フェアリーフライ

毎日テレビを見て、ときどき感想を書いています。

ムダ・ベストテン

2009年11月28日 | テレビ
『とんねるずのみなさんのおかげでした』
11月26日(木)21:00-21:54 フジテレビ

出演
とんねるず(石橋貴明・木梨憲武) 牧原俊幸
定岡正二 有吉弘行 高山善廣 鈴木みのる
東京03(豊本明長・飯塚悟志・角田晃広)
アンタッチャブル(山崎弘也・柴田英嗣)
ベッキー Wエンジン(チャンカワイ・えとう窓口)
オードリー(春日俊彰・若林正恭)


◇ムダ・ベストテンは

面白いですね~! 有吉さんは過去、2度出演していて、「顎の力」と「鈍感舌」。口で車を引っ張るのと、熱々の小龍包を食べるヤツ。3度目の今回は、その二つを踏まえた展開でした。

つまり、アゴだけじゃなくて「首も強い」。頭で、上から落ちてくるいろいろな物を受けるわけです。その中の一つが、あとであんな形で活躍するとは! そして熱々の小龍包の早食いは「小龍包芸」と呼びたいです。以下、感想を交えつつ内容紹介です。まず番組冒頭の、ハイライトシーンのところから。


◇オープニング

N「ムダ・ベストテン史上最悪の事件が発生!」

有吉「そんな芸、芸人だったら、誰も使わないぞバカヤロウ」

ベッキー「いやあもう、ひどかったですね。ほんとに泣きそうになりましたし、あまりお仕事したくない人かもしれないです」

有吉「小龍包持って来い!小龍包」

N「なぜ彼は暴挙に出たのか!?」

若林「芸能史上に残る、暴走なんじゃないですかね(笑)」
春日「だからあれは、どこがオンエアされるんだ?」

有吉「さますんじゃねーよオイ」

N「共演者をここまでイカらせ、現場を混乱に陥れた張本人は」

有吉「俺は、プロはプロの仕事しただけだろ? あいつらがアマチュアでぬるいことやってるんだろ? それをなんで俺が言わなきゃいけないの?いろいろ。俺はプロだからやってんだよバカ。素人がガタガタ言ってんじゃねえ、オマエ」

N「一体、ムダ・ベストテンの何が起こったのか!? 有吉弘行の大暴走で衝撃が走る!」


◇ムダ・ベストテン 10位から7位

司会
とんねるず(久米貴明・憲柳憲子)
牧原俊幸(フジテレビアナウンサー)

10位 「頭突き」 三原じゅん子 1067
9位 「釘アクセサリー」 ルー大柴 1856
8位 「ソーセージ早ムキ」 友近 2152
(以上の3つはボードの表示のみです)

 ムダベストテンとは
 有名人のみなさんの本業とは全く関係無い
 ムダな芸をランキング形式で紹介する番組

7位 「色々ソムリエ」 定岡正二 3464
(「利き水」と「利き女」)


◇ムダ・ベストテン 第6位

「首も強い」 有吉弘行 4792

 頭上高く放り投げたモノを頭で受ける(学生時代に開発)

 挑戦するモノ
  ○ 雑誌 学生カバン 一斗缶 金ダライ  
  × 美術用おもり(14kg)

N「これまでにない消化不良で終了した有吉が、このあと番組をよからぬ方向に招く!」
(と、後半の大乱闘を予感させるナレーションです。この不吉な感じにワクワクしました)


◇ムダ・ベストテン 第5位

「熱々おでん」 高山善廣 鈴木みのる 6893

(鈴木と有吉、ビンタの応酬)
有吉「どこで髪切ってるんだ」
鈴木「横浜だよ」
有吉「病気の犬みたいだな」
(で、スリーパーホールドへ。ワザをかけられても「全然平気です」と有吉さん)

(熱々おでんに挑戦するも、鈴木さんは厚揚げもモチ巾着も熱くてダメで、高山さんがダイコンを一口食べるのみ)

有吉「くだらないです。茶番です。バカらしい。小龍包持って来い!」

 熱々界のKING OF KINGS 小龍包

(鈴木さん、「楽勝だよ」と言うも、ダイコンを取ってもすぐに食べずにいると、有吉さんは「さますんじゃねーよ」と一喝。どうも熱いのは得意じゃなさそうな鈴木さんです。たくましい体躯のレスラーがおでんで手こずる様子が可笑しい)


◇ムダ・ベストテン 第4位

「超出べそ&プロレスの知識」 東京03 7056

(東京03と同じ事務所の先輩のアンタッチャブルの二人も登場。とんねるずとは初対面で、山崎さんに紹介され、いきなり東京03の胸倉をつかむ石橋さん。周りが止めに入り、その後、うつむいて身震いする東京03の3人。いやあ、よほど恐かったんですねえ~。大笑いです。あのあまりに有名になってしまった事件のパロディ)


◇ムダ・ベストテン 第3位

「ファイヤーホールド」 ベッキー 8546

木梨「あら、ベッキー」
ベッキー「あら、こんばんは」
木梨「来てくれたの?」
ベッキー「来ちゃいました。ずっと出たかったんです」
有吉「しょうもないな。ノコノコ出て来やがってオマエ。なんの芸だ?なんの芸ができるんだ?見せてみろバカヤロウ」(笑)
木梨「誰にでも突っかかってくるんですよ」
ベッキー「ほんと腹立つんですよ、いっつも」
石橋「有吉、ベッキーのあだ名は何?」
有吉「よく見りゃブスです」(笑)
ベッキー「ちょっとー!違うじゃん!前に言ったのと違うでしょ!違う、ちゃんと『元気の押し売り』って付けられたんです!」
木梨「元気の押し売りね」
ベッキー「言うなら、そっちにしてくださいよ」
石橋「『よく見りゃブス』ってひどいじゃないかよー」
ベッキー「ほんと、ひどいの」
有吉「よく見てください」
石橋「(ベッキーを振り向かせて)あ、ほんと、ブスだ」
ベッキー「ちょっと!もうやだー!」

木梨「戻ろう」
石橋「ファイヤーホールド」
ベッキー「ファイヤーホールドって知らないですか?」
木梨「知らなーい」
ベッキー「簡単に言うと、トイレットペーパーの三角折りのことなんです。ちなみに、なんでファイヤーホールドって言うか知ってます?」
石橋「全然わからない」
ベッキー「あれって要は元々消防士さんのものなんです。用を足してる間に出動って言われて、すぐ行けるように、すぐ拭けるように、ああいうふうに」
山崎「重なってると取りづらいから」
ベッキー「そうそうそうそう。取りやすいようにって消防士さんが作ったものなんですけど」
有吉「知ってる知ってる、みんな知ってるわバーカ!ここにいるヤツら」
山崎「知らないよ。なんでベッキーにあたりが強いのよ」
有吉「(笑)」

