たーさんの裏街道を行く!!

世界中の街角から数々の失敗談,ちょっとエッチな話,面白情報をお届けします。(ノンフィクション)

たーさんの裏街道を行く ホテル編 No.69

2011-05-31 | ホテル編


山東省にある、とある開発区。

市街にホテルが予約されているかと思えば、開発区のビルがある近所のホテル。
どうにもこうにも、やりようがないとはこのこと。
食事はなかなかおいしいし、綺麗なホテルなんだけど・・・。 うーむ・・。

なにも期待できない窓からの風景


部屋はこんなもんでしょ。


朝食はそれなりに充実していたものの、
いやー、こりゃ青島でMeridianに泊って、朝くればよかったかな。

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 ご訪問有難うございます。



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たーさんの裏街道を行く グルメ編 No. 281

2011-05-30 | グルメ編  


にんにく

中国・韓国といえばにんにく。
特に中国東北部や河南省では餃子のメッカであることから
その消費量はハンパではない。

かくいうあっしもにんにくは好きなほうだが、いかんせん仕事柄
平日はにんにくたっぷりというわけにもいかず、どうしても週末に
食すタイミングが限られてくる。

最近は、週末というとにんにく大好きな御仁と食事をする機会が
多くなり、あっし的には大歓迎。
なじみの中華料理屋で火鍋などを頼み、にんにくをどっさりと鍋に
放り込む。 それだけでは足りない同行はにんにくのきざみや、
すりおろしたにんにくを所望なのだが、数年の中国生活にも
かかわらず、注文の仕方がわからない様子。

「たーさん、今日はきざみにしよう!」
「ええ、どうぞ。」
「なんだっけ?」
「大蒜。」
「ああ、そうそう。 おーい、大蒜。」
「碎蒜ったほうがいいですよ。」
「えっ?」
「きざみですよ、きざみ。すりおろしたのは磨蒜。」

中国では自宅でも大量のにんにくを消費するので、日本のように
悠長にやっていたのでは間に合わない。
すると、こーんな便利用品が多数売られている。

たかが、にんにく調理器に299元もの値段がついているのも
頷ける話だ。

蒜頭磨碎器
そして、その使用方法。



こんな、優れモノもワンセットになっている。
にんにく皮むき器



199元のやつはこちら。



一方庶民のお手軽碎蒜器はたったの3元くらい。
市場の片隅で、板に乗っかって売っています。

たかが、にんにくと侮るなかれ。この手の調理器具はいろんなバリエーションがあって、なかなか楽しい。

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たーさんの裏街道を行く 中国編 No. 286

2011-05-29 | 中国編


「もう来ることもないだろう・・・」と思っていた街。中国・アモイ。

お世話になった方々には丁寧に御挨拶をし、盛大に宴会もしていただき、
お付き合いをいただいたお嬢さんにはトルコでもらった銀のブレスも形見
分けもしていたのに。

何の因果か、またアモイ。
今度は前回までの仕事内容とはほど遠いのだが、やっぱりアモイが一大
生産地だったのであります。で、これからのこともあるので、一通り面通し
と御挨拶をしておくことに。

日程も前泊を含めて3日間という短い滞在で、6社への訪問。
確たる約束もできる日程ではない。
なので、特に誰と言って連絡をするわけでもなく、
ああ、久しぶりだなあと・・・・。

出発前に必要なものをチョイスして詰め込んでいると、バッグの一番内側の
ジッパーの中に以前アモイの空港回りや、ホテル周辺で無理やり押し付けら
れた、日本のアイドルや女優さんがメインに印刷されている(もちろん肖像権
なんぞという感覚はない)夜の巷のデリちらしがバッグの中にどっさりと残って
いたのを見つけ、まあ、今はどうなっているんだろう?くらいの感覚で出かけて
行った。 

そういえば、いろいろあったっけなァ、アモイも。

久々のアモイは随分と綺麗になって(もともと汚いということはないが)、
ピンクの小屋が極端に減少し、ビルやマンションはLEDイルミネーションで
飾られ、やっと経済特区らしい発展ぶりになってきていた。 アメリカばりの
技術研究中心の建物なども完成していて、よく知っている某メーカーの社長が
ソフト開発をやりたいと、すでにこの建物で事務所を確保していた。
中の造りはほぼアメリカ的な造作になっていて、実に使いやすそうだ。

手伝ってくれと言われても、ソフト技術者なんてどうやって管理すんだ?

