たーさんの裏街道を行く!!

世界中の街角から数々の失敗談,ちょっとエッチな話,面白情報をお届けします。(ノンフィクション)

たーさんの裏街道を行く 南米編 (アルゼンチン)

2007-02-27 | 中南米編




あまり知られていない、ブエノスアイレスの空港の物騒さ。

特にアルゼンチンから、ブラジルやウルグアイに行くときには、こーんなパッキングをしてもらわないと、荷物の無事は保証の限りではありません。 US$3.00だったかな?

アメリカから入った僕達は季節が引っくり返っているので、夏物・冬物の両方を引きずって歩く羽目になり、大荷物になっていたのだが、航空会社のカウンターのおねーちゃんが、「トランクのパッキングをしておいたほうがいいわよ。」 というので、面白さも手伝って、お言葉に従うことに。

サンパウロ到着のときには、やっぱりというか、鍵の壊れているトランクがいくつかあったようです。



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たーさんの裏街道を行く フライト編 Vol. 44

2007-02-26 | フライト編



ドイツ直行便が満席なので、SASで北欧経由。

スターアライアンス加盟のSASはルフトとのアクセスもよいので、ハイシーズンにはちょくちょく使うのだけれど、SASを使い始めた初期の頃の話。
スウエーデンで長く生活している方が日本に戻って来ていたので、本業ではないものの、関係のある業界のお仕事のこともあって、一緒に行くことにした。彼は、現地で打ち合わせをしてから、もう一度日本に戻ると言うので、帰りもフライトをあわせることにした。

SASはよほどのことがない限り、比較的空いているので、時間のことさえ考えなければ、快適といえる。

難点は、ヘッドセット。 SASではヘッドセットを貸し出すのではなく売っているんであります。価格US$3.00
さすがに10数時間も音楽なし、ビデオなしでは厳しいので、アメリカで余っていたドルで購入。
飛行機からおりるときにも、特に気にせず、そのままヘッドセットは置いてきてしまった。

さてさて、それぞれ仕事を終えて、ストックホルムで落ち合い、空港で酢漬けいわしと、牛乳を味わってから日本行きの飛行機に同行と乗り込む。
無事に定刻に離陸し、長い道行にさしかかる頃、はたと思い出した。
「ああ、そうか。SASはヘッドセット買わなきゃいけないんだよなあ・・・。」
と、同行を見ると、
なんと!カバンからヘッドセットを取り出している。
「Tさん、それは?」
「んっ?来るときに買ったヘッドセットだよ。」

しまったああ!!

そうだよ。来るときに買ったんだから、こいつを持ち歩いていれば良かったんだよ!

悔しい思いは覚えているもので、その後何回もSASを使うことがあったが、ほぼ例外なく同じパターンを繰り返している方々が多くいました。
私の知る限り、このパターンにかからなかったのは、A型の方々。それと、空港には2時間前に着いていないと、安心できないという人たちでした。 

B型とO型は全滅です・・・・。 備えあれば憂いなし。

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閑話休題

2007-02-25 | 中国のトイレ事情




どうも最近、中国内で変わったトイレにでくわすことが多い。
鼻がまがりそうな、目をあいていられないようなトイレへの哀愁も
あるんでしょうか? やけにトイレが気になる今日この頃です。


これは、一見なんの変哲もない、男性用トイレに見えますが、いざ、その場に立ってみると・・・・・、

なんと!外は通路になっていて、人々が歩く姿がルーバー越しに見えてしまいます!