(と、ベッキーと定岡と山崎の3人でファイヤーホールド競争。見事勝利して喜ぶベッキーに)

有吉「オマエそんなんでよくノコノコ出てきたな、好感度武器にしやがってコノヤロウ。そんな芸、芸人だったら誰も使われないぞバカヤロウ。食えんのかオマエ、小龍包!」

(出ました小龍包!「食べれるよ!」と応じたベッキーに代わって、山崎さんが食べることになります。熱々を食べる表情は凄いです。有吉さんも凄い顔になりますが、山崎さんも凄いです)


◇ムダベストテン 第2位

「自動メガネ外し」 Wエンジン 9032

(ここはサラっと送られて、結局うまくメガネが外せないWエンジンカワイさんに、木梨さんが飛び蹴りのようなものをお見舞いしていました。キックが高い!)


◇ムダ・ベストテン 第1位

「ドMサークル」 オードリー・春日 9791

(プールの中のサークルに立つ春日さん目がけて、全員で一斉攻撃です。武器は、60度のお湯、ポール付きグローブ、子供用のエアガンなど。プールに落ちないように、春日さんを鈴木さんがはがいじめにしていると、誰かが投げた一斗缶が鈴木さんの顔に命中するハプニング発生。以後、鈴木さんの顔は「パンダ」になりました。「誰の缶が当たったかプレイバックしますから」と木梨さん。検証の結果、有吉さんと判明し、スタジオを逃げる有吉さん。追いかける鈴木さん)

(それから、プール内でプロレス対決となります。私、プロレスを全く知らなくてワザの名前もわかんないんですけど、いい戦いで二人で水に落ちました。続いて、春日さんと鈴木さんの戦い。最後は、「ハイポーズ」で記念撮影。本家の「ザ・ベストテン」と同様のストップモーションで大団円)
 

◇というわけで

ちょっとだけのつもりが長々4000字超えてしまいました。昨日のうちにアップしたかったんですけど、未完成でアップするわけにもいかず。家事の合間に少しずつ起こしたり、なんやらかんやら。

「ムダ・ベストテン劇場」は、画面に釘付けでした。もう抱腹絶倒。爆笑です。

有吉さんとプロレスラーとの対決をテレビで見るのは久しぶりでした。昔のインタビュー記事で、有吉さんがプロレスのヒールになりたかったと語っているのを読んだことがあります。去年の夏、「ものまねプロレス」に参戦していますし。柔道初段で、「肉体派芸人」と呼ばれていた時期もあります。現在は「毒舌で再ブレイク」と評されて、トークの部分がクローズアップされてますけど、「笑わない王」のように顔芸もあるし、体の動きで魅せるところも大きいですね。そういえば、昔のコントライブで、マスクドタイガー「大塚さん」というトボけたレスラーを演じていたことを思い出しました。顔は小さいほうで、手足もわりと細いんですけど、体は厚みがあって、レスラー体型ですしね。鍛えてらっしゃるようにもお見受けします。

前半に登場した「一斗缶」が布石となって、後半に鈴木さんに襲いかかるわけで、小道具が利いています。細かいところも素敵で、鈴木さんの顔が「パンダ」の絵ってのもかわいらしくて脱力です。そのパンダの表情が状況に応じて変化するとことが可笑しい。怒ってたり、すましてたり。後ろを向けば、顔は見えないからパンダは要らないようにも思いますけど、ちゃんと後ろ向きの白いパンダが付いてるし。

そして、小龍包はおでんと並ぶ熱々リアクションには欠かせない食べ物となっています。また、毒づくとこは適度に力が抜けていて。逃げる時も急ぎすぎず。「プロの仕事」ですよね。

ご出演の方々、それぞれ見せ場があったし、猛者に囲まれて紅一点のベッキーさんもちゃんと空気を共有していたし、なにより、とんねるずのお二人の進行が、全体をしっかり支えていたと思います。傑作でした。

なお、今回のような「ヒール有吉」は、DVD『我々は有吉を訴える』と『我々は有吉を再び訴える』で見ることができます。未見のかたは、ぜひ。マッコイ監督と有吉さんのヒトデナシ旅をご堪能あれ。

甘いもの

2009年11月24日 | 日記
画像はチェブラーシカケーキ。

先日、新聞に載っていました。とてもカワイイので調べました。


 松坂屋本店(名古屋市中区)7階大催事場にて、
 11/18から11/30まで期間限定でオープンしている「チェブラーシカショップ」。
 ここに、モンシュシュとコラボしたスイーツが登場し、話題を集めている。
 
 中でも人気を集めているのが、
 チェブラーシカの顔をかたどった「チェブラーシカケーキ」(1155円)。
 チョコレート生地のカットロールケーキ3つが愛らしい顔になっていて、
 もう食べるのがもったいないくらい。1日限定30個。

 (東海ウォーカー)


◇というわけで

今年は残暑が短くて、寒くなるのが早いみたいですね。寒い時は甘いものが欲しくなります。このチェブケーキは、見ているだけで顔がほころんできます。名古屋は買いに行くには遠いので、画像を見て、実際は身近な甘いものを食べます。熱いお茶に、お饅頭をいただいて幸せでございます。

週刊落花生 10

2009年11月22日 | 日記
◇流行語

11月15日(日)『アッコにおまかせ!』

「2009ユーキャン新語・流行語大賞ノミネート60語発表」の話題がありました。番組冒頭、司会の安藤アナから「有吉さんの今年の流行語は?」と質問されて、「ズバリ、イナバウワーです」と答える有吉さん。その後、このことを持ち出してアッコさんは「イナバウアー、どうかなあ…どう?」と、ライセンスの藤原さんに訊くと、藤原さんは「おっしゃることは正解です」。「なんでみんなそんな静かなの」とやや不満げなアッコさん。うん、人見知り芸人だからね。

あと面白かったのは、エスパー伊東さんのことを知らないアッコさんに、エスパーさんを「アッコさんの大っ嫌いなタイプだと思います」と有吉さんが説明したところ。アッコさんはメジャーなもの、世に認められてるものがお好きなんでしょうか。

