『とんねるずのみなさんのおかげでした』
2008年9月11日(木)21:00-21:54 フジテレビ
トークダービー
MC 石橋貴明 高島彩
ベッター 香里奈 能世あんな えれな
本日の出走馬
1 芸能界の隠れたトーク王 東京
木梨憲武 牡46
2 トーク界のスーパーリベロ 埼玉
設楽統 牡36
3 ダーツでテレビを取られた男 神奈川
日村勇紀 牡38
4 トーク界のディープインパクト 広島
有吉弘行 牡34
<正解・不正解は、司会者 石橋のツボ次第>
◆お題 1
「歴史に埋もれた武勇伝」
1 木梨「24時間テレビ」 3倍 ←5000点ベット
2 設楽「ニールセン~ジュース~」 6倍
3 日村「初告白」 7倍
4 有吉「世界の荒鷲」 2倍
◇有吉「世界の荒鷲」
「あのー、高校生のときにですね、プロレスをよく見に行ってたんですけども、坂口征二さんが引退なさるということで、引退興行に行きまして、僕らのチームは坂口征二が大っ嫌いでして、地味で、あいつは駄目だなっていうことで、最後の引退をちょっと、けがしにいこうと、行ったんです。そしたら相変わらず地味な試合をしてるもんですから、野次を飛ばしまして、『飛べない荒鷲はただの老人だ』とかですね(笑)、『お前の老後はもう膝が悪いだけだぞ』とか、ずっと飛ばしてたんですけども。最後に、その坂口征二さんが花束を持って花道をこう歩いて行ったんですね。それで僕らの2階席に向かって花束を投げたんです。そしたら僕に花束が受け渡されまして、僕、『要らねえよ』ということで、坂口に投げ返したんです。そしたらその花束がダーツの矢のように綺麗に飛んじゃいまして、坂口征二さんの目に当たっちゃいまして、坂口征二さんが花道でうずくまるという事態に陥りまして(笑)。これはマズイぞっていうことで逃げようとしたらですね、それを後ろで見ていた星野勘太郎さんに捕まってしまいまして、ボコボコに星野勘太郎さんに殴られて、延々説教を受けたという話なんですけれども」(笑)
高島「正解でーす!」
有吉「ありがとうございます」
石橋「星野勘太郎さんにまた捕まるというのがいいねー」
有吉「そうですねー、当時、星野勘太郎さんは『新日のポリスマン』って呼ばれてましたからね(笑)。ほんとに強い外人が来たら、星野勘太郎が一応確かめるという」(笑)
◇日村→○正解
◇設楽→×不正解
◇木梨→×不正解
◆お題 2
「本当にあった悲しい話」
1 木梨「V6」 6倍
2 設楽「USJ」 9倍
3 日村「警備員」 5倍←3000点ベット
4 有吉「父」 2倍
◇設楽→○正解
◇木梨→×不正解
◇有吉「父」
「あのー、うちの親父がけっこう豪快な人で、変わり者なんですけども、僕が小学生のときにお化けが凄く恐かったんですね。お化けとか呪いみたいなもんが恐くてですね。ある日、お盆だったんで、親父が『墓参りに行こう』と言うんですけども、夜中に『墓参りに行こう』と言うもんですから、『もう恐い恐い』と、『お化けが恐い』と。『お化けなんていねえ』と。『呪いなんてないんだ』ということで、首ねっこつかまれまして、墓場まで連れて行かれまして、何すんのかなと思ったら、親父がですね、供えてあった日本酒とかをまず墓に向かってバーンと(笑)。それでフルーツとかお供え物を墓にボンボン投げるんですよね。それで僕はもう泣きわめいちゃって、『呪いが、呪いが来るぞー、じいさんの呪いが』って言うんですけども、『そんなもんねえんだ』って言って、饅頭とかどんどん投げたんです。それで泣きながら家に帰って、震えながら布団の中に入ったんですよ。そしたらまた朝方、『墓行くぞー』って起こされまして、また。首ねっこつかまれて墓に朝方連れて行かれたら、おじいちゃんの墓が真っ黒なんです。『呪いだー』って叫んだんですけども、親父が『よく見てみろ』。そしたら、おじいちゃんの墓にカブトムシがいっぱいいたんです」(笑)
高島「正解でーす!」
日村「気持ち悪いよ」
設楽「天才じゃない?おもしれえ」
石橋「じゃ、ぜひ有吉くんのご実家のほうに、とんねるずを泊めようで…。広島まで遠征したいと思います」(笑)
有吉「(笑)すいません」
◇日村→×不正解
◆お題 3
「忘れられないあの人話」
1 木梨「六本木ヒルズ」 20倍
2 設楽「おつり」 20倍←5000点全部ベット
3 日村「グアムのストリッパー」 20倍
4 有吉「猪木」 16倍
◇有吉「猪木」