ずいぶん変わった。

そーっと、アモイを通過して南へ抜けるつもりでいたのだけれど、
前泊の一日目、夕方頃からあちらこちらをふらふらしている間に、もう退屈
してしまった。
ローカル御贔屓の市場でDVDも買い込んだし、ホテルでこのDVDを
やっつけるという手もあるのだが、いかんせんたった一人のもの悲しさ。

現地で使っている携帯、香港と中国の携帯2本のアドレスをピコピコ見ていると、
頭にCKGXMNの文字があるお嬢さんの名前が・・・。
何軒かのお店とそこにいる女の子の顔を思い出しても、思い当たる名前
はない。
でしかも、二つの街の略字が入れてあるというのはどういうことかいな?

※ あちらこちら裏街道をふらふらしているたーさんとしては、いただいた
ケーバンを整理するために大きい街なら空港コードを頭に入れてから
名前を打ち込んでいる。小さい街なら省名と街の名前を入れて
おくと、連絡するときに探しやすい。

5分ほど考えていてやっと思い出した。
いつぞや、アモイからシンセンに行った時に同席になった重慶まで行った
女の子達だ!
(フライト編No.42参照)
うずきだす悪戯心と下心。
どの名前がどの娘だったかは、思い出せないけど、4つもあるから一つ
くらいは繋がるだろうなどと考え、早速お電話。

もうアモイにはいないだろうなあ・・・、と思っていると。
「ウエイ?」の声が。
「もしもし?」
「はい?」
「飛行機の中で電話番号をもらってたんだけど、覚えてますかぁ?」
「えっ!ああー・・はい、覚えてますよ。 高い時計の贋物をしてた日本の人?」
「そう。元気?」
「今どこにいるんです?」
「アモイなんだよ。」
「えっ?きゃーっ、いらっしゃい。今何しているの?」
「ホテルでさびしく電話してる。」
「出てこれますか?今日は私お休みなのよ。」
「あの時のほかのお嬢さんたちは?」
「一人は帰っちゃったけど、他の二人はまだ一緒。今日はお仕事だけど。」
「へええ。もうとっくにどっかに行っちゃったと思ってたけど。」
「ここは住みやすいわ。いろいろあるけど。」
「まあね。じゃあ、どこに行けばいい?」
「ごはんは?」
「まだ。」
「じゃあ、○○路のサウナの近くの喫茶店わかりますか?」
「残念ながら知ってる。 結構みんな行く所じゃないの?」
「そこに行ってます。」
「OK。15分ほどで着けると思う。」

思いってえのは通じるもんですなあ・・・。

いそいそと店開きしていたDVDをケースに入替え、DVDが入っていた
ケースをゴミ箱にぶち込み、ロビーに降り、タクシーを拾う。
落ち合う喫茶店は、彼女達が当時(今もそうかも)働いていたカラオケの
嬢さんたちがお客さんとよく食事をするお店で、朝までやっている便利な
お店なのだ。

店の前に到着して見上げると、さすがにタクシーで乗り付けるのはあっし
ぐらいと見たのか、窓際の席から手を振っている美麗なお嬢さんが。
顔がよく思い出せないけど(胸の谷間は思いだせるのだが・・・)、こんなに
美人だったっけ?



店に入り向き合ってみると、そんなに並はずれた美人ではないものの、
長いストレートヘア、バランスのいいスタイル、暫くそちらの業界に身を
置いたらしい垢ぬけたファッションだ。

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たーさんの裏街道を行く 中国編 No.285

2011-05-28 | 中国編



No. 280の続き

タクシ-を降りた場所から、くだんのお嬢さんが働いているお店までは歩いてワンブロックもない。
思ったよりも酔っぱらっているので、酔いざましに水を便利店(中国的コンビニ)で購入し、一気飲み。 
最近はどこへ行っても冷えている水がおいてあるので助かるなあ。

前日同様、入ってすぐには店内が見渡せないドアを開くと・・・・、
「いらさいませー」の大合唱。
(こりゃ、あんまり客はいなさそうだわ。)

「こんばんは!」
「あーら、ようこそいらっしゃい。昨日はごちそうさま。」
「やあ、ママさん。二日連続でお邪魔しちゃいました。」
「お目当ては?」
「またまたあ。」
「いるわよ。どうぞ。今日は邪魔しないようにしないとね。」
「そうだね。でも、食事くらいは一緒でもいいよ。」
「昨日はどうしたの?あれから?」
「まあ、いろいろあって、今日来る約束した。」
「ふーん・・・」
「ふーんって、何もないよ。」
「まっ、いいけどね。 良い子でしょう?」
「ママの仕込みがいいからかね?」
「お世辞言っても安くしないからね。」
「安くしなくてもいいから、おまけして。」
「それくらいはね。何か食べる?」
「お腹は一杯。さきいかとかある?」
「あるわよ。食べる?」
「いただきましょう。」