そして有吉さんが本村弁護士のことを「コンビニの店長でしょ」と言って、「こらー!」と返されたところも笑いました。こんなふうに、地味に笑いどころが多かったです。

「お笑いタレントの持ちネタはトップ10に選ばれると、その翌年人気が落ちるというジンクスが有名」ということで、ずらずらと歴代の流行語を紹介してましたが、別に選ばれようと選ばれまいと、落ちるものは落ちるわけです。後から後から量産される「流行語」がずっと第一線に残るはずもなく。つまり忘れられるからこそ「流行」なわけで、全部しっかり残っていたら、ものすごい飽和状態ですよ。消えないものは流行とは言えません。そんなジンクス、都合よく強引に結び付けてるって気がするんですけど。選ばれなかったヤツへのなぐさめですかな。選ばれなかったから消えずに残っている「流行語」ってのがあったら、教えてほしいです。まあ、そのジンクスのおかげで、一発屋業界の利権を握る「地獄からの生還者」の有吉さんは、アドバイスを求められるわけです。見ているほうとしては有吉さんの出番があって、嬉しいです。


◇ラーメン

11月17日(火)『崖っぷち』

今回の企画は「グルメオールスター感謝祭」と題して、3つの名店の極上スープを混ぜて究極の1杯を作るというもの。なんか、まったりしてますね。ついこの間の、ブログ2000万アクセス達成できなきゃ芸能界引退!という鬼企画がなつかしいです。食べ物企画はテッパンなんでしょうな。王道を行く美味いラーメンは、異なる店のものを合わせても美味いはずで、特にしょうゆラーメンは間違いない感じです。深夜のラーメンはすっごく美味しそうに見えました。後日、近所のラーメン屋さんで、しょうゆラーメン食べちゃいましたよ。

食べたと言えば、『いきなり!黄金伝説』。17日には、先週予告で流れていた有吉さんの「スズメバチ」がなぜかオンエアされず、憤慨しましたが、かわりに放送された「王将」も美味しそうで、これまた翌日、食べに行ってしまいました。まんまと乗せられているわけで、テレビの影響力おそるべし。「王将」、混んでいましたもん。


◇ウグ

11月18日(水)『笑っていいとも!』

月イチ水曜ご出演の有吉さんです。「最新ワード展覧会」というコーナーで、絵を披露してくれるのが楽しみです。先月に続いて2度目の有吉画伯の絵。ムートンブーツの「UGG」(アグ)が、「EGG」に変化して、タマゴ型のオモチャになっておりました。

そしてずっと続いているコーナーの「世代別アンケート」では「一発屋ソング」。有吉さんゲストだから「一発屋」を持ってきたんでしょうかね。はたして、ご本人みずから「白い雲のように」を正解させていました。

先日、久しぶりにカラオケに行ったら、新着の「本人映像」のところに、「猿岩石」がありました。おおーっ!いまさらながらの「白雲」PV。これも有吉さんの「再ブレイク」の賜物でありましょうか。気持ちよく歌ってきました。

17日の『クイズ!ドレミファドン』でもイントロクイズで「白雲」がありましたね。凄い財産ですわ。


◇ブラジャー

11月18日(水)『ウソホンティ』

ここのところ番組冒頭に、「しゃべ猫」なる人間の言葉をしゃべる猫の紹介VTRが流れます。まあ、そう思うから、そう聞こえるんでしょ。親バカならぬ、飼い主バカの多いことよ。そういえば去年までウチで飼ってた犬もしゃべってましたっけ、日本語。飼い主にしかわからない日本語を。と、私も例外なく飼い主バカだったことを思い出しました。動物、カワイイもんね。

先週は「おならのにおいを吸収するパンツ」が登場して、ヤキイモ食べて、マジメに検証していて面白かったんですが、今週はブラジャーです。ブラジャーって愛されてますよね。出演者のビビる大木さんと有吉さんは、ずっと最後まで、問題に使われたブラジャーを頭に装着していました。大木さんはヘッドフォンブラジャー、有吉さんは防災ずきんブラジャーです。「本人の希望によりこのスタイルでお送りしています」とのテロップが。そうでしょうとも。

次の問題のホントは「イケメンホストにしてプロレスラー」です。スタジオ特設リングにてプロレスの試合が繰り広げられ、実況が大木さん、解説が有吉さん。その間もブラジャーマンの二人でした。


◇人見知り

11月19日(木)『アメトーーク』

「中学生のときイケてない芸人」のダメなエピソードも笑えますが、この「人見知り芸人」のダメっぷりが爆笑でした。8人の芸人さんによる「人見知り」トークがやや悲しくも、わかるわかるわかるよー!と共感を呼び、妙に連帯意識を感じてしまうのでした。ほとんどの人が「人見知り」体験はあるだろうから、それを「笑い」に転化してくれるのは快感でもあります。あまり深刻にならず、くだらないのがいいですね。

中でも有吉さんはさすが、ちょっと異彩を放っていました。「コミュニケーションが上手なスタッフは企画がつまらない」というのは、もっと掘り下げてほしかったくらいで、私はこの回のトーク部分を記事にしました。久々の起こし。アメトーークは保存版にしたい企画が多いです。

後半、アンタッチャブルの二人が登場して「人見知り」克服講座みたいのをやってました。ウルサイのよりも人見知りなほうがいいのかなと思っちゃいましたが、内にこもらないで、あれだけ発散できるのは、あっぱれでありました。


◇アリケンしゃべり場

11月21日(土)『アリケン』

アリケン「しゃべり場」第5弾の後編です。前編の先週の有吉さんがわりと大人しかったので、後半こそはと期待して見たら、毒舌炸裂で、面白かったです。前田健さん、大久保佳代子さんをボコリ、最後に有田さんホリケンさんを叩いていました。いやあ最高!アリケンはこうでなくちゃ!もう無理矢理ナンクセ吹っかけるチンピラっぷりに惚れますよ。受けて立つ人たちも、スゴ腕。前健さん堂々のパクリ屋でゲイだし、大久保さんは本番前に楽屋回りして抱かれるって言うし。

以前、テレ東って必要?みたいなことを言ってた有吉さんが、今回は、アリケンって何が面白いの?と正面から斬りかかっていました。いわく、アリケンDVDは「蛭子さんスペシャル」ですって。妙に持ち上げられてまんざらでもない表情の蛭子さん。

そして「ボキャブラ世代の墓場」「ボキャブラの亡霊」ってのが笑えます。有田さんに対して、「ボキャブラ世代を全員つぶしてやろうと思ってるんだから、この人は。ただそのためだけに芸能界にいるんだろ」と。あーあ。いまだに仲よさげですもんね、ボキャブラ芸人。そこが羨ましくも、シャクにさわるところ。

最後に、有田さんは、「芸能界の先輩だろうが、タレントだろうが、女優だろうが、全員がブーマーだったら俺、天下とれるんだ、それだけだよ、あとはわかるだろ」と。邪悪なお兄さんでした。