角度の関係で、外からは見えない仕組みになっているのですが、あんまりいい気持ちはしません。

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たーさんの裏街道を行く トルコ編 Vol. 17

2007-02-24 | トルコ編


銀のお馬に、銀の鈴~♪

銀細工を買うならトルコでしょう。

たまたま僕のトルコの友人がそうなのかはわからないけれど、彼らはよく銀製品をプレゼントでくれる。
殆どが、ブレスレットかネックチェーンなのだが、なかなか質のよいものばかりで、身につけていても飽きが来ないデザインのものが多い。 市街地の商店街などにいくと、道端で普通に銀細工が売られていて、その場で電子ばかりで計って価格を教えてくれる。当然毎日レートによって値段が違うということになるわけだが、時々すごく凝っていていいものがあったりするので、ちょくちょく顔を出していると、掘り出し物を教えてくれる。

もう10本近くのブレスレットと数本のチェーンをもらっていて、自分で買ったものもあわせると相当充実したラインアップになってしまったけれど、ご他聞にもれず、中国などでせがまれて何本かを失っている・・・・。

小生の尊敬するトルコ在住のD氏もよく中国へ行くが、その度に僕も狙っていた“高価な”ブレスを失っている様子だ。

シンプルかつ実用性が高い(いざとなれば、きちんと売り物になる)トルコ製のブレスレットは非常用としても重宝なので、少なくとも3本は肌身離さずつけている。
厭味ととられる方も多くいるけれども、欧米ではごく普通で、あまり意識しすぎるのは禁物。

アクセサリーの似合う日本人男性がもっと増えると、嬉しいんだけどなあ。

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閑話休題

2007-02-24 | アジア編



シンガポールで販売されているろくでもない灰皿をご紹介。
日本人は確かに喫煙場所でのマナーも、あまり良くないので散らかっていて、吸わない方々にとっては、全くけしからん、というのも理解できるんですが、私のようにタバコを吸う身でありながら、臭いがつくのは嫌い。灰が散らかっているのも大嫌い。という人間もいるんです。



さすがにこれを見て、たばこを吸うのは勇気がいります。

※ タバコのランクを最近Ultra Lightに変えました・・・・・・。

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たーさんの裏街道を行く  ホテル編 Vol. 27

2007-02-23 | ホテル編



4年間にわたって出入りした上海。

新しく出来たホテルがあると、実験台として宿泊したのも含めると結構な数になりますが、長期が多いので高いホテルはあまり泊まらなかったなあ・・・・。
一挙ご紹介する宿泊したホテルの数々。

錦江大酒店
新錦江大酒店
和平飯店
広東ホテル上海
揚子江万麗大酒店
上海喜来登豪達太平洋大飯店
華亭賓館
JCマンダリン
ポートマン・リッツカールトン
花園飯店
リーガル・インターナショナル・イーストアジア
太平洋国際
上海興国賓館
虹橋迎賓館
万豪虹橋大酒店
ソフィテル
瑞金賓館
虹橋賓館
建工錦江大酒店(お役所がらみ)
銀河賓館
衡山賓館
城市酒店
国際貴都大酒店
建国賓館
ホリデイイン・ビスタ・上海
宛平賓館(税務局関連)
華美達興国賓館
延安飯店
日航ホテル
上海賓館
好望角大飯店(科学技術センター関連)
上海園林賓館
江蘇飯店
大衆大厦
航天大厦
青松城大酒店(人民解放軍関連)
明珠大飯店

この他にも泊まっているホテルはあるものの、印象のあるところだけをご紹介。
事務所は浦西地区だったので、浦東には殆ど泊まらず遊びに行く位だったかな。
街が落着いていて、買物も便利な徐家匯界隈が多いねえ。こうして見ると。

さて、上海フリークの皆さんはいくつ泊まってますか?  

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たーさんの裏街道を行く  ホテル編 Vol. 26

2007-02-22 | ホテル編


トルコでの最近の常宿。THE CENTRAL PALACE。

http://www.thecentralpalace.com/#


TAKSIMの一角にあるホテルですが、友人の紹介により格安でお願いしているホテル。
オスマントルコ調のど派手な造りになってはいるものの、寝てみると、意外に落着くのが不思議。アメニティはラベンダーで統一されていて、いつも、体中ラベンダーの臭いになってしまってます。

