になっていた休耕田(全国に27万ヘクタール)を例えば全て太陽光発電にすると、こうなる、風力をこれだけの
予算をかけてやるとこうなるというのが、試算というのであって、止まったらいくらになるというのはただの計算。
バカでもできる。
京都議案書を策定し、ポッポが25%CO2を削減すると世界に公表した日本がこれでいいのか?

さらに値上がりするという計算をするのではなく、将来に残る仕事をするのがお役所じゃあないのか?

日本のとある高速道路 道路灯なんてないよ。


そんなことより、世界標準と比較しても明るすぎる照明基準を見直すことで、何パーセント電力が削減できるのか、
を試算したほうがいいんじゃない。

節電という名の経費削減で、照明がまぶしくなくなった、たーさん。

ヨーロッパにいるようで、なかなか快適!

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たーさんの裏街道を行く Tsunami

2011-05-27 | 閑話休題


未曾有の震災から2ヶ月。

地震もさることながら、やはり津波の被害は相当なもの。
津波の怖さは充分知っていたつもりだけれど、You tubeの映像を見ていると、やはり
今回は桁違いと言うことなのでしょう。

津波で亡くなった方が多数写っている写真や映像もあるのですが、Tsunami本来の怖さをとらえた
この映像が一押しです。
海を知りつくした方が撮られたのでしょう。

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閑話休題 

2011-05-26 | 閑話休題


”まいったタヌキに注意”

ご無沙汰しています。
たーさんです。

すべてが忙しすぎ!

4月に予定していた中国行きも、先の震災でどうにも身動きがとれないので5月にずらしたのに、今月も行けそうにありません。

アポを組み換えるのも一苦労だし、あらゆる分野で復興関連の話が持ち上がっていて、時間だけがどんどん過ぎて、精神衛生上大変よろしくない状態が続いています。裏街道あっての表通り、健全で充実した表があっての裏街道なのに、これじゃあ裏はリハビリ街道になってしまいそうです。

原発も危惧していた通りになってしまい、各方面から避難勧告が出る始末。
しかし、日本人というのは・・・。最初はマイクロシーベルトで大騒ぎしていたのに、今ではミリシーベルトは当たり前。
放出した海水関係では天文学的なベクレルと報道されているので、マヒしてしまったんでしょうか?

しばらくはなるべく考えないようにして、日常に埋没して仕事をこなすしかありませんね。

たーさんの裏街道を行く 被災

2011-04-05 | 閑話休題


大震災から3週間が過ぎ、一般の方々が撮影した生々しい映像も出回り、改めて
被害の大きさに驚いています。テレビであれだけの時間をかけて繰り返し同じ映像を
流していたのに、まだまだ、話題になっていないけれども、被害が大きいところが
沢山あります。せめて受信料を徴収しているNHKは、くまなく回ってもらいたい
ものです。

さて、地震当日はあっし自身も帰宅難民と化したわけだが、その後いろいろな方も
同じような目にあっていることが判明。数え上げるときりがありませんが、その中
からいくつかをご紹介しましょう。

パターン的に皆さんに合致しているものはありますか?

はい、みごとにビッグサイト会場で被災しました。
 他の知り合いの方々はお台場に足止めされ、近隣の居酒屋やホテルの会議
 室などで一夜を明かし翌日、りんかい線が木場まで開通したのを使い帰宅
 したようです。
 私は幸か不幸か都バスが早めに復旧したのでバス停に3時間待ちで最終
 のバスに何とかのり東京駅までもどり、一部地下鉄が運行したところを
 使い宿の近くまで行き、後は歩いてその日のうちにホテルたどり着けました。
 大変でした。

はい、みごとに東北で被災しました。
 盛岡に知人の車で訪問していました。
 地震が発生してすぐに知人の自宅である仙台に向かいましたが、渋滞がひどく
 たどり着くまでに12時間かかりました。
 電車も止まっていたので、知人宅で一夜を明かしましたが復旧の見込のない
 まま水・着替えなど、買物をしながらずるずると3日間を過ごしたものの、会社
 が気にかかるので帰ることに。
 仙台在住の知人も大変なのですが、新潟まで車で送ってもらい、東京に辿りつきました。
 せっかくの商談も全てパーで、出張に4泊5日、やりきれません。