◇ペペロンチーノ

11月22日(日)『波瀾爆笑』

「いい夫婦の日」だそうで。だからか、「恐妻SP」です。いや、妻が「恐」だと、いい夫婦なのでしょうか。う~む。3組の芸能人ご夫婦登場です。昨今、恐妻といえば、このかた!ノッチさんご夫妻も出ました。先週の『さんまのからくりテレビ』も面白かったですね。

お風呂場をお掃除するノッチさんが素敵です。奥さんがカメラを持って、旦那さんが被写体というのがいいですね。実は円満家庭なんだろうな、というベースがあるので、ノッチさんのビビリ具合も安心して見ていられます。私はプライベートを売りにするのはあまり好きじゃないんですけど、ノッチ家は適度な恐妻ぶりで、旦那さんの仕事の成功を願っての「仕打ち」だから、どこか和みますね。お嬢ちゃんはほんとに可愛いし。いつも面白さを提供してくれます。奥さんからの電話かと思ったら相方の安田さんだったり。楽しい日曜の午前中の放送でした。

人見知り芸人

2009年11月21日 | テレビ
『アメトーーク』
11月19日(木)23:15-24:15 テレビ朝日
「人見知り芸人」

MC
 宮迫博之・蛍原徹(雨上がり決死隊)

ゲスト
 若林正恭(オードリー)
 有吉弘行
 板倉俊之(インパルス)
 岩尾望(フットボールアワー)
 バカリズム
 藤原一裕(ライセンス)
 石田明(NON STYLE)
 益子卓郎(U字工事)

 山崎弘也・柴田英嗣(アンタッチャブル)


(今回は、第8回プレゼンの採用企画、若林さんの『人見知り芸人』です。面白かったので、トークの部分を、有吉さん中心にザっと紹介します)


N「…明るい芸能界での苦労の数々を打ち明けてもらおう」


◇人見知り×大部屋

1 ドリンクのラベルを読み込む。(若林)
2 ドリンクのラベルを見てるヤツになる。(若林)
3 ハッピーターンの小ネタを読む。(板倉)
4 何もない時は、ささくれ。(若林)
5 本番のシミュレーションのフリ。(岩尾)
6 弁当をゆっくり食べる。(バカリズム)
7 不機嫌なフリ!!(有吉)

有吉「後輩とかが多いと、不機嫌なフリをするっていうのがあるんです。不機嫌な顔をしてると、みんな後輩が、機嫌が悪いから近づくのやめようっていうふうになるんですよ。だから会話しなくていいから、不機嫌だったりとか、極端に眠いフリをしたりとか、10時間寝てるんですけど、『はあ~は』(あくび)ってやるっていうのがあります」(笑)
蛍原「(笑)苦労してるなあ」

8 元気でも眠いフリ。(有吉)
9 話を広げられない。(若林)
10 フジモン←楽屋でハシャいでるの苦手。(藤原)
11 他人の話題は笑ってはならない。(板倉)

有吉「メンバーでイヤなのはボク、サッカーの武田さんがイヤで…」(笑)

12 武田修宏さん←有吉の苦手な人。

蛍原「ええよ、武田さん、ええよ」
有吉「あの人ってたぶん裏表がない方なので、ボクらもきっとそうだろうと思ってるんですよ。だからテレビで演じてるキャラを裏でもやってくれると思うんで、『有吉、ほら毒舌ちょうだい、毒舌』とか言ってくるんですよ」(笑)
蛍原「純粋やで、武田さんは」
有吉「純粋なんですけどね…」

13 わざと11~12分遅刻する。(岩尾)
14 狩野英孝←売れたら後輩でもダメ。(バカリズム)
15 パッション屋良←今は気がラク。(バカリズム)


◇人見知り×あいさつ

1 常に帰る姿勢キープ。(岩尾)
2 なかなかドアを開けない。(岩尾)
3 勝手に開けていいか分からない。(若林)
4 エレベーターで一緒になりたくない。(石田)
5 帰りは非常階段へエスケープ。(バカリズム)
6 しかも、追い抜く!!(バカリズム)

(いったん帰りのあいさつをしてしまった人ともう1度会うパターン)

宮迫「苦手やけど、オレは一応言うねんで。『また会ってしまいましたね』」
若林・有吉「すごーい!!」

7 そんな気の利く事は言えない。


◇人見知り×スタッフ

1 ボケてくる人は苦手。(藤原)
2 スタッフのボケに気付かない。(若林)
3 しかも、ツッコミも弱い。(若林)
4 ボケを受け入れてしまう。(岩尾)

有吉「コミュニケーションをとるのが上手なスタッフほど、持ってくる企画がつまんねえときがあるんですけど」(笑)

5 コミュニケーション上手なスタッフは
  持ってくる企画がつまんない?(有吉)

蛍原「なんやの、有吉は。有吉だけ、またテイストが変わってくるのや」
有吉「コミュニケーションをとっていく中で企画をよくしましょ、という人が多いんですよ」
宮迫「オマエ違うわ。オマエなんや、人見知りじゃなくて人嫌いなんや」(笑)
有吉「だから打ち合わせでも、そこで、こうコミュニケーションしていい企画にしていけばいいんですけど、ボクらやっぱり人見知りだから、全部相手の言うことを受け入れるしかないんですよ。だから、ほんとにつまんないまま終わってしまうこともあるし」
宮迫「スタッフとかに『あだ名つけてよ』とか言われへんの?有吉」
蛍原「言われるやろなあ、有吉は」
有吉「言われます、すごい言われます」
宮迫「どうすんの?」
有吉「そんときは、なんとなくまあ苦笑いして終わらせるっていう…」(笑)

6 苦笑いでゴマかす。(有吉)

有吉「『…いや、立派な方ですから…』(半笑い)」(笑)


◇人見知り×打ち上げ

1 架空の仕事で欠席。(バカリズム)
2 単独ライブのVTRロケも使える。(岩尾)
3 あまりに無言で口が開かなかった。(若林)

蛍原「でも有吉は竜兵会とかやっとるやんか、竜兵さんとこ。それはどうなの?」
有吉「はい。ボクはよく会ってるメンバーですから、全然楽しく話ができるんですけど、でも打ち上げとかはもうとにかく酒の力を借りなきゃダメなんですよ。だから、ぐんぐんぐんぐん飲んで、もう中枢神経やられちゃってる状態にして、積極的にしゃべるんです」(笑)

4 酒で中枢神経をおかしくする。(有吉)

