フェアリーフライ

毎日テレビを見て、ときどき感想を書いています。

第12回IPPONグランプリ

2014年11月11日 | テレビ
芸人 大喜利王 決定戦
第12回 IPPONグランプリ
11月8日(土)21:00-23:10 フジテレビ

『IPPONグランプリ』とは、
「お台場笑おう会」という団体が、
大喜利大好きな芸人を招待し、
大喜利を楽しむパーティーである。

フジテレビ『IPPONグランプリ』オフィシャルサイト
http://www.fujitv.co.jp/ippon/index.html

大会チェアマン
松本人志

出場者
バカリズム
小木博明(おぎやはぎ)
堀内健(ネプチューン)
大久保佳代子(オアシズ)
有吉弘行
千原ジュニア(千原兄弟)
飯尾和樹(ずん)
こいで(シャンプーハット)
ちゅうえい(流れ星)
伊藤修子(IPPONスカウト優勝者)

観覧ゲスト
浅見れいな
IKKO
おのののか
田山涼成
DJ KOO
古田新太
松井玲奈
美保純

フロア進行
伊藤利尋(フジテレビアナウンサー)


◇Aブロック◇

出場者
小木 ちゅうえい 堀内 大久保 バカリズム

お題
第1問 日テレはどうですか?
第2問 あだ名が「ダイナミック」な医者、その理由とは?
第3問 写真で一言ルーレット
第4問 だっふんだを使って文章をつくってください

IPPON獲得数
小木 6本
ちゅうえい 1本
堀内 7本
大久保 5本
バカリズム 8本

Aブロック代表はバカリズムに決定


◇Bブロック◇

出場者
伊藤 飯尾 こいで 有吉 ジュニア

伊藤アナ「ここからはBブロック、5人の戦いが始まります。決勝に進むのは果たして誰になるのか。さあ有吉さん」
有吉「はい」
伊藤アナ「この5人の戦いですけども、どうですか?有吉さん、最大のライバルになりそうだなというのは」
有吉「いや、もう誰がライバルとかじゃなくて、全員ホントに血祭りにあげたいと思います」

お題(10ポイントでIPPON)

第1問 叫ぶと必殺技っぽく聞こえる言葉を教えてください

有吉の回答
「カニ工船」→8ポイント
「ひぐちカッター」→IPPON

第1問のIPPON獲得数
伊藤1 飯尾2 こいで0 有吉1 ジュニア2

第2問 写真で一言ルーレット

有吉の回答
「エグザイル!」→IPPON
「うーん、こうしてみたよー」→8ポイント
「なーんで黄色着て来ないかなー」→7ポイント

ここまでのIPPON獲得数
伊藤1 飯尾2 こいで1 有吉2 ジュニア4

第3問 オナラをした後に言うと女にモテる一言とは?

有吉の回答
「俺の親は すごい金持ちだぜ」→IPPON
「福山雅治です」→IPPON
「今のは毒ガスだから」→0

ここまでのIPPON獲得数
伊藤1 飯尾3 こいで3 有吉4 ジュニア4

第4問 ここまでやる!?テレビ局の“経費削減”どんなの?

有吉の回答
「熱湯風呂のお湯は 使用後せんたくに使う」→IPPON
「軽部はクビ」→IPPON

松本「コイツ悪いわー!」

伊藤アナ「お見事IPPON!」

松本「得意な分野や。得意な引き出しあけよったコイツ」

伊藤アナ「なんかわかんないですけど、IPPON!」

ここまでのIPPON獲得数
伊藤2 飯尾3 こいで4 有吉6 ジュニア6

同点決勝サドンデス(有吉vsジュニア)

サドンデスの問題 口臭のきつい彼を気付かせる方法は?