さすがに日本人が宿泊しているのはみたことがありません。殆どがイタリア人、ユダヤ人、フランス人、ドイツ人といったところ。

スタッフも気心が知れているので、管理の行き届いたホテルマンションの風情であります。
お掃除のおばさんも、余分にチョコレートを置いていってくれます。

「ハロー、たーさん。 WELCOME BACK!」 
と言われるのも、このホテルなら許せてしまいます。

このエリアには沢山のホテルがありますが、コストパフォーマンスから考えてもベスト。
(他のホテルはインターネット代を取られてしまうのですが、ここはぜーんぶ無料だから)

一時は物騒だったこのエリアも、ゲートを作って再開発なってからは、とってもクリーンになりました。


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たーさんの裏街道を行く アメリカ編 Vol.52

2007-02-21 | アメリカ編



ミネアポリスの日本料理店で食事をしようと、席に落着いた途端の出来事。

電話で日本語を使っている後ろの席を振り返ると・・・、

「あらーっ?!」
「ああっ!!」

「Kさんじゃないですか?!」
「たーさんじゃない。」

「何してんですか、ここで?」 ほぼ同時の発声。

「いや、お客さんがいるんで、こちらの3日ほどいるんですよ。Kさんこそ。」
「俺か?俺は会社の子会社がここにあるから、そちらに来てるんだよ。」
Kさんは以前在籍していた会社の先輩にあたる人で、アメリカでの駐在経験もあって、エトセトラもいろいろ教えてもらったことがある。自宅にも連れて行ってもらったりで、面倒を見てもらった一人なのだ。
聞けば、その後移った会社で認められ、当時のオーナーから請われて、今は社長になっているという。
まだ、部長くらいだったときには、人材のスカウトをしてあげたりしていたのだけれど、相当な出世だあ。
簡単に名刺交換をしながら、

「へえ、社長になっちゃったんですね。」
「ま、いろいろあってな。おお、紹介してもらって入った連中はまだ頑張ってるよ。役に立つ。」
「そうですか。双方よろこんでいただければ、ハッピーです。」
「どうしてまた、一人で飯食ってんだ?」
「いやあ、もう面倒くさいじゃないですか。いろいろと。」
「まあなあ。このあたりの連中は親しくなると、変に人懐っこいからな。」
「いつまでこちらにいるんです?」
「んー、明後日にはL.A.経由で帰るよ。」
「便は?」
「○○便だな。」
「てことは、LAで一泊ですね?」
「そうなるね。」
「僕はもう明日LAに戻りますから、じゃあ、LAでゆっくり会いますか?どうせ、夜暇なんでしょ?」
「暇って、お前!俺は社長だよ。まあ、夜は暇だなあ・・・。」
「じゃっ、そうしましょう。いろいろ話もしたいし。」

既に食事を終えていて、一旦事務所に戻って資料を整理するというKさんとその場で別れて、LAでもう一度会うお約束。

こーんな、場所のとあるレストランでめぐり合うというのは、どういうもんでしょう?
よくよく、縁があるのか?
お互い様だけど、どうせめぐり合うなら、美しいお嬢さんがよいと思うのは私だけでしょうか?

 ご訪問有難うございます。

     

     

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たーさんの裏街道を行く アメリカ編 Vol.51

2007-02-20 | アメリカ編



ミネアポリス。

POLISはギリシャ語の街だけど、ミネはどっからきたんだ?
そもそもミネソタっていうのも、もとはインディアンの現地語だろうから、ミネってのは水?のことか?
よくわからないし、調べる気にもならないので、勝手にそういうことにしておこう。

で、ミネアポリスに3日間の滞在。

今日は最終日だが、金曜日ということもあって、訪問先の連中は午後も2時を過ぎると、週末の予定を気にして、気もそぞろだ。
3日間にわたってのミーティングは結局うまく行ってしまったので、ここは、社長に挨拶して早々に引き揚げましょうか。フライトは明日の昼なので、今日の夜から明日の朝にかけてはのんびり自分の時間にしてしまおう。