宮迫「自分の中枢神経ダメにして、なんでしゃべらなあかんの」
有吉「それぐらいじゃないと受け入れないんです」

若林「バカリズムさんとか有吉さんとかだと、わかるんですよ。そんなに話したいタイプじゃないことが。だから無言の中で会話ができるんで。『ここは無言でいいんだよ』っていう会話が。無言の中であるんです」

5 人見知り同士は鏡越しに目合う。(石田)
6 つまみすら取れない。(益子)
7 帰り道に1人で叫んで発散!!(益子)


◇人見知り×ロケバス

1 「トイレ」が言えない!!(若林)
2 小便をペットボトルに↓(板倉)


◇人見知り×新幹線

1 シートを倒せない(石田)
2 後ろの席の人のトイレが倒すチャンス!!(石田)
3 分からないぐらい、ゆっくり倒す。(藤原)

有吉「新幹線とかでタレントさんがいたとき、どうします? ボクはもう顔をコスりながら歩くっていうことやってます」(笑)

4 顔をコスりながら歩いて隠す。(有吉)

蛍原「なんでや。あいさつしたら、しまいや」
有吉「できないんですよー」


◇人見知り×日常生活

1 医者に症状をうまく言えない。(若林)

有吉「ボク、不動産屋がすごい苦手で、家を借りるときがすげえ適当に家、決めちゃうんですよ」

2 不動産屋にうまく伝えられない。(有吉)

有吉「自分の希望を言えないんですよ。『トイレとフロ、別で』とか言えないんです。『ちょっと生意気言ってんじゃないよ!』とか言われそうで」(笑)
蛍原「言うわけないがな」
有吉「それがイヤで」

3 理髪店が苦手。(益子)


◇人見知り×理髪店

1 後ろの髪の確認時は文句言えない。(若林)
2 痒い時は自分でチョチョ。(岩尾)
3 タオルがズレたら舌で。(藤原)
4 タオルがズレないように吸ってる。(バカリズム)


◇人見知り×女性

1 合コンは本番スイッチを↑(藤原)
2 合コンのイェ~イは苦手。(板倉)
3 人見知り<欲望=会う。(バカリズム)

有吉「ボク、風俗行くときも、ドMなんですけど、コミュニケーションとりたくないからドSコースで行くんですよ。ドSコースで行ったら不機嫌なフリできるでしょ」

4 風俗で会話しなくていいのでドS。(有吉)

蛍原「ほんまはドMなのに?」
有吉「ドMだったら、『すいません女王様』とか言わなきゃいけないじゃないですか。それが恥ずかしいんで、もうドSのフリして行くんです」
蛍原「もう行かへんかったらええがな!なんで行くね、そんなもの」
有吉「それはもう超えちゃったんです」
宮迫「ドSのフリしてドMのプレイ要求する?(笑)『おいオマエちょっと顔面踏めや』」
有吉「ただ、ドSコースだと値が張るんですよ」

5 デリヘル嬢に居留守した。(石田)

有吉「デリヘルついでにいいですか?もう1個だけ。ほんとコミュニケーショとるのイヤなんで一時、外国の方だけ呼ぶっていうアレをしてたんです。ヨーロッパの方とかアジア系の方とか、そんな方とばっかりそういう遊びをしてたら、大家さんが『有吉さんってほんと英会話熱心ね』って」(笑)

7 ただ靴ズレした。(バカリズム)
8 洋服の試着を頼めない。(有吉)

有吉「試着ができなくて、大体の目安で服を買っちゃうんで、デカい服とか多いんですよ。ヘンにデカい服とかが多くて、それ着るわけにいかないんで、ムチャな洗濯で縮めていくっていう(笑)…そういう手法を」

9 ニヒルな彼。(益子)
10 あまりの暗さにバイトをクビに。(岩尾)
11 バイト大量募集でも落ちた。(岩尾)

ゴリに夢中

2009年11月17日 | 日記
画像はエネゴリくんです。

テレビCM、エネオスエネファームでお馴染み
スペシャルゴリラくんであります。
胸板が厚くて丸っこい体型で、癒し系である反面、
すぐにウホウホと戦闘態勢に突入します。

「子供たちとの絡みで好感度アップを狙ってるのね!」
というように戦略的なゴリラで、頭脳派、頼れる参謀なのです。
エネメスでなく、エネオスなのでオスと思われます。
スーツが似合っていて、鼻がチャーミングです。


ただいま、エネオスサイトにおいて
「エコライフ間違い探し」にトライして応募すると、
エネゴリくん洗面器が当たります。

今年の2月には湯たんぽ、夏は風鈴、そして11月は洗面器です。
中にエネゴリくんの顔が描かれた洗面器です。
ゴリラと対面しながら顔を洗うも良し、ツッコミの道具に使うも良し。
さあレッツタライ、いやレッツトライ!

週刊落花生 9

2009年11月13日 | 日記
◇尊敬できる男

11月10日(火)『ロンドンハーツ』

「格付けしあう売れっ子たち」です。10人の芸人を「尊敬できない男」としてランク付けします。面白かったです!

売れっ子格付け発表者が有吉さんで、自分を10番目、すなわち、いちばん「尊敬できる男」に位置づけてからは、ほかのメンバーたちをメッタ斬り。尊敬できない理由を、面と向かって述べているわけで、爽快です。そこまで言うか!と、さらけ出していて、大爆笑でした。その名言の数々は、わがHPの「レビュー」に残しておきたいと思いました。文字で読むだけでも凄く面白いはずです。

また相手の反応も面白くて、話は脱線しながら広がっていきます。凄いのは、10人の特徴を素晴らしい説得力で表現していて、それぞれの個性を生き生きと伝えているところ。まあ、ひどいものばかりですけど。面白いので、何度も録画を繰り返して見ました。
 

◇野菜野球

11月10日(火)『崖っぷち』

今回の企画は「野菜でホームランを打ってみた」。なぜに野菜で野球をするのかといえば、理由は「野菜と野球の言葉が似ている」から。まったく、のっけからくだらなくて嬉しくなります。プレゼンターにして挑戦者は、サブロクモンキーズの二人。場所は池袋バッティングセンター。

まず杉浦選手が長ネギをバットにして打ちます。ネギは柔らかすぎてダメ。続いて山内選手がニンジンで挑戦。ニンジンは短かすぎてダメ。そして登場した奇跡の野菜がダイコン。杉浦選手がダイコンで打つも、割れてしまってダメ。そこで、液体窒素でダイコンをカチカチにするという驚異の方法で、何十回もトライしたのち、見事ホームランをかっ飛ばしました。立ち会った人たちすべての夢を乗せてボールが遠くのネットまで飛んでいくさまは、感動でした。

野菜をバットがわりに構える図からして大笑いです。無理に決まってるだろなんて言ってはいけません。真剣勝負です。そして野菜を凍らせて固くして打つのは、冷凍バナナで釘を打つという、お馴染みのヤツからの連想です。液体窒素のスペシャリストがカッチカチダイコンを量産していました。執念ですなあ。化学って素晴らしい。なせばなる!どうでもいいことでも。


◇思いっきりドーン!

