本日のおまけ。タイ編です。
タイはこれという取引先もなかったし、ゴルフをやりにわざわざ行くほど好きなスポーツでもないので、ついぞ、本格的に訪れたことがなかった。
一方で日本人ビジネスマンにとっては、好きな方には聖地ともいうべきところであるということは、皆さんの話から
よーく知っていました。実際ネット上でもタイの遊びとなると、殆ど揃っているので、いまさらここで書くこともないでしょう。
さて、お仕事があるというので、香港の女性スタッフのアレンジでやってきました。バンコック。
彼女は頭の良い典型で、香港勤務を条件に他社からじきじきに引き抜いた才媛だ。敬虔なクリスチャンでもあるので、仏教の寺には目もくれないし、入りもしない。
その笑顔は十分に男を惑わす魅力があるのだが、白馬に乗った王子様を待ちすぎて、もう30歳になる。
優秀な彼女のアレンジで4社とのミーティングも無事終了し、ホテルに引き上げようとすると、取引先となる会社の社長が、「たーさんと話しがしたいので、チョッと良いですか?」と社長室へ。「今日は、どうしてもはずせない株主とのミーティングがあるので、失礼しますが、たーさん、私は仕事でタイに女性と一緒に来た日本人を初めて見ました。」と、いたく感心した様子。「タイは彼女の担当ですから、私は契約関連と今後の条件について、話し合いにきただけ。実際には彼女が営業関連は全てやります。」と答えると、「いや、多分そうでしょう。そういう方だから信用できる。こう言っちゃなんだが、日本人はなんだかんだ理由をつけて、当社を訪問したがります。別の目的でね。」
いやあ、そうなんでしょうね。普通の方々は。安いし、全てが揃っていて、金さえあれば、脂っこいおやじも、色白でぶちんのPCおたくも上客です。
社長曰く、「たーさん英語は全く問題ないでしょうから、これをお渡ししようと思って、お呼び立てしました。」と、
四つ折の紙を手渡される。「開けても?」と聞くと、いたずらっ子のような目をして「是非ともどうぞ。」
一応、四つ折の紙を丁寧に広げてみると、一番左には英語、その横には金額、一番右には番号が書いてある。 「???????。」
「これは?」
「たーさん、一番左は店の名前、金額は相場、右の番号はお薦めの女の子の番号です。そこに書いてある店は全部たーさんの泊まっているホテルから数分のところばかりですから、楽しんでください。」と社長。
「や、せっかくですが、今日は彼女の案内でふかひれを食べに行くことにしています。」と私。
「そうですか。いや全く日本人とは思われない。今後ともよろしくお願いします。」と社長。
彼は不動産も手がけるタイチャイニーズなので、いつもこの手で日本人を試している。との説明で、どうやら、私は100点満点ということらしい。 普通の日本人は有難うってな調子で、いそいそ帰るらしい。
まあ、香港のスタッフもとりあえず女の子、川面でも見ながら、ふかひれ食うのも乙なもんだし、何よりタイは安い。パッポンの近くにも有名な店があるが、あくまでもチャイナスタイルでふかひれ食うのがおいしいでしょう。
最近の香港の話など聞きながら、水上マーケットからレストランへ。 ホテルにたどり着いたのは、酒も入ってしまったので、10時近かった。当然社長のリストは使えないが、タイマッサージを堪能して部屋に戻った。
シャワーを浴びて外を見渡すと、ふんふん、社長のリストにあったのはあの店だ。などとすっかり賑やかになった、
タイの街並みをみていたのだが・・・・
「ピンポーン」チャイムが鳴った。
「ん?何だ、こんな時間に。無用心なやっちゃ。内線すればいいのに・・・・」などと、考えつつドアを開けると、
「サワディカー。XXX社長に言われて来ました。」と、これはタイ人とは思えないほど美形の女性が立っている。
「ありがとう!社長。」粋な計らいに感謝の夜でした。