「あのー、うちの後輩がですね、ちょっと営業、イベントの仕事で、アントニオ猪木さんとご一緒しまして、まあ、よくある話で、闘魂ビンタをどんどんどんどんやっていくんですけども、その、うちの後輩が、まあ笑いが欲しかったんでしょうね、猪木の闘魂ビンタをしゃがみ込んでよけたんです。そうすると猪木さん、そのしゃがみ込んだ顔に膝をグイッと(笑)。後輩、鼻血が止まらなくなりました」
(笑)
高島「正解でーす!」
石橋「たぶん、あのくらいのキャリアを積んでいる人は、かわされると、こう、行くという…」
有吉「そうですね、はい」
石橋「ボクサーならワンツーみたいな形で。タッ!ダン!!って行って」
日村「流れがあるんですね」
石橋「(鼻血が)ドボドボでした?」
有吉「ドボドボです。後輩は『鼻を鍛えて来い』って言われて」(笑)
石橋「(笑)鼻は鍛えられないよね」
有吉「はい。無理なんですけどね。凄いです、猪木さんは」
◇木梨→×不正解
◇日村→○正解
◇設楽→×不正解
◆というわけで去年のトークダービーです。
昨年の9月ですから、ちょうど5ヵ月前の放送です。書きたい書きたいと思いながら、なにしろ有吉さんのテレビ出演は凄い量なので、私は「記録」を欠かさないようにするのが精一杯でありまして、心ならずも、手つかずのままの番組続出でございます。それでもやはりトークは残しておきたいと、遅ればせながら、ひとつ紹介しました。お話そのものの面白さはもちろん、その後の他の出演者とのやりとりも見ものです。「トークダービー」は司会の石橋さん、1枠の木梨さん、また前回はおぎやはぎ、今回はバナナマンと、メリハリのある達者なアンサンブルがとても心地よい、良質のトークコーナーだと思います。今回の有吉さんは、高校生の時の話、おなじみ墓参りの話、そして猪木さんの話。最初の狼藉話、次の聞きごたえのある話もよいですし、最後の短い話も軽く笑えて、楽しかったです。
2008年9月11日(木)21:00-21:54 フジテレビ
トークダービー
MC 石橋貴明 高島彩
ベッター 香里奈 能世あんな えれな
本日の出走馬
1 芸能界の隠れたトーク王 東京
木梨憲武 牡46
2 トーク界のスーパーリベロ 埼玉
設楽統 牡36
3 ダーツでテレビを取られた男 神奈川
日村勇紀 牡38
4 トーク界のディープインパクト 広島
有吉弘行 牡34
<正解・不正解は、司会者 石橋のツボ次第>
◆お題 1
「歴史に埋もれた武勇伝」
1 木梨「24時間テレビ」 3倍 ←5000点ベット
2 設楽「ニールセン~ジュース~」 6倍
3 日村「初告白」 7倍
4 有吉「世界の荒鷲」 2倍
◇有吉「世界の荒鷲」
「あのー、高校生のときにですね、プロレスをよく見に行ってたんですけども、坂口征二さんが引退なさるということで、引退興行に行きまして、僕らのチームは坂口征二が大っ嫌いでして、地味で、あいつは駄目だなっていうことで、最後の引退をちょっと、けがしにいこうと、行ったんです。そしたら相変わらず地味な試合をしてるもんですから、野次を飛ばしまして、『飛べない荒鷲はただの老人だ』とかですね(笑)、『お前の老後はもう膝が悪いだけだぞ』とか、ずっと飛ばしてたんですけども。最後に、その坂口征二さんが花束を持って花道をこう歩いて行ったんですね。それで僕らの2階席に向かって花束を投げたんです。そしたら僕に花束が受け渡されまして、僕、『要らねえよ』ということで、坂口に投げ返したんです。そしたらその花束がダーツの矢のように綺麗に飛んじゃいまして、坂口征二さんの目に当たっちゃいまして、坂口征二さんが花道でうずくまるという事態に陥りまして(笑)。これはマズイぞっていうことで逃げようとしたらですね、それを後ろで見ていた星野勘太郎さんに捕まってしまいまして、ボコボコに星野勘太郎さんに殴られて、延々説教を受けたという話なんですけれども」(笑)
高島「正解でーす!」
有吉「ありがとうございます」
石橋「星野勘太郎さんにまた捕まるというのがいいねー」
有吉「そうですねー、当時、星野勘太郎さんは『新日のポリスマン』って呼ばれてましたからね(笑)。ほんとに強い外人が来たら、星野勘太郎が一応確かめるという」(笑)
◇日村→○正解
◇設楽→×不正解
◇木梨→×不正解
◆お題 2
「本当にあった悲しい話」
1 木梨「V6」 6倍
2 設楽「USJ」 9倍
3 日村「警備員」 5倍←3000点ベット
4 有吉「父」 2倍
◇設楽→○正解
◇木梨→×不正解
◇有吉「父」