11月10日(火)『ホリさまぁ~ず』

「アイドルびっくり!ドーンボウリング」です。アイドルの女の子をボウリングのピンに見立てています。怖い映像を見ているアイドルたちを、「ドーン」の一言で驚かせ、何人倒したかを競います。4人の挑戦者がそれぞれ2回行い、1回目が「ドーン」、2回目は別の言葉を叫びます。会場は廃病院の地下室。

最初に三村さんのチャレンジ。選んだ怖いVTRは『平成の都市伝説 赤いクレヨン』。2投目の言葉が「ガムテープ」。VTR終了ギリギリにドーンと叫んで、「かけ込みドーン」。

続いて有吉さんのチャレンジ。VTRは『渋谷会談サッチャンの都市伝説 公衆トイレ』。「思いっきり『ドーン』でいいと思うんですよね、躊躇しないで。大きい声出すのがちょっと苦手だから気をつけないと」と有吉さん。結果は、焦ってタイミングを間違えるドーン、「新人ドーン」。2投目の言葉は「なるほど!ザ・ワールド」。小さい声で可愛いドーン、「少年ドーン」。

3番手は大竹さん。VTRは『病院』。お手本のようなドーンで5ピンをゲット。2投目の言葉は「ダンシングオールナイト」。完璧なタイミングでスペア獲得。

最後はブラマヨ吉田さん。VTRは『怪談新耳袋 姿見』。2投目の言葉が「ルールルルル」。ストライクを狙うも、吉田さんご本人がビックリしてしまい、かけ込みドーンで不発。優勝は大竹さんでした。

VTRはホラーで、ドキドキ気持ち悪かったりするんですが、「ドーン」に続くセカンドワードが、迫力ある言葉というより、おマヌケな感じで、なんか笑っちゃいます。「なるほどザワールド」という言葉は叫ぶには長すぎて、あとに「秋の祭典」が付いてなくて良かったと言う有吉さん。吉田さんの「ルールルルル」はどうしても「北の国から」みたいで、哀愁でした。怖さの後の脱力が面白かったです。

実はいちばん怖かったのが三村さんの怪我です。急に「ドーン!」と大声で叫んだもんで、わき腹の筋肉が断裂して全治1ヵ月と診断されたのでした。お大事に。


◇スズメバチ

11月12日(木)『いきなり!黄金伝説』

夜、夕ごはん食べながらテレビを見ていると、タカトシのコーナーの後に、有吉さんの「自分で獲ったハチだけを食べて生活」が始まりました。えっ!今週?と驚きました。予告かと思ったら、20分間ぐらい放送されました。てっきり来週からだと思われていた企画が前倒しで始まったようです。新聞のラテ欄を見ると、そこには

 いきなり!黄金伝説。
 「タカトシの修学旅行
 超美味!!鎌倉スイーツ
 ベスト10を完食せよ」
 ▽猛毒ハチVS毒舌有吉
 過酷(秘)生活

とありました。あら~ん。ちょっと内容を書いておきます。場所は長野県伊那市。

 伝説ルール
 ・自分で獲ったハチだけを食べて2泊3日の生活
 ・ハチ獲り名人の方々に同行して頂く

 ハチ追い歴51年 山口政幸名人
 ハチ追い歴49年 伊藤茂明名人
 ハチ追い歴31年 佐田博徳名人

ハチを見ると大興奮でテンションが上がる猛者たちとともに、有吉さんはハチを追って走りまくります。

 レベル1 クロスズメバチ
  攻撃力24 守備力17 すばやさ45

 続いて キイロスズメバチ
  攻撃力53 守備力55 すばやさ65

 ラスボス オオスズメバチ
  攻撃力98 守備力72 すばやさ75

と、ゲームさながらのテロップが出て、3種類のハチの強さを表していました。もちろん実際にガチのハチ追いです。そして獲ったハチを食べるわけです。「猛毒ハチvs毒舌有吉」という毒つながりの「安易な」企画です。まずハチを捕獲するところから始まります。イカをエサに、ハチの巣を探り出すため、ハチを追って走ります。もう凄い重労働です。ベテランの名人たちに「行け!行け!」と急かされても、ハチへの恐怖心はあるだろうし、獲り方も追い詰め方も特殊。慣れないことばかりで、細心の注意が不可欠です。ハチの生態を熟知しているはずの名人だって、うっかり2つ目の巣を踏んづけちゃう始末。道なき道の山の中、ハチの巣確保のため日没まで激走を続けます。

「ジジイもイヤなんですけど、スタッフを何回ぶん殴ってやろうかと」

とスタジオで語る有吉さん。大奮闘で、見事「巨大ハチの巣、獲ったどー」となりました。来週はいよいよラスボスの巣へ。大量のハチを料理して喰らいます。


◇ごきぶりポーカー

11月12日(木)『スペシャルギフト』

11/4の読売新聞夕刊のコラムで有吉さんは、ある番組でカードゲーム『ごきぶりポーカー』をプレイしたことについて触れていました。それがこの番組だったんですね。

おぎやはぎの矢作さん主催で、集まった4人のタレント。矢作さんと、ゲームに「強い人」として選ばれた西川史子さん、有吉さん。負けたくないから絶対勝てる相手として加えられた、南海キャンディーズの山里さん。有吉さんは「心理戦の天才」と紹介されていました。精神的に優位に立つ人が勝ち、立場の弱い人が負けるそうで、案の定、山ちゃんが負けていました。「ウソのスペシャリストたちが、得意のポーカーフェースで勝負」というわけです。

ほかにも、海外の二つのゲームをプレイして、『ハゲタカのえじき』では、有吉さんのミラクルプレーが出ました。『ニムト』では、山ちゃんは経験者にもかかわらず読みが裏目に出て負け、有吉さんも「天才も避けられない落とし穴」にはまっていました。こういう頭脳ゲームには、うってつけの有吉さん。口数少なに、ゲームに集中していました。

ドコモ提供のオシャレな番組です。場所も西麻布のダイニングバー。カッコイイです。ゴキブリやサソリなどのネーミング、インパクトありますなあ。

広島焼き

2009年11月08日 | テレビ
王様のブランチ
11月7日(土)9:30-14:00 TBSテレビ
 『私に言わせりゃNo.1』
 ゲスト 有吉弘行
 MC 谷原章介 優香 はしのえみ