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タイはこれという取引先もなかったし、ゴルフをやりにわざわざ行くほど好きなスポーツでもないので、ついぞ、本格的に訪れたことがなかった。
一方で日本人ビジネスマンにとっては、好きな方には聖地ともいうべきところであるということは、皆さんの話から
よーく知っていました。実際ネット上でもタイの遊びとなると、殆ど揃っているので、いまさらここで書くこともないでしょう。
さて、お仕事があるというので、香港の女性スタッフのアレンジでやってきました。バンコック。
彼女は頭の良い典型で、香港勤務を条件に他社からじきじきに引き抜いた才媛だ。敬虔なクリスチャンでもあるので、仏教の寺には目もくれないし、入りもしない。
その笑顔は十分に男を惑わす魅力があるのだが、白馬に乗った王子様を待ちすぎて、もう30歳になる。
優秀な彼女のアレンジで4社とのミーティングも無事終了し、ホテルに引き上げようとすると、取引先となる会社の社長が、「たーさんと話しがしたいので、チョッと良いですか?」と社長室へ。「今日は、どうしてもはずせない株主とのミーティングがあるので、失礼しますが、たーさん、私は仕事でタイに女性と一緒に来た日本人を初めて見ました。」と、いたく感心した様子。「タイは彼女の担当ですから、私は契約関連と今後の条件について、話し合いにきただけ。実際には彼女が営業関連は全てやります。」と答えると、「いや、多分そうでしょう。そういう方だから信用できる。こう言っちゃなんだが、日本人はなんだかんだ理由をつけて、当社を訪問したがります。別の目的でね。」
いやあ、そうなんでしょうね。普通の方々は。安いし、全てが揃っていて、金さえあれば、脂っこいおやじも、色白でぶちんのPCおたくも上客です。
社長曰く、「たーさん英語は全く問題ないでしょうから、これをお渡ししようと思って、お呼び立てしました。」と、
四つ折の紙を手渡される。「開けても?」と聞くと、いたずらっ子のような目をして「是非ともどうぞ。」
一応、四つ折の紙を丁寧に広げてみると、一番左には英語、その横には金額、一番右には番号が書いてある。 「???????。」
「これは?」
「たーさん、一番左は店の名前、金額は相場、右の番号はお薦めの女の子の番号です。そこに書いてある店は全部たーさんの泊まっているホテルから数分のところばかりですから、楽しんでください。」と社長。
「や、せっかくですが、今日は彼女の案内でふかひれを食べに行くことにしています。」と私。
「そうですか。いや全く日本人とは思われない。今後ともよろしくお願いします。」と社長。
彼は不動産も手がけるタイチャイニーズなので、いつもこの手で日本人を試している。との説明で、どうやら、私は100点満点ということらしい。 普通の日本人は有難うってな調子で、いそいそ帰るらしい。
まあ、香港のスタッフもとりあえず女の子、川面でも見ながら、ふかひれ食うのも乙なもんだし、何よりタイは安い。パッポンの近くにも有名な店があるが、あくまでもチャイナスタイルでふかひれ食うのがおいしいでしょう。
最近の香港の話など聞きながら、水上マーケットからレストランへ。 ホテルにたどり着いたのは、酒も入ってしまったので、10時近かった。当然社長のリストは使えないが、タイマッサージを堪能して部屋に戻った。
シャワーを浴びて外を見渡すと、ふんふん、社長のリストにあったのはあの店だ。などとすっかり賑やかになった、
タイの街並みをみていたのだが・・・・
「ピンポーン」チャイムが鳴った。
「ん?何だ、こんな時間に。無用心なやっちゃ。内線すればいいのに・・・・」などと、考えつつドアを開けると、
「サワディカー。XXX社長に言われて来ました。」と、これはタイ人とは思えないほど美形の女性が立っている。
「ありがとう!社長。」粋な計らいに感謝の夜でした。
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