たーさんの裏街道を行く!!

世界中の街角から数々の失敗談,ちょっとエッチな話,面白情報をお届けします。(ノンフィクション)

たーさんの裏街道を行く グルメ編 No.259

2010-04-29 | グルメ編  


まあ、およそ食い物といえば何でもあるだろうと思われる、
北京は王府井小吃街。

串ものがお薦めと言いたいところだが、中国を食べつくせないあっしはパス。

このへんはまだ大丈夫ですが・・・・



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たーさんの裏街道を行く グルメ編 No.257

2010-04-22 | グルメ編  

ちょっと一休み。



ピザ

大好きとは言えないまでも、たまには食べたいおいしいピザ。



上の写真を見て「中国のやつだな?」とニヤリとしたあなた。
相当な中国通であります。 目の付けどころが違います。

日本風に言うならば、ポーク・マッシュルームというのに相当しますが、
日本のものはこれ以上は薄く切れないほどのひらひらが乗っているのに
対し、こちらはブロックで並べてあるところが中国を感じさせます。

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たーさんの裏街道を行く 中国編 No.271

2010-04-16 | 中国編


さて翌日
夜寝たのは遅かったけれど、足マッサージと吸玉が思いのほか効いているらしく、ここ1週間では最高の目覚め。天気はいいし、今日も暑くなりそうだ。

シャワーを浴びて背中を見てみると、茶色い丸が6つ、紅色が2つ、普通に赤いのが2つ。
茶色いこいつはこれから1週間はとれそうにない。
チェックアウトをして、荷物を預け、(万一のことを考えて宿が空いているかどうかを確認しておく。)
レストランでトーストとサラダ、卵焼きを食べていると、携帯が・・・。
てっきり、今日会う老板だと思ったが、昨日の劉さん。

「おはようございます。」
「おー、どうしたの?寝てたんじゃなかったの?」
「寝坊しちゃいけないと思って・・・、目が覚めちゃって。今日は平気なの?」
「大丈夫、大丈夫。 終わったらとりあえず電話するよ。」
「それじゃあ、後で。」
「バイバイ。」

携帯を切って、外を見るとロビーから手をふる老板が見える。 相変わらずお元気そうだ。
老板は台湾に工場がある頃からの付き合いなので、今後の段取りもお茶を飲みながらスムースに終わり、ズバリ台湾の牛肉麺だという店で軽い食事を終えると、時間は1時ちょうど。


「今日は泊まっていかないのか?」
「うーん・・・、まだ決めてないけど・・・。」
「もし泊まるんなら晩飯食って遊びに行こう。連絡してくれ。」
「有難うございます。」
「どこまで送ればいい?ホテル?」
「えーっと・・、市政府のそばにマーケットがあるんだって?その近くの○○珈琲に行きたいんだけど。」
「ホテルじゃないの?あっ!ねーちゃんと待ち合わせか?」
「なんで?」
「あそこは結構待ち合わせに使われてるんだよ。」
「さすがに詳しいですねえ。その通りなんだけど。」
「ここには初めてじゃなかったか?」
「夕べちょっとあってね。うまく行くといいけど。」
「ちょっと外で待ってようか?すっぽかされたりしてなあ・・、ハハハ」
「朝、電話があったから大丈夫だと思うよ。」
「そうか。うまくいかなかったら必ず電話しろよ。リベンジしに出かけよう。」
「了解。」

珈琲店に入ると、すぐ右側に座っていた劉さん。
「こんにちは。」
おおーっ!お店の格好や、夕べの私服とはまったく違う格好だ。
ミニスカートはすごい短いし、サンダルもカラフルだし、ちょっとしたアイドル風に仕上がっている。
「こんにちは。早く着いた?」
「座って注文したら、たーさんがベンツから下りてくるのが見えた。」
「ごはんは?」
「まだ。ここで食べてもいい?スパゲッティがおいしいんだ、ここ。」
「いいさ。こっちも牛肉麺を食べてきたところさ。」
暫くは珈琲を飲んだり、食べきれないというスパゲッティを少しもらったりしながら、いろいろと事情聴取。