はい、みごとに都内で被災しました。
 会社の上司・仲間達は腹をくくって泊り覚悟で飲みに行ってしまいましたが、
 自宅の家族が気がかりなので鎌倉まで帰ることに。
 基本は徒歩なのですが、まわりの方々にペースを合わせざるをえず、かえって
 足が痛くなってしまいました。 途中鶴見で見かけた避難所で水を補給し、
 自宅にたどり着いたのは、翌日朝7時でした。
 国道沿いの自転車屋さんは灯りがついていましたが、高い自転車まですべて
 売り切れだったようです。

はい、みごとにビッグサイト会場で被災しました。
 私は台湾から来ていて出展していましたが、日本語もあまり話せず、
 仲間ともはぐれてしまい、当然ホテルにも戻れませんでした。
 会場近くのホテルのロビーで一夜を明かし、翌日ホテルに戻りましたが、
 日本の方々は落ち着いていたので、パニックにならずに済みました。
 日本人の民度の高さに驚き、日本はさらに尊敬できる国になりました。
 親切にしていただいた方全員に感謝の気持ちでいっぱいです。 

はい、みごとに地下鉄に乗っていて被災しました。
 自宅は神奈川ですが、日比谷にいた私は、すべてが止まってしまったため、
 年も年なので、自宅まで徒歩では帰れず、手伝っている会社に戻らざるを
 えませんでした。
 事務所でおにぎりなどを買い込んで一夜を明かし、翌日なんとか帰れた
 ものの、それ以降は電車も動かず(小田急線)、仕事にもならず、大変な
 目にあっています。

はい、みごとに自宅で被災しました。
 道路の向こう側は液状化現象で惨憺たる状況でしたが、(トイレも水道も
 使えず)私のところは幸いしっかりした地盤のところらしく、道路の向こう側の
 ような被害は受けませんでしたが、翌日以降、買えないものが多数あり、
 結構厳しい生活になっています。

はい、みごとに代金決済で被災しました。
 こんな状況ですので、言うに言えませんが、被災地方面への売掛金が
 未回収になってしまい、資金繰りの厳しい日々を送っています。
 持っていきどころがない問題で深刻です。 銀行も支援してくれません。
 
はい、みごとに東京駅で被災しました。
 車で人を迎えに行っていたのですが、お迎えした方は大幅に遅れはしたものの
 無事到着し食事をしていたのですが、東京駅から車で出たところで大渋滞。
 結局、車を乗り捨てるわけにもいかず、7時間かかって都内の自宅に到着。
 あまりに疲れて、翌日は仕事になりませんでした。

はい、みごとに東京で被災しました。 
 私の勤務先は仙台ですが(ええっ!)、東京で地震に遭いました。
 外にお客様と一緒にいたため、お客様のご好意で、自宅に泊めていただきました。
 会社や家族も携帯が止まる前に連絡がついたので、ラッキーでした。
 仙台にはお客様が営業車を貸していただいたので、それで帰ってきました。
 自宅も会社も被害が大きかった地域からは少し離れているので、特に
 大きな被害はなかったのですが、今日現在も断水していて、風呂にも入れずです。
 私は営業職ですが、こんな状況で営業にも出られず、悶々としています。

はい、みごとに日本橋事務所で被災しました。
 街にあふれた人の波を見て、自宅に帰ることをあきらめました。
 まだ、営業から戻って来ない連中もいたので、コンビニや弁当屋に行き、人数分より
 ちょっと多めの食糧と酒を買い込み、翌日も同じ状況で過ごしました。
 私は体育系だったので、なんだか懐かしい光景でした。

はい、みごとに会社で被災しました。
 当日は彼女と週末デートの約束でホテルを予約してありました。
 新宿でなんとか落ち合い、食事もそこそこにホテルに籠ってしまいましたが、
 そのあとも地震が続くし、彼女もテレビを見るのに忙しく、当日を楽しみにしていた
 私としては、ちょっと物足りない週末になってしまいました。
 実は、5月の連休は三陸のほうに遊びに行こうという相談もすることにしていたん
 ですが、当の現地が大変なことになってしまい、複雑な心境です。