◇私に言わせりゃNo.1

(というコーナーに、有吉さんゲスト出演です。「二発屋芸人として引っ張りだこ」ということです。以下、綿密な「起こし」ではありませんが、いくつか発言をピックアップして、私の感想をちょっと交えつつ、ザザっと内容紹介していきます)

有吉「スタッフから朝の番組なんで余計なこと言わないように。それだったら、呼ぶな!という話なんですよね」

(と、いきなりブッチャけてます。いいですねえ。土曜日の午前11時すぎの生放送です)

谷原「再ブレイク、いかがですか?二発目のテレビ界は」
有吉「いや、ほんとに相変わらずクズスタッフばっかりで(笑)、テレビ業界って、ほんと汚い」
谷原「あだ名芸は昔から得意だったんですか?」
有吉「そうですね、小学生ぐらいからずっといろいろ人のあだ名とか付けてくるじゃないですか、みんな。いろんな人を傷つけてまいりました」

(ここで、いまや恒例とも言える、数々のあだ名の紹介。番組側がチョイスしたあだ名集です。そして番組司会者にあだ名を、と乞われて、谷原さん「ニヤつきの貴公子」、優香さん「ミス元巨乳」、はしのさん「欽ちゃんの愛人」)


◇有吉弘行ランキング

(「ゲストにこだわりのNo.1をプレゼンしていただくコーナー」です。「芸能界の天国と地獄を味わった有吉さんにちなんでブランチが用意した企画」)

96年☆期待以上の働きをした男(週刊SPA・97年1/15号)
 1位 有吉弘行
 2位 松井秀喜
 3位 菅直人

97年☆お金を貸してもいい男(週刊SPA・97年1/15号)
 1位 有吉弘行
 2位 イチロー
 3位 ビートたけし

98年☆嫌いなお笑タレント(日経エンタテインメント・98年5月号)
 1位 有吉弘行
 2位 ダチョウ倶楽部
 3位 男同志

99年~2008年 特に無し!

(というフリップが。いちいちイチャモンつけるのは大人げないと重々承知の上で指摘しますけど、「有吉弘行」のところは絶対「猿岩石」だったでしょ!だったら「男同志」も「江頭2:50」にしておきなさいって)

企画説明
 有吉さんがこれまでにナンバーワンを獲得した
 ランキングを見つつ壮絶な人生を年表で振り返る!

有吉さんいわく、松井投手とは「同級生」(同い年)でリンクしている、お金を儲けて天狗になったとしても「僕は一瞬」、このへん(ブランチ司会者)は安定感がある人たち、いまはダチョウ倶楽部とタッグを組んでいる、とのことでした。

有吉「この時期(98年)にうまくシフトチェンジできたら良かったんですけど、好感度を取り戻そうとがんばっちゃうんですよね。そうするとなかなか失敗していくんですよね」

有吉「99年、もう世間からほんとに抹殺されてるというか、無視されてるというか、透明人間なんですね、だから基本的には。誰も僕のことなんて見てくれないという、なかなかつらいものが、けっこうありましたけどね」

谷原「1位、1位で来て、9年間、何もないとなると、芸人やめようかなとか思ったことはないんですか?」
有吉「仕事って何かしらあるもんなんですよね。僕みたいな者でもミュージカルに挑戦したりとかね」
一同「へえ~!」
有吉「主演をやってたりしたんです」
一同「ええー!!すごーい!歌って踊って?」
有吉「歌って踊ってなんですけどね。いろいろとやるんです」


◇崖っぷち

(ここで、有吉さんがMCを務める、TBS火曜深夜『崖っぷち』の紹介のVTRが流れます)

谷原「初めての司会という立場でやってるわけで、いかがですか?」
有吉「はい、そうですね。いやもうなんかね、終わりが近づいてるなって感じがして」
一同「(笑)」
有吉「MCなんてやったら目立っちゃうでしょ」
優香「いいじゃないですか!」
有吉「ゲストでちょくちょくやってるほうがいちばんいいんですよ」
谷原「なるほど」
有吉「MCはね、終わりの始まりですから」(笑)
谷原「二発目の終わりの始まり!?」
有吉「そうなんです、あぶないです、こわいです」
優香「でも、すごい面白い番組ですよね」


◇有吉さんオススメNo.1ランチ

 下北沢 お好み焼きと鉄板焼きのお店「広喜」(ひろき)

 そば入りお好み焼き 840円
 広島ネギとゆずポン酢のカキ 840円

(一同で試食。有吉さんは、お好み焼きを食べて「うまいですねー!」、カキは「このポン酢がまたうまいんですよー」。みなさん口々にホメますが、レポーターの女の子が「どんどんいけますねー」と言うと、「どんどんいっちゃうから太っちゃうんです」と有吉さん。さらに下北沢を「シモキターゼ」と呼ぶレポーターに、「キャッチーですね」と有吉さん。先ほどあだ名付けで「キャッチー」と評されたのが引っ掛かっているようで、「(有吉さんの)目が笑ってない!こわい!」とレポーター)

谷原「こう見えて有吉さん、ホントいい人だからもう」
有吉「ホントに優しい」
優香「きょうはブランチにピッタリでした」
有吉「そうですか、ありがとうございます」


◇最後に

(続いて天気予報、通販コーナーがあり、有吉さんの出番は終わったと思っていたら、再び登場して、最後のお言葉です。見逃さなくて良かったです)

谷原「では最後に有吉さんから、芸能界で生き残るために最も大切なことを一言、いただいてもよろしいでしょうか」
有吉「はい。もう、えー、『スタッフに媚を売りまくる』それだけです」
一同「(笑)」
有吉「それだけでございます」
優香「それだけですか?」
谷原「本日のゲスト、有吉弘行さんでした。ありがとうございました」
有吉「ありがとうございます」

谷原「いやあ、でも媚を売る、大切なことですよね」
有吉「演者なんて関係ありませんから」
谷原「MCには好かれなくても大丈夫なんですか?」
有吉「いいんです、いいんです。スタッフにだけです。」
谷原「スタッフに愛されていればいいんですね」
有吉「はい」
優香「貴重なご意見ありがとうございました」
有吉「いえ、とんでもないです。失礼がありまして、すいませんでしたどうも」(笑顔)

(最初に「クズスタッフ」と言っていたのに、最後は「スタッフにだけ媚を売る」とスタッフ重視発言。レポーターさんにも軽く謝罪の言葉を。素晴らしいアフターケアです。こういう気遣いは、できそうに思えても、実際になかなかできないもんです。非凡なバランス感覚だと思います。「処世術」は「人心掌握術」なのかもしれません。おまけに、あの笑顔ですからね。まったく)