「ところで、今日は何を買うの?」
「えーっとね、ちょっと言いにくい。」
ああ、下着関係を入手しようとしてたのね。
「すぐ終わっちゃうんなら、ここで待ってようか?」
「私はかまわないけど。」
「じゃ、DVDでも買ってるよ。」
実際にマーケットに行って見ると、なかなか賑わっているし、結構面白いものが中国価格で売っているので、DVD(偽物とはわかっているが・・・)やVCDを10枚ほど購入。

しめて110元。

これで当分は退屈しないで済む。

その他、懲りもせずに現地の皆さんが使っている弁当箱のいいやつとか、ペットボトル入れとかしょうもないものを買い込んでなかなかの大荷物になってしまった。

「お待たせ!」
「やあ、買物は終わった?暑い!何か飲もう。」
「さっきの店に戻る?」
「いや、美容院へ行こう。」
「えっ?」
「洗頭マッサージのできるところで、どこかいいところあるかい?きれいなとこ。」
「あるけど・・・」
「じゃ、そこにしよう。汗でべとべとだ。」
「ずいぶんいろいろ買ったのねえ・・・?」

お嬢さんはというと、紙袋とビニール袋が2つずつ。人のことは言えない量だ。

「ここいら、結構面白いね。値段も安いや。靴は買った?」
「今日は買ってないけど。」
「うし、じゃあ、サンダルか靴、気に入ったのをプレゼントしよう。」
「ホント!やったあ!」

早速、靴屋に向かうが、ずいぶん安い店に入るなあ・・・。



画像はイメージです。

ヒールの高いサンダルに履き替えて、背が釣り合ったところで、美容院へ。

こぎれいな美容院まで歩いて行き、お嬢さんは普通の美容院風に。あっしはといえば、ちょっと奥まった暗いところに仰向けに寝かされ、シャンプー兼頭皮のマッサージと首・肩の按摩を。

約1時間の極楽タイム。 

途中でアイスコーヒーをもらって、のどを潤す。
シャンプーにメントールを混ぜてもらっての念入りな頭皮のマッサージなので、終了することにはスースーしてかえって涼しいくらいだ。彼女と一緒に入ったので、お店のほうで時間を調整してくれたらしく、ドライヤーで頭を乾かすときには、彼女の隣に案内してくれた。

「どうでした?」
「気分爽快!そっちは?」
「髪を洗ってもらうのは、気持ちがいいわよねえ。」
「そろそろ腹も減ってきたし、ここが終わったら、食事にしよう。どこかある?」
「どんなものが食べたい?」
「四川か、貴州か、焼肉でもいいな。」
「泊まってるホテルの近くに韓国料理屋さんがなかった?」
「あったかも知れないけど、わからなかった。場所知ってるかい?」
「わかると思う。」
「じゃ、そこにしようか?」
「うん。たーさんのホテルも近いし。」

「チェックアウト済みだ。「今夜はどこに泊まるの?」
「どうするかねえ・・・?食事してから考えよう。このまま移動する手もあるしね。」
「今日はお店に来ないの?」
「まあ、あとで考えよう。」

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たーさんの裏街道を行く 中国編 No.270

2010-04-10 | 中国編


すっかり足と体が軽くなってくると、歩くのも億劫にはならず、教えてもらった場所を目指してテクテク歩いていくと、確かにあんちゃんが教えてくれたバーが。ちょいと覗いてみると5-6人のグループが2組と、どうひっくり返して見ても、奢ってもらいたいお嬢さんが3人ばかり。

店員よりもこっちのお嬢さんたちが先に気がついて、入るようにしつこく誘うが、その先がなかったとしても、到底このお嬢さんたちと楽しいひと時など過ごせるはずもなく、パス。

バーのある角を折れて少し行くと、確かに日本語で書かれているお店が数軒。
どれもこれも、べたな店名で気乗りはしなかったが、なかでも佇まいがいい1軒に狙いを定めてドアを開ける。
これはいい仕組みだと思ったのは、すぐに店内が見渡せるわけではなく、ちょいと中まで入らないとが見えないようになっている。