「あのー、うちの親父がけっこう豪快な人で、変わり者なんですけども、僕が小学生のときにお化けが凄く恐かったんですね。お化けとか呪いみたいなもんが恐くてですね。ある日、お盆だったんで、親父が『墓参りに行こう』と言うんですけども、夜中に『墓参りに行こう』と言うもんですから、『もう恐い恐い』と、『お化けが恐い』と。『お化けなんていねえ』と。『呪いなんてないんだ』ということで、首ねっこつかまれまして、墓場まで連れて行かれまして、何すんのかなと思ったら、親父がですね、供えてあった日本酒とかをまず墓に向かってバーンと(笑)。それでフルーツとかお供え物を墓にボンボン投げるんですよね。それで僕はもう泣きわめいちゃって、『呪いが、呪いが来るぞー、じいさんの呪いが』って言うんですけども、『そんなもんねえんだ』って言って、饅頭とかどんどん投げたんです。それで泣きながら家に帰って、震えながら布団の中に入ったんですよ。そしたらまた朝方、『墓行くぞー』って起こされまして、また。首ねっこつかまれて墓に朝方連れて行かれたら、おじいちゃんの墓が真っ黒なんです。『呪いだー』って叫んだんですけども、親父が『よく見てみろ』。そしたら、おじいちゃんの墓にカブトムシがいっぱいいたんです」(笑)
高島「正解でーす!」
日村「気持ち悪いよ」
設楽「天才じゃない?おもしれえ」
石橋「じゃ、ぜひ有吉くんのご実家のほうに、とんねるずを泊めようで…。広島まで遠征したいと思います」(笑)
有吉「(笑)すいません」
◇日村→×不正解
◆お題 3
「忘れられないあの人話」
1 木梨「六本木ヒルズ」 20倍
2 設楽「おつり」 20倍←5000点全部ベット
3 日村「グアムのストリッパー」 20倍
4 有吉「猪木」 16倍
◇有吉「猪木」
「あのー、うちの後輩がですね、ちょっと営業、イベントの仕事で、アントニオ猪木さんとご一緒しまして、まあ、よくある話で、闘魂ビンタをどんどんどんどんやっていくんですけども、その、うちの後輩が、まあ笑いが欲しかったんでしょうね、猪木の闘魂ビンタをしゃがみ込んでよけたんです。そうすると猪木さん、そのしゃがみ込んだ顔に膝をグイッと(笑)。後輩、鼻血が止まらなくなりました」
(笑)
高島「正解でーす!」
石橋「たぶん、あのくらいのキャリアを積んでいる人は、かわされると、こう、行くという…」
有吉「そうですね、はい」
石橋「ボクサーならワンツーみたいな形で。タッ!ダン!!って行って」
日村「流れがあるんですね」
石橋「(鼻血が)ドボドボでした?」
有吉「ドボドボです。後輩は『鼻を鍛えて来い』って言われて」(笑)
石橋「(笑)鼻は鍛えられないよね」
有吉「はい。無理なんですけどね。凄いです、猪木さんは」
◇木梨→×不正解
◇日村→○正解
◇設楽→×不正解
◆というわけで去年のトークダービーです。
昨年の9月ですから、ちょうど5ヵ月前の放送です。書きたい書きたいと思いながら、なにしろ有吉さんのテレビ出演は凄い量なので、私は「記録」を欠かさないようにするのが精一杯でありまして、心ならずも、手つかずのままの番組続出でございます。それでもやはりトークは残しておきたいと、遅ればせながら、ひとつ紹介しました。お話そのものの面白さはもちろん、その後の他の出演者とのやりとりも見ものです。「トークダービー」は司会の石橋さん、1枠の木梨さん、また前回はおぎやはぎ、今回はバナナマンと、メリハリのある達者なアンサンブルがとても心地よい、良質のトークコーナーだと思います。今回の有吉さんは、高校生の時の話、おなじみ墓参りの話、そして猪木さんの話。最初の狼藉話、次の聞きごたえのある話もよいですし、最後の短い話も軽く笑えて、楽しかったです。
懐かしい内容だったので不思議だったのですが、そういう理由だったんですか(゜o゜)
有り難いかぎりですm(_ _)m
トークダービーは、当たりハズレ無く毎回面白いので、私も好きです。
ウケてもウケなくても、石橋さんの判定で楽しめます。
出演が多い方の中では、特にバナナマン設楽さんの優しい語り口が好きです( ̄▽ ̄)
読んでいただいてありがとうございます。
去年の放送なのでどうかなと思ったのですが、
有吉さんの話は何度聞いても楽しいし、
ずっと古びない確固とした面白さがあって、
残しておきたいと思いまして。
設楽さんは、この回では有吉さんのことを何度か「天才」と言っていて、
それが嫌味な感じでなくて良いです。
「むちゃぶり」の司令の声や
「神さまぁ~ず」の「インスタント女王様」も、良いです。