ママとのやりとりはこれくらいにして、さきほど送って来たお嬢さんとご対面。

「いらっしゃいませ。」
「はい、いらっしゃいました。」
「社長は?」
「案の定、できあがってマミーが連れて帰った。」
「いつもあんな調子?」
「あんな調子って?」
「結構食べてたのに、払っちゃったでしょう。」
「ま、お礼は言ったけど、いつも大体そうだねえ。一緒にいて払わせてもらったことはないな。」
「いい人ねえ。」
「自称おいらの兄貴ということで、皆さんに紹介してるからね。弟に払わせるわけにはいかないってことだろね。」
「よく会うの?」
「いいや、ものすごく久しぶりだった。こんなに良くしてもらうと困っちゃうね。宿もそのままだし。」

他愛のない会話をしながら、時間をやりすごす。
ところどころ、聞きなれない日本語をメモしているところなんぞは、日本の青少年にも見習わせたいくらいの貪欲さだ。
今日はどうやら暇そうなので、そんなに長くは営業しないだろう。
他のお客さんが1組になった頃、ママが再登場。

「今日はもう終わり。ごはんでも食べに行く?」
「今日はお腹いっぱいだけど、麺なら付き合うよ。」
「じゃ、そろそろ行きましょうか?」
「大丈夫かい?」
「大丈夫、大丈夫。常連さんだし、お目当てが違うから。」
「よし、じゃあ行きますか。」
「ホテルは?」
「昨日と同じところ。」
「じゃあ、この子また送ってってね。」

昨日とはちょっと違って、どことなくそわそわしているのが見ていて面白い。

「どうしたの?今日は何か予定でもあるの?」とママがお嬢さんに問いかける。
「いえ、特になにも・・・。一緒に行きます。」
「そっ。じゃあ着替えてらっしゃい。」

昨夜と同様、ビールを数本と軽く麺を食べたあと、ママさんはあっしらを
置き去りにしてさっさとタクシーで帰ってしまった。

「さーて、じゃあこっちも帰ろうか?」
「どこに?」
「えっ?」
「荷物があるし・・・」
「ああ、そうだよね。じゃあ、一回アパートに寄ってから、ホテルに帰ろう。」
「大丈夫かなあ・・・」
「なにが?」
「ホテルでお客さんと会ったりして。」
「普通の格好に着替えてしまえば、殆どわからないよ。」
「着替えたほうがいい?」
「気になるなら、そうしたほうが良いよ。」
「そうですね。」

中国人のいいところは、もうお互いに了解していることについては、後になってごちゃごちゃ言わないところ。 
(そこに至るまでは結構大変ではあるが・・・)
本人もその気なら問題なし。

昨日に比べれば、まだまだ早い時間。
荷物をとって、お嬢さんは着替えをするが、ことここに至っては、隠すことも
なく目の前で堂々と着替え。こちらのほうが気恥ずかしいほど。

タクシーでホテルに戻ったあとは、のんびりとお楽しみ。
翌日も金銭の関係ではないので、朝食を一緒にとってチェックアウトまで。
老板手配の車で、アパートまで送り届けてから次の仕事場所に向かう。
この地域に一か所緊急避難先が増えたわけだが、どうにも日本語教師のような感覚。 

おあとがよろしいようで。

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たーさんの裏街道を行く Tsunami

2011-05-27 | 閑話休題


未曾有の震災から2ヶ月。

地震もさることながら、やはり津波の被害は相当なもの。
津波の怖さは充分知っていたつもりだけれど、You tubeの映像を見ていると、やはり
今回は桁違いと言うことなのでしょう。

津波で亡くなった方が多数写っている写真や映像もあるのですが、Tsunami本来の怖さをとらえた
この映像が一押しです。
海を知りつくした方が撮られたのでしょう。

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閑話休題 

2011-05-26 | 閑話休題


”まいったタヌキに注意”

ご無沙汰しています。
たーさんです。

すべてが忙しすぎ!

4月に予定していた中国行きも、先の震災でどうにも身動きがとれないので5月にずらしたのに、今月も行けそうにありません。

アポを組み換えるのも一苦労だし、あらゆる分野で復興関連の話が持ち上がっていて、時間だけがどんどん過ぎて、精神衛生上大変よろしくない状態が続いています。裏街道あっての表通り、健全で充実した表があっての裏街道なのに、これじゃあ裏はリハビリ街道になってしまいそうです。

原発も危惧していた通りになってしまい、各方面から避難勧告が出る始末。
しかし、日本人というのは・・・。最初はマイクロシーベルトで大騒ぎしていたのに、今ではミリシーベルトは当たり前。
放出した海水関係では天文学的なベクレルと報道されているので、マヒしてしまったんでしょうか?

しばらくはなるべく考えないようにして、日常に埋没して仕事をこなすしかありませんね。