ドアを開けたところで、カウンターではわかるようになっているらしく、ママ風なお姉さんが駆け寄ってくる。

「いらっしゃいませ。」 続いて中の女の子数人も「いらっしゃーいませー」の声。
「ちょっと飲みたいんだけども、大丈夫?」
「どうぞどうぞ、お一人?この店は初めて?」
「初めて。ボトルは入れないよ。次来るかどうかわからないからね。」
「大丈夫ですよ。さあ!まず座ってください。こちらでいい?」

店内は4組ほどのご年配ばかり。ということは店の名前の割にはあまり大騒ぎをする店ではないのかも?
先ほどのママ風がやっぱりママで名刺とボトル、おしぼりを持ってくる。

「ウイスキーでよかったのかしら?」
「ああ、いいね。」 珍しくシーバスではなく、バランタインを持ってきた。
「今女の子が来るから待っててね。水割り?」
「お願いします。」 

相手は誰であれ、日本語が体に滲みてくるなあ・・・・。
これがヨーロッパだと、さらに期間が長くなるし、日本語が目に入ってこなくなる寸前になることもしばしば。まだ、1週間だから完璧に理解できるぞ!

ほどなく5人くらいのお嬢さんたちが目の前に。
こんな小さな町にもかかわらず、まあまあのレベルの顔ぶれが並んでいる。
まあ、並んで立っているだけで、指名がなければトランプして遊んでたほうがいいや、的な顔で
いやいや立っている子が多い中で、小柄の日本人的な女の子が一人だけ、ニコニコ笑っているので、その子にお願いする。

「愛ちゃんね。よろしくお願いします。」 

ママはそれからも暫くその場にへたりこんで、根掘り葉掘り聞いていたが、お客さんが一組帰るらしく、会計にカウンターに行ってくると言い残して、席をはずして行った。
石原さとみちゃん似のこの子なら、さっきのマッサージ屋さんのお姉さんにわざわざ電話して戻る必要もなさそうだ。

愛ちゃんこと劉さんは、貴州省は貴陽の出身。
美人といえば、四川・重慶・湖北あたりに多いが、貴州もバカには出来ない。
パッチリした目元に、抜群のスタイル、しかも愛嬌のある子が多い(たまたま、貴州出身ではずれがいなかっただけかも知れない・・・)。
どこで覚えたのか、日本語がやたらうまい。 声も好みの細い声をしている。

「前に働いていた会社が日系の会社だったので、勉強しました。」
「通訳?」
「いいえ、でも品質管理だったので、書類に書いてある日本語が難しくて、通訳のお姉さんと一緒に。」
「なんでまた?そのまま勉強してれば良かったのに。」
「ちゃんと1級をとって、今度働くときには通訳になろうと思って・・・。あ、ママには言わないでくださいね。近いうちにやめるかも知れないから。」
初めて来た店の内情に関わるつもりはないので、言うはずはないと約束しておく。

ハルピンン出身のママも交えて、久々に貴陽の話や、ハルピンの氷祭りや知っているレストランの話で盛り上がる。

結局、近くに麺のおいしい店があるというので、ママと愛ちゃんと3人でご飯を食べにいくことになり、まだ飲みかつ歌いまくっているご年配を残したままで、店をあとにする。
まるで普通の食堂ながら、確かにおいしい。 タンメンは相当なレベルだが、うまみ調味料をどっさり使ってるんだろうと冷やかすと、ムキになって、スープの入っている大鍋を見せてくれた。
いや、これならこのうまさも納得。

「久々に楽しかったわ。こっちに来ることがあったら、また、必ず来てくださいね。あ、それと、この子はホテルへの途中だから送ってってもらってもいいかしら?それじゃあ。」
と、ママは店の近くだという自分のマンションに戻っていった。
仕方がないので、道案内をしてもらいながら、彼女のアパートまで。
「雲南のお茶があるから、飲んでいきます?」
とのお誘いなので、ま、どうせ同居人もいるだろうし、ここいらの一般アパートも見て見たこともあって、一緒にアパートの階段を登っていく。(当然エレベーターはない古い建物だ。)
鍵を3つ開けて中に入ると真っ暗。