ここ3日間はサラダだ、サンドイッチだ、肉だなどと、地元の連中と同じものを食していたので、スタンダードのレベルで日本人よりは確実に量が多いものばかりになってしまったので、久々にあっさりとそばか寿司が食べたい気分だ。

この会社の社長と副社長に聞いてみると、
「KIKUKAWAというのが、日本食のレストランであるよ。高いけど、おいしいんだ。」
「へええ。どのへん?」
「うん、たーさんのホテルからだと、あー行って、こー行って、こう。かな?」
「有難う。行ってみるよ。一緒に行くかい?」
「いやあ、今日は金曜だからなあ・・・。こちらに来てくれればいいんだが。」
「や、それや次回にしましょう。OK、一人で行ってみるよ。」

来ないことはわかっているものの、一応はお誘いしてみないとね。

幹線道路では気がつかなかったけれど、街中に入ると殆ど案内標識がなく、わかりずらいことこのうえない。
やっぱり、地元が中心のこじんまりした街なんだなあ・・・。印象が強まる。

そうこうしているうちに、やっと辿り着いたKIKUKAWA。
アメリカ人のほうが多いだけあって、日本人の方々も殆どがグループで来ていて、一人ではちょっと居心地が悪そうだけれど、日本人だけでなく、現地のセレブまでもが絶賛するKIKUKAWAの料理も食べてみたい。

日本人のアルバイトとは思うけど、英語で聞いてきたので英語で受け答え。席まで案内してもらいます。
(メニューも英語で頼まないと駄目かなあ・・・)
案の定、お茶からドリンクの注文まで全て英語でやられてしまうということは、香港人か台湾人あたりに間違われているに違いない。ちょっと複雑ながら、とりあえず、全てのオーダーを頼んで、ぼんやりしていると、席の後ろのほうから、携帯の話し声が。
「んーっ?どっかで聞いたことのあるような声だけれど・・・・。」
ビールのグラスを持ったまま、ふっ、と振り返ると、

「あらーっ?!」
「ああっ!!」

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たーさんの裏街道を行く アメリカ編 Vol.50

2007-02-19 | アメリカ編




ミネソタ州ミネアポリスでミーティング。

L.A.からシカゴ経由のフライトでセンとポール空港に夕刻到着。
いつものように車を借り出し、予約を入れておいたホテルに向かう。
TWIN CITY。うーん、なんだか聞いていた話とは違って、こじんまりした街だし、なーんにもないし、つまんなそうな街だなあ・・・。L.A.から来たせいなのか、はたまた、違う理由なのか、どうにも落着かない。
ミーティングは3日間にわたって、セクションごとにやるので、相手は変わるけれど、こちらは一人。結構しんどくなりそうなので、初日はおとなしく寝てしまおう。

翌日のミーティングは予想通り、結構タフなやりとりになってしまい、昼はサラダランチ、夜もオフィスでサンドイッチのメニュー。到底夜遊びなどする気にもなれず、あえなく撃沈です。
2日目はうってかわって、友好的なムード、もともとこの地の住人はアイリッシュが多いので、根は陽気な連中。
せっかく来たのだから言いつつ、市内の名所やアイリッシュゆかりの地や、ショッピングモールなどを案内してもらった。うーん、普通に生活するにはのんびりしていい街なんだなあ・・・・。
食事も待ちのT.G. Fridayで簡単に済ませることに。

ちょいとしたショッピングモールにはなんと、アイルランドの国旗が飾ってあったりして、アイルランドのアイリッシュホイッスルが売られていたので、つい購入。
アイリッシュホイッスルというと、仰々しいが、要はメタル製の縦笛でありまして、日本でも馴染みの深いアイルランド民謡の譜面とCD付き。これは、ちょいと一発芸の時に便利な代物です。

ホテルでピーピー吹いていると、いっぱしのアイリッシュになった気分であります。

地元の風俗に触れると、急に愛着がでてきます。

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恭喜発財!

