Six Degrees of Separations
華人とのお付き合いや、ユダヤ系とお付き合いすると、とにかくこの言葉を思い出す。
ま、6人辿っていくと、目当ての人に会えるという例のセンテンスなのだが、まず彼らのネットワークは広すぎて、そこそこの人物ならその人自体が巨大なハブになっていると言っても過言ではない。
中国共産党の役人も同じことが言える。
大体この皆さんにお願いしておけば、即、あるいは2-3人またげば大体のところには辿り着いてしまう。
有難いことは有難いが、それなりの方々なので、あとのお付き合いもそれなりに大変ではある。(あっしもそうだが、日本人のサラリーの感覚では到底お相手できず・・・)
てなことをボーッと考えているうちにサウナに到着。
「たーさん、着いたぞ。」
「へいへい。」
「サウナに入ってざっとシャワーを浴びたら、すぐにあかすりとマッサージにしようや。」
「了解。」
ああ、ここは結構老舗のサウナ屋さんだ。
一度か二度、香港在住の皆さんとご一緒したことがある。
ロッカールームで着替えを済ますと、シャワールームへ。
シャワーの水量は充分なので、あっという間に洗い終わり、サウナルームに。
最近ではサウナと言っても、中国のほうが香港よりも広いので、高いこともあって、何かサービスがあるところでないと、行く気がしないけれど、ここは湿式のサウナもあるし、温度の違うバスタブもいくつかあるので、結構いい感じ。(中国の湯船は相当よいところでないと、汚くて入る気がしない。)
「話しをしながらだと、サウナルームもなかなか快適だな。」
「そうだねえ・・。一人だと、すぐに挫けちゃうから。」
「あんまり運動してないから、サウナは貴重だよ。」
「そうそう。ちゃんと汗かいてないと、加齢臭が出ちゃうんじゃないの?」
「そういや、最近うちのLが枕が臭いと言ってたな。」
「危ない、危ない。 耳の裏洗っとかないと。」
「耳の裏?」
「よく言われてる。加齢臭は耳の裏からだって。」
「ほほう。じゃあ、洗頭は効果的ってことかな?」
「だと思う。そういえば、頭洗ってもらったあとなんて、結構すっきりしてるよね。」
「よし。なるべくサウナと洗頭はこまめにやるようにしておこう。」
「兄いもそろそろ意識する年頃になったんだねえ・・・・。」
「なあ、初めて会った頃なんて、まあだバリバリだったけど、最近は痛風も出ちゃってるしなあ。」
「そうだ。台湾で薬手に入ったの?このあいだなんか、足ひきずってたもんね。」
「おお、バッチリだ。200錠入りのを買い込んできた。」
「そんなに入ってるの?」
「ああ、サプリの同じ感覚で売ってたよ。」
「台湾はビール飲む人が多いから、痛風の人も多いのかね?」
「俺も知らなかったが、結構多かったんだな、痛風持ち。工場の周りだけで、5-6人はいた。」
「やっぱりね。」
「食事のときに、ほうれん草を注文しない人は怪しいかもね。」
「なんでだ?」
「痛風には、ほうれん草、生椎茸、魚卵、安い肉が駄目らしいよ。」
「やっぱりか・・・。ほうれん草食べると、来るんだよな。椎茸食べられないのはきつい・・・。」
「サウナのあとは薬飲んどかないと、まずいんじゃない?」
「そうだな。水分取っとかないと。」
年輩の方々と食事をしたりすると、血圧の薬がなんだとか、結石にはこの薬が効くだとか、抗生物質
は断然これが効く。などという会話が多くて、いつのまにか、薬の名前も症状も、結構詳しくなってしまっている。 こうやって、歳をとってくのかなあ。
皆さんは予防も含めて話してくれているので、有難いことであります。
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