「あれっ?一人で住んでるの?」
「今はね。つい2週間前に一緒に住んでた子は田舎に帰っちゃった。」
部屋の中は、思っていたより相当片付いていて、すっきりしている。
「ずいぶん、綺麗にしてあるね?」
「前は工場の寮だったから・・・。知ってますよね。どんな様子か?」
「まあね。こんなに綺麗じゃないことは確かだ。」
実際、仕事柄工場従業員の寮なんども何度か見せてもらったが、それはそれは、汚い!
ちらかっているのではなく・・・、汚い!
ところによっては、洗濯機はあるものの、洗剤を使わないで洗って、生乾きになっていたりすると、匂いが酸っぱい!そんな、情景を思い出してしまった。
「散らかっているのは嫌い。工場を辞めたのはそれもあったの。我慢できない。」
「家も綺麗にしてたの?」
「建物が古いから、綺麗にしようがないわ。」

上海時代にお付き合いしていたお嬢さんも綺麗好きで、アパートはこんな感じでさっぱりしていた。ものが乱雑に置かれておらず、ほこりもかぶっていないだけでも、中国人のイメージからはほど遠い。
部屋の中をキョロキョロしていると、ちゃんと“葉っぱ入り”でない湯のみが出てきた。

「へえ、葉っぱは?」
「日本人は葉っぱが入ってると嫌なんでしょう?」
「慣れてるから平気さ。ま、でもこっちのほうが飲みやすいけど。」
「おいしいですか?」
「うん。これ結構いいやつじゃあないか?」
「やっぱり?」
「お客さんにもらったの。高いぞ、って言ってた。友達はおいしくないって言うけど。」

持ってきた包みを見ると、あっしの知る限りでは高いことに間違いはない。
雲南省のお茶はホットケーキのように固められているもので、(悪く言うと牛の糞を乾燥させたような・・・)たいていは白い紙に包まれて売られている。年数の経っているものほど価格は高いが、何せい硬い。中にはトンカチでないと割れないものもあって、適量を淹れるにはなかなかに難しい。
こいつは土産に持って帰っても、鉄観音茶や、龍井茶、普茸茶などと違って、匂いが駄目という人も多い。あっしはたまたま雲南省出身のやつが持ってきてくれた“乾燥牛糞型”雲南茶をちびりちびり飲んでいたおかげで、抵抗無く飲めるのだが・・・・。

会話をしながらお菓子まで出してもらって、茶も飲んで、すっかりまったりしてしまい、気がつけば2時過ぎ。
いやあ、まいっちゃったなあ・・・・。明日は土曜日だけど、午前中はミーティングがあるし・・・。

お嬢さんもそのつもりかも知れないけど、ここは帰らないとなあ・・・。
けど、そのまま通り過ぎるのも勿体ない話なので、(ママの話によると、「この子はそういうことはしない。」と請合っていたが、まあ、話半分だわ。)

「じゃあ、ごちそうさま。遅いからそろそろ帰るわ。」
「ほんとに?寝てってもいいよ。ベッド一つ空いてるから。」
「お誘いは嬉しいけど、明日はミーティングがあるしね。」
「お休みじゃないの?土曜日なのに?」
「土曜日だから、社長連中とゆっくりお話できるのさ。」
月曜のことを考えると、明日土曜日の午後または夕方には次の目的地(少し都会だし)に移動しておいたほうがあっし的には楽なのだが、マッサージが殊の外効いてしまい、気持ちよく飲めたせいもあったのか、せっかくのチャンスを棒に振るのも勿体ない思考回路になっている。

「で、明日なんだけどさ。午後は時間あるの?仕事の前だけど。」
「明日?午後は洗濯して買物に行こうかなー、なんて。」
何てフツーの会話だ。
「んー、じゃあ、1時半くらいにもっかい会おうか?洗濯だけしといて。」
「いいですよ。どこで?」
「どこに買物に行くの?」
「市政府の近所にマーケットとデパートがあるの。そこが安いから。」
「どこか待ち合わせできる喫茶店とかある?」
「○○珈琲が市場の入口の反対側にあるわ。」
「よし、じゃあそこにしよう。」
「場所・・・、わかるの?」
「明日会うのはここに長く住んでる人間だし、わかんなかったら市政府の建物から歩けばいいよね。」
「お茶ごちそうさま。明日ね。おやすみー」
携帯の電話番号も聞いたし、あとは荷物をどうするかだけども、まあ、ホテルに夜まで預かっておいてもらおう。外に出ると、すっかり遅くなってしまって、表通りまで出るまで、タクシーの影もない。
ホテルに着いたときにはもう3時を回っていた。
とりあえず、4時間ちょっと寝て、シャワー浴びて、チェックアウトしてから食事してれば迎えが来るだろう。

