もう数え切れないほど、足を踏み入れている中国。
今回も日曜日の出発(日曜出発だと、道も空港も空いている・・)なので、気楽なもんだ。
中国語が話せなかった頃は迎えにきてもらわないと、どうにもならなかったけれど、今では全然不自由しないので、勝手にホテルまで行って、近所を散歩したりしてのんびり過ごす。
で、今回もそのつもりで中国入り。
何度も行っているところなので、白タクも複数あるし、着いてからでも電話して来てもらおうか・・・。
フェリーを降りて、通関を抜けると、のーんびりとした雰囲気が。
さすがに日曜日だと、人もまばらだし、天気もいいし。
さーて、阿○でも呼んで、ホテルまでいくとするかー。と、思っていたところへ、
「たーさん、ご苦労様!」
「ありゃ?Sさんじゃないですか?Aさんも。何故ここに?」
「CXで入ってくると聞いたんで、この時間のフェリーだろうと思って待ってたんですよ。」
「いや、だって日曜日でしょ?」
「システムの具合が良くないんで、午後から会社に出てきてたんですよ。」
「へええ。」
「さあ、ホテルまで送りましょう。そのあとは食事に。」
「どうもすんません。よろしく。」
んまー、ここまでされては、断るわけにもいかず、ご一緒するしかありません。
ホテルに到着し、チェックイン。
食事に行くというので、荷物をおいてロビーに下りていくと、くだんのお二人が深刻そうな顔をしてる。
「どうしたんですか?何か緊急事態でも?」
「いや、たーさん。今日は元宵節だった。どこも空いてない。」
「えっ?」
ああ、そうか。今日は旧正月から数えて15日目。
いわゆる松が明ける日で、この日にはみんな揃って外で食事をするのが昔からの習慣なのだ。
こんな日に入ってくるおいらもおいらだが、予約せずに食事に誘いに来るなんて・・・・。
一人だったら、そこいらのやすーい食堂に行けたのになあ・・・。
結局、日本から着いた当日に日本食で再会のお食事でした。はい。
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