有吉の回答
「言う」→9ポイント
「それでもやっぱり言うしかない!」→IPPON

Bブロック代表は有吉に決定

観覧ゲストインタビュー

松井「有吉さんは、ランプがついたときに必ずちゃんとIPPONとれる面白いことを言うので、その爆発力がすごいなと思って」
有吉「SKEなんて興味がなかったですけど、ちょっとだけ…」


◇決勝◇

N「4年前、二人は一度だけ決勝であいまみえる。ここまでIPPONグランプリを引っ張ってきた有吉とバカリズム。2014年のラストを飾る大喜利日本一は、どっちだ!?」

Aブロック代表
バカリズム IPPON獲得率42%(8本/19回答)

Bブロック代表
有吉弘行 IPPON獲得率58%(7本/12回答)

バカリズム「ここで一発ちょっと屈辱的な倒し方をして、もう一回なんか盛り上げられたらなあって思います」

有吉「こんなチャンスはもうめったにないことなので、ホントに全力で叩きつぶして、もうドラマも終わらせてやります」

お題(16点満点でIPPON。3本先取で優勝)

第1問 「え、そんなことで!?」バツ35の村井さんの離婚の理由とは?

有吉の回答
「嫁が三又で笑いやがった」→15ポイント

松本「やるなあ。あー、でもこれホンマにイヤかもしれない。ホンマのヤツやな」

有吉の回答
「アメリカのことを米(ベイ)と言う」→15ポイント
「スーパーでマツタケをさーっと触ってた」→IPPON

第2問 すんごいエロい名前を教えてください

有吉の回答
「なめ林(ばやし)ペロシ」→15ポイント
「火野正平」→13ポイント
「クラミジローラモ」→12ポイント
「アーナルデ シメツケネッガー」→IPPON

第3問 このかるたの読み札を教えてください

有吉の回答
「唄うショートカットガール」→8ポイント

第4問 あなたがなぜ鼻くそを食べるのか教えてください

有吉の回答
「手軽だしカロリーが低い」→13ポイント
「味が好き」→14ポイント

有吉「ボクもホントに食べるほうなんで、自分の気持ちを言ったんですけども、なかなかやっぱりわかってもらえなくて」
バカリズム「ボクは食べないほうです」

第5問 豪快な台詞を言ってください

有吉の回答
「丼(どんぶり)10杯!! 汁8杯!!」→14ポイント
「清原の人生」→15ポイント
「マグロ解体 全部捨て!」→IPPON

バカリズム2本 有吉3本

第12回IPPONグランプリ優勝 有吉弘行

優勝トロフィー授与

松本「おめでとうございます」
有吉「ありがとうございます」
松本「すごかった。なんか今日、有吉は特によかった」
有吉「あー、嬉しいです。ありがとうございます」
松本「最後の豪快なところ、オレは勝手にあの、アーナルデシメツケネッガーって言えっていう。もう一回言えって」
有吉「もう一回…(笑)」
松本「でも、ま、ちゃんと勝ちましたね。素晴らしかったですね」

伊藤アナ「バカリズムさん、いかがでしたか?」
バカリズム「はい、いやもう文句なしで面白かったんで。はい。そうですね、また、こっから二人で盛り上げていきたいです」



◆というわけで

第12回IPPONグランプリでした。11月8日放送で、その3日後に記事が完成しまして、最近の私としては早いなあと思っています。ええ、なにぶん趣味でやっていることなので。

読めばおわかりのとおり「有吉弘行バージョン」です。有吉さんの回答のみです。本当は参加者全員の回答を書きたいところなんですが、以前の回で全回答文字化を試みたところ、起こしの下書きの3分の1ぐらいでザセツしました。よって、すべて網羅という野望は捨てて、有吉さんのみという有吉ファンの立場を堅持したスタイルとなりました。

「すんごいエロい名前」というお題を聞いたとき、あ、これ有吉さん得意で有利かもしれないと喜び、いや、かえっていろいろありすぎて難しいのかも、などとテレビの前でドキドキしました。そこで、まさかの「アーナルデシメツケネッガー」。ええ!それ来るう?じゃ次は「クワエテーンタランチンコ」かと思わざるをえませんでした。なつかしい。これは下ネタダジャレのスタンダードと言うべき名作なのであります。