(広島焼きはシンプルで、特製ソースがトロリと、とても美味しそうでした。広島は美味しいものが多いですね)

週刊落花生 8

2009年11月04日 | 日記
◇深イイ話

11月2日(月)『人生が変わる1分間の深イイ話』

「同期芸人スペシャル」です。芸人さんたちで対決形式。「深イイ」じゃなくて「浅イイ」になってたり、ほおーっと感心するよりも笑っちゃう話が多くて、楽しかったです。有吉さんの同期はふかわさん。まず、ふかわさんが「有吉の素顔」で、有吉さんが元相方をやんわりフォローしているという「イイ話」。これが満場一致の「深イイ」で、賞品ゲット。本当は優しい人間と言われて、「今の段階だと営業妨害、でもありがとう」と有吉さん。

じゃあ次に有吉さんは、ふかわさんの「イイ話」をするのかと思ったら、「仕事をゲットする秘策」という話でした。しっかりマイウェイの有吉さんです。先輩芸人に対して「ラジオ聞いてますよ」と言うと、仕事がもらえるという話。

そうそう、たしか2003年の春ごろ、さまぁ~ずのラジオ『逆にアレだろ』に出演したときは、「以前から有吉はよく聴いてくれてて」と言う三村さんでした。ちょうど『内P』で共演していましたね。有吉さんは、出演の予告なしでの登場だったと思います。すんごく面白かったです。


◇突撃

11月3日(火)『おもいッきりPON!』

前日に開催された『日経トレンディ』の発表会の様子が紹介されました。そしてイベント終了後、なすなかにしの突撃インタビューを受ける、溝端、益若、有吉の三氏。1996年度の大ヒット商品「猿岩石」である有吉さんは、今年の顔の溝端くんへアドバイスを求められて、

「どうなんですかねー、ま、そんなにみんな長続きするもんじゃないから(笑)、やめないってことがいちばんですよ」

さらに、番組の司会者のあだ名は?と訊かれて、ビビる大木さんが「器用貧乏」、岡田圭右さんが「嫁がヤリ○○」とのことです。もちろん、名付けられた二人は納得しておらず、岡田さんは「あだ名が二つある!」と吠えまくっていました。大木さんもあだ名は二つ目ですよね。可笑しかったです。


◇のこぎり

11月3日(火)『ロンドンハーツSP』

この日の夜は、日本シリーズか、逃走中か、ロンハーの50TAか、どれを見ようか迷って、歌にしました。幕張メッセの50TAライブ。CD化された『のこぎりガール』って歌は、お子ちゃま向きだったんですね。軽快な言葉遊び。

来週の『ロンドンハーツ』は「格付け」です。有吉さん出演で楽しみです!!


11月3日(火)『崖っぷち』

「のこぎり」といえば、千葉県「鋸山」(のこぎりやま)と、無理矢理つなげますが、愛川ゆずぽんのブログ2000万アクセスが、恐るべきネットパワーで、早々と達成されたもんで、急遽「崖っぷちで愛を叫ぶ」という企画が始まりました。ほんとに山の崖の上で、何か叫ぶというもの。ブログ生活の疲れを癒すためか、見晴らしのいい山頂で叫ぶだけの緩い企画でございます。初回は、のこぎり山。崖っぷちにいる危機感というより、山頂を制覇した勝者の雄たけびのようでもあります。

これに比べれば、はるかに大変そうだったのが、トップリードの「リンゴの皮むき」です。長時間かけて、苦労のわりに報われないという、チャンチャン!な結果で、深夜にふさわしく、くっだらなくて良かったです。お疲れ、ニンッ!


◇プリン

11月3日(火)『オレワン』

森三中の黒沢さん発案の「プリン早食い」に挑戦する有吉さん。あれは「食う」というより、「吸い込む」が正しいわけで、いかに早くプリンを吸い尽くすかってところです。有吉さんの強靭な吸引力は、時間短縮の妨げになってしまいました。デカプリンを用意してほしかったですね。しかし、サバンナの高橋さんのヘタレッぷりといったら! 汚いのはダメ。プリンに失礼やろ!と思いました。高橋さんなのに。


◇コラム

11月4日(水)『有吉弘行の何か書けばいいんでしょ?』

読売新聞夕刊、10月7日からスタートした有吉さんのコラムであります。当初、毎週連載かと勘違いして、翌週も新聞を買ったら鳥居みゆきさんのコラムが載っていました。どうやら、4人で回しているらしく、4週に1度の登場です(水曜が祝日だとズレます)。第2回は「ああ、友だちが欲しい」というタイトルで「ごきぶりポーカー」にまつわるお話。はい。カードゲーム好きでゴキブリが平気な友達、絶対いますよ。そして上島さんを褒めてあげてください。

日経トレンディ

2009年11月03日 | 日記
まず『日経ネット』より引用です。


日経BP社の月刊誌「日経トレンディ」は2日、「2009年ヒット商品ベスト30」と「2010年ヒット予測ランキング」の発表会を都内で開いた。「ヒット商品ベスト30」は毎年恒例の企画で、「売れ行き」「新規性」「市場創出性」「影響力」の4要素からヒットの度合いを評価し、「日経トレンディ」が独自にランク付けするというもの。今年のヒット商品の上位には、トヨタ自動車「プリウス」やホンダ「インサイト」、キリンビール「キリンフリー」などが選ばれた。
(詳細は11月4日発売の「日経トレンディ」12月号に掲載)


で、この発表会の模様が『日刊スポーツサイト』で取り上げられています。


溝端淳平より僕が売れてる…有吉アピール

俳優溝端淳平(20)有吉弘行(35)益若つばさ(24)が2日、都内で雑誌「日経トレンディ」の「2010年ヒット予測ランキング」の先行発表会に出席した。09年のヒット商品の1位はハイブリッド車のプリウス&インサイト。ブレーク中の溝端は「今年の顔」として紹介され「僕なんかで恐縮です。すごく光栄」。これに対し、有吉が「僕の方が売れています」と逆PRした。

 [2009年11月2日21時30分]

http://www.nikkansports.com/entertainment/news/f-et-tp0-20091102-562160.html

 

◇というわけで

私は2日の夕方、日テレの『ニュースリアルタイム』で、このニュースを見ていました。夕飯を作りながらテレビ画面をチラ見という状態で、溝端くんのインタビューは覚えているのですが、有吉さんには気がつかず、あとでニュースサイトを見て、有吉さんご出席を知りました。画像を見ると、スーツ姿の有吉さんは有能な若手ビジネスマンって感じです。日経チックで、トレンディです!