はい、みごとに秋葉原のオフィスで被災しました。
 実は、ちょっと仕事を抜け出して買物に行っていたところに第1回目の地震がきました。
 たいしたことはあるまいとタカをくくって、マックに入ってコーヒーを飲んでいたところに
 2回目が来たので、これはただごとではないと思い、急いて会社に戻って見たら
 案の定大変な事態で、すでに電車が動いていませんでした。
 翌日はアポがあったので、最悪のことを考え近くで着替えを買ったのですが、食料が
 ないことに気づき、コンビニに行ったところ、全てのお弁当や、おにぎり、お菓子、つまみの
 はてまで売り切れていました。 幸いレジにファミチキがあったので、買おうとしたところ、
 「すいません。これは予約分ですので、全て売り切れです。」と言われました。
 たーさん、ファミチキって予約販売してたんですねぇ・・・

いろいろな出来事はあったものの、全員無事。

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たーさんの裏街道を行く 原発徒然

2011-03-31 | 閑話休題


やっと、東電も小心サラリーマン社長に代わって実力者の勝俣会長が表舞台に登場。

2008年2月の週刊ダイヤモンドに下の記事が記載されていたのを見つけた。

新社長となる清水氏は馬力があり、物怖じせず、なんにでも前向きに愚直に取り組むといわれる。「カミソリ勝俣」の異名を持つ切れ者の前任者とは性格が大きく違う。・・・・院政といっても、勝俣氏が原発関連の問題に専念し、清水氏が業務執行に専念する役回りが明確になれば、いい役割分担といえるかもしれない。

さぞかし貴重な記者会見でマスコミの皆さんからは鋭い質問(特に今後の対策やスケジュールについて)が、でるもんだと楽しみに見ていたのだが・・・・。
どうにかならんもんでしょうか?
知りたいことが山ほどあるのに、あんなくだらない質問しか出ないのか?日本のマスコミは!

アメリカじゃあ、なんで長期化してるのかわからない的な意見も出ているのに、「やっと長期化という発表が・・・」だと。
長期化しちゃあ困るから短期で収束する方法論が必要なんでしょうに。
どうしてこのへんの質問が集中しないのか不思議でしょうがない。

布をかぶせるだの何だの、ごたごた議論してないでさっさと無人操縦でまわりを片付けて、シーリングしてしまったほうがいい。
と考えているのはあっしだけだろうか? 長期化したら現場の皆さんに被害が集中するだけなのでは?

避難地域の方々も、輸送もままならない状況ならさっさと余っている西日本やその他の地域の住宅に一旦避難して全てが
片付いてからお戻りいただくのが、よろしいでしょう。少なくとも今の環境よりはずっといいはず。

イライラが募るばかりで、何一ついい方向に向かわない・・・

って、こうなると三流国家の一大特徴になってしまう。

日本の政治家様、すこしはサルコジを見習ったらどうでしょう?

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たーさんの裏街道を行く お見舞い

2011-03-25 | 閑話休題



いまさらではございますが、

宮城県三陸沖を震源とした「東北地方太平洋沖地震」により被災された皆様に

心よりお見舞い申し上げるとともに、1日も早い復旧復興をお祈り申し上げます。

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たーさんの裏街道を行く 計画停電

2011-03-23 | 閑話休題



幸か不幸か、未だ一度も計画停電がない。

有難いことだが、仕事場は未だかつてない大節電大作戦。
オフィスにいる限りは、薄暗くなった通路も気にはならないし、エアコンの温度を下げても
まあまあ大丈夫。
オフィス内の照明も落としているが、海外のオフィスに慣れているあっしとしては、全然気にも
ならない。パソコンの画面だけでも結構明るいしね。

ここのところはさすがに早めに帰るようにしていたけれど、いつまでもそういうわけにもいかず
久々に少し遅い時間に帰って来て驚いた!
巷は計画停電などと大騒ぎしているというのに、大型のオフィスビルなどは、煌々と明かりが
ついているし、ご丁寧にビルをライトアップしているところもある。
JRも昼間も、ホームの電気は煌々と点いているし、私鉄や地下鉄に較べると、全く節電する気が
ないとしか思えない。

さらには、夜ともなると、道路もさすがにこの時期交通量も相当減少しているのだけれど、
”全て”の水銀灯からなる道路灯・街路灯が点灯している。
安全対策上のこともあるのだと思うが、夜に計画停電している地域の安全の問題を考えると、
都内はもっと照明を絞りこんでもいいはずだ。
明るすぎる!!

