週刊落花生 15

◇美しすぎる

2月9日（火）『崖っぷち』

すっかりグルメ番組となりまして、深夜に見ると食欲そそられます。すっごく美味しそう。もう「王様のお夜食」とか「コラボでグルメを作ると決めた番組」とか「崖の上のぷちょレシピ」とかって番組名にしたほうがいいんじゃないのかって思います。

で、新コーナー「駄菓子で作る究極レシピ」が始まりました。「美人すぎる市議」が話題になってから、「……すぎる○○」って言い方が定着したようでありまして。みんな「…すぎる」って言いすぎる！　はい、「美しすぎる管理栄養士」登場です。

スタジオにはこの栄養士の先生の等身大パネルが置かれて、VTRの先生はホワっと白く紗がかかって美しさを演出。寝っ転がってお気楽に見るのに最適。有吉さんも寝っ転がってパネルの先生のスカートをのぞいておりました。美味しさの判定は、ホラ貝を吹いてその秒数で表わされます。ホラ吹き有吉様です。


◇1000回記念

2月12日（金）『ミュージックステーションSP』

「初登場1000組全部見せます！」ということで、あいうえお順にアーティストのVTRを一挙公開。当然「さ」を待ちます。ちょうど家族で夕ごはん食べながら、無責任な感想を勝手にほざきながら見ていると、ほんの数秒ですが、流れました、『白い雲のように』を歌う猿岩石。「わあっ！有吉くん顔まんまるう～」と喜ぶ私。夫が「森脇がいない…」。そうです。森脇さんは映りませんでした。んっ？　あらまっ！

なんでしょう、この扱い。いつのころからか霞む現象が起き、ついに透明人間になってしまった森脇さん。こわいよお。ヒッチハイクを知らない若い子たちは、猿岩石って有吉さん一人のキャラクター名だと認識するようになるんじゃなかろうか。由々しき事態です。

あとで息子が「ポルノグラフティだって二人しか映らなかったよ」と言っていたけど、メインボーカルは映っているわけで。歌のうまいほうを消すこたなかろうに。


◇ハチ獲ったどー

2月14日（日）『黄金伝説特別編 有吉のハチ生活』

「獲ったハチだけで0円生活」です。去年の11月12日に20分間ほど放送されて以来、実に3ヵ月。私、正直あきらめていました。だって、スズメバチの「旬」は9月から11月ぐらいのはずですから。ハチの被害や脅威をうったえる季節を過ぎてしまったら、テレビ的に間の抜けた印象は否めないというもので。あれだけしっかり予告編を流したのに翌週未放送。謎です。

でも、こうして日の目をみたのは、めでたい限りです。今回放送分を見ると、11/12の放送はダイジェスト版だということがわかりました。ハチ獲りの部分だけ。今回はハチ料理や、助っ人のノッチさんも登場して、約85分間たっぷりハチ生活を堪能できました。よかったよかった。とにかく面白かったので良し！　

有吉さんを指導して一緒にハチを追うハチ獲り名人が何人か登場します。最初のハチ獲り名人たちが「有吉！有吉！」と興奮しながら有吉さんを急き立てる様子が可笑しくて。次の名人が「…有吉」と取ってつけたように呼びかけるのも、ご愛嬌。

「毒をもって毒を制す」というわけで、毒蜂vs毒舌という発想。まったく安易といえば安易ですが、ハチ獲りの大変なところ、初めて見る光景で、興味深く拝見できました。お料理も、素揚げや佃煮は定番だったので、串に刺してネギマみたいにしたのが面白かったです。


◇オリンピック

2月19日（金）『バンクーバー冬季オリンピック』

13日から始まりましたオリンピック。見ますねえ。まるっきり知識がなくて、ぼんやりした感想しか書けません。メダル獲れなくてもベストを尽くせばいいじゃないかとか。雪は白くて綺麗だけど寒いよねえとか。開会式には矢島美容室みたいな人が歌ってたねえとか。リリー・フランキー氏がいた、と思ったら国母選手だったとか。

そしてこの日、男子フィギュアスケート。高橋大輔選手、銅メダルおめでとう！　織田信成選手、靴ひも切れちゃったけど最後まで演じきってよかったです。小塚崇彦選手も入賞を果たしてよかったです。フェリーニやチャップリン、映画音楽を使うのってよいですね。楽しくてドラマチックで流麗で、泣けました。