2007-02-18 | 裏街道TODAY





今年は2月18日が中華圏では、旧暦でいうところの正月元旦です。

中国の暦でいくと今年は4075年?

60年に一度の金豚年ということで、普段田舎に帰らない人たちも

結構田舎に帰っています。


街にはどぎつく金色に塗られた豚君の置物や、時には本物もいたりして・・。



中国の好朋友、老朋友の皆さん、今年もよろしくお願いします。

日本に戻らずに現地にいらっしゃる方も存じています(単身なのに)

”19日から仕事だよー”という超多忙な方。
”誰もいなくなっちゃうから、俺が留守居だよ”という方。

頑張ってくださいね。

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たーさんの裏街道を行く 中国編 Vol. 122

2007-02-18 | 中国編



中国ローカルの電車で移動。

北京―九龍の電車は相当よくなっているようですが、地方はまだまだです。
到底、一等以下には座れないけれど、はてさて、トイレときては日本人的にはホテルで済ませておきませんと、なかなかに電車の中でトイレに行くのは勇気が要ります。
というのも、日本の長距離列車のイメージですと、トイレといっても簡易浄化槽方式になっていて、あとから回収するスタイルになっているんだと思いますが、中国でいう多くの電車のトイレといいますのは、“ただ床に穴を開けてあるだけ!”というのが一般的なのです。

水洗でもなければ、溜め置きでもない。

それに、ときどき、ときどきではありますが、入り口のドアすらないことも(女性はどうしているんだろう?)・・・。

駅構内であろうと、走っている間だろうと、おかまいなしにトイレに行く連中はいるので、お目にかかったことはないけれど、ホーム直下に置き土産があるという光景も充分に考えられます。 う~む・・・・。

聞いたことはないけれど、風でまきあがって直撃!ってものあるのかしら?

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たーさんの裏街道を行く  ホテル編 Vol. 25

2007-02-17 | ホテル編



ペナンでお世話になるのは、台湾系のEVERGREEN HOTEL。

いつも、オーシャンビューの素敵な部屋を確保してもらっています。
朝はのんびりと食事ができるので、お気に入りのホテルの一つ。メニューも日本食が取り入れられていて、疲れた胃袋を休めてくれます。 ちょいと歩くと、地元の皆さんが騒ぐディスコなんどもあるし、ショッピングセンターも徒歩圏内。

出来立ての頃は日本人は殆どいなかったけれど、今では結構皆さん宿泊されているようで、レストランなどで、日本語で大きな声で会話する姿が散見されます。
欧米だと、ひそひそ声なのに、何故かアジアに出張ってくると、態度の大きな日本人が多くて、見ているこちらが恥ずかしくなってしまいます。

夜はあくまで静かで、海に浮かぶ月の明かりを浴びながらぐっすり。

ふー、極楽、極楽。

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たーさんの裏街道を行く 上海回顧録 Vol. 54

2007-02-16 | 上海回顧録



上海の冬の朝。

毎度お馴染みだが、上海の冬の朝は最悪だ。

雨が少ない冬場、しかもあまり風らしい風も吹かないので、昼間上空にあったスモッグ(飛行機から見ると茶色に見える)が気温が下がるとともに下りてくる。
朝早くだと、道路にうっすらと靄がかかったようになってしまい、しかもガソリンの臭いがすることもあるほど、大気汚染されている。当然夏場も同じようなもので、日本でも一時期問題になった光化学スモッグになり、目が痛いことこの上ない。

乾燥した冬場の空気が汚染されているのだから、喉にいいわけがない。

会社までは車が迎えにくるとは言っても、車の中とて無事では済まないのが上海のすごいところ。
勿論、車の中には芳香剤も入れてあるのだけれども、そんなものでは効きはしない。

せめて車の中、事務所の中だけでも何とかならないものかと頭をひねった挙句、考え付いたのは、
ホテルなどでも使用されているオゾン発生器とそのころアメリカで一世を風靡していたSHARPER IMAGEで売っていたイオン発生器を置くこと。