『内村プロデュース』という番組では、有吉さんは「ネコ男爵」として記憶に残る存在なのです。でも私は、ネコ男爵の話題が出るたびに、そりゃネコはカワイかったけど、内Pではそれ以上の活躍を見せた分野があったのになあと思うのです。だって、ネコ男爵が面白いのは、そのメイクによるところが大きく、ぶっちゃけ誰がやってもよかったんじゃね、という一抹の疑念がよぎるわけです。たまたま当時因縁のふかわさんちに現れて悪さをするという設定が受けたばっかりに、シリーズ化されたものの、誰かんちのお風呂場で泡まみれになっていることがほとんどで、たとえばネコ男爵一家になって子ネコも連れてくるとか、ネコ男爵物語としてその歴史が語られるといった主役待遇にのぼりつめるまでには至らず、あくまでワンポイントの役割り。あ、ニャーポイントか。本物のネコさながらハダカを貫き、本能の赴くままイタズラ好きのネコとして出番をまっとうするのでありました。出落ちね。役割りをとことん堅守する有吉さん。その求められる範囲内で最大限の努力を惜しまない姿勢を見続けることができた幸運に、うちふるえる日々なのであります。

アーナルデは、内Pの宴会の席でダジャレを言う企画の時に飛び出したもので、クワエテーンと対をなしておりました。大喜利の回答は数多くあって、時間の都合でオンエア上カットになっていたものもあったようです。が、このアーナルデ・クワエテーンのときは、さまぁ~ずのお二人が負けじとすぐさま、外国人の名前の下ネタダジャレを畳みかけてくれて、大いに盛り上がっていたのでした。

なお、アーナルデの初出は『KEN-JIN』という広島ローカルのテレビ番組です。KEN-JIN、内P、IPPONと、長く楽しみは続くのでありました。

クラミジローラモもじわじわツボです。


最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ドキドキしました (あずきっく)
2014-11-11 16:41:56
IPPONはリアルタイムでは視聴出来なかったのですが、録画でも興奮しました(結果を知っているのに)。

”役割を堅守し求められる範囲内で最大限の努力を惜しまない姿勢”…まさに感動です。

アーナルデやクワエテーン本当名作です、あだ名でも色あせない名作をたくさんもってますよね凄いです。
クラミはじわじわきますねぇ、私がテーブルをバンバン叩いて喜んだのが火野正平でした年齢を感じます…(笑)
落花生さんの記事を読ませていただいて又興奮してきましたありがとうございました。

返信する
ドキドキが止まらない (落花生)
2014-11-12 10:50:25
>あずきっくさん
コメントありがとうございます。

本当に面白かったですね。有吉さんは前々回初優勝して、前回は出演しなかったので、もう出ないのかなあと寂しかったのですが、今回は出演して、もうそれだけで嬉しかったです。決勝も、バカリズムvs有吉という好ましい形で見ることができて大満足です。

有吉さんは、火野正平や清原やジローラモといった人名のチョイスが絶妙です。知名度があって、意表をついて、新鮮に感じられます。わずかながらでも納得できる要素が含まれていて、思わず笑ってしまいます。短いフレーズで響きがよく、快感をもたらしてくれます。

返信する
Unknown (あずきっく)
2014-11-12 12:31:25
決勝のバカリズムvs有吉は嬉しかったです。
有吉さん出場時のIPPONは早押しでの解答権の事など気持ちが入り過ぎて疲れちゃうんですけど、今回は決勝に上がった時点で何かわくわくしました。

本当に意表を付いた答えで、笑いの大きさやIPPONが決まるのも速くて余裕を感じました。軽部も良かったですよね。

興奮しちゃって何回もしつこくすみません。


返信する
何度でも (落花生)
2014-11-12 18:08:49
面白いものを見ると興奮して、いろいろ語りたくなりますね。特に対戦ものは、応援している人が出ていると見ているだけで緊張しますが、いい結果が出ると喜びも大きいです。そしてまた、次回に期待します。
返信する

コメントを投稿