熊

どうも頭痛と寒気と鼻水と目ショボショボで風邪か花粉症か判らない落花生です。ツイットサーフィンみたいなので時間がつぶれております。

この期に及んでツイッターというのがよく解らず、チャットみたいなやりとりが魅力なんだろかと思いつつ、私チャットは苦手なもので（1行のコメント書くのに3日は必要）、読んでるだけです。面白いです、ツイッター。いろいろ辿ってると政治家さんに行きつきます。

『電波少年2010』は、「Tプロデューサーチーム」対「有吉チーム」なわけで、有吉ファンとしては当然「チーム有吉」を応援しております。がんばれ！ぐりんぴーす。もちろんライフラインもがんばれ！（お笑い博愛主義）

だから『小熊のベア部屋』だって両チーム出演すればいいのに、と思います。「対決」だから勝者と敗者がハッキリしなきゃいけないんだろうが、視聴者としてはどちらも見たい。ねえ。パソコンの動画もいいけど、テレビのほうが見るの疲れないからねえ（ババアの主張）。見た目で判断すると、ライフラインさんのほうが華があるけど、電波少年の伝統（！）から言ったら、無謀な少年たちのほうに肩入れするってもんでしょ。あのころの僕たちは全力で少年だった♪

私、初めて『猿岩石日記』を読んだとき、少年マンガを読んでるような、気軽な面白さがあって、くっだらなくて笑い転げた記憶があります。ぐりんぴーすさんのツイットやブログは、その傾向にありまして。滝を撮れ！猪を追え！熊と戦え！・・山でコント。コンコン。化かしてくれ。

大阪で広瀬香美さんのコンサート会場行きを競った時は、なぜか勝間和代さんが出てきて面白かったです。その前のドッキリお母さん支援もほのぼのでしたし。私も支援したい気持ちはありますが、千葉をあっという間に過ぎて行きましたねえ。

ボスのベストルミオンショット対決は、どうなることかと思ったら、笑いました。有吉さん、後輩をハダカにするの得意ですね。ずっと前にダリハニの吉川さんを無理矢理ハダカにした実績があります。「カミナルミモン」ナイスです。

やはり年の功っていうのか、土屋さんがだんだん「いい人」に見えてきます。なんだ、普通に良識ある大人じゃございませんか。「出たがり金髪野郎」ですか、「ブタ」って入ってませんでしたっけ？

ツイッターって文末に「なう」って付けるんですね。すいません、初心者で。慣れれば便利なんでしょうが、うん、ふざけてるみたいな感じがして、銀座NOWとかさ、NOWならともかく「なう」って平仮名じゃ、プリンプリンの「うな加藤」さんを連想しちゃいます。なうなう。なうまんぞう。「手裏剣トリオ」よりこっちを支持しました。ユースケサン司会。

公式サイトの『有吉弘行のルミオン徹底ガイド』を見ていると、ルミオンユーザーになりたくなります。（わたくし無免許）

週刊落花生 14

◇今年が大事芸人

1月7日（木）『アメトーーーーーークゴールデン3時間SP』

3時間スペシャル、テーマが三つありまして、一つめが「今年が大事芸人2010」です。「今年が大事」の後に「2010」とついているので、たしか過去にも「今年が大事芸人」があったはずだとブログをさかのぼると、ありました。2009年3月5日。年初めじゃなかったんですね。このときの出演者は

　ジャリズム　狩野英孝　有吉弘行
　TKO　サンドウィッチマン

で、今回はお正月ゴールデンということで、人数多いです。

　ブラックマヨネーズ　オードリー　フルーツポンチ
　有吉弘行　庄司智春　NON STYLE　東京03

今回の出演者の中で、すっかり周囲からウザったいキャラ扱いされているのがNON STYLE。それが全然、可哀そうに見えない逞しいコンビです。有吉さんとNON STYLEの共演を初めてテレビで見たのは、たしか『ラジかるっ』だったっけと調べると、NON STYLEがM-1王者になる前の2008年2月15日でした。夕刊コーナーを担当しているNON STYLEに、「哀川翔」に扮した有吉さんが加わって、「哀川STYLE」というトリオを結成。真ん中で恐縮する有吉翔さん。低姿勢なのに、NON STYLEから「若手つぶし」と責められていました。このころとNON STYLEは変わってませんなあ。


◇牛乳

1月14日（木）『太陽様を囲む会 vol.9』

「ゴーヤ様」を含めると10回目となる竜兵会トークライブです。会場の新宿「ロフトプラスワン」は居酒屋さんですから、お客も出演者も、みなさん、お酒を飲みながら和気あいあい。以前は「この店で2番目に強いお酒」を注文していた有吉さんは、今回はなんと「ミルク」を所望。後半はハイボールを注文していましたが。前日は広島で『じゃんスタ』の生放送。スタッフは『KEN-JIN』メンバーですから、放送後ご一緒に飲んだのでしょうか。