早速わたりをつけて、この二つを入手し、車の中にもマイナスイオン発生器をとりつけた。

煤煙もホコリも似たようなものだし、臭いを中和するオゾンなら大丈夫。かくして、効果は抜群で、車からは臭いがなくなり、事務所内も心なしか、綺麗になった気がする。
一番大きな効果は女性社員には不評だった、事務所内の新建材の臭いがしなくなったこと。
うーむ、我ながらいいアイディアだ。

思わぬ副産物はSARSが流行したとき。
やれ酢が効くの、クレゾールが効くだの報道があって、国有のホテルなどは、本当に酢でデスクとか部屋の掃除をしていて往生したことがあったが。 

この騒動の最中、スタッフの一人が耳寄りな情報を持ってきた。

「たーさん、オゾンはSARSウイルスに効くらしいですよ!」
「本当か?」
「新聞に載ってましたよ。街のオゾン発生器は売り切れらしい。」
「てえことは、当事務所は、SARS対策のトップを走っているってことじゃあないの?」
「そうですね。飯を食いながら自慢してきちゃいましたよ。」
「やったなあ。買い込んできた甲斐があったよ。」

ISO14001などと環境にもうるさくなっている中国だけれど、この国は国自体がISO14001を取ったほうがいいんじゃないか?
事務所では一応ゴミも分別させてはいるものの、このあいだ回収に来たのを見たら、ぜーんぶ一緒にブチ込んでたもんなあ・・・。

せめて、生活空間だけでもクリーンにしておきたいのはおいらだけだろうか?

 ご訪問有難うございます。

     

     

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たーさんの裏街道を行く 中国編 Vol. 121

2007-02-15 | 中国編




最近、某地区にお邪魔すると、宿泊しているホテルの部屋にいつのまにかいる湖南省出身の小姐。



一番最初にお会いしたときには、ご覧のとおりお姉さんにもらったという翡翠のペンダントをしていましたが、今はもうない・・・・。
なぜっ?
ある日、いつものようにホテルの部屋に押しかけてきた彼女は、ポンポンポーンという音でもしそうな勢いで服を脱ぎ、シャワーを浴びるんですが、出てきたときにはベソをかいていたのであります。



「どしたん?」
「ペンダントが・・・」
見れば、彼女の胸元には赤いリリアン紐だけが。
「あっらーっ?どこやったの?」
「シャワー浴びてたら、とれて排水口におっこっちゃった。」
「えーっ?そんなことって?」
聞けば、堅く結んであるわけではなく、携帯のストラップのように通してあるだけなので、はずそうとしたところで、手が滑り、まっさかさまにバスタブの排水口にホールインワンしてしまったらしい。
「第一、そりゃあ、はずしちゃいけないんだろ?常に肌身につけてないと。」
「今日はなんか、重かったんだもん。」
あまりにもベソを掻いているので、可哀想に思い、つい口をついたのが、
「新しいの買いに行くか?」
「いい。同じものは売ってないから。」
「ま、そりゃあそうだけど。」

その場から、お姉さんに電話して(スッポンポンのまんま・・)事情を説明していたが、やっとニコニコ笑い出した。
電話を切る頃には、すっかり機嫌が直っていた。
「許してもらった?」
「うん!旧正月に帰ったときに新しいのを用意しといてくれるって!」
「よかったじゃない。」
「ああ、よかった。落としたときはどうしようかと思ったもの。」
「しかし、まあ、よくあそこへうまいこと入ったもんだなあ・・・。」
「あそこみたい。」
「なに言ってんだ。」
「うまいこと入るもんだなあって!」
「なんだ。新しいのが手に入るとわかったんで、安心したらそっちか?」
「まあね。しよっ!」

まったく現金なもんです。

それにしても、あの翡翠君、一体どこに行ってしまうんでしょうねえ?

※画像はイメージです・・・

 ご訪問有難うございます。

     

     

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