商業店舗も郊外ともなると、ひっそりと看板を出しているのに、都内はレフ珠をあかあかと点け、
普段となんら変わりないように見える。少しはものを考えているんだろうか?

「いいのか?こんなことで?」

国土交通省はこんなときこそ、公園レベルの照度をベースに節電すべきじゃあないの?
それとも”想定外”で間引き点灯はできない仕組みになっているとか?
店舗は全部LED照明に変えてしまおう!

夏場はクーラーなしでは過ごせないから、今のうちからギリギリの線を確認しておこうよ。
駄目なら・・・、海外に逃げるしかないな・・・。

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たーさんの裏街道を行く 原発事故

2011-03-22 | 閑話休題


毎日毎日、マイクロシーベルトだ、ミリシーベルトだ、ベクレルだのと、マスコミは大騒ぎ。

発表の数値もまちまちなので、知らない人は右往左往するばかりだ。

マイクロとミリでは単位が桁違いであることも、ろくに説明しない原子力に詳しい?解説者。

当初は一時間当たりであることも発表していなかったために、情報が錯綜している。

詳しいところは、wikiあたりで調べるのもいいでしょうが、ま、一般的にはこの程度がわかって

いれば問題ないでしょ。



放射性物質への対応策 - 毎日jp

一番しんどいのは、現地で対応している皆さん。
フランスから防護服1万着届いたら、東電総出で対応お願いしますよ。

被爆と言った意味では、世界中を飛行機でうろうろしていた時期には念のためCTやレントゲンを
撮っていたので、マスコミベースで考えると既にあっしは健康被害を受けているはずだ。

あっ!脳のほうは前からいかれていたので、被爆してさらにいかれているかもね・・・。


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たーさんの裏街道を行く 大震災その5

2011-03-21 | 閑話休題



中国から日本に来ていた才媛が一時北京に戻るという連絡があった。

彼女は、本来の仕事とは別に関わっている、環境関連の仕事で中国政府のある機関とのやりとりが必要だったので、より格調の高い文章で作るために手伝ってもらっていたのだ。
(広東省や上海界隈で夜の中国語を勉強している方々の先生はあまり学歴が高くないので、教養のある文章を習うことはできない。→ たまには大学卒がいるが・・・)

「たーさん、23日に北京に戻ります。」
「ええっ!? そりゃまたどうして?」
「折角ご紹介していただいた、いい仕事ですから続けたいのですが、昨夜母から電話が来て、原発事故で放射能が心配だから、すぐに戻って来いって・・」
「何てことない数値だよ。今のところは。」
「母は中国から出たことがないので、政府の発表する数字なんか信用できないって。」
「さもありなんだよなあ。中国じゃあSARSの時もそうだったし、鳥インフルエンザの時もそうだったしね。」
「とりあえず、席がとれるうちに一回戻ります。」
「まあ、そうしたほうがいいねえ。ところで、後釜は?」
「一人心当たりがあります。私よりも頭が良い。お母さんだけど。同じ条件で話しておきます。」
「助かるよ。」
「北京にいますから、現地で用事があれば連絡ください。」
「頼む。じゃあ、気をつけて。」
「落ち着いたら戻ってきます。」
「じゃあ。近々北京に行くことになるだろうから、そのときに連絡する。」
「有難うございます。」

あーあ、助かってたのになあ・・・

日本に長い彼女は、地震は怖いもののあまり気にはしていなかったけれども、詳しい事情がわからない現地の普通のお母さんはさぞかし心配に違いない。
それにしても、中国人の災民体質はこんなときにも遺憾なく発揮されていて、災難が近づいたらとにかく”逃げ”をうつのは天下一品の速さがある。