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たーさんの裏街道を行く 中国編 No.269

2010-04-04 | 中国編


今日で中国も1週間目。
別段日本からの急ぎの用事もないし、さはさりながら、毎晩食事やらカラオケやらでメールをチェックする暇もなく、英語と中国語で丸1週間も過ごしてくると、さすがに若干ではあるものの、日本語が恋しい。
夜のお誘いをお断りして食事を終えてホテルに戻り、メールをチェックする。
1週間も貯めこんでいると、あちらこちらからすごい量のメールが届いていて、到底全部をチェックする気になれない。 よくもこんなにメールを貯めこんだもんだ。 自動返信にしてあるので、あと4日は何もしなくてもいいはずだ。
本当に緊急なら、夜中でも電話をかけてくる連中ばかりだから・・・。

懸案がらみのいくつかを探し出して返信したあとは、シャワーを浴びてボーッとテレビを見てみるが、こんなホテルでは日本語放送など期待もできず・・・。

時計をみると、9時をまわってはいたものの、どうもこのまま寝る気にもなれない。
さて、どうしたものか・・・・?

ホテルにも足マッサージはあるけれど、ホテルは高いと相場は決まっているので、もう一度服を着て、外に出る。とりあえずタクシーに乗り、どこかに腕のいいマッサージ屋があるか?と聞いてみると、いい店があるというので、そこまで行ってみることに。

ホテルからは結構なスピードで10分ほどの一角に足マッサージ屋さんが。
愛想の良い中年のおばちゃんが、按摩?全身?と聞いてくるが、足マッサージを頼むのと、吸玉ができるか聞いてみると、できるというので、両方をお願いする。両方で60分80元というのは妥当な線であろう。

「あっ、足のほうは力のある子をお願いね。」
「いいわよー。ちょっとお姉さんでもいい?」
「問題ないよ。真面目な子ね。」
「みんな真面目だから大丈夫!」
ちょっと、お姉さん・・は、おしゃべりばかりで、手抜きをする子が多いので、ちゃーんと言っておかねば・・・。

河南省出身の足按摩担当の“真面目”なお姉さんと、湖北省出身の吸玉担当のお兄さんとで
足を薬湯につけたあとは同時に進行。 いやこりゃあ、時間が節約できていい。
兄ちゃんは気さくな男で、お姉さんたちとも折り合いがいいらしく、話も面白い。
この街の面白いところや、おいしいところをいろいろと知っていて、教えてもらいながらの按摩。
話も面白いし、按摩も効いてきて体が軽くなってくると、元気がでてきた。
吸玉を10ヶもつけられて、案の定、ここのところ血のめぐりが悪いのではと思っていた箇所は、
赤どころか、こげ茶色のような不気味な色になってしまっている。(赤は殆ど異常なし、茶色の度合いが濃くなると、悪い血が影響している。なったことはないが、肝臓とか腎臓が悪い人がこれをやると、真っ黒になることがあるらしい。)

「ねえ、この辺で飲めるところで面白いところない?」
「どんな面白いところですか?」
「んーー、バーとか一人でも行けるようなクラブとか・・・・」
「バーはあるけど、お客さん日本人ですよね?」
「ですよね?じゃなく、日本人だよ。」
「なんか、この店の裏手2本くらいのところに日本人向けのクラブがあるみたいですよ。」
「へっ?こんなとこに?」
「よくわからないですけど・・・、バーもその通りの角にありますから行ってみたらどうでしょう?」
「もし、どこもなかったら、私11時で終わりだから飲みに行きます?」と河南省のお姉さん。
「有難いねえ・・。ま、行ってみて駄目そうだったら、もっかい戻ってくるよ。」
「気をつけてねえ。」

同時進行で時間も節約できたので、まだ10時半にもなっていない。

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