◇すきだらけ

1月18日（月）『おねだり！！マスカット』

『おねマス』DVD第3弾発売ということで、カネにキタナイ「アイツ」が乱入。いやあ、いいですねえ集団コント。明歩嬢とのスカットテレフォンからスタジオ乱入の有吉さん。ブツブツ言いながらも傍観するだけで決して手は出さない、おぎやはぎのお二人。結構やられちゃう女の子たち。箱を積み直すスタッフ。DVD収益の取り分を要求するヒトデナシ。くっだらなくてド深夜に爆笑です。こういうDVDの宣伝、ナイスです。1/21の『アメトーーク』のDVD発売記念の放送よりもインパクトありました。


◇新ギャグ

1月21日（木）『ナインティナインのオールナイトニッポン』

著書『人生他力本願』を宣伝すべく上島竜兵さん登場。この週は、『ラジオビバリー昼ズ』にもゲスト出演。「これから期待の芸人さんは？」という高田先生の質問に、安田さんとインジョンさんの名前を挙げておられた上島さんでした。

で、テンション低めのナイナイさん相手に、新ギャグを披露。ラジオにもかかわらず、「スプラッシュ！」や「スリーディー！」をしっかり、動きつきでキメておられました。


◇新番組

1月23日（土）『100日劇場』

MC有吉さんです。こりゃ電波少年というか雷波少年というかトロイの木馬というか、グーモの安安旅というかイツザイというか。で、果たしてエンドロールで「企画・監修 〆谷浩斗」の文字が。うん。そうだよねえ。マツムラ～。

猿まわしに挑戦のムーディ勝山さん、メジャーデビューを目指す二組のインディーズミュージシャンの二本立て。真面目です。真剣勝負です。おふざけ、ありません。


◇ウソゆかりツアー

1月23日（土）『アリケン』

去年の年末にちょこっと予告編で放送されていて気になっていました、「安田さんのお墓参り」。あ～ら～。合掌。やっと放送されました。面白かったですねえ。ノッチさんが終始、沈痛な面持ちで遺影を胸にお墓へ。有田さん、ホリケンさん、ダイヤモンドユカイさん、土田さんたちの後ろから、当の安田さんが付いてくるも、誰も気付かぬ素振りで。

「安田和博之墓」と刻まれた墓石を「やすだわひろゆき」と読んで、「ひろゆき、ひろゆき」と悲しく、お墓に呼びかける土田さんたち。「かずひろだよ」と訂正する安田さん。テレビの前で爆笑しました。青春コントも披露されて、「デンジャラス」スペシャルでございました。


◇新体操

2月2日（火）『ホリさまぁ～ず』

「女子新体操！1点取れたら帰れるワン」の第2回め。第1回めは昨年の12月8日に放送されまして、面白かったんですが、すごく話題になったという認識はなく。まあ、有吉さんなら何をやっても面白いわ！というファンの身びいきなのかしらとワタクシ、若干、遠慮がちな感想を抱いていたのです。が、なんと今年1月3日付けの、あの天下の読売新聞の「放送塔」という投書欄で絶賛されておりまして、めでたく2回め実現の運びに。

見よう見まねというか、新体操ズブの素人の記憶の中の演技を展開するわけで、それらしくあるも、何が高得点なのかといった基本が全くわからず強引にまとめあげる可笑しさ。そんなマネゴトを、真剣に採点する名門、東京女子体育大学新体操部の皆様方。今回も抱腹絶倒。1点取るどころか、何がミスなのか、わからないミス連発でマイナスがふえていくアリ地獄のようなロープとフープの演技。フィニッシュをキメようにも、音楽の終わりもわからずに何度もフィニッシュを重ねたりで、「運命」があんなに笑える音楽だとは！　来週は後編です。奇跡は起きるのか？いつになったら帰れるのか？


◇Twitter

2月5日（金）『電波少年2010』

修理を終えて戻ってきたパソコンにへばりついて、ツイッターを見ていると、「朝青龍引退表明」のニュースが！　有吉さんがツイッターで、「つぶやく」というより、叫んでいました。衝撃！　テレビで『ミヤネ屋』流しっぱなしにしてパソってたけど、テレビのニュースより速い有吉さんのツイッター。大興奮です。凄いなあ。ぐりんぴーすさん撮影の、両国の画像も速攻、送られてきました。取材陣騒然、国技館前。うーーむ。それにしても仕方ないけど、もったいないねえ横綱の引退。