そういえば、たまに行く中華料理屋で元気が良くて、気の強い東北のお嬢さんがいたけど、地震が起きた翌週には故郷に帰ってしまった。とママさんがボツリと。

「私?私は日本で頑張るわよ。」武漢出身のママは頼もしい。

数ある中国人パブもこの様子では大分歯抜けの状態になっているのかも・・・


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たーさんの裏街道を行く 閑話休題

2011-03-20 | 閑話休題
節電しましょ。



3連休

民放も先週末から徐々に通常番組に戻している。
が、相変わらず都内でも買えないものは買えない。

トイレットペーパー、パン、牛乳、卵、米、ガソリンあたりが最右翼。

幸い、トイレットペーパーは買置きがあった。棚一杯に置いてないと、落ち着かないので、たっぷりと買ってあるので、全然問題なし。
パンは毎日は食べないのでこれも問題なし。米は新潟から30KGS単位で買っているので、問題なし。牛乳・卵・・・、うーん、まあなくてもいいか。
ガソリンはちょっと困ったが、ガソリンスタンドの行列を見ただけで、並ぶ時間の無駄を考えて、昨日までチビチビ乗っていたけれど、さすがにこの連休中に入れておかないといけないので、仕方なく朝から並ぼうと思っていたのだが、なんのことはない。近所のもう一軒のセルフは長蛇の列だったのに、もう一軒の有人ENEOSはほんの20分ほど並んで、難なく\4,000分をゲット。

ちょっとおかしいと思うのは、近郊地域じゃあないナンバーの車が並んでいる列に多く見られること。大宮をはじめとしてさいたまナンバーが多いのはどういうこと?
商業車はまだしも、普通の車が並んでいるのはさいたまに較べると、列が短いからという理由の人が多いのかもしれないが、こういう時には地元で”できることをやる”スタイルがいいんじゃないかと・・・。

トイレットペーパーがないと大騒ぎしている中、とある商店街で昔懐かしい”ちり紙”タイプの大きな包みが売っていて、「おおっ!」と思ったのだが、まったく売れている様子がない。
パッケージを見ると、水洗トイレで使用可能とある。進化してるんだ。

同行の30代前半に言わせると、
「たーさん、あれ何に使うんですか?」 
知らないのだ。首都圏育ちは・・・
「昔は田舎に行くと、まだ水洗じゃあないところがあったから、あの紙がトイレットペーパー
だったんだよ。スキーなんかに行くとまだあるところもあるよね。もちろんティッシュとしても使うさ。」
「へええ。」
昔ながらの商店街は古い人も多いので、こういう時の知恵があるんでしょうね。

実際に停電したグループもあった計画停電もここいらへんは一度もなく、とりあえず普通の生活ができているのは有難い。LED関連の仕事を手伝っている関係で、家の殆どの電球がLEDなので、節電とも無縁だ。
こうなって見ると、切れることのないLED照明に変えておくのは重要だなあと。
(勿論、LED照明と言っても、ピンキリなので、気をつけないといけないが・・・)

仕事場でも節電と称して、照明を落としているけれど、ヨーロッパは中国に較べるとまだまだ明るい位、この際、JISの照度基準や、道路関係の照度基準も今回のことを参考にもっと規制緩和したほうがいいんじゃないだろうか?

いずれのケースにしても、被災地支援のためには従来の規制ではまったく機能できないことは、役人の皆さんが一番わかっていること。
ここはみんなの力で現行では円滑にできないことを抽出して、一日も早い復興支援をするべきでしょう。

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たーさんの裏街道を行く 大震災その4

2011-03-17 | 閑話休題


昨日ご紹介していたThe New York Timesの原発の詳細説明。

目立たないけれど、下のほうに東北関東大震災で被害を受けた各地のBEFORE/AFTERが掲載されています。

真ん中のバーを動かすと、元の状態と被災後の現地が見られる仕組み。
海岸線が失われたところ、内陸で水がそのままになっているところ、根こそぎ被害を受けたところと客観的な被害の様子がわかるようになっています。

ここ数日、交通手段などで不便を強いられていますが、これを見てしまうと何てことはありません。
非常事態宣言を出して、いっそのこと、一日だけ首都圏の物資を全て被災地に振り向ける、なんてのはどうでしょう? ねえ、首相。

被災地のBEFORE/AFTER

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たーさんの裏街道を行く 大災害

2011-03-16 | 閑話休題
*上の放射能高レベル防護服は\651,000.-
 買っとこうかなぁ・・・・



残念ながら、あっしは地震も原発も専門家ではないので、詳細を解説するなどということはできないが、
長年培って来た野生の勘から言わせてもらうと、非常に”ヤバイ”事態。

