春を売るお仕事。
世界のどこに行っても、必ずと言っていいほどある太古からの職業。
日本では風俗と称されているものの、欧州では神の思し召しよろしく、
古い街では教会の裏手がこの職業のテリトリー。
中国では、中国自体も多民族の集合体であり、かつまた欧州列強や、日本、台湾、
華僑の皆さんが持ち込んだ、各国のお遊びスタイルがほぼそのまま残っていて、風俗の業界では
多分世界中で一番バリエーションのある国と言えるだろう。
ちなみに共産国家である中国では当然売春は禁止!なのだが、仲間内では協賛国家だぁ、
と盛り上がっている。
幼児誘拐や人身売買が古い習慣としてまだまだ残っていることもあって、
田舎のほうでは、金銭的・精神的に満たされるのであれば、娘は結婚=正妻ではなく、
妾であっても幸せならそれでいいというメンタリティがある。
中国で風俗産業に従事するお嬢さん達。皆さんの出身地はどこが多いんだろう・・・。
そんな調査はなかったものかと、いろいろ調べていたら・・・、
あった!ありましたよ。これが。
そのごくレアの層を除いて一般的にはあんまり意味のない調査によると、
ダントツの1位は湖南省
次点は湖北省
3番手に江西省、四川省、重慶市などが続く。
このあとに河南省や、東北三省とある。
人数についてはふれてはいないものの、何せい13億の人口をかかえる国。
それなりの人数がいるでしょう。
今は、携帯電話の所有について一定の制限がかけられるようになったけれど、
その前の調査では、プリペイドでの携帯所有者で20-25歳の女性で
サンプリングした結果800万人というデータがあるとチャイナテレコムの
人間が言っていたので、それくらいは最低でもいるということでしょう。
広東省で仕事をしていた人なら大体ピンとくると思いますが・・・、
この数字、そうです!
この構成比は特に広東省の開発区や工場で働く女性たち殆ど同じなのであります。
これは、1ヶ月の収入が1日の収入とほぼ同じという全世界共通のレート
が爆発的なスタート地点ということになるんでしょうね。
あとは個人差と需要と供給のマッチングによって、レートの開きが出てくると
いう摩訶不思議な共通点があります。
そして知りうる限りでは為替の影響を受けない唯一の商売なのでは・・・・
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