地震

地震・雷・火事・親父
怖い順番はコントロールができるものかどうかの順番でもある。
地震関連でも予断を許さない状態は継続していると見る。

今回未曾有の災害に遭われた東北地方では、時間を経過して徐々に余震も数は多いものの、その規模も
小さくなりつつあって、前回のような大規模なものは起こらないような気もするが、ぼんやりと考えていたのは
別の地域。

茨城県沖から千葉県東方に震源がおりてきているのを見て、フォッサマグナや中央構造線が交差する地域を心配していたのだけれど、案の定、長野県のM6をはじめとして、ここのところ同様の地域、”長野県北部・中部、新潟県中越地方、岐阜県飛騨地方”
に断続的に地震が発生していたのが気になっていたのだ。 茨城県南部の地震もそうなのだろうと思う。

そして昨日の静岡県東部の地震。あまり大きく報道されていないが、山梨・富士五湖付近で小規模ながら4-5回の地震が起きている。 いずれも今回の大地震によるストレスなのかとも思うが、とにかく不気味。

当面の間はMSNの地震情報を注視しておく必要があるだろう。

ひとこと
報道の皆さんが現地の声を届けてくれている。
難しいのかも知れないけれど、折角現地を訪れているのだから、少量といえども救難物資を運んではいかが?
どこそこの避難所に○○の取材陣がこれこれをお届けしました。とテロップが出るほうが心が温まる。

原発

報道が地震と津波一辺倒になっている時から、原発のほうが深刻になるだろうと予想していたが、残念ながらその通りになってしまった・・・。
見慣れない風向きと風力の予報にお目にかかった人も多いはず。
(あっしは海のスポーツをやっていたお陰で天気図を見れば風がどのように吹くのかわかるが、一般の人は無理であろう)

幸いにもまだ、放射能被害が深刻というわけではないだろうが、漏えいしているのは事実だし、当の原発が
世界的に見ても非常に古い部類に入っていて、最近の安全な原発とは違うこともあまり報道されてはいない気がする。
現場で作業をされている方々は大変だとは思うけれど、安全に万全な対応をしていただきたい。
(3号機の問題が深刻だとの裏街道ニュースも入っていますので・・・)

中国電力からのボランティアの皆さん、頑張ってくださいね。

海外ではもう下のような分析までされているのに・・・・

こういうのを詳細な情報提供と言うのだ。
頭の悪い日本新聞社は見習って欲しいもの。分析能力がないから写真に頼ることになる。
映像を見せて、個々で判断しろということか?

*The New York Times/Asia Pacific*

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たーさんの裏街道を行く 大震災その3

2011-03-15 | 閑話休題


地震被害が深刻だが、さらに深刻だろうと思っているのが原発の問題。

枝野氏はまるで、東京電力のスポークスマンのような発表を繰り返しているが、現場の対応状況や改善状況が見えて来ないのは不安材料だ。
どこの局に登場する解説者も同じフリップで説明はするものの、どういった事象が危険水域なのか、具体的な話ができない皆さんばかりなので、もっぱら外国報道を見ていたのだが、3/12の今中教授のコメントが一番正鵠を射ているような気がする。

この説明を是とするなら、今回の事故はチェルノブイリまでの深刻さはないものの、スリーマイルよりも大きな事故であって、予断を許さないことになる。
現場の作業者や東電のことだから、何とか解決してくれるとは思うけれども、万万が一のことが起きた場合にどの程度の被害になるのか、分析してくれるところはないのであろうか?アメリカでは図面と付近の地図まで新聞に掲載して詳細がメディアで報道されているので、日本にはそんな力のある新聞社がないのであろうか??

いずれにせよ、一両日中に30キロを超える避難指示が出たときには、厳しいということなんでしょうかねえ・・・・?
ドン管首相、一番最初のコメントで原発は安全だとか、こいてなかったっけ?


「退避勧告、今後も見守って」
今中哲二・京大助教
2011年3月12日 22:26 日本経済新聞

爆発の報告を聞いたときは原子炉を覆っている最後の防護壁である原子炉格納容器が大きな損傷を受けた可能性を危惧したが、大きな損傷がないとわかり、ほっとしている。

1986年に旧ソ連で起きたチェルノブイリ原発事故のように、大量の放射性物質が外部に漏れ出すという最悪の事態はとり あえず避けられた。

核燃料が非常 に高温にならないと出てこないセシウムが外部で検出されていることから、燃料棒や炉心が溶融したのはほぼ間違いないだろう。原子力事故としては、1979年の米スリーマイル島事故の水準を超えた。スリーマイル島原発では炉心が溶融して放射能が漏れたが、爆発までは至らな かった。

核分裂を止めるホウ酸を原子炉に注入すると、もう原子炉は使えないが、格納容器の災害という最悪の事態を避けるためには仕方がない判断だろう。とにかく燃料を冷やす必要があるので、炉格納容器に海水を注入することも妥当な判断だ。

今後も微量の放射性物質は排出され続ける。避難指示は今後も守った方がよい。





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たーさんの裏街道を行く 大震災その2

2011-03-13 | 閑話休題


帰宅難民中のちょっといい話

1.電話
携帯電話が通じず、あきらめたあっしは使用しなかったものの、めっきり少なくなってしまった公衆電話に群がる人々。
約束があったり、重要な案件ですぐにも連絡をとりたい方々ではあったのでしょう。
とある公衆電話を通りかかった時に、
「このテレフォンカード誰のでしょう?」
と大きな声で呼びかけている人が。
店先の公衆電話だったので、店の人が出てきて言うには、
「さっき、皆さん小銭のない方もいるでしょうから、使ってもらってください。と言って、置いていったんですよ。どうぞ、使ってください。」と。
もしかすると、NTTの関係者の方だったのかも知れませんが、皆さん一様に”ありがたい”という表情が浮かんでいました。

2.自転車
様子がわかるまで、緊急避難的に入っていた中華料理店。
テレビも有難かったが、一宿一飯の恩を受けるまでは、「はて、どうやって帰ろうか?」と思案したわけだ。
①運動靴か、ウオーキングシューズを買って帰る。
 → はいていた靴を持ち歩くのは帰って邪魔になるので断念。
②近所の自転車屋でこの際自転車を買う
 → 安いのはもう売り切れていたという他のお客さんの掛け声で断念。
③ラブホテルに泊まる
 → すでに満員
④普通のホテルは?
 → 満室になったことのないホテルすら既に満室。
⑤車でおくってもらう
 → 幹線道路はヘルメットと非常持ち出し袋をしょった皆さんで溢れていて、車道と歩道の区別もつかず、何時に到着するかわからない。

と、料理屋の女将さんが、
「自転車なら2台あるから、乗っていってもいいよ。」と一言。
大変有難い申し出なので、揺れていたのだけれど、よくよく考えて見ると、
乗って行った自転車は戻さなければならない。ということ。
自力で漕いてくるのであれ、車に積み込んでくる方法であっても、もう一度この店に来なきゃいけないし、手ぶらじゃあ帰れない。
で、結局のところは断念。
しかしながら、見ず知らずのあっしらの会話を聞いて、自転車を貸してくれるというありがたい申し出をしてくれた女将さんに感謝。

3.携帯
充電器を購入する前に、すでに電池は一回カラになってしまっていたのだけれど、とあるコンビニでお嬢さんがいうには、
「私と同じなら、ここでちょっとだけ充電していってください。」と。
見ると彼女の機種はauだったので、結局できなかったのだが、その気持ちがありがたい。

4.通りすがり
都営地下鉄に乗り換えるためにバスを降りて商店街を歩いていたら、表で新聞を見ている商店主の方が一人。見るともなく、「ああ、やっぱりひどいことになっているなあ・・」と横目で見ていたら、
「これから帰るところですか?」と、声をかけられた。
急ぐ帰り道でもないので、
「そうなんですよ。大変でしたねえ。」
「今朝同じ新聞が2部入ってたから、よかったら見るかい?」と。
早速頂戴して、店先でタバコを吸いながら雑談。
おかげで帰り道は新聞のおかげで退屈せずにすんだ。

普段は干渉のない街などと言われてはいるものの、まだまだ日本人の人情は廃れていないんだなあ、とつくづく感じた一日でした。

お声をかけていただいた方々に感謝です。

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